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第851回。もうせん。
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もうせんってみんな知ってる…?
そうそう仲間由紀恵さんの当たり役でね、えんじ色のジャージに眼鏡で竹刀持ってバカみたいに男前ばっかりで美化しまくった熱血タイプのヤンキー束ねて
おまぁら!おまぁら!
っていう…あのデブの役の人がいなくなって、ああなんかクラスの上位カーストだけでドッヂボールのチーム作っちゃったなーって感じになったよねあのドラマ。ルーキーズもそうだけど、不良を美化するのにまず男前を使うってのはずるいよな。実際のところ、ガッコ来てるのにヒネてあんな不良やってるような奴なんか息はくせえし安い香水と先輩のしがらみとタバコ中毒で二進も三進もいかなくなってる顔面の皮膚がゴボゴボの髪型だけ棚橋弘至さんみたいになってて結局はやりもんの歌ばっか馬鹿の一つ覚えみてえに授業中でも歌ってみちゃったりして、みてえな内輪ノリに他の人たちも巻き込んで当然みてえなツラしてるような連中なのに。
昨日のテンドンのつもりが昨日より悪口が増えてるじゃん。
でモウセンゴケ。
いま我が家には小さな鉢植えに入った食虫植物が3つあるのよ。
それがハエトリソウ2種類とアフリカナガバモウセンゴケ。
これがねえー可愛いんだまた。
近所に小さなお花屋さんが出来てね。そこで買ったんだけど思いのほか気に行っちゃって。
元々そういう食虫植物だとかちょっと変わったものが好きだけど、実際に目の前にあると愛おしいのなんの。
特にアフリカナガバモウセンゴケがお気に入りで、ハエトリソウはこの冬ですっかり元気をなくしてしまってもうダメかと思ったけど最近あったかいからか復活してくれて安心しているところだ。
もう一鉢欲しいなと思ってお花屋さんにいったけどモウセンゴケがなかったんで、ハエトリソウの細かくてみっしりしたやつを買ってきた。
毛足が長くてしょろ~って生えてる子と、短くて太くて毛深いのがみっしりしてる子みたいなもんだ。どこの毛かは自分で想像してくれ。
でね。
去年の夏はハエトリソウもアフリカナガバモウセンゴケもお庭に置いて育ててたんだけど、冬は寒いし虫もいないだろうってんで玄関の日当たりのいい所に置いてたんだ。それがお気に召さなかったかそういうもんなのか、二つとも元気がなくって。特にハエトリソウなんか、もうホントにちんまりしたのがかろうじて生えてるくらいで…なんだろうなー、イオンが出来ちゃって昔からのお客さんもいるし…ってんで頑張ってるお店みたいになってた。それが、この暑さと陽射しで最近劇的にカムバックを果たしたのだから嬉しいもんじゃないの。
一方のモウセンゴケの方はというと多少しおれてはいたものの持ちこたえてて、しかも外よりはあったかいんで家の中にいる小さい虫を食べてくれてたらしく朝起きて見に行くと先っぽに黒い何かがついてたりする。
今は二つとも蕾が付いてるので、花が咲くのも楽しみだ。
私の住んでる豊橋市には葦毛湿原(いもうしつげん)という広い湿原があって(約5ヘクタール)
ひどい失言ならテレビでもツイッターでも頼みもしないのにイヤってほど流れてくるけど、広い湿原は中々ないそうで。この湿原まるごと愛知県の指定する天然記念物になっているのだ。天然記念物のなかを歩きまわれるってのも凄い話だ。
で、ここに珍しいモウセンゴケが生えているのを毎年見に行くのが楽しみだった。
今ぐらいの時期から夏にかけて、きれいな水のせせらぎのなかに背は低く紅色の濃いやつがみっしり生えているのは壮観だ。小学校のころ、校外学習みてえので見に行って以来ずっと好きなんだけど、この年になってやけにこの鉢植えのモウセンゴケが可愛くて。
何しろ育てて伸ばせば家から害虫もいなくなるし、目で見て楽しめるしでいいことづくめだ。
昔からキノコとか珍しい草花とかそういうの好きだったしアフリカとかアマゾンにしかないって言われるとそれだけで
すげえ!
って思ってたけど、実際に目の前にあると不思議なもんだよね。
日本では北は北海道南は九州まで湿地帯に自生しているけど、どれも絶滅危惧種とかそういうのになってるんだよね。詳しいことはわからないけど湿地帯なんてどんどん減ってそうだし、その中でもモウセンゴケっていうのはなんつーか珍しい植物なわけで。
人も草花も、はみ出しちゃうと生きづらいのは世の常かね。
大勢による普遍とか普通とかそういうものを維持してそこに繋ぎ留めることで精いっぱいで、そこからこぼれたもののことまで手が回らないんじゃないかなあ。
だって国民的ナニナニ!とか、一億人が云々!とかは言うけどさ、局地的に人気だったり需要があるものに関しては手を出しづらいじゃん。それこそ地元でずっとやってたお店を幾つもまとめて大型ショッピングモールがぶっ潰すみたいに、まとめちゃえばイチイチ見ないで済むけどさ。
桜が種の寿命で…とか言うと、何か出来るかどうかは別として驚いたり悲しんだり起源を主張したりは出来るけど、モウセンゴケが絶滅寸前です!って言われても困るよな。どうしようもなくて。
せいぜい、珍しい植物だから写真撮りに来た奴が湿地に土足で思いっきり踏み込んでるのを見たらウエスタンラリアートで叩き出すくらいで。
こんな不思議で可愛い植物、いや生き物が身近にあるんだっていう豊かさ、珍しい植物だろうと身近な草花だろうと踏んづけて写真撮るような奴にはウエスタンラリアート。
西部のカウボーイは自分勝手なカメラマンを許さねえ!ウィーーーーー!
なんの話だっけ。
あれか、カッコイイばっかの見た目に小ぎれいで美化されまくった不良どもをジャージで眼鏡の女教師がウエスタンラリアートでなぎ倒すっていう…つまんなそーだなー
そうそう仲間由紀恵さんの当たり役でね、えんじ色のジャージに眼鏡で竹刀持ってバカみたいに男前ばっかりで美化しまくった熱血タイプのヤンキー束ねて
おまぁら!おまぁら!
っていう…あのデブの役の人がいなくなって、ああなんかクラスの上位カーストだけでドッヂボールのチーム作っちゃったなーって感じになったよねあのドラマ。ルーキーズもそうだけど、不良を美化するのにまず男前を使うってのはずるいよな。実際のところ、ガッコ来てるのにヒネてあんな不良やってるような奴なんか息はくせえし安い香水と先輩のしがらみとタバコ中毒で二進も三進もいかなくなってる顔面の皮膚がゴボゴボの髪型だけ棚橋弘至さんみたいになってて結局はやりもんの歌ばっか馬鹿の一つ覚えみてえに授業中でも歌ってみちゃったりして、みてえな内輪ノリに他の人たちも巻き込んで当然みてえなツラしてるような連中なのに。
昨日のテンドンのつもりが昨日より悪口が増えてるじゃん。
でモウセンゴケ。
いま我が家には小さな鉢植えに入った食虫植物が3つあるのよ。
それがハエトリソウ2種類とアフリカナガバモウセンゴケ。
これがねえー可愛いんだまた。
近所に小さなお花屋さんが出来てね。そこで買ったんだけど思いのほか気に行っちゃって。
元々そういう食虫植物だとかちょっと変わったものが好きだけど、実際に目の前にあると愛おしいのなんの。
特にアフリカナガバモウセンゴケがお気に入りで、ハエトリソウはこの冬ですっかり元気をなくしてしまってもうダメかと思ったけど最近あったかいからか復活してくれて安心しているところだ。
もう一鉢欲しいなと思ってお花屋さんにいったけどモウセンゴケがなかったんで、ハエトリソウの細かくてみっしりしたやつを買ってきた。
毛足が長くてしょろ~って生えてる子と、短くて太くて毛深いのがみっしりしてる子みたいなもんだ。どこの毛かは自分で想像してくれ。
でね。
去年の夏はハエトリソウもアフリカナガバモウセンゴケもお庭に置いて育ててたんだけど、冬は寒いし虫もいないだろうってんで玄関の日当たりのいい所に置いてたんだ。それがお気に召さなかったかそういうもんなのか、二つとも元気がなくって。特にハエトリソウなんか、もうホントにちんまりしたのがかろうじて生えてるくらいで…なんだろうなー、イオンが出来ちゃって昔からのお客さんもいるし…ってんで頑張ってるお店みたいになってた。それが、この暑さと陽射しで最近劇的にカムバックを果たしたのだから嬉しいもんじゃないの。
一方のモウセンゴケの方はというと多少しおれてはいたものの持ちこたえてて、しかも外よりはあったかいんで家の中にいる小さい虫を食べてくれてたらしく朝起きて見に行くと先っぽに黒い何かがついてたりする。
今は二つとも蕾が付いてるので、花が咲くのも楽しみだ。
私の住んでる豊橋市には葦毛湿原(いもうしつげん)という広い湿原があって(約5ヘクタール)
ひどい失言ならテレビでもツイッターでも頼みもしないのにイヤってほど流れてくるけど、広い湿原は中々ないそうで。この湿原まるごと愛知県の指定する天然記念物になっているのだ。天然記念物のなかを歩きまわれるってのも凄い話だ。
で、ここに珍しいモウセンゴケが生えているのを毎年見に行くのが楽しみだった。
今ぐらいの時期から夏にかけて、きれいな水のせせらぎのなかに背は低く紅色の濃いやつがみっしり生えているのは壮観だ。小学校のころ、校外学習みてえので見に行って以来ずっと好きなんだけど、この年になってやけにこの鉢植えのモウセンゴケが可愛くて。
何しろ育てて伸ばせば家から害虫もいなくなるし、目で見て楽しめるしでいいことづくめだ。
昔からキノコとか珍しい草花とかそういうの好きだったしアフリカとかアマゾンにしかないって言われるとそれだけで
すげえ!
って思ってたけど、実際に目の前にあると不思議なもんだよね。
日本では北は北海道南は九州まで湿地帯に自生しているけど、どれも絶滅危惧種とかそういうのになってるんだよね。詳しいことはわからないけど湿地帯なんてどんどん減ってそうだし、その中でもモウセンゴケっていうのはなんつーか珍しい植物なわけで。
人も草花も、はみ出しちゃうと生きづらいのは世の常かね。
大勢による普遍とか普通とかそういうものを維持してそこに繋ぎ留めることで精いっぱいで、そこからこぼれたもののことまで手が回らないんじゃないかなあ。
だって国民的ナニナニ!とか、一億人が云々!とかは言うけどさ、局地的に人気だったり需要があるものに関しては手を出しづらいじゃん。それこそ地元でずっとやってたお店を幾つもまとめて大型ショッピングモールがぶっ潰すみたいに、まとめちゃえばイチイチ見ないで済むけどさ。
桜が種の寿命で…とか言うと、何か出来るかどうかは別として驚いたり悲しんだり起源を主張したりは出来るけど、モウセンゴケが絶滅寸前です!って言われても困るよな。どうしようもなくて。
せいぜい、珍しい植物だから写真撮りに来た奴が湿地に土足で思いっきり踏み込んでるのを見たらウエスタンラリアートで叩き出すくらいで。
こんな不思議で可愛い植物、いや生き物が身近にあるんだっていう豊かさ、珍しい植物だろうと身近な草花だろうと踏んづけて写真撮るような奴にはウエスタンラリアート。
西部のカウボーイは自分勝手なカメラマンを許さねえ!ウィーーーーー!
なんの話だっけ。
あれか、カッコイイばっかの見た目に小ぎれいで美化されまくった不良どもをジャージで眼鏡の女教師がウエスタンラリアートでなぎ倒すっていう…つまんなそーだなー
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