婚約者は義妹の方が大切だと言いました。義妹も婚約者のことが好きなんですって。それなら勝手にどうぞ、婚約破棄は済ませておきますので、

一話完結です。
ゆるゆる設定です。
24h.ポイント 7pt
13
小説 38,041 位 / 195,208件 恋愛 16,983 位 / 57,992件

あなたにおすすめの小説

婚約破棄の後には

湯屋 月詠
恋愛
「イースタリム・シルビア嬢私の前へ来てほしい。」 卒業パーティーでユクイエラ国の王太子デミアス・デュ・ユクイエラは声をあげた

あなたが一番大切なのに

頭フェアリータイプ
恋愛
公爵令嬢で王太子の婚約者なロザリーナは突然婚約破棄されてしまう。 婚約破棄されてしまったロザリーナは一体どうなってしまうのか。

甘やかされすぎた妹には興味ないそうです

もるだ
恋愛
義理の妹スザンネは甘やかされて育ったせいで自分の思い通りにするためなら手段を選ばない。スザンネの婚約者を招いた食事会で、アーリアが大事にしている形見のネックレスをつけているスザンネを見つけた。我慢ならなくて問い詰めるもスザンネは知らない振りをするだけ。だが、婚約者は何か知っているようで──。

かつて婚約者に絶望に突き落とされた私でしたが、今は優しい婚約者に大切にされて幸せに生きています。

四季
恋愛
かつて婚約者に絶望に突き落とされた私でしたが……

幼馴染みと交わした誓いは結婚間近に突如破られてしまいました。どうやら心が他の女性に移ってしまったようです。

四季
恋愛
幼馴染みと交わした誓いは結婚間近に突如破られてしまいました。 どうやら心が他の女性に移ってしまったようです。

元婚約者に泣きつかれて、仕方なく追い返すことにしましたが

ちょこ
恋愛
彼はしぶとく帰ってくれません。 「あなたはわたくしに何の恨みがあるのですか?」 「もちろん、君が僕から奪った全てに決まっているだろう」 わたくしは困惑していました。 元婚約者がここまで聞き分けがない人だったとは思いもしなかったのです。 そんなわたくしをあざ笑うように元婚約者は言いました。 「君から全てを奪ったら、次は君の大切な物を奪うとしよう」 (え? 大切なものってどういうことかしら?) わたくしは、元婚約者の言葉が理解できませんでした。 そして、わたくしは大切な物を奪われることになりました。 家族です。 「お爺様! お婆様! お父様とお母様!」 元婚約者が連れてきたのは、彼女を冷遇した家族でした。 彼らは泣き叫ぶ娘を冷たい視線で見下ろしました。 「見苦しいぞ」 「あなたなんて娘ではないわ」 「お前みたいな孫を持った覚えはない」 (何を言っているの? みんな) わたくしは呆然とするばかりです。 家族がそんなことを言うなんて、今まで一度も思ったことがなかったからです。 「じゃあな。僕は君と違って忙しいんだ」 元婚約者はそれだけ言うと帰ってしまいました。 わたくしは泣き叫び、暴れました。 ですが、屈強な男が二人がかりでわたくしを押さえつけるのです。 そのまま連れて行かれてしまいました。 (こんなひどいことをされるほど悪いことをしたかしら?) わたくしはただ、普通の生活がしたかっただけです。 でも、もうどこにもそんなことはできませんでした。 わたくしは泣くことしかできませんでした。 それからわたくしは家族に冷遇されながら過ごしました。 何も言わず、ただ毎日を泣いて過ごしました。 そんな生活が何年も続きました。 もう心はボロボロです。 (誰か助けて) わたくしは心の底から救いを求めましたが、誰も助けてくれません。 そして、ある日のことわたくしはとある人と出会います。 その人はわたくしに言います。 「よく頑張りましたね」 それはわたくしの幼なじみでした。 彼はずっと、わたくしを支えてくれていたのです。 「どうしてここに?」 「君が追放されたと聞いて、いてもたってもいられなかったんだ」 「でも、私はみんなに嫌われているわ」 「そんなことはないさ。僕はずっと君を愛していたよ」 (ああ!) わたくしは嬉しくて涙を流しました。 しかし、それでもふ安でした。 そんなわたくしを幼なじみは優しく抱きしめます。 「もう何も心配いらないさ。安心してくれ」 「本当に?」 「ああ、本当だとも。だから、ずっと僕の傍にいてくれるかい?」 「もちろんよ!」 こうしてわたくしは救われました。 (こんな幸せがあるなんて) わたくしはそれからずっと幸せに暮らしました。

処理中です...