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本編
117:気が散ると上手くいかないものらしい
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「少し酔ってたりするか?」
「……まぁ、飲んではきたな」
やはり、酒を飲んでいたらしい。バラムは傭兵ギルドに情報収集に行ったはずだが……。
「もしかして、傭兵仲間と?」
「まぁな」
まぁ、ユヌの傭兵とバラムはかなり気の置けない間柄のようなので、時間も夜だったし、ちょうど良かったのだろうか。
それにしても、酒の気配を漂わせたバラムを見るのは初めてだ。
「そうか……そういえばあまり飲んでるところを見た事無いが、強いのか?」
「弱くはねぇ」
「そうか」
……うーん、こういう場合の自己申告というのはどの程度当てになるのだろう。
「じゃあ、気の置けない仲間と楽しくてつい飲み過ぎた?」
「違う。あいつらが飲まねぇと帰さねぇって言うから、全部飲み干してきたら流石に少し酔った」
「全部……」
とは……? まさか、店の酒全部では無く傭兵達から出された酒だと思うが……それでもその酒全部とはどれほどの量になるのだろう。
果実酒を半分飲んだだけで《酒酔》がつく僕が飲める量では無さそうなのは確かだろう。
「お前とこういう事をしたかったからな……」
「え……んむ、ぅ……んんっ!」
再び唇を深く重ねられ、口内だけでなく体中を弄られる。体の方も気持ち良くなってしまうところは隅々まで知られている……というか、教え込まれていてあっという間に熱が下半身へと溜まっていく。
……うぅん、ドゥトワの借家でもまぁまぁの頻度で濃密な触れ合いをしていたのに、ここでもそんなにしたかったのか……?
「はぁっ……ふぅ、ん……ぁ……バラム……」
「……は、もっと呼んでくれ……」
唇を離れたバラムの口が僕の耳や首に舌を這わせながら、普段より……なんだろう、甘えたような声で僕に名を呼べと言う。
「ふ、ん……バラム……」
「トウノ……」
お互いに名前を呼びながら触れ合っていると、何かが満たされていくような感覚があった。僕も……きっとバラムも、その感覚を追うように口で、手で相手の感触を確かめる。
すぐ目の前に僕の首に顔を埋めたバラムの頭と左耳があった。僕はそこに吸い寄せられるように唇を触れさせた。
バラムがピクリと反応して一瞬動きが止まるが、すぐに僕の後頭部に手を当てられて押し付けられる。「そのまま触れろ」と言っているように感じたので、いつも僕の耳に触れる唇を思い出しながらその触れ方を真似てみる。
「ん、ふぅ……ん……」
「……はぁ……イイな、それ……」
「……ぅ」
低く感じ入るような吐息混じりの感想に、背中が震え、腰が甘く重く疼く。
「は、もうこんなになってんな」
「あぁっ!」
既に見なくても分かる程に勃ち上がっている僕のものに唐突に触れられ、刺激に体が跳ねる。
「あ、んん……バラム……そこは……っ」
「何だよ、少しは慣れたろ?」
「そう、じゃなくて……その……」
あの後色々と脱げる条件については調べたが、ここは宿だからつまり勃っても脱げないのでは……と、戸惑っていると、業を煮やしたバラムがあっさり僕のパンツを下着ごと下ろしてしまう。
「えっ、何で脱げて……」
「この部屋は“お前の”部屋だからな。当然だろ」
「そう、なのか……?」
「ああ。それよりほら……」
「うっ、あぁ……」
露わになった僕のものをすり……と指で掠める程度にも撫でられるだけで“気持ち良さ”に体が震える。
「……そういや」
「はぁ……う、ん?」
僕のものを凝視したままバラムが呟く。
「お前、自分で慰めた事が無いんだったか?」
「え……まぁ、そうだが」
現実では起こす事の出来ない生理現象を何故かこちらで体験出来てしまっているが、初体験の後もその後何度か射精しているものの、全てバラムの手で高められて……だったと思うので自分で慰めた事は未だに無い。
「ふぅん……なぁ、自分で慰めてみろよ」
「……え。そ、れは……」
唐突なバラムの言葉に戸惑い、どう反応すればいいのか分からず言葉に詰まる。
「お前が“初めて”自分で慰めるところ……俺に見せろよ」
「ぅ……」
バラムの方を見上げると、前髪の隙間からこういう時によく見る、強い光を湛えた瞳が覗いていた。この目に見つめられると胸が苦しくなって、何故か願いを聞きたくなってしまう。
ゆっくりと体を倒し、僕の耳元に唇を這わせて熱い吐息混じりに言う。
「お前の“初めて”、全部俺にくれるんだもんな?」
妙に甘えるような響きを吹き込まれて、下半身の疼きがさらに強くなり……湧き上がって来た衝動に誘われるように僕は手を伸ばした。
シュッ、シュッ、くちゅっ、シュッ、くちゅ……
「う、ん…………ふ、は………………」
静かな部屋で僕が自分のものを擦る音と吐息だけが響く。あれからバラムは不自然なほど黙ってしまい、本当に部屋で1人で自分を慰めているかのようだ。
……なんとか、バラムの手つきを思い出したり、拙い知識やイメージで手を動かしてみるものの、中々上手くいかない。微かな刺激続きで、溜まった熱がぐるぐると堂々巡りをするばかりで発散出来ない辛さだけが増していく。
「ん、ふぅ……」
「辛そうだな」
「は……バラム……、っ!」
顎を掴まれてバラムの方を向かされたところで、肩越しに部屋の隅に鎮座する2体のペリカンくんと目が合ってしまい────一気に気が抜けてしまった。
「あ? どうした?」
気が抜けたと同時に僕のものも大分固さを失ったのが分かったのか、バラムが不審げに問うてくる。
「いや……そこの、ペリカンくんと目が合って……気が抜けてしまった……」
「あ゙あ゙? ……チッ!」
僕の言葉にバラムが振り返り、ペリカンくんの方を見ると大きく舌打ちをして、何処からか取り出した布を雑に投げてペリカンくんを覆う。
「これで気になんねぇだろ?」
「まぁ、そうなんだが……」
と、視線を落とすとすっかり固さを失った僕のものがあった。それに、ペリカンくんと目が合う前でもどうにも達せそうになかった。
「その……すまない、今日は……」
「……はぁ、ま、仕方ねぇか」
「……んっ!?」
“そういう”雰囲気も霧散したので、今日の触れ合いはここまでかと完全に油断していたところへ、バラムの手が僕の固さを失ったものに触れる。
「ぁ、なんで……ふぅ、んん……」
「お前が慰めるのはまた今度だな」
バラムの大きな手に扱かれて、自分でしていた時は高まりきらず燻っていた熱がいとも容易く燃え上がる。
「は、もう元通りだな」
「ぅ、ん……どうして……」
「さあな。ちゃんと、俺の手の動きを覚えろよ」
「んぅ、ぁ……ぅ、ぁ…………」
言われるままにバラムの手の動きを感じようとすると、余計に気持ち良さの方を感じ取ってしまい、結局どうしているのかよく分からない。
既にバラムの手元から湿り気のある音も混じり始め、どんどん追い詰められていく。
ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ……
「ぅ、んん……ふぅ、は、あ、あ……バラム……もうっ」
僕のものを扱く手の動きが強く激しくなっていくのに引き摺られるように、僕の中に溜まった熱がせり上がる感覚に限界が近い事を理解する。
「いいか? ここで先端を強く擦ると……」
「ぅえ? っ! イっ、ああぁっ!」
限界まで高められた僕のものの先端を強く抉られた刺激に、体中を強い電流が駆け抜けたかのように体が跳ね────僕のものから白い液体が弾けた。
「っは、ぁ……ふ…………ん…………」
バラムはいつも、達した後もしばらく僕のものを離してくれず、緩く擦り続ける。僕は達したばかりで敏感になったそこへの僅かな刺激でも身を捩らせてしまう。
「覚えたか?」
「……んん……分から、ない……」
ぼんやりとした頭で答えると、僕の手が取られ、バラムの熱く固くなったものに導かれる。
「じゃあ、こっちでまた覚えろよ?」
と、その後バラムの手に覆われながらバラムの熱を解放させたところで、今夜の触れ合いは終了となった。
…………そういえば〈睡眠〉から目覚めたあたりからシルヴァがいなかったが、何処に行ったのだろう?
────────────
次話更新は10月18日(金)予定です。
「……まぁ、飲んではきたな」
やはり、酒を飲んでいたらしい。バラムは傭兵ギルドに情報収集に行ったはずだが……。
「もしかして、傭兵仲間と?」
「まぁな」
まぁ、ユヌの傭兵とバラムはかなり気の置けない間柄のようなので、時間も夜だったし、ちょうど良かったのだろうか。
それにしても、酒の気配を漂わせたバラムを見るのは初めてだ。
「そうか……そういえばあまり飲んでるところを見た事無いが、強いのか?」
「弱くはねぇ」
「そうか」
……うーん、こういう場合の自己申告というのはどの程度当てになるのだろう。
「じゃあ、気の置けない仲間と楽しくてつい飲み過ぎた?」
「違う。あいつらが飲まねぇと帰さねぇって言うから、全部飲み干してきたら流石に少し酔った」
「全部……」
とは……? まさか、店の酒全部では無く傭兵達から出された酒だと思うが……それでもその酒全部とはどれほどの量になるのだろう。
果実酒を半分飲んだだけで《酒酔》がつく僕が飲める量では無さそうなのは確かだろう。
「お前とこういう事をしたかったからな……」
「え……んむ、ぅ……んんっ!」
再び唇を深く重ねられ、口内だけでなく体中を弄られる。体の方も気持ち良くなってしまうところは隅々まで知られている……というか、教え込まれていてあっという間に熱が下半身へと溜まっていく。
……うぅん、ドゥトワの借家でもまぁまぁの頻度で濃密な触れ合いをしていたのに、ここでもそんなにしたかったのか……?
「はぁっ……ふぅ、ん……ぁ……バラム……」
「……は、もっと呼んでくれ……」
唇を離れたバラムの口が僕の耳や首に舌を這わせながら、普段より……なんだろう、甘えたような声で僕に名を呼べと言う。
「ふ、ん……バラム……」
「トウノ……」
お互いに名前を呼びながら触れ合っていると、何かが満たされていくような感覚があった。僕も……きっとバラムも、その感覚を追うように口で、手で相手の感触を確かめる。
すぐ目の前に僕の首に顔を埋めたバラムの頭と左耳があった。僕はそこに吸い寄せられるように唇を触れさせた。
バラムがピクリと反応して一瞬動きが止まるが、すぐに僕の後頭部に手を当てられて押し付けられる。「そのまま触れろ」と言っているように感じたので、いつも僕の耳に触れる唇を思い出しながらその触れ方を真似てみる。
「ん、ふぅ……ん……」
「……はぁ……イイな、それ……」
「……ぅ」
低く感じ入るような吐息混じりの感想に、背中が震え、腰が甘く重く疼く。
「は、もうこんなになってんな」
「あぁっ!」
既に見なくても分かる程に勃ち上がっている僕のものに唐突に触れられ、刺激に体が跳ねる。
「あ、んん……バラム……そこは……っ」
「何だよ、少しは慣れたろ?」
「そう、じゃなくて……その……」
あの後色々と脱げる条件については調べたが、ここは宿だからつまり勃っても脱げないのでは……と、戸惑っていると、業を煮やしたバラムがあっさり僕のパンツを下着ごと下ろしてしまう。
「えっ、何で脱げて……」
「この部屋は“お前の”部屋だからな。当然だろ」
「そう、なのか……?」
「ああ。それよりほら……」
「うっ、あぁ……」
露わになった僕のものをすり……と指で掠める程度にも撫でられるだけで“気持ち良さ”に体が震える。
「……そういや」
「はぁ……う、ん?」
僕のものを凝視したままバラムが呟く。
「お前、自分で慰めた事が無いんだったか?」
「え……まぁ、そうだが」
現実では起こす事の出来ない生理現象を何故かこちらで体験出来てしまっているが、初体験の後もその後何度か射精しているものの、全てバラムの手で高められて……だったと思うので自分で慰めた事は未だに無い。
「ふぅん……なぁ、自分で慰めてみろよ」
「……え。そ、れは……」
唐突なバラムの言葉に戸惑い、どう反応すればいいのか分からず言葉に詰まる。
「お前が“初めて”自分で慰めるところ……俺に見せろよ」
「ぅ……」
バラムの方を見上げると、前髪の隙間からこういう時によく見る、強い光を湛えた瞳が覗いていた。この目に見つめられると胸が苦しくなって、何故か願いを聞きたくなってしまう。
ゆっくりと体を倒し、僕の耳元に唇を這わせて熱い吐息混じりに言う。
「お前の“初めて”、全部俺にくれるんだもんな?」
妙に甘えるような響きを吹き込まれて、下半身の疼きがさらに強くなり……湧き上がって来た衝動に誘われるように僕は手を伸ばした。
シュッ、シュッ、くちゅっ、シュッ、くちゅ……
「う、ん…………ふ、は………………」
静かな部屋で僕が自分のものを擦る音と吐息だけが響く。あれからバラムは不自然なほど黙ってしまい、本当に部屋で1人で自分を慰めているかのようだ。
……なんとか、バラムの手つきを思い出したり、拙い知識やイメージで手を動かしてみるものの、中々上手くいかない。微かな刺激続きで、溜まった熱がぐるぐると堂々巡りをするばかりで発散出来ない辛さだけが増していく。
「ん、ふぅ……」
「辛そうだな」
「は……バラム……、っ!」
顎を掴まれてバラムの方を向かされたところで、肩越しに部屋の隅に鎮座する2体のペリカンくんと目が合ってしまい────一気に気が抜けてしまった。
「あ? どうした?」
気が抜けたと同時に僕のものも大分固さを失ったのが分かったのか、バラムが不審げに問うてくる。
「いや……そこの、ペリカンくんと目が合って……気が抜けてしまった……」
「あ゙あ゙? ……チッ!」
僕の言葉にバラムが振り返り、ペリカンくんの方を見ると大きく舌打ちをして、何処からか取り出した布を雑に投げてペリカンくんを覆う。
「これで気になんねぇだろ?」
「まぁ、そうなんだが……」
と、視線を落とすとすっかり固さを失った僕のものがあった。それに、ペリカンくんと目が合う前でもどうにも達せそうになかった。
「その……すまない、今日は……」
「……はぁ、ま、仕方ねぇか」
「……んっ!?」
“そういう”雰囲気も霧散したので、今日の触れ合いはここまでかと完全に油断していたところへ、バラムの手が僕の固さを失ったものに触れる。
「ぁ、なんで……ふぅ、んん……」
「お前が慰めるのはまた今度だな」
バラムの大きな手に扱かれて、自分でしていた時は高まりきらず燻っていた熱がいとも容易く燃え上がる。
「は、もう元通りだな」
「ぅ、ん……どうして……」
「さあな。ちゃんと、俺の手の動きを覚えろよ」
「んぅ、ぁ……ぅ、ぁ…………」
言われるままにバラムの手の動きを感じようとすると、余計に気持ち良さの方を感じ取ってしまい、結局どうしているのかよく分からない。
既にバラムの手元から湿り気のある音も混じり始め、どんどん追い詰められていく。
ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ……
「ぅ、んん……ふぅ、は、あ、あ……バラム……もうっ」
僕のものを扱く手の動きが強く激しくなっていくのに引き摺られるように、僕の中に溜まった熱がせり上がる感覚に限界が近い事を理解する。
「いいか? ここで先端を強く擦ると……」
「ぅえ? っ! イっ、ああぁっ!」
限界まで高められた僕のものの先端を強く抉られた刺激に、体中を強い電流が駆け抜けたかのように体が跳ね────僕のものから白い液体が弾けた。
「っは、ぁ……ふ…………ん…………」
バラムはいつも、達した後もしばらく僕のものを離してくれず、緩く擦り続ける。僕は達したばかりで敏感になったそこへの僅かな刺激でも身を捩らせてしまう。
「覚えたか?」
「……んん……分から、ない……」
ぼんやりとした頭で答えると、僕の手が取られ、バラムの熱く固くなったものに導かれる。
「じゃあ、こっちでまた覚えろよ?」
と、その後バラムの手に覆われながらバラムの熱を解放させたところで、今夜の触れ合いは終了となった。
…………そういえば〈睡眠〉から目覚めたあたりからシルヴァがいなかったが、何処に行ったのだろう?
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次話更新は10月18日(金)予定です。
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