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2022年3月13日の夢日記
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海沿いのだだっ広い工業団地の、あまり手入れされていない植え込みに沿って伸びる歩道を歩いていた。アスファルトが所々、木の根で持ち上げられたり、経年劣化でひび割れたりしている。片側二車線の車道を見たこともない文字と絵の描いた巨大なトラックがゴォーっと走ってゆく。ああ、あれが一番デカいトラックだ、とアタマの中では納得していた。
ガソリンスタンドと銀行のある交差点の向かいに売店があって、その隣のブロックにコンビニが出来たけど、ココの売店があまりに人気なのでこないだ撤退した、という話を、隣でラーメンを食っている二人組の作業服の男がしていた。
そうなのか、と言いつつ自分も年季の入った券売機で食券を買ってラーメンを頼む。立ち食いで、値段も300円と格安だ。
券売機にはよくわからない文字列や壊れたボタンもあった。押したら何が出て来たんだろう。ラーメンのボタンも、よくわからない文字が書いてあった。でも、その文字列がラーメンだということは何となくわかっていて、迷わずボタンを押した。
外はいつの間にか土砂降りで、このあと面接なのに…と暗澹たる気分になる。
ラーメンは結構美味しくて、熱いのにスイスイ食べられた(よく考えたら、夢だからだったんだな。でも美味かった)。
仕方がないので歩き出そうと思ったら雨が上がっていて、でも地面が水たまりばかりだった。
2ブロックくらい歩いたら、頑丈で背の高いフェンスに綺麗に手入れされた植え込みが聳える、白い要塞みたいな建物が見えて来た。そこが面接を受ける会社で、しかも私は出戻りだった。実際そんな会社に居たことはないんだけど、敷地に入ると会社を建て直したとかで事務所もトラックヤードも綺麗になってて、フォークリフトも全部新車でピカピカだった。
ヤードの外を歩いていると、実際に前いた会社でお世話になってた太田さんって人が出迎えてくれた。久しぶりだね、元気でしたか、みたいなハナシをしてたら面接する場所に着いた。ヤードの片隅に運動会で使うような白いテントがあって、そこに長机とパイプ椅子。既に他の希望者が6人ぐらい来て着席していた。
簡単なアンケートみたいのを書いて呼ばれるのを待っていたら、面接ではなく、なんか泥の中を走ったり高いところからマットに向かって飛び降りたり、面白かった奴が受かるらしくリクルートスーツを来た若い女の子が抜群のリアクションと暴れっぷりを見せていた。
会社の人たちがみんな見に来てて、そこに知った顔(夢の中でだけ知ってる人も、実際に何処かの勤め先に居た人も)も居たので自分も負けられないと思って、めちゃくちゃに暴れてやった。
佐野!お前、もうこっちに座れ!
おかえり!
と、夢の中でだけ知っていた元同僚の人たちが爆笑して迎え入れてくれた。
私は安心して試験終了までそこで色んな話をして騒いで、着替えとしてその会社の制服を用意してもらってそれに着替えて帰路についた。みんなで並んで歩行者専用橋を渡った。
運河を跨ぐデカい橋で、物凄く急角度で聳え立っている。
そこを平気で登ったり降りたりして、橋のたもとについた時に目が覚めた。
色んな記憶がゴッチャになってて、太田さん以外にも知った顔がいっぱい出て来た。
安いラーメン美味かったな。あれだけでも食べに、また行きたいな。
ちなみに出戻り先の会社は結構デカい部品工場で、私は運送部に戻る予定だった。
給料は今より下がっちゃうけど、でもやっぱりいいかなあ。あーーでもフォークリフト乗るのヤだなあー(現実世界でもちょっと苦手)
と夢の中でも世知辛いことを考えていた。
デカい橋の急な下り坂から見渡した、雨上がりの夕暮れ前の街並みがボンヤリと綺麗だった。何処の街の、何処の橋なのか全然わからないけど、夢の中でだけ知ってる街や人、会社が、また増えた気がする。
夢を見た時に、あっココ知ってる、と思ったり、その人のことをちゃんと認識して見たり話したりすることが、今まで見た夢の多くで繋がっていることを示してたら面白いなあ。
ガソリンスタンドと銀行のある交差点の向かいに売店があって、その隣のブロックにコンビニが出来たけど、ココの売店があまりに人気なのでこないだ撤退した、という話を、隣でラーメンを食っている二人組の作業服の男がしていた。
そうなのか、と言いつつ自分も年季の入った券売機で食券を買ってラーメンを頼む。立ち食いで、値段も300円と格安だ。
券売機にはよくわからない文字列や壊れたボタンもあった。押したら何が出て来たんだろう。ラーメンのボタンも、よくわからない文字が書いてあった。でも、その文字列がラーメンだということは何となくわかっていて、迷わずボタンを押した。
外はいつの間にか土砂降りで、このあと面接なのに…と暗澹たる気分になる。
ラーメンは結構美味しくて、熱いのにスイスイ食べられた(よく考えたら、夢だからだったんだな。でも美味かった)。
仕方がないので歩き出そうと思ったら雨が上がっていて、でも地面が水たまりばかりだった。
2ブロックくらい歩いたら、頑丈で背の高いフェンスに綺麗に手入れされた植え込みが聳える、白い要塞みたいな建物が見えて来た。そこが面接を受ける会社で、しかも私は出戻りだった。実際そんな会社に居たことはないんだけど、敷地に入ると会社を建て直したとかで事務所もトラックヤードも綺麗になってて、フォークリフトも全部新車でピカピカだった。
ヤードの外を歩いていると、実際に前いた会社でお世話になってた太田さんって人が出迎えてくれた。久しぶりだね、元気でしたか、みたいなハナシをしてたら面接する場所に着いた。ヤードの片隅に運動会で使うような白いテントがあって、そこに長机とパイプ椅子。既に他の希望者が6人ぐらい来て着席していた。
簡単なアンケートみたいのを書いて呼ばれるのを待っていたら、面接ではなく、なんか泥の中を走ったり高いところからマットに向かって飛び降りたり、面白かった奴が受かるらしくリクルートスーツを来た若い女の子が抜群のリアクションと暴れっぷりを見せていた。
会社の人たちがみんな見に来てて、そこに知った顔(夢の中でだけ知ってる人も、実際に何処かの勤め先に居た人も)も居たので自分も負けられないと思って、めちゃくちゃに暴れてやった。
佐野!お前、もうこっちに座れ!
おかえり!
と、夢の中でだけ知っていた元同僚の人たちが爆笑して迎え入れてくれた。
私は安心して試験終了までそこで色んな話をして騒いで、着替えとしてその会社の制服を用意してもらってそれに着替えて帰路についた。みんなで並んで歩行者専用橋を渡った。
運河を跨ぐデカい橋で、物凄く急角度で聳え立っている。
そこを平気で登ったり降りたりして、橋のたもとについた時に目が覚めた。
色んな記憶がゴッチャになってて、太田さん以外にも知った顔がいっぱい出て来た。
安いラーメン美味かったな。あれだけでも食べに、また行きたいな。
ちなみに出戻り先の会社は結構デカい部品工場で、私は運送部に戻る予定だった。
給料は今より下がっちゃうけど、でもやっぱりいいかなあ。あーーでもフォークリフト乗るのヤだなあー(現実世界でもちょっと苦手)
と夢の中でも世知辛いことを考えていた。
デカい橋の急な下り坂から見渡した、雨上がりの夕暮れ前の街並みがボンヤリと綺麗だった。何処の街の、何処の橋なのか全然わからないけど、夢の中でだけ知ってる街や人、会社が、また増えた気がする。
夢を見た時に、あっココ知ってる、と思ったり、その人のことをちゃんと認識して見たり話したりすることが、今まで見た夢の多くで繋がっていることを示してたら面白いなあ。
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