太陽と龍の追憶

僕の隣に

窓を開けて 夏の匂いがしたら
少しだけ 胸が苦しくなりませんか
あの日君に会いに行った
まぶしい朝と おんなじ匂い

空に近づく 曲がりくねった道を
僕と一緒に 登って行こう
黄色い車で 迎えに行くよ
隣に座って 笑っていて

風を浴びて 冬の匂いがしたら
少しだけ 泣きたくなりませんか
あの日君を忘れようと
目覚めた朝と よく似た匂い

海が見える 丘の上まで
僕と一緒に 走って行こう
黄色い車は 今日もきれいさ
隣に座って 一緒にいて

空と海と 青い看板
沢山の車と 沢山の道路を
通り過ぎてきたけど
どこにでもあるような どんな景色も
忘れられなくなるんだ 僕の隣に
君が居たから

窓を開けて 夏の匂いがしたら
少しだけ 胸が苦しくなりませんか
あの日君に会いに行った
まぶしい朝と おんなじ匂い
あの日君が笑ってくれた
まぶしい朝と おんなじ匂い