1,132 / 1,301
かまてん水族館がやってきた
しおりを挟む
少し前の事になるけれど、Twitterの相互フォロワーである
かま
さんが、ひてんさんという方と組んだ
かまてん水族館
というグループの作品を購入しまして。詩画集とアクリルキーホルダー、シール。とても可愛らしいタッチで描かれた海のモチーフたちで、心が大変なごみます。
詩画集の詩の方をかまさんが書いて、そこにひてんさんの絵が乗るという形式の、小さな冊子。小冊子というよりもう少しかんたんで、とっつきやすい作品です。
内容をずらずら書くのもナンなのでお気に入りの作品をひとつ……。
そこのほとり
という詩。とても青く澄んだ気持ちの、深いところまで潜っていくような作品で好きでした。解釈は如何様にも出来るけれど、多分どれでもない。そんなに決めずに書かれたんじゃないかなあ。かまさんの心の青く深いところを覗き込んでうつりこんだものを、素直に書いたというか。
うみの歌
これは、私が書きたい世界とか情景の一つに限りなく近くて、でも波が引いてゆくように遠ざかって浮かんでいるような作品で、ああいいなこれ!と、読みながら悶えつつ続きをむさぼり読んだ作品でした。好きというより、好みのドンズバなところに刺さったというか。
道を歩いてて美人に目が行くというより、一目惚れしてその人に一気にピントが合わさっていくときのような。大袈裟に褒めてるように見えたら恥ずかしいけど、こういう情景を描き重ねて紡ぐ物語というか、見た夢を客観視するような作品が好きだし、自分も書いていたいと思う。
私の好きな入江弥彦さんの、退廃的で少し荒れた世界の話にも通じるようで。
かまさんの頭の中を横切るミズクラゲの姿を追いかけるように読みました。
美しくて可愛くてどこか寂しい、少し寒い冬の海に立っているような気持に、ひてんさんのイラストが添えられて、とても素敵な作品になっていました。
かまさんの小説、もっと読みたいと思います。ひてんさんは、2022年の1月21日から新宿での展示に参加されるとのことです。ご興味のある方はぜひご覧ください。
かまさん、小説送ってください是非是非。
かま
さんが、ひてんさんという方と組んだ
かまてん水族館
というグループの作品を購入しまして。詩画集とアクリルキーホルダー、シール。とても可愛らしいタッチで描かれた海のモチーフたちで、心が大変なごみます。
詩画集の詩の方をかまさんが書いて、そこにひてんさんの絵が乗るという形式の、小さな冊子。小冊子というよりもう少しかんたんで、とっつきやすい作品です。
内容をずらずら書くのもナンなのでお気に入りの作品をひとつ……。
そこのほとり
という詩。とても青く澄んだ気持ちの、深いところまで潜っていくような作品で好きでした。解釈は如何様にも出来るけれど、多分どれでもない。そんなに決めずに書かれたんじゃないかなあ。かまさんの心の青く深いところを覗き込んでうつりこんだものを、素直に書いたというか。
うみの歌
これは、私が書きたい世界とか情景の一つに限りなく近くて、でも波が引いてゆくように遠ざかって浮かんでいるような作品で、ああいいなこれ!と、読みながら悶えつつ続きをむさぼり読んだ作品でした。好きというより、好みのドンズバなところに刺さったというか。
道を歩いてて美人に目が行くというより、一目惚れしてその人に一気にピントが合わさっていくときのような。大袈裟に褒めてるように見えたら恥ずかしいけど、こういう情景を描き重ねて紡ぐ物語というか、見た夢を客観視するような作品が好きだし、自分も書いていたいと思う。
私の好きな入江弥彦さんの、退廃的で少し荒れた世界の話にも通じるようで。
かまさんの頭の中を横切るミズクラゲの姿を追いかけるように読みました。
美しくて可愛くてどこか寂しい、少し寒い冬の海に立っているような気持に、ひてんさんのイラストが添えられて、とても素敵な作品になっていました。
かまさんの小説、もっと読みたいと思います。ひてんさんは、2022年の1月21日から新宿での展示に参加されるとのことです。ご興味のある方はぜひご覧ください。
かまさん、小説送ってください是非是非。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる