不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

第９８７回。#いいねの数だけ自創作で意識していることを挙げてみる その４

なんのかんの６と７で２４００文字も書いちゃってやんの。
何が
ビートたけし監督の～だよバカ野郎、語るなっつーのそういうのを。
ああ～いよいよ書くことなくなってきたぞ。
何しよう何書こう。マジでどーしよう。
８　名前を付けたり呼んだりすること
これは、私ほんとに命名のセンスねえなって思うので…なんかもっとこうバシっと来る名前があってね。登場人物の名前を付けるの下手なんだ絶対。
だからなるべく名前なんかなくても読めるような作品にしたいなーとはいつも思ってる。
今まででオリジナルの名前を付けたお話なんて数えるほどもないし、彼、とか、君、とかいつも言っている。誰が誰に話しているか、を誰だと書かなくてもわかるような書き方をしたいとは思ってる。だからよくほかの人たちがやってる
うちの子語り
とか
うちよそ
とか、まあやりたいとも思わないけど、ああいうことするほど実はキャラがいない。仮面の無言劇みたいな人物名鑑になっている。
あ、そういえば前に書いたＢＬ小説にはちゃんと名前があったな。あれは割と気に入っているけど最初の物語の骨子になったのは結局実話のエピソードだったし、その名前の由来もその人からだから完全なオリジナルではない。完全オリジナルになったのは二話目からだから、実在の人物に近いキャラと完全に創作のキャラが混じってなんだかわからなくなってしまった。
ので、いっそシャッフルしてしまえ！と思って書いたのが三話目。
今度アルファポリスのＢＬ大賞にちょっと手直しして出すんでよろしく。
「ふたり暮らし」
といいます。ついでだから滅多にやらない
うちの子語り
でもするか。この「ふたり暮らし」ヒロインの初夏（はつか）ちゃんがとっても可愛いです。チンコはデカいけど。これも実話でさ、どういうことかっていうと私が昔、たぶん11年ぐらい前に付き合ってたニューハーフの子がモデルなんだよ。
バンドやってた頃に名古屋の新栄ってとこにあるライブハウスに出たことがあって。呼ばれたって言えば聞こえはいいけどチケットノルマがあって、そんなもん売れるわけないからこっちがひとり一万円も払って出てたっていうバカみたいな話で。そのうえに当時の彼女が務めてたお店があってさ。そっからなんかやってるってんで見に来てくれたの。
んでフロアでお話して（お客さんが少なかったのと、彼女が美人だったんでソッコーで声をかけに行った。どうでしたか僕らの演奏、っていうテイにかこつけて）連絡先も交換して、まあそのあと肛…
えっとね、またホラうちの子語りじゃなくて単なる猥談になってるよ。いくらお前、自創作で意識していることを語ることがないからって言うに事欠いてアナルはねえだろアナルは。どさくさに紛れてアナルアナル言うな！
ちょっと前の深夜の馬鹿力でさ、有名人のこっぴどい下ネタダジャレで選手名決めてたの知ってる？伊集院さんのパワプロのサクセスで作る選手名。
アナルアナル・タカってアレ最高だったな。誰だっけあんなバカなこと考えて全国放送のラジオに送った奴。あんたサイコーだよ。幾らネタ出したって勝てっこねえよバケモンだもん。
で元カノのチンコだけどさ、最初ホントにビックリしたんだから、男に生まれて男のチンコなんかそんなに見ないで生きてきたけど、まあデカかったもん。よくその下着に収まってたな！って思うよ。バックトゥザフューチャー２のピザか！！って。元カノのチンコが入らないって漫画描いたらウケたかもな…惜しかったな。

だからまあ、その時点での「ふたり暮らし」も、別に続き物にするつもりも何もなくて、ただ彼女と同棲してる感じの小説を書いて、最後にチンコあるのかよ！っていうオチだったんだ。それが初夏ちゃんが可愛いんで、そのあとでそのニューハーフの子がストーカーに遭うんだけどそこも小説に変えて書いて、刺されちゃうところまでは予定通りだったんだけど、死ぬ予定だったのを生かしちゃって。
んで別のＢＬ小説を書いたあとで、これシャッフル出来ねえかなってんで三話目を書いたの。
このまま出すのもナンだから、もうちょい書き足したりしたいなとは思ってる。

ほかに書くこともあるから、ホントにどこまでやるかはわからないけど。

９　名前は簡潔に。
さっきの話じゃないけど、私はネーミングセンスに些か欠ける自覚があるのであんまり大仰でそれっぽい名前は付けられないし、付けないことにしている。
そもそもタクシー運転手のヨシダさんだって、ヨシダだよ。その辺のおっさんの名前だし、事実その辺のおっさんなのでコレでよかったと今でも思う。
元々ちょっと思いついただけで深く考えたこともなかったけど、今にして思えばシンプルな名前だったから良かったとは思う。
十六夜源之丞とかそんな名前だったらどうなってたか。
ちなみに十六夜源之丞ってのはパタリロ！でおなじみの魔夜峰央先生が、魔夜峰央と名乗らなかった場合に使おうと思ってたペンネームらしい。
娘さんの山田マリエさんも漫画家デビューしたし、あの一家からはホントに目が離せないな…（パタリロ！の本編と派生シリーズは勿論アスタロトも親バカ日誌も全部持ってる）
何しろ私たぶんマライヒのおかげで後年ニューハーフさんとかにも全然抵抗や免疫なんてものもなくフツーに接することが出来たし、おかげですごい美人ともお付き合いしてもらえたしで、ある意味パタリロ！のおかげなんだよねそれは。
魔夜先生ありがとう。
で名前だよ。ヨシダどころかその相棒はカズヤ、つまり自分自身を投影したキャラクターだもの。まあこれも簡単ですわな。
あとは森とか黛とか漢字ひと文字の名字が好き。聖飢魔Ⅱのルーク篁さんがカッコいいからね。ウルトラマンエースのあと南夕子隊員とか。なので漢字ひと文字の名字とか名前もいい。森 歩 みたいに名字も名前もひと文字ってのもいいよね。それをカタカナにしたりもするけども。
これは漢字と漢字、ひらがなとひらがなが連続すると読みにくいというか、自分で書いてて気持ち悪いんだよ。
例えば
丸山はまだ来ない
の「はまだ」ってのが「浜田」って脳内で変換されちゃって気持ち悪くて。
だからマルヤマは未だ現れない、みたいな書き方にするし、登場人物の名前もカタカナにしちゃって、より浮き上がらせるようにしているつもり。
ああ、意外とマトモなこと意識してたな私。