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松山座5月22日生野公演 第六試合
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マリ卍選手
松山団九郎選手
VS
リッキー・フジ選手
沙恵選手
お待ちかねのSEXY STORM、リッキー・フジ選手が登場するセミファイナル。私が初めて目の前で見たプロレスの試合・プロレスラーがリッキー・フジ選手だった。今でも思い出す1999年7月の豊橋市総合体育館サブアリーナ、FMW豊橋大会の第一試合。対戦相手はフライングキッド市原選手。
そのリッキー選手が今日も変わらずセクシーなまま、丸いサングラスにロングヘアー、ヒラヒラのついたタイツ、ブーツでリングの上に居る。もう私はコレだけでたまらないのだ。
こればっかりは仕方がない。私はエンタメ初期のFMWが原体験であり、あの時期であっても地方大会では普通にちゃんとした巡業プロレスをやってくれたおかげで、今でもこうした町中のホールや体育館で行う興行が大好きなのだ。
パートナーは岐阜県の柳ケ瀬を拠点に活躍する沙恵選手。タッパもあるし美人だし、眼に迫力があってファイトも豪快。この人は人気が出そうだな、と思っていたらあちこちの団体で試合をするようになった。デビュー直後からコスチュームや髪形、メイクも変わり益々もってパワフルに。しかも今回は生きる伝説、リッキー・フジ選手とのタッグだからもう暴れたい放題だ。何しろ「あのリッキー・フジ(敬称略)」である。男女混合はもとよりデスマッチからストリートファイト、勿論伝統的なアメリカンプロレスからハードコアに至るまで。およそプロレスと名のつく限りの試合形式は一通りやっている筈。何処をどうやってもあとは任せろと言ってくれているようなもの。
正直このタッグはかなり楽しみだったし、実際ホントに面白かった。
対戦相手には同じく柳ケ瀬で鎬を削るマリ卍(まんじ)選手。こちらもパワフルで豪快、しかも明るくてエネルギーの塊みたいなレスラー。沙恵選手とはまた違ったパワーの持ち主だ。沙恵選手が破壊的なパワーならマリ卍選手は元気なパワーといった感じかな?
日頃の切磋琢磨をいつもと違ったフィールドとシチュエーションに持ち込むことで、むしろお互いの現在の力量がシビアに浮き上がる興味深い演目。
マリ卍選手のパートナーは減量し肉体改造を行ったという松山団九郎選手。もともと粗削りながらもどんな試合にも適応し力を発揮できるポテンシャルを持っている頼もしい選手で、今回の試合でも豪快なスロイダーを決めていた。より若く元気なチームと、よりラフで老獪さも加わったチームとの対決は攻守入り乱れての目まぐるしい展開に。そして、気が付けばリッキーさんの見せ場にして試合の山場が訪れる流れになってゆく。
伝統的なアメリカンプロレスには欠かせない、あのリック・フレアーやディック・マードックも持ち味とした
半ケツ
である。リック・フレアー、ディック・マードック、リッキー・フジ、3人とも同じリチャードのニックネームを持つ選手というのも興味深い。
半ケツ状態のままリッキー選手が団九郎選手を、沙恵選手はマリ卍選手を肩に担いでダブルでカミカゼを炸裂させたのがハイライトで、終わってみれば完全にリッキーさんと沙恵選手の勝ちパターンだったのかも知れない。特にリッキーさんの場合は、そうやって自分の方に流れを手繰り寄せてしまう。こればっかりは一朝一夕で身に付くものでは無いのだろう…試合後も出続けるオケツを沙恵選手がちゃんと仕舞っていたところまで含めて。
マリ卍選手は声がよく通るうえ表情も動きも会場の隅々まで伝わるので、初見のお客さんでも応援したくなる選手だなと感じました。オレンジの眩しいコスチュームでよく動きよく喋り、名前も変わってるけど一度わかったら覚えやすいし、決めポーズもある。今公演に出場した若手女子選手の中では、やはりアタマ一つ抜けて存在感があったと思います。
また是非、色んな組み合わせで見てみたい選手でした!
沙恵選手もマリ卍選手も中京地区で活躍しているのが嬉しい、ステキなプロレスラーです。
そして売店で購入したリッキー・フジ選手のポートレートは、なつかしいFMW時代のパンフレットや写真アルバムと共に、現在進行形の思い出として大切に保管しています。
今や日本のインディープロレス黎明期を知る貴重な存在でもあるリッキーさん、これからも元気で活躍してください!
松山団九郎選手
VS
リッキー・フジ選手
沙恵選手
お待ちかねのSEXY STORM、リッキー・フジ選手が登場するセミファイナル。私が初めて目の前で見たプロレスの試合・プロレスラーがリッキー・フジ選手だった。今でも思い出す1999年7月の豊橋市総合体育館サブアリーナ、FMW豊橋大会の第一試合。対戦相手はフライングキッド市原選手。
そのリッキー選手が今日も変わらずセクシーなまま、丸いサングラスにロングヘアー、ヒラヒラのついたタイツ、ブーツでリングの上に居る。もう私はコレだけでたまらないのだ。
こればっかりは仕方がない。私はエンタメ初期のFMWが原体験であり、あの時期であっても地方大会では普通にちゃんとした巡業プロレスをやってくれたおかげで、今でもこうした町中のホールや体育館で行う興行が大好きなのだ。
パートナーは岐阜県の柳ケ瀬を拠点に活躍する沙恵選手。タッパもあるし美人だし、眼に迫力があってファイトも豪快。この人は人気が出そうだな、と思っていたらあちこちの団体で試合をするようになった。デビュー直後からコスチュームや髪形、メイクも変わり益々もってパワフルに。しかも今回は生きる伝説、リッキー・フジ選手とのタッグだからもう暴れたい放題だ。何しろ「あのリッキー・フジ(敬称略)」である。男女混合はもとよりデスマッチからストリートファイト、勿論伝統的なアメリカンプロレスからハードコアに至るまで。およそプロレスと名のつく限りの試合形式は一通りやっている筈。何処をどうやってもあとは任せろと言ってくれているようなもの。
正直このタッグはかなり楽しみだったし、実際ホントに面白かった。
対戦相手には同じく柳ケ瀬で鎬を削るマリ卍(まんじ)選手。こちらもパワフルで豪快、しかも明るくてエネルギーの塊みたいなレスラー。沙恵選手とはまた違ったパワーの持ち主だ。沙恵選手が破壊的なパワーならマリ卍選手は元気なパワーといった感じかな?
日頃の切磋琢磨をいつもと違ったフィールドとシチュエーションに持ち込むことで、むしろお互いの現在の力量がシビアに浮き上がる興味深い演目。
マリ卍選手のパートナーは減量し肉体改造を行ったという松山団九郎選手。もともと粗削りながらもどんな試合にも適応し力を発揮できるポテンシャルを持っている頼もしい選手で、今回の試合でも豪快なスロイダーを決めていた。より若く元気なチームと、よりラフで老獪さも加わったチームとの対決は攻守入り乱れての目まぐるしい展開に。そして、気が付けばリッキーさんの見せ場にして試合の山場が訪れる流れになってゆく。
伝統的なアメリカンプロレスには欠かせない、あのリック・フレアーやディック・マードックも持ち味とした
半ケツ
である。リック・フレアー、ディック・マードック、リッキー・フジ、3人とも同じリチャードのニックネームを持つ選手というのも興味深い。
半ケツ状態のままリッキー選手が団九郎選手を、沙恵選手はマリ卍選手を肩に担いでダブルでカミカゼを炸裂させたのがハイライトで、終わってみれば完全にリッキーさんと沙恵選手の勝ちパターンだったのかも知れない。特にリッキーさんの場合は、そうやって自分の方に流れを手繰り寄せてしまう。こればっかりは一朝一夕で身に付くものでは無いのだろう…試合後も出続けるオケツを沙恵選手がちゃんと仕舞っていたところまで含めて。
マリ卍選手は声がよく通るうえ表情も動きも会場の隅々まで伝わるので、初見のお客さんでも応援したくなる選手だなと感じました。オレンジの眩しいコスチュームでよく動きよく喋り、名前も変わってるけど一度わかったら覚えやすいし、決めポーズもある。今公演に出場した若手女子選手の中では、やはりアタマ一つ抜けて存在感があったと思います。
また是非、色んな組み合わせで見てみたい選手でした!
沙恵選手もマリ卍選手も中京地区で活躍しているのが嬉しい、ステキなプロレスラーです。
そして売店で購入したリッキー・フジ選手のポートレートは、なつかしいFMW時代のパンフレットや写真アルバムと共に、現在進行形の思い出として大切に保管しています。
今や日本のインディープロレス黎明期を知る貴重な存在でもあるリッキーさん、これからも元気で活躍してください!
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