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第27話 義理人情ラーニングデイズ
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夜奈たちが去ったあと、和奏たち女性陣が京史郎に詰め寄った。
「あれはちょっと、ないんじゃないか? なんで、極道時代の連中に関わるの? 自分でも無茶してるってわかってるでしょ?」
厳しい態度で、軽蔑の眼差しを向けるのはエミル先生だ。
「言ったろ。他に――」
「他にライブハウスがなかったのは聞いたわよ! けど、それでも柄乃組に関わるなんてありえないの! 引っ越してでも、リスクは避けなくちゃいけないでしょ!」
「引っ越しする金なんてねえよ」
「あったろうが! ライブやるために百万ンンン? なに考えてんだテメエはよ! それだけあれば十分だわ! このビル売って、どっか遠くに行けや!」
のらりくらりとかわす京史郎に苛立ちが募ったのか、怒鳴りつけるエミル。
「アホか。引っ越したら、こいつらはどうすんだよ。せっかく見つけた上玉だぞ」
「知るかぁッ! そもそも、昔の因縁に決着の付けられないクソゴミが、普通にビジネスできると思ってんじゃねえよ! よそのお嬢様を巻き込んでんじゃねえよ! 上玉とか言ってんじゃねえよ! その頭を燃やして、ブロッコリーみてえにしてやろうか、あぁん?」
さすがは、元海自。京史郎のような狂犬相手でもまったく怯む様子がない。もう少し怒らせれば、ブロッコリーが見られそうだ。
――ただ、和奏は、京史郎に対しさほどの怒りを感じていなかった。おそらく百万という大金のせいだろう。
デビューライブのための三十分。そのためだけに、彼はそれを支払った。もちろん、彼なりの考えがあってだろう。しかし、それは最低限、和奏たちシュルーナへの信頼がなければ成立しない。才能なのか、成し遂げるだけの根性か、あるいは将来性か。
――期待されている。信用されている。
自分はそれに応えることができるのだろうか? 少なくとも、ここで文句を言って逃げるようでは、京史郎の覚悟を無駄にしてしまうとは思った。
「あの……エミル先生。きっと、京さんにも事情があるんだと思います……」
心音がフォローを入れる。だが、ヒートアップしているエミルは「あぁん?」と、切れたチンピラみたいな表情で心音を睨みつけていた。怯える心音。
「私も、京史郎さんのやり方は間違っていると思う。真っ当な事務所なら、絶対に暴力団とは関わらせちゃいけない。どんな理由があっても引くべきだよ」
穂織も自分の意見をきっぱりと言った。よっぽど憤りを感じたのだろう。
「嫌なら、事務所をやめろ」
「あのね、京史郎くん。そうやって、すぐに嫌なことから逃げるのはダメ。ちゃんと向き合いなさいよ。人間関係も仕事もシンプルじゃないの。ましてや、この子たちは社会経験も少ない子供なんだからね」
「まともな奴なら、そもそも雇ってねえ。普通じゃねえと思ったから、こいつらを採用したんだ。ま、やめるってんなら、俺の見込み違いだってことで仕舞いだ」
「……お金はどうするのよ? 大金でしょ?」
「言えば返ってくるよ。連中は詐欺士じゃなくて極道だ」
嘘だと思う。素直に返す連中だとは思えない。迷惑料だのなんだの、理由を付けるハズだ。よしんば、強引に返金させたところで、恨みを買うのは免れない。
「ケッ、妥協はしたくねえから、こっちも意地になってんだ。嫌ならやめろ。おまえらには迷惑かけた。悪かったな、俺が過去を清算しきれなかったばかりに面倒なことになっちまってよ」
穂織が、和奏をちらっと見る。
どうするのか窺っているのだろう。
けど、和奏は彼女の方を見なかった。
気怠そうに壁際へ歩いて行くと、騒動で吹っ飛んでしまったテーブルを持ち上げる。どかんと、勢いよく元の位置へ戻す。そして、その上へどっかりと胡座を描いて座った。
「あたしはやめませんよ」
「いや、おまえはやめろ。おまえが一番いらねえんだ」
「やめないっすよ。最初から言ってるじゃないっすか。絶対にあきらめないってね。極道が怖かったら、最初から志望してねえっす。あたしひとりでも続けます」
「和奏ちゃん――」
ピッと、掌を向けて穂織の言葉を遮った。さらに、和奏は続ける。
「100万。それが社長にとって、どれだけの大金かはわからないっす。けど、たった三十分のあたしたちのライブに、それだけの価値があると値踏みしてくれたんだ。だったら、その期待に応えなくちゃいけないと思う」
「穂織と心音で99万9998円の価値だ。おまえの値段は2円だ」
「もし、ふたりがやめるって言うのなら、あたしひとりで100万円の仕事をします」
そこまで言うと、心音が声を上げた。
「ちょっと! あたしは辞めません! 自分ばかりかっこつけないでください! あたしの人生は京さんと共にあるんです!」
「ふたりとも、おかしいわよ。頭大丈夫? 京史郎くんについていったら、絶対にロクな事にならないわよ?」
「頭がまともだったら、そもそもこんな事務所に入ってないっすよ」
「京さんとなら、例え地獄にでもついていきます」
頑固者ふたり。あとは穂織だけ。しかし、和奏は彼女の方を見なかった。答えを催促することもしなかった。
「私は……ええと……そうだね。仕方ないか。和奏ちゃんが続けるなら――」
「穂織。おまえは無理をするな」と、和奏はつぶやく。
「えっ?」
和奏は、彼女を見ない。けど、きっと驚きに満ちた目をしているだろう。そして、寂しそうな顔をしているに違いない。
「誘ったのはあたしだ。けど、こんな怖いことになるなんて思わなかった。穂織は、いつも私を気遣ってくれる。すっげえ嬉しいけど、これ以上は巻き込めない。ごめん」
言ってあげなければダメだと思った。和奏がお願いすれば、彼女はきっとアイドルを続けてくれる。けど、それは和奏のわがままだ。彼女が、和奏に好意を持ってくれているという弱みを利用することになる。
「もう、あたしに付き合うことはない。これ以上はにぎゃッ!」
後頭部に激痛が走る。
何事かと振り向いてみると、そこにはおはじきをジャラリと握りしめる穂織がいた。
「何を……言っているのかな?」
「ほ、穂織ぶべッ!」
鼻のてっぺんめがけて、おはじきがぶちあたる。親指でピンと弾いているだけなのに、仰け反るほどの威力だった。
「あばっ、びっ、ぎにゃ、ふぇっ!」
マシンガンのように、撃ち放たれるおはじき。おでこをピンポイントに狙ってくる。――っていうか、おはじき? 普段から持ち歩いてるの?
「私はね。和奏ちゃんと一緒にいたいから、事務所に入ったんだよ?」
ぴんぴんぴんぴん。矢継ぎ早におはじきを食らわせてくる。
「わ、わぶっ、げぐ、ちょッ!」
「心配だからね、危険な思いをしないようにね? わかる?」
ぴんぴんぴんぴん。
「わ、わかるびっ、ぎゃ! のがっ!」
「片方だけがやめたり、続けたりするのはありえないんだ。和奏ちゃんがやめたら、私もやめるし、和奏ちゃんが続けるなら、私も続けるの。わかる? 一蓮托生なの? わかる?」
「ちょ、ちょちょ穂織先輩! 落ち着いてくださ――」
掌の中で、おはじきをじゃらじゃらと揉みながら、心音をぎろりと睨む穂織様。
「ひぅ! ななな、なんでもありません! ごゆっくりどうぞ!」
「まま待て! わ、わかった穂織! やめろとは言わない! おおお、おまえが決めろ!」
「うん。私は、和奏ちゃんについて行くよ。けど、京史郎さんはあとでお仕置きだからね」
穂織の奴、たまに怖いときがあるんだよな。親父との殺しあいを仲裁してくれたときもそうだったし。
「……社長、そんなわけで、あたしらは全員残ることにしたんで」
「だったら、最初から文句言うんじゃねえよ」
と、文句を言う京史郎。けど、心の中ではきっと喜んでいるはずだ。
「付き合ってられない。私は降りるわよ。コーチは別のを探してちょうだい」
これで元鞘、とはいかなかったようだ。エミルが呆れてしまっている。
「嫌っす。あたしは、エミル先生に教わりたいんです」
「私より、教えるの上手い人なんて大勢いるわよ」
「けど、教え子のため、ヤクザに蹴りを入れるような先生は他にいません」
「あー……。ああ、まあね」
京史郎が、自己保身と金のためだけに経営していたら愛想が尽きただろう。エミルが、ただただ仕事としてコーチをしているのであれば、引き留めないだろう。
取り巻く人間が、とても魅力だからこそ、まだ続けたいのだ。このメンバーで。
「…………しっかたないなぁ……。もしこの子たちに何かあったら、私が京史郎くんをぶっ飛ばすからね?」
「あれはちょっと、ないんじゃないか? なんで、極道時代の連中に関わるの? 自分でも無茶してるってわかってるでしょ?」
厳しい態度で、軽蔑の眼差しを向けるのはエミル先生だ。
「言ったろ。他に――」
「他にライブハウスがなかったのは聞いたわよ! けど、それでも柄乃組に関わるなんてありえないの! 引っ越してでも、リスクは避けなくちゃいけないでしょ!」
「引っ越しする金なんてねえよ」
「あったろうが! ライブやるために百万ンンン? なに考えてんだテメエはよ! それだけあれば十分だわ! このビル売って、どっか遠くに行けや!」
のらりくらりとかわす京史郎に苛立ちが募ったのか、怒鳴りつけるエミル。
「アホか。引っ越したら、こいつらはどうすんだよ。せっかく見つけた上玉だぞ」
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さすがは、元海自。京史郎のような狂犬相手でもまったく怯む様子がない。もう少し怒らせれば、ブロッコリーが見られそうだ。
――ただ、和奏は、京史郎に対しさほどの怒りを感じていなかった。おそらく百万という大金のせいだろう。
デビューライブのための三十分。そのためだけに、彼はそれを支払った。もちろん、彼なりの考えがあってだろう。しかし、それは最低限、和奏たちシュルーナへの信頼がなければ成立しない。才能なのか、成し遂げるだけの根性か、あるいは将来性か。
――期待されている。信用されている。
自分はそれに応えることができるのだろうか? 少なくとも、ここで文句を言って逃げるようでは、京史郎の覚悟を無駄にしてしまうとは思った。
「あの……エミル先生。きっと、京さんにも事情があるんだと思います……」
心音がフォローを入れる。だが、ヒートアップしているエミルは「あぁん?」と、切れたチンピラみたいな表情で心音を睨みつけていた。怯える心音。
「私も、京史郎さんのやり方は間違っていると思う。真っ当な事務所なら、絶対に暴力団とは関わらせちゃいけない。どんな理由があっても引くべきだよ」
穂織も自分の意見をきっぱりと言った。よっぽど憤りを感じたのだろう。
「嫌なら、事務所をやめろ」
「あのね、京史郎くん。そうやって、すぐに嫌なことから逃げるのはダメ。ちゃんと向き合いなさいよ。人間関係も仕事もシンプルじゃないの。ましてや、この子たちは社会経験も少ない子供なんだからね」
「まともな奴なら、そもそも雇ってねえ。普通じゃねえと思ったから、こいつらを採用したんだ。ま、やめるってんなら、俺の見込み違いだってことで仕舞いだ」
「……お金はどうするのよ? 大金でしょ?」
「言えば返ってくるよ。連中は詐欺士じゃなくて極道だ」
嘘だと思う。素直に返す連中だとは思えない。迷惑料だのなんだの、理由を付けるハズだ。よしんば、強引に返金させたところで、恨みを買うのは免れない。
「ケッ、妥協はしたくねえから、こっちも意地になってんだ。嫌ならやめろ。おまえらには迷惑かけた。悪かったな、俺が過去を清算しきれなかったばかりに面倒なことになっちまってよ」
穂織が、和奏をちらっと見る。
どうするのか窺っているのだろう。
けど、和奏は彼女の方を見なかった。
気怠そうに壁際へ歩いて行くと、騒動で吹っ飛んでしまったテーブルを持ち上げる。どかんと、勢いよく元の位置へ戻す。そして、その上へどっかりと胡座を描いて座った。
「あたしはやめませんよ」
「いや、おまえはやめろ。おまえが一番いらねえんだ」
「やめないっすよ。最初から言ってるじゃないっすか。絶対にあきらめないってね。極道が怖かったら、最初から志望してねえっす。あたしひとりでも続けます」
「和奏ちゃん――」
ピッと、掌を向けて穂織の言葉を遮った。さらに、和奏は続ける。
「100万。それが社長にとって、どれだけの大金かはわからないっす。けど、たった三十分のあたしたちのライブに、それだけの価値があると値踏みしてくれたんだ。だったら、その期待に応えなくちゃいけないと思う」
「穂織と心音で99万9998円の価値だ。おまえの値段は2円だ」
「もし、ふたりがやめるって言うのなら、あたしひとりで100万円の仕事をします」
そこまで言うと、心音が声を上げた。
「ちょっと! あたしは辞めません! 自分ばかりかっこつけないでください! あたしの人生は京さんと共にあるんです!」
「ふたりとも、おかしいわよ。頭大丈夫? 京史郎くんについていったら、絶対にロクな事にならないわよ?」
「頭がまともだったら、そもそもこんな事務所に入ってないっすよ」
「京さんとなら、例え地獄にでもついていきます」
頑固者ふたり。あとは穂織だけ。しかし、和奏は彼女の方を見なかった。答えを催促することもしなかった。
「私は……ええと……そうだね。仕方ないか。和奏ちゃんが続けるなら――」
「穂織。おまえは無理をするな」と、和奏はつぶやく。
「えっ?」
和奏は、彼女を見ない。けど、きっと驚きに満ちた目をしているだろう。そして、寂しそうな顔をしているに違いない。
「誘ったのはあたしだ。けど、こんな怖いことになるなんて思わなかった。穂織は、いつも私を気遣ってくれる。すっげえ嬉しいけど、これ以上は巻き込めない。ごめん」
言ってあげなければダメだと思った。和奏がお願いすれば、彼女はきっとアイドルを続けてくれる。けど、それは和奏のわがままだ。彼女が、和奏に好意を持ってくれているという弱みを利用することになる。
「もう、あたしに付き合うことはない。これ以上はにぎゃッ!」
後頭部に激痛が走る。
何事かと振り向いてみると、そこにはおはじきをジャラリと握りしめる穂織がいた。
「何を……言っているのかな?」
「ほ、穂織ぶべッ!」
鼻のてっぺんめがけて、おはじきがぶちあたる。親指でピンと弾いているだけなのに、仰け反るほどの威力だった。
「あばっ、びっ、ぎにゃ、ふぇっ!」
マシンガンのように、撃ち放たれるおはじき。おでこをピンポイントに狙ってくる。――っていうか、おはじき? 普段から持ち歩いてるの?
「私はね。和奏ちゃんと一緒にいたいから、事務所に入ったんだよ?」
ぴんぴんぴんぴん。矢継ぎ早におはじきを食らわせてくる。
「わ、わぶっ、げぐ、ちょッ!」
「心配だからね、危険な思いをしないようにね? わかる?」
ぴんぴんぴんぴん。
「わ、わかるびっ、ぎゃ! のがっ!」
「片方だけがやめたり、続けたりするのはありえないんだ。和奏ちゃんがやめたら、私もやめるし、和奏ちゃんが続けるなら、私も続けるの。わかる? 一蓮托生なの? わかる?」
「ちょ、ちょちょ穂織先輩! 落ち着いてくださ――」
掌の中で、おはじきをじゃらじゃらと揉みながら、心音をぎろりと睨む穂織様。
「ひぅ! ななな、なんでもありません! ごゆっくりどうぞ!」
「まま待て! わ、わかった穂織! やめろとは言わない! おおお、おまえが決めろ!」
「うん。私は、和奏ちゃんについて行くよ。けど、京史郎さんはあとでお仕置きだからね」
穂織の奴、たまに怖いときがあるんだよな。親父との殺しあいを仲裁してくれたときもそうだったし。
「……社長、そんなわけで、あたしらは全員残ることにしたんで」
「だったら、最初から文句言うんじゃねえよ」
と、文句を言う京史郎。けど、心の中ではきっと喜んでいるはずだ。
「付き合ってられない。私は降りるわよ。コーチは別のを探してちょうだい」
これで元鞘、とはいかなかったようだ。エミルが呆れてしまっている。
「嫌っす。あたしは、エミル先生に教わりたいんです」
「私より、教えるの上手い人なんて大勢いるわよ」
「けど、教え子のため、ヤクザに蹴りを入れるような先生は他にいません」
「あー……。ああ、まあね」
京史郎が、自己保身と金のためだけに経営していたら愛想が尽きただろう。エミルが、ただただ仕事としてコーチをしているのであれば、引き留めないだろう。
取り巻く人間が、とても魅力だからこそ、まだ続けたいのだ。このメンバーで。
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