上 下
980 / 1,301

第908回。リアルバースデーの過ごし方

しおりを挟む
というわけで7月18日はお誕生日でした。
お誕生日当日に公開される記事を事前に書いてしまい、お誕生日に書いている記事が後日公開される。そんなエッセイ。
しょーがないじゃん小説家になろう、公開しちゃった記事の入れ替えとか大変なんだもん。あっちをコピペしてこっちに移して、こっちを移してコピペして。
なんか
コピペ
っていうタイトルの歌、あったよね。何年か前に馬鹿力で流してたのを今なんとなく思い出した。誰のどんな曲だったかは忘れてしまった。

さてお誕生日当日。
フツーに仕事、それも9月20日までの引継ぎ開始3日目。まず朝6時半に出社して早出するぶんの作業を済ませる。2件配達。
その後、いったん帰社して2年か3年にいっぺんしかない注文を寄越す、どえらい狭いとこを入ってく客のところへ行くことに。まだあまりよく知らない人の事なのでどうしようかと思っているところだったけど、すれ違いどころか横幅ギリギリの狭い道を、ダッシュで先まで見に行って合図で誘導してくれたりするのでちょっと安心。向こうは歩み寄ってくれているのかも知れない。まあ、この段階で遠ざかられても困るけど…。
自分も10年ぐらい前に、えっちらおっちらこの仕事を始めていたので最初はこんなものだっただろうと思えば別に驚かないけど、やっぱりこれから自分も勝手の違うところへ行くと思うと、むしろ今こうやって仕事を覚えて貰う立場でいることが不思議でならない。いい気になってないで、むしろ初心を思い出して頑張らねば。
と殊勝なことを言ってみる。
そんなわけであまりスマホを触らずに過ごしているけど、お祝いのDMやライン、リプライにメールを頂いております。
ありがとうございました。
朝と夜に、あくまでさりげなくツイートしたところ沢山のリプライを頂きまして。嬉しい限りです。
メキシコ時代の先輩、プロレスラーの松山勘十郎座長からもお祝いの連絡をいただきました。そしてさらにその大先輩からも粋なメッセージが…さすが男(セニョール)は多くを語らない。
ケーキの絵文字がひとつ。
空の勇者、かっこいーーー!!グアポスグアポス。
ありがとうございました。

コレを書いている間にも沢山お寄せいただきまして。
お返事を書きながらコレを書いております。
一年で今日くらいは、そんな贅沢な嬉しい日があってもいいかなと思いますし、また来年もあったらいいなと思うので来年までは生きようと思います。

家に帰る時間になって雨が降り出して、そのままなし崩し的に土砂降りに。なんでしょうね、なんかこう飲んでたりご飯食べ行ったり、もしくはどっちかの家に遊びに行ったら両方ともなんとなく満更じゃないんだけどウダウダしてるあいだになし崩し的セックス、みたいな。そんで燃えちゃったみたいな。そういう土砂降り。
家に帰ると湿度が凄い。家のなかを泳いでいるぐらい、お風呂場との空気感がシームレス。むしろスチーム増す。
んで遂にエアコンを稼働させる。確か先月の初めだったか5月末ぐらいの、やたらめったら暑かった時にちょっと入れたっきりどうにか使わなかったエアコン。
今年も解禁されました。我が家では。
涼しいのなんの。というか湿度が下がって快適快適。

そういえば高度2000メートルの、乾季でカラッとしてるナウカルパンから帰国してきた次の日。時差ぼけ(と他いろいろなキモチ)で一睡もできずに家の前の自販機でジュース買おうと思って玄関を出たときにも
うわっ泳いでるみてえだ
と思うような、まとわりつくような湿気を感じたなあ。
ちょうど13年前の今頃の時期だったな。
いや、今年で14年前になったんだっけ。

クレイジーケンバンドのィ横山剣さんの話の中に、よく香港や東南アジアの国に降り立った瞬間の描写があるけども。椎名誠さんの旅行記にも書いてあった。
とにかくアジアの空気は湿度。まとわりつくような湿気があるのだそうな。
そりゃそうだろうな、今だってそうなんだもん。
もっと暑くて、もっと雨の多い場所じゃ猶更だろう。雨と湿度の多い暑い国の匂い。一度嗅いでみたいものだ。香港とかプサンとか行ってみたい。現実には名古屋とか大阪行くのもひと苦労だから、もう少し生活の質を上げなくてはならないけど。海外旅行と現実逃避は、なかなか両立しないな。

メキシコからすれば日本も十分そんな感じなんだろうな。そう考えると校長は毎回、どんな感じで帰国の肌触りを感じていらっしゃるんだろう。あんなにアチコチ行っているとわかるようになるのか、それともわからなくなるのか。大した差はない、どこも同じ地球だ、みたいに思うんだろうか。
フツーに昨日までメキシコにいて次の日にイタリアで試合して、東京を経由してメキシコに「戻ってくる」という凄いスケジュールだったなあ。
19の夏からそろそろ倍近く生きているけど、今年は沢山お祝いをして頂けたし、何年か前に生きるのまでやめてなくて良かったなとひそかに思っております。
明日もバカエッセイ書きます。
晩ご飯は久しぶりに煮魚でした。
エッセイ書いてたら雨がやみました。
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

カクヨムでアカウント抹消されました。

たかつき
エッセイ・ノンフィクション
カクヨムでアカウント抹消された話。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

男性向け(女声)シチュエーションボイス台本

しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。 関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください ご自由にお使いください。 イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました

処理中です...