不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

ダイナマイト・キッド

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第792回。めひこちゃんと遊ぼう!~ワールドヒーローズ2~

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お久しぶりの、めひこちゃん。
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イラストはあっきコタロウさん
(@and_dance_waltz)
です。

このめひこちゃん。当エッセイのイメージを擬人化したということで
色白巨乳むっちりぷりぷり(キッドさんの好み)
ちょっと不良で乱暴そう
片手にはスーパーファミコンのコントローラー
背後霊の「アレナくん」(怪談担当)
という、まさにこの読み物の要素を凝縮したキャラクターとなっております。
可愛い。そろそろ画面から出てきてくれねーかなー…。

さあ今回はワールドヒーローズ2ですよ。
最近、月刊ヒーローズでコミカライズ版も出ていてとてもアツい。
漫画を描いているのもワールドヒーローズでキャラデザインを担当していたという横尾公敏先生。
アルファ電子(ADK)退職後に漫画家に転身、今回のワールドヒーローズ復活と相成ったわけで。
私が子供のころ、ストリートファイターよりも餓狼伝説よりもサムライスピリッツよりも龍虎の拳よりも、ファイターズヒストリーよりも好きだったワールドヒーローズ。
ヴァンパイアハンターはお洒落過ぎてちょっと取っつきにくかった私。
ストリートファイターはゼロ2ぐらいで止まってる私。
ワールドヒーローズもJETとパーフェクトはゲーセンでちょっとやったぐらいで、ゲーセンそのものから足が遠のいてしまった私。

ソフト自体は多分、子供のころも持ってた。と思う。龍虎の拳は持ってた。
ゲーセンか、コンビニの前にぽつんと置かれていた筐体でよく遊んでいた。
その頃ずっと使ってたのは、横尾先生デザインのマッドマンだった。キャプテン・キッドも使ってた。

さあこの手のゲームを実機で動かすときに怖いのは、そもそも起動するかどうか。
今回は3回目ぐらいでアッサリ点きました。良かったね。
懐かしいタイトル画面をしばし堪能し設定を
時間無制限
に変更。難易度はそのまま。4ぐらい。さらに戦闘モードはデスマッチに。
ワールドヒーローズには通常モードのほかに、ライフゲージがシーソーのようになったデスマッチモードがあるのだ。これでゲージの押し合いへし合いが出来て、完全に押し込まれる前ならギリギリからでも巻き返せる。それに加えて、ステージによっては地雷や爆破マッチ、床を爆走してくる回転ノコギリにトゲトゲの壁、上空からのサンダービームなど様々な仕掛けも用意されている。
これらを上手く使えば大変おもしろい試合になるのだ。

時間無制限にしたのは、なんとなくコミカライズ版に近づけたかったから。
私は勿論マッドマン(黄色)を選択。デフォルトカラーは緑だけど、何となくボタン押したら黄色になっちゃった。まあいいか。黄色好きだし。
そんな冬木カラーのマッドマンが最初に戦ったのはシュラ。ということはステージはタイ。つまり地雷爆破デスマッチじゃ!
最初の相手で、しかも地雷が結構な間隔で敷き詰められているので左右に歩いているだけで向こうが勝手に自爆してくれる。難なくクリアー。
続いてラスプーチン。リング上での爆破マッチだ。ラスプーチンも好きだったなあ。コミカライズ版では早くも登場して、ムッチュムッチュと愛を語っていた。コイツは手足がデカくなったり飛び道具や必殺技も多彩で厄介な相手だが、マッドカッターで動きを封じて押し込んでからの掴み→殴りと爆破で押さえ込む。
次がさらに厄介なリョウコ。よく松村邦洋さんや伊集院光さんのラジオでもネタになってた柔道家と同名だけど多分関係ない。こっちは中々の巨乳美少女柔道家となっております。
で、リョウコのステージは上空からサンダービームがバンバン降って来るんですよ。当たると感電して吹っ飛ばされる。一応、発射装置が出てビボッって音も鳴るのでわかるんだけど、そんなもん取っ組み合ってる最中じゃ結構見落とす。哀れシビレる私のマッドマン。
またこのリョウコがチョコマカ動き回って中々攻撃が当たらない。
デスマッチモードだと10カウント以内にカムバックすることも可能で、このリョウコからは大抵のCPUが2回カムバックしてくる。
ひっさしぶりに親指が痛くなるまで十字キーをガチャガチャやりましたよ、ええ。
お蔭でマッドカッター、マッドジャイロ、掴み返しのコマンドとタイミングをしっかり覚えました。
今コレを書いてても、まだ左の親指の皮がヒリヒリするもん。ああ懐かしいなあこの感覚。
と思いつつも、画面上ではもうなりふり構わずマッドカッター、掴み、電流をフルに駆使して、たまに自分も電流を食らってのシーソーゲームを制しました。3人目にしちゃ強くねえか!?

次のマキシマムも鬱陶しかった。掴まれると
タッチダーウン!
されてHPをごっそり持っていかれるわ、上段と下段のアーモンドショットを跳ね返しつつ(ワーヒーではタイミングよくガードすると相手の飛び道具を跳ね返せるのだ)足元の下水のせいで移動も覚束ないという有様。
こうなりゃ飛んでけ、とおなじみマッドカッターで近づいて殴る、しかしあんまり引っ付いてると
タッチダーウン!
され、さらに
オアーッ!
ってやられる(もうやったことある人にだけ伝われっ!)のでこっちもかなりのシーソーゲーム。
ダメージ系のトラップが無かっただけマシか。

お次はJ.カーン。
なんとデカい癖に、コイツはガードされるとマッドカッターが当たらずに頭上をすり抜けてしまう。あれでガードされても多少削れるのが便利なのに。
がしかし、我がマッドマンのマッドカッターが便利なのはそこだけじゃない。
なんと十字キー左右でちょっと動かせるのだ。竜巻旋風脚みたいに一方通行ではなく、右、左、とちょっとだけ動ける。これでタイミングを外して当てて、掴む。
投げボタンもゴッチンゴッチン殴るか、ホワッホッホ!と精霊を呼び出して囲むか
オ゛ッ!
って言って真上に投げるか、のどれかになる。
マッドマンの掛け声と言えば
ホワッホッホ!
だが、たまに出るこの
オ゛ッ!
も好き。基本的に甲高い声でホワッホホワッホ言いまくっているマッドマンだが、投げ技と下段キックの時たまに言う。

なんとお次はマッドマン、同キャラ対戦である。
舞台は回転ノコギリつき。左右から床を走って来るノコギリをかわしつつ攻撃していく。
この辺りになると完全に自分の中で勝ちパターンが出来てきて、もう文字数も2500を超えているのでいい塩梅に書くようなこともなくなってくる。
一人ずつキャラについて書いてるとキリもないし。

次!エリック。北欧のバイキングだ。
このステージはなんと画面1つ分の小さな鉄の檻の中。実に狭い。
そんなところにデッカイ肥満の髭男と鮨詰めで戦う羽目になる。そしてエリックの
エーゲルヘブリンッ!
が毎回なんて言ってるかよくわからないまま、よく食らう。この狭いのにあんな派手な飛び道具なんか連発されちゃ敵わんので、しっかり捕まえて削って倒す。

ブロッケン。おいらドイツのサイボーグ。
ワーヒーにおけるダルシム枠。
手足が伸びるわ銃火器はぶっ放すわで物騒極まりない。
コイツのステージは左右の壁が高くトゲトゲ付きになっている。
スパイクデスマッチじゃ!
というわけで、左右に押し込んで刺す。
背景では何故か巨乳のお姉ちゃん二人が応援してくれている。
誰なんだあの人たちは。
ADKさんに巨乳のお姉ちゃんが好きな人がいたんだろうか。

意外と次がギーガス、正確にはネオ・ギーガス。ボス前ボスである。
液体金属で出来た人造戦士で、作中の色んなキャラに変身して戦う。
が、コイツは変身中しか投げが通らないので変身したスキにとっ捕まえてブン殴る。
キャプテン・キッド、ジャンヌダルク、ハンゾウと今回対戦しなかったキャラともちょっとコレで戦えた。キャプテン・キッドが一番厄介だったな。飛び道具がデカいし早い。かと思えばすげえおっせえサメ(シャークナックル)を打って来たりで。お前は全盛期の東尾か!?と言いたくなるようなコントロールの良さ。
しかも画面がエリックの時に使った鉄かごデスマッチ。つまり狭いのだ。あの狭い空間でデカい飛び道具が実に脅威であるということがよくわかったザマス。

ラスト!DIO!!
原付みたいな名前だけどコイツが強い。
ヒョーウ!
とか
ヒャオー!
とか甲高い声で叫ぶんで、マッドマンと戦ってると
ホワッホホワッホ!
ヒョオーッ!
ホワッホッホ!
ヒャウーッ!
オ゛ッ!
と実に騒がしい。
攻撃範囲は広いわ、マッドカッターの途中でも対空攻撃を当ててくるわ、素早くてダメージもデカい。
幸か不幸か爆破デスマッチだったので、川崎球場の天龍源一郎さんよろしくなんとか爆薬に押し込んで被爆させての勝利。
流石に親指がヒリヒリするのと、何しろ目玉が付いていかない。
よほど集中してないとすぐに追いつかなくなってしまう。不慣れになったのか、オッサンになったのか。元々そんな得意じゃなく。みんなで集まっても良くて2位とか3位だった自分の
それなり
の実力と、それ以上に湧き上がって来る愛着、そんな友達もいなかった頃ずっとお世話になってた筐体とかバッティングセンターのゲームコーナーとかを思い出しました。
ありがとうワールドヒーローズ、ありがとうマッドマン。
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