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本編
98:熟す時 1
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APの続く限り演奏しながら館の周りを歩くことしばし。
「うぅん……これはこの技能が無いと追いつかなかったんじゃないか……?」
一気に範囲で昇華出来るようにはなったが、バラムが指摘していたように、昇華するそばから彷徨う霊魂が出現するので、館の周囲を3周ほどすることになった。そうしてようやく新たに出現する彷徨う霊魂がいなくなってきたところだ。
この量を一体一体昇華していくのは流石に現実的では無いというか、ここからどう変化するのかは分からないが1割でも狂った魔物化してしまったら防衛戦の時のようになってしまう可能性も無くはないだろう。
APの方もギリギリだが、全て昇華し切るまでは持ちそうだ。コツコツ振れるステータスポイントをAPに注ぎ込んでいて良かった。
最後に欠け月の写しの傍らに戻ると、残った彷徨う霊魂達もこちらに移動してきて光へと変わっていく。
────そして、最後の彷徨う霊魂が昇華され、欠け月の写しへと消えて行った。
ラベイカを弾き続けながら《勘破》で残った彷徨う霊魂が居ないか確認し、念の為バラムへも目線を送り、頷いたのを見てから弾くのをやめた。
「ふぅ……」
「疲れたか?」
ひと息ついた僕を労わるようにバラムの大きな手が僕の頬を撫でる。その感触に余分な力が体から抜けて、それなりの倦怠感をじわじわと感じてくる。
「まぁ、そこそこだ、な……?」
“さびしい”
唐突に心に言葉が浮かぶ。
一度浮かんだそれは、堰を切ったように溢れ出していき────。
“さびしい、暗い、おそろしい、サムイ、悲しい、さびしい、怖い、わからない、寂しい、さびしい、くらい、寒い、サビシイ、こわい、コワイ、さびしい、寂しい、クライ、怖い、寂しい、カナシイ、暗い、さびしい、こわい、悲しい、さびしい、暗い、おそろしい、悲しい、さびしい、さむい、怖い、わからない、寂しい、さびしい、くらい、サビシイ、こわい、コワイ、さびしい、寂しい、クライ、怖い、寂しい、カナシイ、暗い、さびしい、こわい、悲しい、さびしい、暗い、おそろしい、悲しい、さびしい、怖い、寒い、わからない、寂しい、さびしい、くらい、サビシイ、こわい、コワイ、さびしい、寂しい、クライ、怖い、寂しい、カナシイ、暗い、さびしい、こわい、悲しい”
「あ……」
濁流のように押し寄せてきた感情の波に呑まれて、確かに立っているはずの地面がぐにゃりと歪んで感覚的な前後や天地が分からなくなって、目が回ったように気持ち悪くなる。
激しく吹き荒れる感情の波とは反対に血の気が引いていき……とても、寒い。寒くて寒くて体がガタガタと震えだす。
視界もボヤけて急激に暗く狭くなって、周囲の状況が何も分からない。
寒い……暗い……感覚が無くなって……寂しい……僕はこのままひとりで消えて……い……────。
「────、───、──おいッ! トウノ!」
「……っは、ぁ……」
聞き慣れた声と肩を掴む力強い手の感触が沈みそうになった意識を引き戻す。
「うぅ……はぁ……寒い…………」
徐々に天地や体の感覚が戻って来るも、感じるのは寒さばかりだ。
「寒い? 急にどうした、体調が悪いのか?」
どうやら僕は今膝をついている姿勢らしい。立とうすることも出来ないくらい、体が思うように動かない。
────そんなことよりも寒くて心細くて堪らない。
「おいっ……大丈夫か?」
優しく上を向かされて焦ったようにこちらを見るバラムが視界に入る。触れられたところが温かい。もっと、もっとこの温もりが欲しい。
いつも僕に与えてくれる熱を────。
「はぁ……バラム……」
「!」
僕は覗き込むバラムに縋りつくと、バラムの唇に自分の唇を押し付けた。そこからじんわりと熱が広がっていく。まだ足りない……もっと……。
「……っ、お前……どうした?」
少し強引に引き剥がされる。嫌だ、もっとしたい。熱が欲しい。その一心で訴える。
「ん、もっと……バラム……」
「ぐ………………くそっ」
「んんっ」
今度はバラムの方から唇を呑み込むように合わせられる。そのバラムの舌を迎え入れるように僕も唇を開いて舌を差し出す。すると、すぐにバラムの舌に捕えられる。
先ほどよりも深い口づけになり、さらに体に温もりが広がる。それでもまだ足りなくて、僕の口の中を弄る舌に必死に絡ませたり吸ったりする。
ちゅっ、じゅるっ、じゅっ、ちゅぷ、ちゅ……
しばらく夢中でバラムの熱を追いかけていると、また唐突に離れていってしまった。
「……は、少し落ち着いたか?」
「ふ……はぁっ、いやだ……もっと……」
まだ寂しい。寒い、もっと熱が欲しい。
「…………家に戻るぞ。戻ったら、やめてくれって言ってもしてやる」
「……ぅ……ん」
バラムの唇が耳に押し当てられて、直接流し込まれるように低く掠れた声で囁かれる。その熱と声音に背筋が震えて、ほとんど反射で頷いていた。
「俺の首に手を回せ」
「ん」
言われるままにバラムの首に手を回すと、そのまま浮遊感を覚える。抱え上げられたのだと思うが、未だ吹き荒れる感情にすぐに凍えてしまう。
少しでも熱を得ようと精一杯伸び上がってバラムの顎に自分の唇を押し当てる。本当は唇にしたかったが、ここまでしか届かない。
「っ、お前本当に……後で後悔しても知らねぇぞ」
「んむ」
バラムは唸り声のような言葉を吐くも、顔をこちらに寄せてくれて再び唇同士が重なる。
夢中でバラムから伝わる熱に浸っていると、いつの間に辿り着いていたのか、バラムの部屋のベッドに横たえられるところだった。
「はっ……トウノ……」
「んぅ、ぁ……バラム……」
両手が空いたバラムが僕の体を包んで触れられるところ全てで密着してくる。そしてこれまたいつの間にかフル装備からラフな服装になっていて、ほとんど全身でバラムの温もりを感じる。
「ん、ふぅっ……はぁ、ぁ、ああ……」
僕の体に回ったバラムの手が体中を撫で始める。その刺激によって、凍えていた僕の中にも小さな熱が灯り始める。胸や脇腹、太腿の内側を撫でられると、吐息混じりの声が勝手に漏れてしまう。
バラムに教えられた“気持ちいい”という感覚が凍えた僕を溶かしていった。
「は、トウノ……」
僕の唇や首筋に吸い付きながら、触れているバラムの熱も徐々に高まっていくのを感じる。その熱を享受していると、次第にお腹や太腿あたりに一際熱い塊が押し付けられ始め、その熱に僕の体もまた熱くなった。
そうして先ほどまでの堪え難い寒さはあっという間に熱に塗り潰されていく。
「ぁ、はぁっ、や、…………んんっ」
バラムが僕が“気持ちいい”と感じるところを執拗に刺激し始め、体が勝手に跳ねる。
……それに、僕の中の熱が高まるにつれて、なんだか……体の中が妙に疼いて落ち着かない。
────不意に、バラムの手がより強く疼く場所に触れる。
「ん、あっ!?」
突然のことに何が起こったのか、分からなかった。視界が一瞬白くなり、大きく体が跳ね、声を上げてしまっていた。
「はっ、はっ……、今、のは……?」
今まで感じたことの無い感覚に、慌ててバラムの手が置かれている場所を見る。
そこには服を内側から押し上げる、見慣れない膨らみがあった。
「これ、は」
「はぁ……やっと、か」
そんなはずは無いと信じられない気持ちで、それを見ていると、感じ入るような声が上から降ってくる。見上げると、バラムが僅かに笑みを浮かべ、錆色の瞳は強い光を湛えていた。
「やっと、成熟したか」
「? 何……ああぁっ!」
バラムの言葉の意味を問う間もなく、再び服を押し上げる“それ”を大きな手が優しく撫でる。それだけのことでも強すぎる刺激に、悲鳴のような声を上げてしまう。
「はぁっ、トウノ……」
「ひぁっ! い、いやだ……さわら、ぁっ、ないでくれっ……」
バラムが僕の首筋を舐め上げながら、さらに手を動かそうとするので、僕は慌ててバラムの手を両手で押さえつける。その刺激すらも拾って背筋がビリビリと痺れた。
「トウノ……お前もこのままだと苦しいだろ? 自分で慰めるよりも気持ち良くしてやるから……」
バラムが僕を宥めるように首筋や耳に口づけしながら囁く。
「ん……ぅ、そ、そういうことじゃなくて…………」
「あん?」
それでも僕はバラムにとってはあって無いような抵抗をする。一応、僕のそれに手を止めてくれて耳を傾けてくれたので、恥ずかしいが、ちゃんと伝える。
「た、勃つのが初めてで……その……未知過ぎる刺激が怖い……」
「……………………は?」
僕の言葉にバラムが固まった。
────────────
次話更新は9月28日(土)になります。
「うぅん……これはこの技能が無いと追いつかなかったんじゃないか……?」
一気に範囲で昇華出来るようにはなったが、バラムが指摘していたように、昇華するそばから彷徨う霊魂が出現するので、館の周囲を3周ほどすることになった。そうしてようやく新たに出現する彷徨う霊魂がいなくなってきたところだ。
この量を一体一体昇華していくのは流石に現実的では無いというか、ここからどう変化するのかは分からないが1割でも狂った魔物化してしまったら防衛戦の時のようになってしまう可能性も無くはないだろう。
APの方もギリギリだが、全て昇華し切るまでは持ちそうだ。コツコツ振れるステータスポイントをAPに注ぎ込んでいて良かった。
最後に欠け月の写しの傍らに戻ると、残った彷徨う霊魂達もこちらに移動してきて光へと変わっていく。
────そして、最後の彷徨う霊魂が昇華され、欠け月の写しへと消えて行った。
ラベイカを弾き続けながら《勘破》で残った彷徨う霊魂が居ないか確認し、念の為バラムへも目線を送り、頷いたのを見てから弾くのをやめた。
「ふぅ……」
「疲れたか?」
ひと息ついた僕を労わるようにバラムの大きな手が僕の頬を撫でる。その感触に余分な力が体から抜けて、それなりの倦怠感をじわじわと感じてくる。
「まぁ、そこそこだ、な……?」
“さびしい”
唐突に心に言葉が浮かぶ。
一度浮かんだそれは、堰を切ったように溢れ出していき────。
“さびしい、暗い、おそろしい、サムイ、悲しい、さびしい、怖い、わからない、寂しい、さびしい、くらい、寒い、サビシイ、こわい、コワイ、さびしい、寂しい、クライ、怖い、寂しい、カナシイ、暗い、さびしい、こわい、悲しい、さびしい、暗い、おそろしい、悲しい、さびしい、さむい、怖い、わからない、寂しい、さびしい、くらい、サビシイ、こわい、コワイ、さびしい、寂しい、クライ、怖い、寂しい、カナシイ、暗い、さびしい、こわい、悲しい、さびしい、暗い、おそろしい、悲しい、さびしい、怖い、寒い、わからない、寂しい、さびしい、くらい、サビシイ、こわい、コワイ、さびしい、寂しい、クライ、怖い、寂しい、カナシイ、暗い、さびしい、こわい、悲しい”
「あ……」
濁流のように押し寄せてきた感情の波に呑まれて、確かに立っているはずの地面がぐにゃりと歪んで感覚的な前後や天地が分からなくなって、目が回ったように気持ち悪くなる。
激しく吹き荒れる感情の波とは反対に血の気が引いていき……とても、寒い。寒くて寒くて体がガタガタと震えだす。
視界もボヤけて急激に暗く狭くなって、周囲の状況が何も分からない。
寒い……暗い……感覚が無くなって……寂しい……僕はこのままひとりで消えて……い……────。
「────、───、──おいッ! トウノ!」
「……っは、ぁ……」
聞き慣れた声と肩を掴む力強い手の感触が沈みそうになった意識を引き戻す。
「うぅ……はぁ……寒い…………」
徐々に天地や体の感覚が戻って来るも、感じるのは寒さばかりだ。
「寒い? 急にどうした、体調が悪いのか?」
どうやら僕は今膝をついている姿勢らしい。立とうすることも出来ないくらい、体が思うように動かない。
────そんなことよりも寒くて心細くて堪らない。
「おいっ……大丈夫か?」
優しく上を向かされて焦ったようにこちらを見るバラムが視界に入る。触れられたところが温かい。もっと、もっとこの温もりが欲しい。
いつも僕に与えてくれる熱を────。
「はぁ……バラム……」
「!」
僕は覗き込むバラムに縋りつくと、バラムの唇に自分の唇を押し付けた。そこからじんわりと熱が広がっていく。まだ足りない……もっと……。
「……っ、お前……どうした?」
少し強引に引き剥がされる。嫌だ、もっとしたい。熱が欲しい。その一心で訴える。
「ん、もっと……バラム……」
「ぐ………………くそっ」
「んんっ」
今度はバラムの方から唇を呑み込むように合わせられる。そのバラムの舌を迎え入れるように僕も唇を開いて舌を差し出す。すると、すぐにバラムの舌に捕えられる。
先ほどよりも深い口づけになり、さらに体に温もりが広がる。それでもまだ足りなくて、僕の口の中を弄る舌に必死に絡ませたり吸ったりする。
ちゅっ、じゅるっ、じゅっ、ちゅぷ、ちゅ……
しばらく夢中でバラムの熱を追いかけていると、また唐突に離れていってしまった。
「……は、少し落ち着いたか?」
「ふ……はぁっ、いやだ……もっと……」
まだ寂しい。寒い、もっと熱が欲しい。
「…………家に戻るぞ。戻ったら、やめてくれって言ってもしてやる」
「……ぅ……ん」
バラムの唇が耳に押し当てられて、直接流し込まれるように低く掠れた声で囁かれる。その熱と声音に背筋が震えて、ほとんど反射で頷いていた。
「俺の首に手を回せ」
「ん」
言われるままにバラムの首に手を回すと、そのまま浮遊感を覚える。抱え上げられたのだと思うが、未だ吹き荒れる感情にすぐに凍えてしまう。
少しでも熱を得ようと精一杯伸び上がってバラムの顎に自分の唇を押し当てる。本当は唇にしたかったが、ここまでしか届かない。
「っ、お前本当に……後で後悔しても知らねぇぞ」
「んむ」
バラムは唸り声のような言葉を吐くも、顔をこちらに寄せてくれて再び唇同士が重なる。
夢中でバラムから伝わる熱に浸っていると、いつの間に辿り着いていたのか、バラムの部屋のベッドに横たえられるところだった。
「はっ……トウノ……」
「んぅ、ぁ……バラム……」
両手が空いたバラムが僕の体を包んで触れられるところ全てで密着してくる。そしてこれまたいつの間にかフル装備からラフな服装になっていて、ほとんど全身でバラムの温もりを感じる。
「ん、ふぅっ……はぁ、ぁ、ああ……」
僕の体に回ったバラムの手が体中を撫で始める。その刺激によって、凍えていた僕の中にも小さな熱が灯り始める。胸や脇腹、太腿の内側を撫でられると、吐息混じりの声が勝手に漏れてしまう。
バラムに教えられた“気持ちいい”という感覚が凍えた僕を溶かしていった。
「は、トウノ……」
僕の唇や首筋に吸い付きながら、触れているバラムの熱も徐々に高まっていくのを感じる。その熱を享受していると、次第にお腹や太腿あたりに一際熱い塊が押し付けられ始め、その熱に僕の体もまた熱くなった。
そうして先ほどまでの堪え難い寒さはあっという間に熱に塗り潰されていく。
「ぁ、はぁっ、や、…………んんっ」
バラムが僕が“気持ちいい”と感じるところを執拗に刺激し始め、体が勝手に跳ねる。
……それに、僕の中の熱が高まるにつれて、なんだか……体の中が妙に疼いて落ち着かない。
────不意に、バラムの手がより強く疼く場所に触れる。
「ん、あっ!?」
突然のことに何が起こったのか、分からなかった。視界が一瞬白くなり、大きく体が跳ね、声を上げてしまっていた。
「はっ、はっ……、今、のは……?」
今まで感じたことの無い感覚に、慌ててバラムの手が置かれている場所を見る。
そこには服を内側から押し上げる、見慣れない膨らみがあった。
「これ、は」
「はぁ……やっと、か」
そんなはずは無いと信じられない気持ちで、それを見ていると、感じ入るような声が上から降ってくる。見上げると、バラムが僅かに笑みを浮かべ、錆色の瞳は強い光を湛えていた。
「やっと、成熟したか」
「? 何……ああぁっ!」
バラムの言葉の意味を問う間もなく、再び服を押し上げる“それ”を大きな手が優しく撫でる。それだけのことでも強すぎる刺激に、悲鳴のような声を上げてしまう。
「はぁっ、トウノ……」
「ひぁっ! い、いやだ……さわら、ぁっ、ないでくれっ……」
バラムが僕の首筋を舐め上げながら、さらに手を動かそうとするので、僕は慌ててバラムの手を両手で押さえつける。その刺激すらも拾って背筋がビリビリと痺れた。
「トウノ……お前もこのままだと苦しいだろ? 自分で慰めるよりも気持ち良くしてやるから……」
バラムが僕を宥めるように首筋や耳に口づけしながら囁く。
「ん……ぅ、そ、そういうことじゃなくて…………」
「あん?」
それでも僕はバラムにとってはあって無いような抵抗をする。一応、僕のそれに手を止めてくれて耳を傾けてくれたので、恥ずかしいが、ちゃんと伝える。
「た、勃つのが初めてで……その……未知過ぎる刺激が怖い……」
「……………………は?」
僕の言葉にバラムが固まった。
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次話更新は9月28日(土)になります。
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