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松山座5月22日生野公演 第四試合
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3Lグレ子選手、松山ポンポン選手、ぐらんハニワ選手
VS
鈴木心選手、江利川祐選手、へりくつおじさん選手
さあ問題の試合だ。へりくつおじさん、とは、ブルアーマーTAKUYA選手のこと。何故かポスターには、姿形はブルアーマーさんなのに、名前だけが
へりくつおじさん
と記載されていた。果たしてどういうことなのか。
先ずは人気者トリオが入場。パワーのハニワ選手、動ける巨体のポンポン選手、そして謎の多い3Lグレ子選手。カメラを構えたら投げキッスしてニッコリ笑ってくれた。
何かと必要以上に濃密な松山座にあって、これはもう煮凝りになりそうなくらいに濃い組み合わせ。
ここに期待の若手、鈴木選手と怪我を乗り越え今も活躍する不屈の男・江利川選手がぶつかってゆく。そして、さらにもうお一方。巨体を揺すって登場するへりくつおじさん。
入場するや否や、ロープを拡げてリングインを促さないことに苦言を呈し、そのまま試合中にもかかわらず鈴木選手に公開セミナー…いや説教、いや小言…要するに延々と事あるごとに屁理屈をこねてはみんなをイライラさせ、辟易させ、さらには味方にまで見放される始末。挙句の果てには鈴木選手に反論されると
屁理屈を言うな!
と逆切れ。理不尽大王ならぬ屁理屈大王が誕生した瞬間だった。
試合中も「この中で一番マトモ」と自他ともに認識するポンポン選手が随所でポンポン選手というか素の方に近そうなツッコミを入れる、この三人と握手したい!?と客観的なんだか自虐的なんだかわからないフレーズを飛ばす、試合も堪忍袋の緒が切れたとばかりにへりくつおじさんをコーナーに釘付けにしてから全員での串刺し攻撃から陰陽盤による
天誅!!
の一撃で決着。最後は敵味方を問わず5人で勝ち名乗りを上げて大団円。
休憩前にピッタリな試合でした、と中締めのマイク。
グレ子選手が年齢を示唆する発言をこぼしたり、ハニワ選手が見事なドロップキックを披露するたびに説教されたり(あの岩みたいな肉体でフワっと浮いてポーンと蹴り上げる一発はまさにプロの技)、いちいち突っ込まれたり話に付き合わされる鈴木選手のリアクションだったり、はたまたブルアーマー…じゃなかったへりくつおじさんとグレ子選手が熱い接吻を交わしたりと、戦いを取り巻く喋りと動きまで見所の多い試合でした。
ポンポン選手がこんなにしゃべっているのも珍しいと言うか、松山座的に言わせてもらうなら
「松山ポンポンの魂が憑代であるヤマダマンポンドさんの肉体に馴染んで来た」
のかも知れない。
初代ウルトラマンや帰ってきたウルトラマンは、それぞれハヤタ隊員や郷秀樹隊員の肉体を借りて活動していた。ハヤタさんと初代マンは最終的に分離したが、郷さんと帰りマンは徐々に融合し一体化したまま光の国へと飛び立っていった。
もしかしたら「松山ポンポン」と「ヤマダマンポンドさん」の垣根が今、だんだんと薄れているのかも知れない。本当は怖い大衆プロレス松山座。
というか写真を見返してみると、ポンポン選手の表情の大半が呆れ返ってるか困り果ててるかで、唯一満足そうにしていたのは江利川選手とのリストの取り合いをしている時でした。理屈抜きに面白いのがプロレスだけど、まさか屁理屈をこねても面白いなんてことがあるとは。
ちなみにブルアーマーTAKUYA選手のデビューは2005年5月22日。なんと公演当日。それがへりくつおじさんとしての初試合の日。
私がメキシコでスクワットや腕立て伏せをしている頃、ブルアーマーTAKUYA選手がデビューしてたとは…。私、あのまま頑張って2005年のうちにデビューしてたらTAKUYA選手と同期だったんじゃん。二度ビックリ。
松山座8月公演のポスターにもブルアーマーTAKUYA選手の巨体がラインナップされているけど、やはりリングネームは
へりくつおじさん
しかも下段のセンターでかなり目立つ。あの位置に、あの名前で載っているということは、座長の構想では既に次なる屁理屈大王の餌食が思い当っているのかも知れない…!?
Who’s next!?(懐かしいなゴールドバーグ)
松山座の新しい名物(迷惑)レスラーになるかもしれない。何しろ最後の最後に溜められたフラストレーションが解消された時の一体感たるや、カタルシスとでもいうべき爽快感でした。古き良き勧善懲悪のプロレスを思わせるスカっと感を是非皆様も会場で!
VS
鈴木心選手、江利川祐選手、へりくつおじさん選手
さあ問題の試合だ。へりくつおじさん、とは、ブルアーマーTAKUYA選手のこと。何故かポスターには、姿形はブルアーマーさんなのに、名前だけが
へりくつおじさん
と記載されていた。果たしてどういうことなのか。
先ずは人気者トリオが入場。パワーのハニワ選手、動ける巨体のポンポン選手、そして謎の多い3Lグレ子選手。カメラを構えたら投げキッスしてニッコリ笑ってくれた。
何かと必要以上に濃密な松山座にあって、これはもう煮凝りになりそうなくらいに濃い組み合わせ。
ここに期待の若手、鈴木選手と怪我を乗り越え今も活躍する不屈の男・江利川選手がぶつかってゆく。そして、さらにもうお一方。巨体を揺すって登場するへりくつおじさん。
入場するや否や、ロープを拡げてリングインを促さないことに苦言を呈し、そのまま試合中にもかかわらず鈴木選手に公開セミナー…いや説教、いや小言…要するに延々と事あるごとに屁理屈をこねてはみんなをイライラさせ、辟易させ、さらには味方にまで見放される始末。挙句の果てには鈴木選手に反論されると
屁理屈を言うな!
と逆切れ。理不尽大王ならぬ屁理屈大王が誕生した瞬間だった。
試合中も「この中で一番マトモ」と自他ともに認識するポンポン選手が随所でポンポン選手というか素の方に近そうなツッコミを入れる、この三人と握手したい!?と客観的なんだか自虐的なんだかわからないフレーズを飛ばす、試合も堪忍袋の緒が切れたとばかりにへりくつおじさんをコーナーに釘付けにしてから全員での串刺し攻撃から陰陽盤による
天誅!!
の一撃で決着。最後は敵味方を問わず5人で勝ち名乗りを上げて大団円。
休憩前にピッタリな試合でした、と中締めのマイク。
グレ子選手が年齢を示唆する発言をこぼしたり、ハニワ選手が見事なドロップキックを披露するたびに説教されたり(あの岩みたいな肉体でフワっと浮いてポーンと蹴り上げる一発はまさにプロの技)、いちいち突っ込まれたり話に付き合わされる鈴木選手のリアクションだったり、はたまたブルアーマー…じゃなかったへりくつおじさんとグレ子選手が熱い接吻を交わしたりと、戦いを取り巻く喋りと動きまで見所の多い試合でした。
ポンポン選手がこんなにしゃべっているのも珍しいと言うか、松山座的に言わせてもらうなら
「松山ポンポンの魂が憑代であるヤマダマンポンドさんの肉体に馴染んで来た」
のかも知れない。
初代ウルトラマンや帰ってきたウルトラマンは、それぞれハヤタ隊員や郷秀樹隊員の肉体を借りて活動していた。ハヤタさんと初代マンは最終的に分離したが、郷さんと帰りマンは徐々に融合し一体化したまま光の国へと飛び立っていった。
もしかしたら「松山ポンポン」と「ヤマダマンポンドさん」の垣根が今、だんだんと薄れているのかも知れない。本当は怖い大衆プロレス松山座。
というか写真を見返してみると、ポンポン選手の表情の大半が呆れ返ってるか困り果ててるかで、唯一満足そうにしていたのは江利川選手とのリストの取り合いをしている時でした。理屈抜きに面白いのがプロレスだけど、まさか屁理屈をこねても面白いなんてことがあるとは。
ちなみにブルアーマーTAKUYA選手のデビューは2005年5月22日。なんと公演当日。それがへりくつおじさんとしての初試合の日。
私がメキシコでスクワットや腕立て伏せをしている頃、ブルアーマーTAKUYA選手がデビューしてたとは…。私、あのまま頑張って2005年のうちにデビューしてたらTAKUYA選手と同期だったんじゃん。二度ビックリ。
松山座8月公演のポスターにもブルアーマーTAKUYA選手の巨体がラインナップされているけど、やはりリングネームは
へりくつおじさん
しかも下段のセンターでかなり目立つ。あの位置に、あの名前で載っているということは、座長の構想では既に次なる屁理屈大王の餌食が思い当っているのかも知れない…!?
Who’s next!?(懐かしいなゴールドバーグ)
松山座の新しい名物(迷惑)レスラーになるかもしれない。何しろ最後の最後に溜められたフラストレーションが解消された時の一体感たるや、カタルシスとでもいうべき爽快感でした。古き良き勧善懲悪のプロレスを思わせるスカっと感を是非皆様も会場で!
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