不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

ダイナマイト・キッド

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甘酒うまい

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甘酒うまい!
甘酒うまい!
ィーーヤッ!
甘酒、うまーい♪
甘酒、うまーい♪
(在日ファンクの「爆弾こわい」っぽく)

ここ最近、甘酒にハマっている。甘酒は美味い。元々好きなんだけど冬に飲むといいね。別に熱々じゃなくても、逆に夏の冷やし甘酒じゃなくても
ドラッグストアやスーパー、コンビニで売ってるやつをフツーに買って飲むだけで全然美味しいから大したもんだよな
昔もっと、そんな美味しいと思えなかったんだよ。技術の進歩と味覚の変化がちょうどいい曲線を描いで交わったんだろうな私

森永さんの甘酒は、何が凄いってどこでも手に入ることだよな。スーパー、ドラッグストア、コンビニ。どこでも甘酒って言えば、とりあえずあの森永さんの缶入り甘酒だもん。凄いよ。ザバスのプロテイン飲料もそうだけど、欲しい時にまず手に入るっていうのは凄いな。
味も美味しいし飲みやすいもんで、コンビニとかで買うのは大抵コレです。

あと最近はお酒のメーカーが作ってる甘酒があっていいね。黄桜酒造さんとかワンカップ大関で有名な大関さんのとか
これは濃いしコクがあるっていうか、もっとしっかりコッテリしてるんで好きな人には堪らんと思う。私は大好き
なんでもいいがコクとかコッテリってよく使うし聴くけど、どういう意味でどういう使われ方をしていつからある表現なんだろうね。

んで最近飲んで一番おいしかったのは、竜ヶ岩洞のお土産屋さんで飲んだ甘酒。竜ヶ岩洞ってのが静岡の、引佐町(今は浜松市北区引佐町)ってところにあるんだ。デカい鍾乳洞で、中に滝まであるんで有名な観光地で、そこの売店のジェラートが絶品なんだな
で、駐車場んとこにテントがあって、そこで近所のおばあちゃんが農作物や手作りの梅干しを売ってた。何しろミカン畑の里山に囲まれてるからミカンには事欠かないのは勿論、その他の作物も獲れたてで美味しいんだ。でも、久しぶりに竜ヶ岩洞に行ったらテントがきれいさっぱり片付いて駐車場になっててさ
その代わり、隣にあった軽食コーナー兼お土産コーナーが綺麗になってて、そこのおじさんおばちゃんに聞いたら去年の秋に取り壊してしまったとのこと
でも、農作物や梅干しの販売はそのお土産コーナーの一角で引き続き行ってるとのこと。見ると確かに、あの梅干しが置いてある。コレが絶品なんだよ
でね。そんな話をする前に、甘酒があったんで注文してみたんだ

そしたら片手鍋でコトコトあっためてくれてて、熱々のを出してくれた
ああいうところで飲み食いするのが美味しい理由、これはサービスエリアとか道の駅とかでもそうなんだけど、結局そういうところで腕を振るってくれてるのはお店がある地域の
近所のおばちゃん
たちであって、やっぱり家庭で実践を積んでる人がああいう仕事についてくれてると、ちょっとした味わい深さが全然違うんだと思う
マニュアルがあって加工もしてあるから誰でも一定の水準には持ってけるように作られてるんだと思うけど、そこに作業の手早さだとか工夫、コツが入ることで、美味しくなるんじゃないかなあ
でこの竜ヶ岩洞の外、里山の日陰で座って飲む甘酒の美味いのなんの
しかも一杯200円。安い
この辺りはツーリングの人も多いし私もマジェスティ乗ってた頃よく来てたけど、この日もバイクで来た人が甘酒を飲んでいた。私ゃクルマだからジェラート食うけど、バイクで冷たい風ン中を走って来た人には甘酒が覿面だろう
と思ってたら、バイクのお兄さんの一人がジェラートを買いに行って仲間内で
やるなあ
さすがだな
と称賛を浴びていた

甘酒は体にいいし、冬は乾燥しがちなので体の内側から潤していかないとね
体の外側は常に汗ばんで湿ってるけどね
でちょっと舐めてみたら甘いんだよ、おっ!これ甘酒?歩く養老の滝!
とか言ってたりしてね。馬鹿野郎(たけしメモ風に)
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