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Dark Eternal Vol.9 前編

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Cran Arcanaria Pre. 
『Dark Eternal Vol.9』
に行ってきました。

会場は名古屋の中心市、電気の科学館や若宮八幡様から程近い
HOLIDAY NEXT NAGOYAというライブハウス。
開始は15時。お目当ては長いことフォロワーさんで居てくださる535(ごみこ)さん、おがささんの両ギタリスト。特に535さんは今回で一旦サポートメンバーをお休みになるということなので…それが名古屋で、しかも予定の空いている日にあるなら行かねば!
と。

535さん、おがささんも出るCran Arcanariaというバンドは、ボーカル(名古屋イチの大暴れVO.)のクランさんという方のソロプロジェクト。
そのため男性メンバー、女性メンバーそれぞれの布陣で出番も2度あるというハードぶり。主催ライブでコレは相当キツイと思うのだが、まあそんな初見客の杞憂はものの見事に打ち砕かれることになる。

と、その前に昼飯だ。
15時開始ということは昼前に名古屋に着けばアチコチお邪魔出来る。
そういうわけで名鉄特急パノラマスーパーを金山で下車。
ボストン美術館の方に出て右手に。信号を渡り、銭儲けの道具を安く売る店(お客さん買ってちょう!)を通り過ぎ、橋を渡って高架を潜ると尾頭橋。
ツルハドラッグの裏手にある洋食屋さん「caféわしゃんがれ」さんでドラゴンランチと洒落込んだ。

なんと、あの藤波辰爾選手が来店した際に実際に召し上がったという特別メニュー。
名古屋でドラゴンと言って藤波さんが出てくるケースも稀だろうが、このドラゴンランチがまたボリューム満点。
お店自慢のスタミナ唐揚げ(唐揚げグランプリで金賞に輝いた逸品)に、これまた名物でもあるデカくて美味いハンバーグがドーンと乗って鉄板の上でジュージュー嬉しそうに弾けている。
当然、美味しく平らげたのであるが。
実は行きの名鉄が冷房ギンギンで(名古屋は冷暖房が極端なのだ)すっかり体が冷えてしまっていた。歩くと汗をかくし、涼むと寒い。
そこで大助かりだったのが、お味噌汁である。
ランチには付き物のお味噌汁。これが汗をかいて冷えた体に効果てきめん。
お陰様で他のメニューも美味しく頂き、デザートのJクリームソーダまで無事にたどり着けた。
これは冷凍フルーツにアイスクリームも乗っかって生クリームがかかった、子どもがご馳走と聞いて考えつく代物を本当に具現化したようなもので。当然、正義の茶色い肉料理のあとには最適となっております。

氷やアイスクリームに触れた生クリームがちょっと凍りかけてシャリってなってるとこ好き。

店を出て高架下まで戻ると、そこにバス停がある。
◆バスはもうすぐくるようだ。(コレわかったら相当MOTHER 2好きだと思う)
ちょうど来た市営バスに乗り込んで、栄へ。
このバスの終点が栄なので、座っていればいいのだ。
喧騒のナゴヤ。テレビ塔と久屋大通。
中区役所の傍らの路地を入り、八百屋さんの二階に上がるとそこが
特殊書店ビブリオマニアさん
である。
ココ行きゃ何か珍しい本あるだろ、という謎の信頼も厚くホウボウから好事家が集まるお店である。
星野藍さんの写真集や、チャイナ・ミエヴィルにレムのソラリスなどのSF小説、廃墟や団地の本などなど私も度々お世話になっております。
で、実は2018年の廃墟の怖い話を仕入れて下さったこともあり、今回は献本をと思い…気がつくと分厚い写真集を手に取っていた。私の好きな星野藍さんの写真もある。
旧共産圏遺産、未承認国家アブハジアはオススメです。夢に出そうなスポメニック。

毎回、本屋さんへ自分の本を売り込みに行くのに、他の本をつい買ってしまう。
そんな話を店主さんとしつつ本もお渡しする。本を作るプロ、読むプロにはお見せしてきたけど、本を選ぶプロにお渡しするのは、また違った高揚感と緊張感がある。
この無尽蔵に近い膨大な叡智と与太話とエロの中に私の一冊が入っているのは、とても感慨深いです。

ビブリオマニアさんを辞して、そのまま歩いてHOLIDAY NEXTへ。
会場まで少し時間があったので近くの神社でお参り。
色々とお願いしてきたら小銭が綺麗さっぱり。
人形(ひとがた)も収めてみた。紙でできた人形に氏名と年齢を書き、3回撫でて息をフッと吹きかけて木箱へ。
帝都大戦みたいだ。これで私も加藤みたいに…!

テレビ塔のテッペンでマント着て高笑いするところを思い浮かべていたら時間になった。
次回はライブの感想などを書きます。
ちょっとイヤなこと書くかも知れない。
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