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第954回。久々百貨店
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近所に昔から百貨店がある。昔ながらの百貨店でもある。駅前大通にどーん!と建ってて、駅から徒歩でもまっすぐ5分くらい。でも大通りを挟んで向かい側にも百貨店があってそっちには地下にバスターミナルがあって、この百貨店とも地下通路と地下の横断歩道で繋がっている。バスでならドアからドアですぐ百貨店だ。
アクセス良好なこの百貨店だが問題は、向かいの百貨店がとっくに閉店して建物も解体されバスターミナルも閉鎖。駅ビルにもテナントが沢山入ってるし駅前大通周辺はドーナツ化でどんどん人がいなくなり駐車場も不便で、おまけに名古屋の親会社から独立したと思ったら親会社の方がなくなり、今や日本でも数少ない昔ながらの百貨店になっちゃったということだ。
私が子供の頃にはすでに斜陽の兆しを見せていた百貨店というジャンルだが、まだまだバブルの余韻みたいのがあったんだと思う。今ほどじゃなかった気がするもん。消費税もなかったか、3パーセントくらいだったし。
その証拠というか何よりの象徴が、エレベーターガール。狭くて暗い配色のエレベーターのボタン前にお姉さんが立ってて、何階ですか?と聞いてくれたり、
3階婦人服売り場で御座います、とか案内してくれたりする、あのエレベーターガールさんが豊橋にも居たのだ。
4階おとなのおもちゃ売り場で御座います
5階あの頃のお前の家で御座います
9と3分の1階お前の心の扉の前で御座います
やめろ!!!!どこ連れてく気だ!!!!!!降ろせもどせ!!!!!!
と血煙絶叫をあげたところで許してくれないのだ。どこの世界の鬼エレベーターガールだよ。怖いなー鬼エレベーターガールは。
エレベーターガールさんは私の覚えている範囲では、90年代風の眉毛濃いめでソバージュとかロングヘアーの黒髪で口紅も鮮やかで色白。おしとやか!って感じの雰囲気を醸し出してた。ベレー帽みたいの被って、チェック模様の上着に膝くらいまでのスカート。オッサンの考えるおしとやか!な女性像に割と近かったのではないだろうか。今でいえばベッド・インのお二人みたいな感じだ。
鬼エレベーターガールは多分、ラムちゃんみたいな感じだけどすっげえブスでマジの有刺鉄線バットとか持ってるし…それでおとなのおもちゃ売り場とか連れていかれてもなあ。鬼ピンクローターとかあるだろ絶対。
なんだよ鬼ピンクローターって。
でね、今日久しぶりに、珍しくその百貨店にいったらエレベーターガールさんいなくなってた。まあこの不況だし、エレベーターも古かったので赤いじゅうたんの床で暗い感じの、まあ言っちゃえば訳あり不倫向けラブホテルみたいなエレベーターだったのが明るくて広い、しかもボタンも丸くてボッチになったやつじゃなくて四角い綺麗なのになってた。デジタル表示だったし。
6階のちょっとした売り場を見て商品についておねえさんにお尋ねする。流石に百貨店だけあって、この真夏に汗ダルマのデブチンが来ても大変親切。
カタログ等を見ながら一通りお聞きして用事は終了。せっかくなので名物のクレープを食べに地下食品コーナーに。
地下の食品コーナーだぞ、地下食品っていうと、なんかマジカルでミステリーな旅に出れそうなケーキとかそういうのっぽいけど。あとウミガメのスープとか安部譲二先生一押しのエビのおかゆとか。まだ中にいる仲間のために身を多く残しておいたんですよ!でお馴染みの。
地下のクレープ屋さんは、もうずっと長いこと営業してて人気なんだ。美味しいし、今日見たら値段もほとんど変わってなかった。ちょっと改装したのかな、まただいぶ綺麗になってた。多い時は階段の方までズラっと並んじゃうくらいだけど今日はそうでもなかったのでチョコバナナフレッシュ(生クリーム入り)を買う。400円。美味しかった。地下食品コーナーの階段とこにベンチと椅子が置いてあるんでそこでモグモグクレープを食ってる33歳肥満児汗ダルマ。
その後はちょっと給油と、食虫植物ちゃんたちのプールにしてたタライがボロボロなので買い替えに。ホームセンターで一回り小さいのを買ってきました。これなら水は少なくて済むし石を並べてしっかり固定すれば倒れないし良いかな。
引っ越し祝いにチーズもあげてみました。これで栄養モリモリ、明日から足が生えて歩き回るようになりいつしか身長40メートルの巨大なハエトリ怪獣パッカラスとかになり、近所の人を食って回るように。泣く泣く変身するキッドさん。悲しき死闘の末とむらいのファイヤーキック(あんよに灯油をしませた布を巻いて着火からのコーナー最上段からの飛び蹴り)でトドメを…というハエトリソウ版のアルジャーノンに花束をみたいのを考えたけど売れなさそうだな。花束ってもハエトリソウだし。
それと、生みたての卵を買いに本宮山麓たまご村さんへ。前に行った時は営業時間外だったので今日はじめて入店。まさかチキンの冷凍食品からたまごを使ったカステラ、生みたて卵各種がエアコンの効いた店舗に並んでて、店番のおじさんが二人もいる立派なお店とは思わなかった。すみませんでした。
フツーに無人販売所とかだと思ってた…。
赤玉たまごと、ジャンボ卵を買いました。二人のおじさん店員さんが大変明るく親切でした。ありがとうございました。
そんな休日。
そんな駅前百貨店も、両側共に2021年現在取り壊され、新しい建物が作られています。
時間の流れは、早いものですね
アクセス良好なこの百貨店だが問題は、向かいの百貨店がとっくに閉店して建物も解体されバスターミナルも閉鎖。駅ビルにもテナントが沢山入ってるし駅前大通周辺はドーナツ化でどんどん人がいなくなり駐車場も不便で、おまけに名古屋の親会社から独立したと思ったら親会社の方がなくなり、今や日本でも数少ない昔ながらの百貨店になっちゃったということだ。
私が子供の頃にはすでに斜陽の兆しを見せていた百貨店というジャンルだが、まだまだバブルの余韻みたいのがあったんだと思う。今ほどじゃなかった気がするもん。消費税もなかったか、3パーセントくらいだったし。
その証拠というか何よりの象徴が、エレベーターガール。狭くて暗い配色のエレベーターのボタン前にお姉さんが立ってて、何階ですか?と聞いてくれたり、
3階婦人服売り場で御座います、とか案内してくれたりする、あのエレベーターガールさんが豊橋にも居たのだ。
4階おとなのおもちゃ売り場で御座います
5階あの頃のお前の家で御座います
9と3分の1階お前の心の扉の前で御座います
やめろ!!!!どこ連れてく気だ!!!!!!降ろせもどせ!!!!!!
と血煙絶叫をあげたところで許してくれないのだ。どこの世界の鬼エレベーターガールだよ。怖いなー鬼エレベーターガールは。
エレベーターガールさんは私の覚えている範囲では、90年代風の眉毛濃いめでソバージュとかロングヘアーの黒髪で口紅も鮮やかで色白。おしとやか!って感じの雰囲気を醸し出してた。ベレー帽みたいの被って、チェック模様の上着に膝くらいまでのスカート。オッサンの考えるおしとやか!な女性像に割と近かったのではないだろうか。今でいえばベッド・インのお二人みたいな感じだ。
鬼エレベーターガールは多分、ラムちゃんみたいな感じだけどすっげえブスでマジの有刺鉄線バットとか持ってるし…それでおとなのおもちゃ売り場とか連れていかれてもなあ。鬼ピンクローターとかあるだろ絶対。
なんだよ鬼ピンクローターって。
でね、今日久しぶりに、珍しくその百貨店にいったらエレベーターガールさんいなくなってた。まあこの不況だし、エレベーターも古かったので赤いじゅうたんの床で暗い感じの、まあ言っちゃえば訳あり不倫向けラブホテルみたいなエレベーターだったのが明るくて広い、しかもボタンも丸くてボッチになったやつじゃなくて四角い綺麗なのになってた。デジタル表示だったし。
6階のちょっとした売り場を見て商品についておねえさんにお尋ねする。流石に百貨店だけあって、この真夏に汗ダルマのデブチンが来ても大変親切。
カタログ等を見ながら一通りお聞きして用事は終了。せっかくなので名物のクレープを食べに地下食品コーナーに。
地下の食品コーナーだぞ、地下食品っていうと、なんかマジカルでミステリーな旅に出れそうなケーキとかそういうのっぽいけど。あとウミガメのスープとか安部譲二先生一押しのエビのおかゆとか。まだ中にいる仲間のために身を多く残しておいたんですよ!でお馴染みの。
地下のクレープ屋さんは、もうずっと長いこと営業してて人気なんだ。美味しいし、今日見たら値段もほとんど変わってなかった。ちょっと改装したのかな、まただいぶ綺麗になってた。多い時は階段の方までズラっと並んじゃうくらいだけど今日はそうでもなかったのでチョコバナナフレッシュ(生クリーム入り)を買う。400円。美味しかった。地下食品コーナーの階段とこにベンチと椅子が置いてあるんでそこでモグモグクレープを食ってる33歳肥満児汗ダルマ。
その後はちょっと給油と、食虫植物ちゃんたちのプールにしてたタライがボロボロなので買い替えに。ホームセンターで一回り小さいのを買ってきました。これなら水は少なくて済むし石を並べてしっかり固定すれば倒れないし良いかな。
引っ越し祝いにチーズもあげてみました。これで栄養モリモリ、明日から足が生えて歩き回るようになりいつしか身長40メートルの巨大なハエトリ怪獣パッカラスとかになり、近所の人を食って回るように。泣く泣く変身するキッドさん。悲しき死闘の末とむらいのファイヤーキック(あんよに灯油をしませた布を巻いて着火からのコーナー最上段からの飛び蹴り)でトドメを…というハエトリソウ版のアルジャーノンに花束をみたいのを考えたけど売れなさそうだな。花束ってもハエトリソウだし。
それと、生みたての卵を買いに本宮山麓たまご村さんへ。前に行った時は営業時間外だったので今日はじめて入店。まさかチキンの冷凍食品からたまごを使ったカステラ、生みたて卵各種がエアコンの効いた店舗に並んでて、店番のおじさんが二人もいる立派なお店とは思わなかった。すみませんでした。
フツーに無人販売所とかだと思ってた…。
赤玉たまごと、ジャンボ卵を買いました。二人のおじさん店員さんが大変明るく親切でした。ありがとうございました。
そんな休日。
そんな駅前百貨店も、両側共に2021年現在取り壊され、新しい建物が作られています。
時間の流れは、早いものですね
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