188 / 322
冷たい雨の降る街で
しおりを挟む
心を開くのは 刃を向けること
剥き出しの光に 目がくらんで
大好きで 笑って欲しくて あなたを傷つけて
惨めな思いだけを ぬぐえないまま
甘えていたのは 怯えてるから
白い手のひらを 離せずにいた
疑っても 買い被っても どれだけ信じても
惨めにゆがんだ 言葉が残った
冷たい雨の降る街で
立ち去るあなたの 背中越し
今でも思い出して さよならをする
忘れることなど 出来もしないのに
吐き出し続けて あなたを汚してた
足枷を 緩めてほしいと
寄りかかり 支えてほしくて あなたに押し付けた
謝罪と感謝の 重い十字架
冷たい雨の降る街で
微笑むあなたが 透き通る
今でも夢に見て 泣いている
楽しさの代償も 払えないくせに
切れた糸をいくら結んでも 元には戻らない
どんなに強く結んでも 糸は必ずまた切れる
結び目が大きくて 醜くて 目を背けても
糸はいつでも どこからでも切れるのに
冷たい雨の降る街で
立ち去るあなたの 背中越し
今でも思い出して さよならをする
忘れることなど 出来もしないのに
忘れることなど 出来もしないのに
剥き出しの光に 目がくらんで
大好きで 笑って欲しくて あなたを傷つけて
惨めな思いだけを ぬぐえないまま
甘えていたのは 怯えてるから
白い手のひらを 離せずにいた
疑っても 買い被っても どれだけ信じても
惨めにゆがんだ 言葉が残った
冷たい雨の降る街で
立ち去るあなたの 背中越し
今でも思い出して さよならをする
忘れることなど 出来もしないのに
吐き出し続けて あなたを汚してた
足枷を 緩めてほしいと
寄りかかり 支えてほしくて あなたに押し付けた
謝罪と感謝の 重い十字架
冷たい雨の降る街で
微笑むあなたが 透き通る
今でも夢に見て 泣いている
楽しさの代償も 払えないくせに
切れた糸をいくら結んでも 元には戻らない
どんなに強く結んでも 糸は必ずまた切れる
結び目が大きくて 醜くて 目を背けても
糸はいつでも どこからでも切れるのに
冷たい雨の降る街で
立ち去るあなたの 背中越し
今でも思い出して さよならをする
忘れることなど 出来もしないのに
忘れることなど 出来もしないのに
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/contemporary.png?id=0dd465581c48dda76bd4)
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる