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憂鬱ヶ丘

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答えがどこか遠くの街で
私の知らない間に決まる
だから私は頷かなかった

広がる世界は今日も無機質
泣いても叫んでも
アンプリファイアを通り過ぎたら
美辞麗句にすり替わってる

答えはどこか遠くの人が
私の知らない間に決めて
だから私は憂鬱なままで

身動きも取れずに過ぎ去る夏
縋りついて引きずられても
ハイウェイを通り過ぎてゆく
回遊魚の群れに紛れてる

いつの間にか私は
この憂鬱ヶ丘の暗い団地で
西日を浴びて茫然としていた
いつの間にか私は
この憂鬱ヶ丘の暗い団地の
小さな部屋に閉じこもってた

涙もため息も残らないほど
疲れ切ってただ泣いていた
逃げ出したいくらい憂鬱な
明日から目を背けたくって

いつの間にか私も
この憂鬱ヶ丘の巨大な団地で
近づく足音に怯えてた
いつの間にか私は
この憂鬱ヶ丘の巨大な団地の
小さな部屋で明日こそ死んでしまおうと
怯えながら泣きながら震えながら叫びながら
泣きながら生きていかなくちゃ
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