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おばあちゃん家にはトイレットペーパーが無かった

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今回ウンコがらみの話でヒジョーに下品です
苦手じゃない方は是非ご覧ください

父方の祖父母は、我が家のすぐ近所に住んでいた。母方の祖父母は同居だった。大きな国道にかかった歩道橋を渡ってすぐ。5つある県営住宅の団地の前から2番目の4階にある一室が祖父母と伯父の家だった
古い団地なのでお風呂も狭くて深い。沸かすのにも結構ごついボイラーみたいなので沸かしていた。暗くて、温泉宿の岩石づくりみたいな雰囲気で、スノコが敷いてあったっけ
団地の4階で周囲にも高い建物が少ないから、風通しは頗る良かった
そんな祖父母宅のトイレにはトイレットペーパーが置かれていなかった
と書くと手や貝殻、もしくはシルベスター・スタローン主演の近未来映画「デモリッション・マン」よろしく見張りの機械に向かってわざと下品な悪態をついて罰金ペーパーを出させそれで拭く(何人解るんだよそのネタ)のかと思われるがそうではない

マンモス
っていうトイレ紙がどーんとカゴの中に積まれて、便器のタンクの蓋の上に置かれていたのだ。みんな知ってる?
それも原始時代っぽい風景に、はじめ人間ギャートルズかPC原人くんみたいなフォントで
マンモス
って描いてあるの。要するにロールタイプじゃなく、一枚ずつ結構な大きさでわりに厚い紙で拭くのよ。材質としては、キッチンペーパーに近い。かもしれない
そんなマンモスでケツを拭くのは最初こそ戸惑ったけど、まあそういうもんだと思ってからは気楽にマンモスしていた
これでお腹を壊した日にゃマンモス下痢ピーである
あっ痛い、石を投げないで

今思えば昭和61年生まれ、生まれは昭和でも育ちは平成のキッドさん。あぶない刑事も再放送で見てた私が祖父母宅のトイレットペーパーだけはド昭和だったんだなあ。あれも昭和の名残というか。今でもたまに、ドラッグストアで見かけるけど買ってる人はあまり見ないな。というか不埒な輩が買い占めて転売した時も、あの形のトイレ紙、ちり紙?っていうのか、あれも買い占められちゃったんだろうか
マンモス、っていうアレは見かけなくなっちゃったので販売してないのかも知れないけど、あのトイレットペーパーのバカ上がりした時期にシレーっと復刻してたら売れたかもしれないな。何しろロールタイプより大きいし丈夫なので、ちょっと水っぽい時や多い日も安心。うっかり薄くて安くて硬い、ケチな役場か病院で使ってるようなやつだと湿った拍子に突き破っちゃったりするけど、その心配もない

何しろ便利っちゃ便利だったんだよな。便だけに
もうホントにこのクソ暑いのに便だのトイレだの、そんな話ばっかりしてるけどさ
思い出しちゃったんだから仕方がない

今日、てかついさっきちょうどウンコしてて、トイレットペーパーより厚くてデカい紙があれば売れるかな、あっ、昔あったじゃん!
マンモス!!
って。思い出しちゃったら書かなきゃ勿体ないじゃん

ウンコと思い出は出せるうちが華だよ
そんな下品なことばかり書いてるから小説家になろうでエッセイ書けなくなるんだよお前は。記事の内容が下品過ぎるので全部期日まで修正するか消せ、って
ウンコの話ばっかしてたら小説サイトの鼻つまみ者になりましたとさ
お後がよろしいようで…
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