幼馴染を犯したい

東風北

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小柄で童顔な幼馴染

小柄で童顔な幼馴染①

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 小鳥のさえずりは耳に優しく届き、締め切られたカーテンからは朝日の光が漏れ、ベッドに横たわる男、西澤健介にしざわけんすけは目を覚ます。
 
 「おはよ。健ちゃん」

 優しい声音が隣で囁かれたことに気付き、彼女の方へ目を向けると、そこには栗色のショートヘアにくりくりとした二重の大きな瞳に健介を映した、幼馴染である金城梓かねしろあずさが一糸纏わぬ姿で自身の腕枕の中にいた。

 「梓、おはよう」
 
 「……昨日は凄かったね」
 
 梓は頬を赤くして目を伏せて健介の胸へ首を預ける。
 そんな彼女に胸を高鳴らせ、優しく頭を撫でると心が多幸感で満ちていくことを実感する。

 ーー"もう暫くこうしていたい"

 そう思っていた健介の身体に微かな刺激が走る。
 不意を突かれた健介が身体を小さく震わせ反応すると、悪戯な主が囁いた。

 「ふふ。健ちゃん可愛い」

 梓は健介の乳首を舌先で器用に転がし、蠱惑的な笑顔を作る。未だ幼さを残す顔立ちは妖艶さにまた違った味を引き立たせている。
 健介の胸にその小さく白い手を置くと、男の隆起した肉の感触と肌触りを堪能するかのように這わせ、下腹部へと進行を開始する。
 
 「大きくなってるね」

 「そ、それは、あ、朝だし……っ、それに……」
 
 「それに?」
 
 「あ、梓が、いるから」

 恥ずかしそうに顔を赤くする健介に情緒をくすぐられた梓は健介への愛撫をより深めていく。
 小さく可愛らしい唇で健介の乳首に吸い付き、彼の下着の中へと手を忍ばせる。
 熱く勃起した健介のいちもつに伸びた梓の指。ひんやりと心地の良い感触が男根を包み、健介から吐息が漏れた。

 「は、ぁぁっ、梓」

 肉棒を握る梓の手が上下運動を始めると、手の動きに合わせ、快感の波が次々に身体中へ広がっていく。
 
 「あぁっ、梓っ、梓ぁっ」

 そして、梓が口の中で乳首をねぶり、甘く噛む行為は快感の波をさらに助長させ、気持ちよさのあまり、健介は身体を小さく捩り、身悶える。
 
 「うっうっうっうっ、き、気持ちいいっ、気持ちいいよぉっ!梓ぁっ!」

 梓がしこしこと手を上下に往復し続けた事で健介の陰部の奥底から淫欲溶け混ざる熱いものが陰茎内の管をだんだんと登っていく。

 「くぅっ、あぁっ、梓、そろそろ来るよ、来た、来た来た!登ってきた……」

 健介の言葉を受けて手付きをより激しくした梓は乳首を舐めながら健介を見つめ、妖艶な笑みを作り、苦悶の表情を浮かべる健介と目を合わせた。
 そんな梓の頭を抱き寄せ、来る絶頂へと備える。
そして、男根の芯を駆け上る熱せられたそれはいよいよ解き放たれようとしている。

 「イクよ、梓、イク、イクッ……」

 


 『ピピピピピピピピーー』

 

 「…………はぇ?」

 無粋な電子音が耳を不快に障り、締め切られたカーテンからは朝日の光が漏れ、目を覚ました健介はベッド上で紺色のパジャマをはだけさせ、露出した乳首を左手で摘み、ズボン内に突っ込まれた右手は増長したペニスを握っていた。
 そう、憐れにも全てが夢であったのだ。それも果てる寸前で起こされるという始末。悶々としたやるせない気持ちになり、恨めしくアラーム音を鳴らし続けるスマートフォンを手に取り、野暮な目覚ましの設定を解除する。

 「邪魔しやがって!」

 スマートフォンをマットレスへ投げ付けた所を見ると高価な物品を傷付けまいとする冷静さは流石に失ってはいないらしい。
 だが、再び布団を頭まで被ると不完全燃焼な気持ちと肉欲を解消すべく続きを始めてしまう。

 「……梓ぁっ」

 燻る情欲を解消すべく、想い人である梓の名を呼びながら自らを再び慰め始める健介。
 だがこの時、布団内で自慰行為に没頭する健介には不吉な影が迫っていた。
 その小柄な人影は音を極小に抑えた忍足でそろりそろりと慎重に健介の部屋へと迫ってくる。
 その人影は、ドアのレバーハンドルに手をかけるとラッチの駆動音を立てないよう極めて繊細な動きでレバーハンドルを下ろし、ドアをゆっくり開けていく。  
 室内への侵入に成功すると、音を殺しながら慎重にドア閉める。そして、とうとう不穏な人影はもぞもぞと動く布団の膨らみの前にやってきた。
 そんな事などつゆ知らず、懸命に右手を動かす健介に地獄の瞬間が訪れる。その人影は健介が被る布団を両手で掴むと、勢いよくそれを引っ張り、同時に叫んだ。

 「健ちゃん起きろーーーっ!」

 声の主である地元の高校の制服に身を包んだ健介の幼馴染、金城梓は天真爛漫な笑顔で布団を引き剥がす。そして中身である健介を視界に入れると、その姿に思考が停止してしまう。だがそれは健介も同様だったのは言うまでもない。
 妄想にどっぷりと浸かっていた健介は、突如耳に馴染む愛らしい声と、身体を覆い隠していた温かな感触が一気に奪われた事に気が付くと、そこに妄想していた当人である梓が居た事に驚き、そして、顔を青くした。

 「あ、あず、さ…………」

 「……け、健、ちゃん…………」

 二人は目を合わせて固まってしまう。
 梓は視線を上下させ、焦燥と絶望に満ちた瞳と、父親以外では初めて目にするであろう、健介のそそり立つ男根を瞬きする事なく何度も瞳に映す。
 一方健介は、餌を求める鯉のように口をぱくぱくと動かすも言葉が出てこない、間の抜けた様相を成していた。だが、そんな表面とは真逆に健介の脳内は目まぐるしく思考が繰り広げられている。今、この瞬間、それは何故、そして誰が起こしたのか。そして、この後どう行動すれば収拾が付くのか。これらの事を何パターンもシミュレーションしていく。
 しかし、どんな言い訳を並べようともこの現状を丸く収める言葉などあるはずが無く、そもそも自分の自慰行為を他人に、それも好きな相手に見られたという事実は天地がひっくり返ろうとも覆りはしない。健介もそれは理解している。だからこそ心の中は羞恥心と焦燥感、そして絶望で満たされていたのだ。

 「あ、梓、これ……は、ち、違うんだ……」

 「……え、え?……あ、ああ、うん?」

 健介の言葉に我に帰った梓は、先程まで何度も見ていた健介の肉棒から急いで視線を逸らすと顔を赤らめた。

 「え、えと、わ、私、外で待ってるから!」

 「えっ!?梓待ってーー」

 この場で言い訳の一つもせねば梓に嫌われてしまうのではないか。
 そんな恐怖に駆られた健介は部屋を去ろうと背中を向けた梓に手を伸ばす。
 だが、脱ぎかけたズボンによって可動範囲が狭まった脚がもつれ、前に乗り出した勢いでベッドから落ちしてしまう。

 「あずーー!?」

 「え、ーーきゃっ!?」

 そして、健介の行動はさらに状況を混沌へと導く事になる。
 健介は転げ落ちるその瞬間、目の前にいた梓の足を崩れていく体勢の中で伸ばしていた手で掴んでいた。
 それにより、歩き出した梓は突如足を掴まれたせいでバランスを崩して倒れてしまう。

 「いっつ…………!?」
 
 「いったぁ…………!?」

 二人は倒れた際の衝撃と痛みに一瞬意識を向けた為、その状況に気付くことに遅れてしまう。だが、否が応でも理解した。それがさらに事が混乱してしまっている事に。
 うつ伏せの状態で倒れ込んだ梓は下半身に重い負荷がかかっている事に気が付く。そしてくすぐったい感触が臀部に走る事に違和感を覚え、すぐに上半身を起こして状況を把握しようと目を向ける。
 すると、そこには信じられない光景が広がっていた。
 
 「け、健ちゃん!な、何してんの!」

 「……え、うん?」
 
 倒れた衝撃で目を瞑っていた健介だったが、語気を強めた梓の言葉に、瞼を開き、自分の状態がどういったものかを理解すべく瞳にその現状を映していく。
 健介の視界を支配したのは見慣れない、だがそれでいて雄の本能を刺激する薄く破廉恥な布地だった。
 そう。健介は梓のプリーツスカートの中に顔を突っ込み柔らかな桃尻に顔を埋めていたのだ。
 
 「ちょっ……!早く退いてよ健ちゃん!……ねぇっ!聞いてんの!?」

 「…………」

 梓が必死に健介へと呼びかけるがその声は決して届きはしない。何故なら健介の意識は梓の薄紫色の下着と白くぷるっとした可愛らしい尻に奪われていたからだ。
 梓は頬を赤く染め上げてひたすら健介に呼びかけ続けていたが、突如自身の臀部に味わったことのない感触を覚える。

 「!!??健ちゃんっ!?な、何してんの!?」
 
 健介の視界一杯に広がる夢のようなその光景は、先程まで情欲に支配されていた男の脆い理性を根底から瓦解させるには充分すぎるものだった。
 健介は目の前にある想い人の可愛く小振りな美しい桃尻にむしゃぶりついていた。
 梓の綺麗な太ももを鷲掴みにして固定し、体勢を安定させると、健介はさらに梓の肉体を堪能し始めた。

 「んっ!ちょっ、健、ちゃんっ!んん!ダメっだよっ!そんなこと……あんっ!」

 梓の言葉など意にも介さず鼻息を荒くし、張りのある乳白色の艶尻へと舌を這わせて味わう健介。
 
 「健ちゃんっ!ダメだってばっ!お願いだからやめて!ね?さっき見た事秘密にするからお願いっ!」
 
 梓の尻肉に吸い付き口での愛撫に没頭していた健介だったが、この男の内に秘められた獣欲はさらに梓の肉体を求める。
 両掌で掴む脚線美を誇る梓の太もも。その柔らかく滑らかな肌の感触さえも楽しみだした。
 
 「はぁっ、はぁっ、健ちゃん……っ!」

 かつて味わったことが無い未体験の感覚が下半身からぞわぞわと這い上がり、背筋から首へと駆け巡る。
 
 「健……ちゃ、んっ!……んんっ!!」

 一頻ひとしきり梓の白桃を味わった健介は薄布に覆われた梓の秘部へとアプローチを始める為、梓の腰を掴んで持ち上げると、腰を突き出す姿勢を作る。そして、ゆっくりと彼女の陰部へ顔を近づけていった。
 健介は下着越しに秘部へ鼻先を付けると大きく深呼吸を始めた。
 鼻をつく強烈な雌の匂いを存分に体内に取り込み、何度も肺を満たしていく。

 「や、やあっ!そんなところ嗅がないでぇ!健ちゃん、もうやめて!お願い!ね?もうやめよ?」
 
 「…………やだ。絶対やめない」

 健介はショーツ越しの陰裂を舌でゆっくりとなぞる。

 「んあぁっ!」
 
 何度も何度も繰り返し舌を這わせ梓の雌を味わっていく。ラベンダー色の下着に、健介の唾液によって作られたシミとは別のものが滲み始める。
 夢中になって舐め続けた健介はそれに気付くとじっとそのシミを見つめる。

 「んはぁっ……はぁ、はぁ、はぁ。健ちゃん、これ以上はダメ!お願い!」

 「…………」

 最早梓からの制止の声はは健介がさらに興奮する為のスパイスに過ぎず、彼女の言葉を皮切りに濃厚なフェロモンを放つ股間に勢いよく吸い付いた。

 「あぁっ!あっんっんんっんああっ!」

 「んんっ、梓の匂い、梓の味!最高だ!」

 舐められ続けた事で分泌し出した愛液をわざとらしく卑猥な音を立てながら激しく貪る。
 
 「あっ、んっ!はぁっ、んっんっんんっ」

 陰部に感じる淫猥な刺激は甘美な波となって身体中へ広がる。
 決して望んでいるわけではない。にも関わらず強烈な快楽が梓の脳内を支配し始め、理性的な意識を喰らっていく。

 「健ちゃんっ健ちゃんっ!ダメッ!ダメッ!ダメェッ!」

 健介の指が太ももや尻肉をいやらしく撫で回す度、陰唇から熱い粘液が滴りショーツに染み出す。ケダモノと化した男は梓の股に顔を埋めるようにして吸い上げ幾度も舐め回し味わう。

 「うんっ、んんっ!んまっ!梓のまんこ汁おいひぃよっ!んんっっ!」

 絶え間ない健介の愛撫は高濃度の悦楽となって電気信号の様に間隔無く脳髄へと響く。 
 梓の頭の奥でぱちぱちと音を立て何かが小さく弾ける。すると、徐々に熱い靄のようなフィルターが意識を飲み込み、正常な思考力は霞んでいく。
 健介のねっとりとして飢えた獣の様に激しく、そして甘く優しい愛撫により、やがて下半身の奥、その中央が熱を帯びていく感覚を覚えると、その一点が沸騰する様に急激に温度をはね上げていく。そして次の瞬間ーー

 「健ちゃんっ!ダメッ!何か来るっ!来るっ!来るぅっっっっっっっっっ!!!」

 腰を一度大きく跳ねさせた後、小刻みに震えて痙攣さする梓。呼吸は乱れ切っており、顔を赤く蒸気させて目も完全に蕩けてしまっている。

 「ふぅっふぅっふぅっふぅっ…………」

 「…………」

 初めての絶頂に文字通り打ち震える梓を見つめる健介。女を果てさせた事への満足感と征服したことへの優越感で胸が満たされていく。
 だが、それは一瞬の事。目の前の性に溺れた女の肉体を見つめ続けていると再び強い飢餓に襲われた。
 梓の愛液と健介の唾液とでぐしょぐしょに濡れているライトパープルのショーツ。健介は下着を下げようと腰の部分に手をかけた。
 それに気付いた梓は左手を伸ばして抵抗するがそこに力は無く、意識もどこか弱々しい。
 
 「だ……め……」

 梓の抵抗虚しく、ショーツはずり下げられてしまい、秘部が露わになる。
 
 「はぁ……はぁ……。これが梓の…………」
 
 「…………っ」

 健介の瞳に飛び込んできたそれは毛が一切生えておらず、そして本人は愚か他の男共の手垢など全く付いていない綺麗な膣口だった。暫く梓の割れ目に見惚れる健介だったが、口を大きく開けて陰裂へとむしゃぶりつく。

 「んあぁっ!!!」

 ショーツ越しではなく、直接味わう梓のさらさらの膣汁に健介は興奮を一層強める。
 先程までの比ではない苛烈な愛撫。それは絶頂を迎えて間もない身体にはこの上無い刺激だった。
 
 「ぅんんっ!んんっんんっんんんっ!!」
 
 「梓ぁっ!梓ぁっ!可愛いお尻!すべすべの太もも!綺麗なまんこ!堪らないっ、堪らないぃ!!」

 綺麗な肉襞に満遍なく舌を這わせ舐めずり、陰唇と濃厚な口付けをしながら蜜液を啜り上げる。
 
 「んんっ!んっんっんっんっ!!!」

 「んん!梓ぁっ!んんっ!!梓ぁっ!!」

 女陰をねっとりと舐められ溢れ出る媚液を吸引される度に肉体の芯に愉悦が熱く脈打ち、腰が小さくびくついて無意識に足の指を畳んで力が入る。
 
 「ダメ、ダメ、ダメェ……っ!おね、がっ、いっ!これ……いじょ……わ……」

 「梓のまんこ汁、んんっ!ジュースみたいに、ぅんっ!甘くて、美味しいっ、んんんっ!!!これ、やめられない!んんっ!」

 まるで渇きを満たすかのように膣液を喉に通す健介。そこに、快美な刺激に抗う梓への遠慮など無く、肉悦の海へ容赦無く彼女を引き摺り込んでいく。
 身体の隅々に駆ける強烈な快楽の波は再び淫華の奥を熱くさせる。しかし、それは先程のよりもさらに熱く大きく感じ取れた。

 「け……んっ、ちゃんっ!だっ……めっっ!だ……めぇっっ!!」

 「はぁっんんっ!ぅんっ!うぅんっ!!梓!梓ぁっっ!美味しいっ!美味しいっ!!」

 秘裂の最奥で沸々と滾る大きな一点。今尚じゅるじゅると大きな音を立てて舐られ続け、その都度身体の奥にあるものが再び熱を灯して肥大化していく。
 
 「んぶっ!うんっ!んんっ!梓っ!気持ちいいっ!?気持ちいいだろ!!」

 「やっ、やぁっ!やあぁっ!もうダメだからっ!ダメだからぁっ!!」 

 「んんっ!嘘だっ!あむっ!こんなに……んむっ、美味いエロ汁垂らして……んんむっ!腰をビクビクさせてるくせに!ぅんむっ!!」

 梓の腹の底で煮えるようにぐつぐつと沸く大きな高熱の塊。その熱が頂点に達すると突如収縮する。

 「ダメッ!やだやだぁっ!また来るぅ!来ちゃう来ちゃう来ちゃうぅ!!んん~~……………っ!!」

 それはすぐに訪れるであろうその瞬間の兆し。そして……

 「…………………………っ!!!!!!」

 羞恥心など忘れたように白く綺麗な肉桃を大きく震わせる梓。もはや彼女の意識は淫楽に塗れて思考の余地は消え去った。

 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ!!」

 股を広げ、がくがくと腰が痙攣するなか、膣の筋から下品に牝汁が流れ出る。
 愛液の着いた口元を手の甲で拭う健介は梓の淫猥な姿を見下ろし、余韻に浸る。一見、健介は落ち着いた様子を見せているが、内面にはまだ強い飢餓感が滞留していることを雄々しく聳り勃たせた肉棒が証明していた。

 「はぁ、はぁ、はぁ。梓……」

 健介は目の前で震える梓の美尻をやらしい手つきで撫で回す。触れた指を跳ね返すような張りのある肉の感触と滑らかで心地のいい肌触りに虜になっていく。
 
 「……んんっ!!」

 過敏になった身体に触れられ、甘い反応を見せる梓。
 
 「梓。まだだ」

 「……え?」
 
 健介は力が抜けきった梓の腕を引いて上体を持ち上げるとそのまま抱きかかえた。
 
 「健……ちゃん?」

 健介の腕の中、恍惚に表情を染めて彼を見つめる梓。初めてで二連続の絶頂を迎えた為、腰が抜け、思うように身体を動かせない上に意識さえも微睡の中にいる様にはっきりしない。
 梓の身体を優しくベッドに降ろすと床に落ちていた布団を拾って全身に覆い被せ、健介自身もその中に入った。

 「梓。全部貰うからな」

 「……ふぇ…………んんっ!?」

 仰向けに横たわる梓に覆い被さり、健介は彼女の頭を両手で抑えるとゆっくりと唇を重ねて柔らかな感触を味わい出した。

 「んっ……ん…………んむっ」
 
 「うん、プルプルの唇……んん、堪らないっ……んんんっ」
 
 梓の唇を優しく食みながら、徐々に舌先を捻じ込み、梓の唾液を舌で余す事なくさらい口内を犯していく。
 
 「うん……健……ちゃん、んん」

 健介の舌の侵攻を力無く受け入れる梓。理性が消し飛んだ今、ピンクの粘膜のまぐわいによる卑猥な快楽にただ身を預けていく。

 「んん……んむっ、あんっ……うむっ、健、ちゃん、んんっ」

 「梓っ、ぅんっ、俺のだ!んっ、俺のになれ!んんっ……いいな!?」

 「あんっ……わかんっ、ないっ、んっんむっ」
 
 「んむっ、俺のこと……あむっ、嫌いか?」

 「ん……んんっ、嫌い……ぁんっ、じゃない」

 「なら、んっ……貰うからな、んむっ……全部!」

 舌を濃密に絡ませ合いながら健介は猛々しく怒張した肉棒を握り、我慢汁滴るその先端を愛液で塗れた梓の膣の入口に押し当てる。
 
 「……んえ?……んんっ」

 膣口に熱いものが当たる感触を確かに掴んだ梓だったが、口の中を瑞々しい柔肉が暴れまわる気持ち良さに意識を逸らされる。
 だが、それは決してそう意図したものではなかった。健介はただ徹底して梓を味わい尽くすつもりなのだ。
 そして、固く閉ざされた最も甘く、深い悦びが待つ秘境への扉へと手をかける。
 熱く勃起したいちもつを握り、亀頭をゆっくりと膣の切れ目へと押し込んでいく。

 「んっ!?……んあぁっ、うんっ、んんっ!!」

 「んんん……っ、んむっ、これが梓のまんこの感触っ!柔らかくてヌメヌメして、温かくて、気持ちいい!」

 未開通の膣道を強引に押し広げられていく感触に思わず息が止まる。だが、そんな梓の様子など気に留めることなく、健介は彼女の口内を犯し続ける。
 
 「んぐっ!……んんっ!んんんっ!!!」
 
 肉棒は着実に柔襞を進み、開通を進めていく。
 
 「ぅんんっ……んむっ……んんっ!!」

 「梓っ!あむっ……ごめんっ!んっ、これ以上は、我慢できない!」
 
 高い膣圧により、まだ陰茎の半分も挿入できていなかったが、それでも感じる生温かく包み込まれる様な安心感と快感はさらなる奥地を強く求めさせた。

 「んんぅっ!……それじゃあ、行くぞ……」

 そう告げた次の瞬間、健介は腰に力を入れる。そして……。

 「ーーーーっっっ!!!!」

 いきり立ったペニスで一気に貫いた。

 「~~っはああぁっ!!!気持ちいいっっ」

 「うぅぅっっっっ!!」

 男根全てを包む温もりに浸る健介は腕の中で姦通の痛みに苦悶する梓に構う事なく腰を動かし始める。

 「ああっ!ああっ!ああっ!気持ちいい!気持ちいいよぉ!梓のまんこ気持ちいいよぉぉっ!!」

 「んあっ、あっあっああっ!!うあっあっあっあああっ!!!」

 愛液で満たされた膣内を肉槍で抽送を繰り返し絡みつく肉襞を堪能していく。

 「梓っ!梓ぁっ!!好きだった!ずっと好きだった!好きだったんだあっ!」

 「あっあっあっあっんああっ!!」

 月日と共に溜め込んだ想いは情欲と混ざり合い、爛れた欲望となって解き放たれていく。
 雄の本能で脳を満たす健介は隙間無く肉竿を締め付ける具合のいい新物の膣を獣のように荒々しく突き上げ犯す。
 
 「これで俺のだ!これで俺のものだ!!誰にも渡さない!誰にもだっ!!」

 「んっんっんっんっんううっ!!」
 
 ピストン運動が繰り返される度にペニスから全身に高濃度の快感が迸り、腰の動きが速度を増していく。
 
 「キス!キスさせろ!!唾液飲ませろ!」

 「んんっ!!んむっ!あんっ!んっんっ!」

 激しく腰を打ち付けながら、再度梓の唇を塞ぎ、下品に唾液を啜り上げる。
 
 「んんんっ!!んっんっんっんっんっ!」

 最初こそ処女膜を突き破られた痛みに悶えていた梓たったが、二度の絶頂によってほぐれきっていた事で健介の絶え間ない愛撫と肉壺への連続刺激が痛覚を遥かに凌駕する快楽を生み出し、大きな奔流となって彼女の意識を支配した。
 
 「んぁあっ!あんっ!んっんっんっんっんんっ!!」

 膣道を埋める太く猛るペニスが幾度と無く往復する。その都度膣奥が亀頭でノックされ、梓の腹の底から強烈な快感が脳髄に響き渡る。

 「ああんっ!!あっうっうんっんぅっんむっんんんんっ!!!」

 「梓っ!俺の梓ぁっ!!んんっ!!」

 健介の言葉は梓に女としての雌の愉悦を沸かせて、それは身体中に届く淫らな刺激にコクを加える為の隠し味となった。
 
 「んむっ、あんっ、はぁっ!……健ちゃん!健ちゃん!」
 
 梓の身体にがっしりと抱き着き密着し、一心不乱に腰を動かす健介。梓はそんな健介の背中に手を回し、自らも求めるように抱き寄せる。

 「んぅっ!んっんっんっんっんっ!」

 「あむっんんっ!んんっ!!梓、気持ちいいか!?」

 剛直した男根に蜜壺を抉られる度に生じる淫靡な刺激が梓の脳幹を震わせる。
 頭の奥にピンク色の意識がじわじわと染み渡り、熱くなっていくと徐々に意識が霞んでいった。
 
 「んぐぅっ!ゔんっ!ゔんっ!ゔんんっ!!!」
 
 もはや喘ぎ声と呼べる可愛らしいものではなく、動物の発する野生的な唸り声のように喉を鳴らし、健介と密に舌を交わらせる。
 ぼんやりと、ふわふわした感覚の中、梓は肉体の真芯に、何かが漲り始めていくのがわかった。
 
 「健ちゃん!健ちゃん!来ちゃう!来ちゃう!また来ちゃう!!」
 
 「イクのか!?またイクのか!?梓!!」

 健介の背中に回された腕には自然と力が入り、より強固に密着すると、梓の反応にさらに興奮した健介は腰使いを荒げていく。
 豪胆に、そして素早く何度も膣奥を肉棒で突きまくる。愛液が潤滑油となってペニスが襞を擦り、子宮口にしつこくぶち当たる。どちゅんどちゅんと卑猥な音を立て数え切れない程何度も。
 彼女の内には爆発寸前の衝動が溜まり、それが分かる当人は背中に怖気を感じて叫ぶ。

 「ああっ!ああっ!ダメェッ!ダメェッ!健ちゃん!健ちゃん!健ちゃんっ!!」

 「イケッ!イケッ!そらぁ!またイケェ!!」

 「あああぁぁ…………っ!!んんんんんっ!!!イィィィ…………ッ」

 どくんどくん、とカウントダウンの様に身体の内で強く何かが脈動する。そして次の瞬間ーー

 「グウゥゥゥゥッ!!!!!!!!」
 
 三度目の絶頂を迎える。そして、それと同時に、梓は頭の中核で何かが弾け、強く痺れて脳が麻痺したような錯覚を抱く。
 連結されたまま身体を大きく反らせて全身を激しく痙攣させるが、身体が思い通りに動かせない梓にはどうする事も出来ない。
 そして、そんな隙を健介は逃さなかった。

 「すごく可愛いよ、梓。可愛い過ぎて、堪らないよ」
 
 「はぁっ、はぁっ、健、ちゃん!健ちゃん!」

 「梓、ベロ出して」

 「はぁ……はぁ……はい」

 健介は梓の舌を咥えると自身の口の中で飴を舐める様に転がしながら味わい、吸引する。

 「あむ……んん。おいひい…………んんっ!」

 「はあぁ!はあぁっ!」
 
 そして再び腰の前後運動を開始した。

 「んんっ!んぁぁっ!んんんんっ!」

 絶頂直後、未だ痙攣が治らない梓の肉体を健介は容赦無く犯し出す。
 柔襞に包み込まれた陰茎を抽送する度に優しく揉み込まれるような極上の快感を覚え、より濃厚な淫楽を求めてピストン運動は加速する。
 やがて陰嚢が膨張と収縮を始めてポンプのように鼓動し、溶岩の如く熱いものが陰茎の中を登っていく。
 
 「ああ!来た!精子来た!上がってきたぞ!もうすぐイクからな!梓のまんこに出してやるからな!」

 「らめぇ!らめえ!やあ!やあっ!!」

 「ダメじゃない!お前は俺のなんだ!俺だけのもんなんだ!誰にも渡さない!お前のまんこを汚していいのは俺だけなんだ!!ああ!ああ!あああっ!!チンポ熱い!チンポ熱い!溶けちまうよぉ!!!」
 
 「ダメェ!健ちゃんダメェ!」

 「イク!イク!イク!イクぞぉ!!!まんこの奥にぶちまけるっ!!」

 根本から亀頭までを熱くさせたいちもつは子宮口を強く突き上げると、一瞬、さらなる膨張をし、膣の最奥に特濃の白濁液を勢いよく注ぎ込んだ。

 「はぁっ!はぁっ!はぁっ!はぁっ!」

 「ふぅっ……ふぅっ……!健、ちゃん…………」

 布団の中、恍惚とした表情を浮かべる健介は蕩けた瞳の梓と視線を交わすと、優しく唇を重ねた。

 「ん…………」

 梓のしっとした唇を味わうように柔らかく啄むキスをする。
 健介が彼女の細く綺麗な指を絡める様に手を握ると、それを受け入れる様にして梓が手を握り返す。
 二人は燃え上がった情欲を緩やかに宥める様に甘い余韻の時間に耽っていった。
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 幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。  そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。    ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。

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