2 / 2
転移の章
狐になった
しおりを挟む
「は?」
そう言われ自分の頭を触る
フワッ
「え?」
フワッファサ
「あ…あ!」
な、なんだこれ?!耳?
パタッ
「今度はなに?!」
…尻尾?
「うわぁー!ほんとだ!」
「だから言ったでしょ?」
少女は、笑う
「…それよりここはどこなの?」
「ここ?ここはね、神の世界かな?」
「は?」
何を言っているんだろうこの子神なんて居るわけがない
「あれれ?もしかして信じてない?」
「そりゃ、当たり前ですね」
「えー、君のお兄さんの居場所を教えようと思ったのに…」
「え?!紅都の?!」
「んー?そんな名前だっけ??」
少女は、首を傾げたがそんなことはどうでもいい
「紅都は、無事なのか?!」
「うん!その、紅都?っていう人もこっちに来てるよ」
「よかった…」
「でも、一つ違うのは、君は転生で彼は転移だね」
「転生?転移?」
「君は、1回死んで転生して、狐になりこの世界に来た」
「彼は、そのままこの世界に来た」
「それって、つまり…」
「そう!彼は、人間のままだよ!」
紅都は、人間なのか、私の事覚えてるかな?
ヒュ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
え?!
「痛った…」
あれ?ここは?
周りを見るとまた、知らない場所だった。
そして、少女もいなくなってた
えー、どうすればいいのさ…
ガサッ
「ん?…誰か…居るの?」
ピョーン
すると、茂みの中から尻尾の先が黄色い緑色の狐が出てきた。
「うわぁー!」
私は、驚きのあまりに大声を出すと
「あ!静かにしてください!」
どこからか、少女の声が聞こえ目の前に先程の少女がいた
「え?!どこいってたの!ていうか狐は?!」
「私が狐です、狐の中でも結構偉い狐なんですよ」
「そうなんだ…って!そんなことより!」
「________________!!!!」
「危ない!」
ドンッ
シャキンッ!
「コードネーム𝒜𝒦𝒯です。一体退治完了…」
「コードネーム𝒮ℛ𝒩です。同じく一体退治完了」
目を開けるとそこには紅い髪をした狐と
白い髪をした狐がいた
「大丈夫?」
紅い髪をした狐が聞いてきた
「はい、大丈夫です…あの貴方は?」
「僕ですか?僕は…紅都です」
「え?…紅都?」
「あれ?どこかでお会いしました?」
あ…そうか、私は今狐知ってるわけないか
「ここら辺は危険が多いので早く行った方がいいですよ」
「あ…ありがとう…ございます」
「あ!そうだ…藍唯っていう人間を探してるんだけど、知らない?」
「藍唯…ですか?」
紅都、私の事探してくれてたんだ。
「藍唯は、私です。」
「え?藍唯?藍唯なのか?!」
紅都は、私に抱きつくと泣き出した
「見つからないかと思ったよ…」
「それは、私の方こそ!…」
私もつられて泣き出した。…もらい泣きだよね?
「よかったな紅都…妹が見つかって」
白い髪をした狐が言う
「ハクも一緒に探してくれたおかげだよ」
紅都が白い髪をした狐に笑う
「あの、ハクって言うんですか?」
「あぁ、本名じゃないけどな」
ハクは笑う
「そういえば、その子は?」
紅都は、少女の方を指さした
そう言われ自分の頭を触る
フワッ
「え?」
フワッファサ
「あ…あ!」
な、なんだこれ?!耳?
パタッ
「今度はなに?!」
…尻尾?
「うわぁー!ほんとだ!」
「だから言ったでしょ?」
少女は、笑う
「…それよりここはどこなの?」
「ここ?ここはね、神の世界かな?」
「は?」
何を言っているんだろうこの子神なんて居るわけがない
「あれれ?もしかして信じてない?」
「そりゃ、当たり前ですね」
「えー、君のお兄さんの居場所を教えようと思ったのに…」
「え?!紅都の?!」
「んー?そんな名前だっけ??」
少女は、首を傾げたがそんなことはどうでもいい
「紅都は、無事なのか?!」
「うん!その、紅都?っていう人もこっちに来てるよ」
「よかった…」
「でも、一つ違うのは、君は転生で彼は転移だね」
「転生?転移?」
「君は、1回死んで転生して、狐になりこの世界に来た」
「彼は、そのままこの世界に来た」
「それって、つまり…」
「そう!彼は、人間のままだよ!」
紅都は、人間なのか、私の事覚えてるかな?
ヒュ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
え?!
「痛った…」
あれ?ここは?
周りを見るとまた、知らない場所だった。
そして、少女もいなくなってた
えー、どうすればいいのさ…
ガサッ
「ん?…誰か…居るの?」
ピョーン
すると、茂みの中から尻尾の先が黄色い緑色の狐が出てきた。
「うわぁー!」
私は、驚きのあまりに大声を出すと
「あ!静かにしてください!」
どこからか、少女の声が聞こえ目の前に先程の少女がいた
「え?!どこいってたの!ていうか狐は?!」
「私が狐です、狐の中でも結構偉い狐なんですよ」
「そうなんだ…って!そんなことより!」
「________________!!!!」
「危ない!」
ドンッ
シャキンッ!
「コードネーム𝒜𝒦𝒯です。一体退治完了…」
「コードネーム𝒮ℛ𝒩です。同じく一体退治完了」
目を開けるとそこには紅い髪をした狐と
白い髪をした狐がいた
「大丈夫?」
紅い髪をした狐が聞いてきた
「はい、大丈夫です…あの貴方は?」
「僕ですか?僕は…紅都です」
「え?…紅都?」
「あれ?どこかでお会いしました?」
あ…そうか、私は今狐知ってるわけないか
「ここら辺は危険が多いので早く行った方がいいですよ」
「あ…ありがとう…ございます」
「あ!そうだ…藍唯っていう人間を探してるんだけど、知らない?」
「藍唯…ですか?」
紅都、私の事探してくれてたんだ。
「藍唯は、私です。」
「え?藍唯?藍唯なのか?!」
紅都は、私に抱きつくと泣き出した
「見つからないかと思ったよ…」
「それは、私の方こそ!…」
私もつられて泣き出した。…もらい泣きだよね?
「よかったな紅都…妹が見つかって」
白い髪をした狐が言う
「ハクも一緒に探してくれたおかげだよ」
紅都が白い髪をした狐に笑う
「あの、ハクって言うんですか?」
「あぁ、本名じゃないけどな」
ハクは笑う
「そういえば、その子は?」
紅都は、少女の方を指さした
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
浮気の代償~失った絆は戻らない~
矢野りと
恋愛
結婚十年目の愛妻家トーマスはほんの軽い気持ちで浮気をしてしまった。そして浮気が妻イザベラに知られてしまった時にトーマスはなんとか誤魔化そうとして謝る事もせず、逆に家族を味方に付け妻を悪者にしてしまった。何の落ち度もない妻に悪い事をしたとは思っていたが、これで浮気の事はあやふやになり、愛する家族との日常が戻ってくると信じていた。だがそうはならなかった…。
※設定はゆるいです。
前略、旦那様……幼馴染と幸せにお過ごし下さい【完結】
迷い人
恋愛
私、シア・エムリスは英知の塔で知識を蓄えた、賢者。
ある日、賢者の天敵に襲われたところを、人獣族のランディに救われ一目惚れ。
自らの有能さを盾に婚姻をしたのだけど……夫であるはずのランディは、私よりも幼馴染が大切らしい。
「だから、王様!! この婚姻無効にしてください!!」
「My天使の願いなら仕方ないなぁ~(*´ω`*)」
※表現には実際と違う場合があります。
そうして、私は婚姻が完全に成立する前に、離婚を成立させたのだったのだけど……。
私を可愛がる国王夫婦は、私を妻に迎えた者に国を譲ると言い出すのだった。
※AIイラスト、キャラ紹介、裏設定を『作品のオマケ』で掲載しています。
※私の我儘で、イチャイチャどまりのR18→R15への変更になりました。 ごめんなさい。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる