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めひこちゃんと遊ぼう!クロノトリガー 10

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これは私キッドが久しぶりにスーパーファミコンを引っ張り出し 往年の名作
クロノトリガー
で遊んでいる様子を綴ったものです
名前はそれぞれ
クロノ 
ルッカ 
マール 
エース(カエル) 
エレキング(ロボ) 
イツキ(エイラ) 
となっております

亡き親友サイラスの志を胸に、蘇った伝説の剣グランドリオンを携えたエース
クロノ、ルッカと共に魔王城に乗り込み決戦が始まる
壮絶な戦いのち遂に膝をつく魔王。そこに、かつてない時空のゆがみが現れる
魔王はラヴォスを生み出したのではなく、太古の昔から地中に眠るラヴォスを目覚めさせようとしていたに過ぎなかった
そして巨大なタイムゲートに飲み込まれた四人であったが、目が覚めた時に魔王の姿はなく…

ま、魔王――!
エースの絶叫も虚しく、目覚めればここは原始時代
見覚えのあるテント、そうここはイオカ族の女酋長イツキの寝床であった
…ぜったいイイ匂いしそう。もしくはすげえ野性的なフェロモンが染み付いてそう……
とりあえずカーペットをコロコロするやつ持ってこい!!

ごめんなさいね、このエッセイこんなんですので…

私が家探しをする間も与えず、女酋長イツキは帰宅するなり人間サイズのカエルを見て
「土産か?食っていいか?」
と相変わらずの旺盛ぶり。食われたい(意味深)とか言わない
残念ながらカエルのエース君は食糧ではなく戦力です。でも今回で暫くお役御免になります

三人が原始に舞い戻った時は、折しも人類の祖先と恐竜人による最終戦争が始まろうとするまさにその直前だった
イツキは同じ人類の祖先であるラルバ族に協力を仰ぎ、ともに立ち向かおうとするが…
その矢先、先手を打ってきた恐竜人によってラルバの村は焼き討ちに遭ってしまう
責めを負うイツキであったがなおもくじけず、プテランの巣に向かうという
恐竜人の本拠地であり巨大コロニーであるティラン城に乗り込むつもりだ
ラルバの長老からイツキを頼む、と言われたクロノたちも後を追う

プテランの巣に跋扈する原始のモンスターは、結構クセの強い奴が揃っている
こいつらに手を焼きながらも、すんでのところでイツキに追いつくクロノたち
恩の売り逃げは気に入らない、と男前のことを言うルッカ
今度は自分たちが、イツキに加勢する番だ。それにここで人類の祖先が負けちゃったら…未来の自分たちはサガノ・ヘルマー先生の傑作エログロSF漫画「ブラックブレイン」よろしく鱗とキバを着飾った恐竜人になっちゃうんだからな

…そんな天然ジュウレンジャーも悪くないかなと思いつつ、アザーラはアザーラで自分たちを根絶やしにしようと企んでいるのでキッチリと決着を付けに行く
原始時代としては考えられないほど高度で先進的なコロニーで、ナパームボムをバンバン投げるルッカ様
寝起きのナパームは格別だな
という映画の名台詞があるけど、とにかく電撃で弱らせたところにナパーム、イツキのキックで弱ったトドメにナパーム、拉致されたラルバ族やキーノを救いに乱入してナパーム
ティラン城の牢獄でキーノを救い出すイツキの姿は、情愛に満ちていてとても眩しい
この真っすぐさ、いい意味でよそ見をしない生き方が好きだなあ

自分はイツキやクロノたちほど強くはないけれど、それでも自分の出来ることを探して力になってくれるキーノ君も、実はじゅうぶん優しくて強いのだ
男らしいは優しいことだと言ってくれ
なんてな歌もあったっけな
そしてキーノに開かれた扉の向こうで待ち受けていた、帰って来た原始時代の恐竜アルティメット・ウォリアーことニズベールR(リターンズ)にも当然のようにかみなりかみつき、からのナパーム
サイエンスの前に敵はない!
をルッカ自ら立証するごとくナパーム弾の雨嵐が降り注ぐ

またこの帰って来たニズベールが手ごわいのなんの
感電させて防御力を落として叩くのは変わらないけど、何ターンかすると放電してくる。自分の浴びた電気エネルギーを逆に放出することで攻撃するようになるのだ
傾向と対策、自らの弱点を活かして攻撃をする
本家アルティメット・ウォリアーにもこのぐらいの器用さがあれば、アメリカンプロレスの歴史は変わっていたかもしれないな…
(くどいようだが私は故アルティメット・ウォリアーが大好きである)

ニズベールを退けて、ティラン城の最奥まで辿り着いたクロノ、ルッカ、イツキを待ち受けていたのは聞いたこともないような咆哮だった
不敵に笑うアザーラ
そしてこれまでとは比べ物にならないほどの巨体を誇る恐竜人の生物兵器
ブラックティラノ
が出現する……キャタピラつけたら恐竜戦車に出来るなあコレ
あのバカな小学2年生が秘めた遥かなる望遠カメラ、三角定規の肝臓をさておき
まずは催眠音波でアザーラの動きを止める
グランとリオンもそうだけど、ホント意外に催眠音波が通るボスいるのな
流石にブラックティラノは寝なかったけど…狡猾で残忍な恐竜女王アザーラ様の寝顔ってちょっと見てみたい気もするな
(キッドお前は性癖のデパートかよ)
意外と目を開けたまま寝てたりしてな、アザーラ様

ブラックティラノは防御を解き、カウントダウンのち強力な火炎放射を浴びせてくる
この咆哮と





からの火炎放射がまあー強い。しかし回復しつつもかみなりかみつきとナパームの波状攻撃でこちらも押し返す
二度、三度を喰らうと流石にキツイ…そこへまたしてもカウントダウンが始まる

ヤバイ!来た!

かみなりかみつき

ナパーム

かみなりかみつき
もうダメか、間に合え…間に合え…
その時、ルッカの手から放たれたナパーム弾がブラックティラノの顔面に炸裂して爆炎があがった
それで終わりだった

ナパームに始まりナパームに終わった戦闘を経て、アザーラは倒れ伏した
赤い星、ラヴォスが降り注ぐ
そして地球には凍てつく氷河時代が訪れることを予言して

ついにその姿を現したラヴォス
それは遠い宇宙の彼方から飛来して、地球の奥底に巣食う寄生虫のような生命体だったのだ

隕石の如く落下してきたラヴォスはティラン城を直撃し、そのまま凄まじい速度で潜っていった
跡形もなくなったティラン城跡地には、まるで次の舞台へ誘うかの如くゲートが出現していた
新たな仲間・イツキも正式に加入し三人は次なる時代を目指しゲートに飛び込んだ
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