748 / 1,301
松山勘十郎座長お誕生日おめでとうございます!
しおりを挟む
4月13日は松山勘十郎座長のお誕生日
あの見た目からは想像もつかないほどのタフネスと技巧を誇る松山勘十郎座長だが
あの見た目の通りの13日の金曜日うまれ
顔は白いけど、年齢に10万は付かないらしい
思えばこの時期になると毎年、メキシコに行ったときのことを思い出している
正確には5月の連休明けからだったのでもう少し先だけど、18歳の春の出来事がついこの間のように思い浮かぶし、その映像の殆どに勘十郎さんが居る
だって同じ部屋だったから
といっても勘十郎さんは暫くアメリカのチカラプロに武者修行へ出てしまい、私はあろうことか寮生活にもかかわらず一人部屋を手に入れることになった
いま考えてみればとんでもない贅沢だ
でも、よく同期のオタニ君やヒロカワさんが入り浸ってたまり場みたいになっていた
あの短かった私の寮生活のなかで松山勘十郎さんは色んなことを教えてくれたし
それは2020年になった今も同じだ
どんなに忙しくてテンパってても、試合の前後などのごく限られた時間を除いていつでも真摯に親身になって向き合ってくれる
ごくたまに事務所にお邪魔して、話し込むこともある
そうしていると、私も不出来な弟弟子だった頃に戻ったようで
それが現在進行形として今も続いていることも含めて
ごっちゃになって渦巻く青春の忘れ物が感情という器からこぼれ出てゆくのがわかる
何しろデビュー15周年を迎え、故郷・新潟での記念公演や師匠・ウルティモ・ドラゴン校長を相手に記念試合も行われた松山勘十郎さんだが、今日まで無事にプロレスラーとして存在し続けてくれていることが私にとっては僥倖であるし、座長となった今も変わらず先輩として活躍してくれているのがとても嬉しい
無事これ名馬なり、という言葉がある。プロレスラーでいる限り、無傷で無事なまま過ごすことは出来ないだろう。千幾つも傷のある人だっていたぐらいだ
デビュー15周年の試合はどれも面白かったし、公演自体も熱戦と爆笑の渦巻く幸せな時間だった。もうひとり私の大好きな先輩、スカイデjrさんも見られる(待ってます)
特に新潟で行われた15周年記念公演は、懐かしくて面白くて新しい
第一試合からメインイベントまで、人気選手と期待の新人、そして伝説級の選手まで登場する盛りだくさんな内容
後楽園ホール並みの目の肥えたファン、マニアも、地方大会で初めてプロレスを見たお子様から大人まで大満足の試合だ
怪奇派レスラーが会場を蹂躙したり、不気味な選手が技で魅了したり、二枚目の正統派ご当地レスラーから可憐な女子レスラーまで
松山勘十郎座長は言う
「おもちゃ箱をひっくり返すだけなら誰でもできる。大切なのは箱の中におもちゃがどのように入っているのか、ひっくり返したときの散らばり方をどの程度予測できるか、である」
と。おもちゃ箱におもちゃを入れて、ひっくり返して、その散らばり方を見て
自身のセンスと技術と体力の限りプロレスリングとして表現する
それが「松山勘十郎というプロレスラーのレゾンデートル」だと
私は思います
カッコつけて仰々しいことは滅多に言わないけど
プロレスラーとしてのリングの上からバッチリ見せてくれる
そこがカッコいいんだと思う
松山勘十郎座長お誕生日おめでとうございます
今年も、そしてこれからも
無事にリングを降りて、またご活躍でありますように
あの見た目からは想像もつかないほどのタフネスと技巧を誇る松山勘十郎座長だが
あの見た目の通りの13日の金曜日うまれ
顔は白いけど、年齢に10万は付かないらしい
思えばこの時期になると毎年、メキシコに行ったときのことを思い出している
正確には5月の連休明けからだったのでもう少し先だけど、18歳の春の出来事がついこの間のように思い浮かぶし、その映像の殆どに勘十郎さんが居る
だって同じ部屋だったから
といっても勘十郎さんは暫くアメリカのチカラプロに武者修行へ出てしまい、私はあろうことか寮生活にもかかわらず一人部屋を手に入れることになった
いま考えてみればとんでもない贅沢だ
でも、よく同期のオタニ君やヒロカワさんが入り浸ってたまり場みたいになっていた
あの短かった私の寮生活のなかで松山勘十郎さんは色んなことを教えてくれたし
それは2020年になった今も同じだ
どんなに忙しくてテンパってても、試合の前後などのごく限られた時間を除いていつでも真摯に親身になって向き合ってくれる
ごくたまに事務所にお邪魔して、話し込むこともある
そうしていると、私も不出来な弟弟子だった頃に戻ったようで
それが現在進行形として今も続いていることも含めて
ごっちゃになって渦巻く青春の忘れ物が感情という器からこぼれ出てゆくのがわかる
何しろデビュー15周年を迎え、故郷・新潟での記念公演や師匠・ウルティモ・ドラゴン校長を相手に記念試合も行われた松山勘十郎さんだが、今日まで無事にプロレスラーとして存在し続けてくれていることが私にとっては僥倖であるし、座長となった今も変わらず先輩として活躍してくれているのがとても嬉しい
無事これ名馬なり、という言葉がある。プロレスラーでいる限り、無傷で無事なまま過ごすことは出来ないだろう。千幾つも傷のある人だっていたぐらいだ
デビュー15周年の試合はどれも面白かったし、公演自体も熱戦と爆笑の渦巻く幸せな時間だった。もうひとり私の大好きな先輩、スカイデjrさんも見られる(待ってます)
特に新潟で行われた15周年記念公演は、懐かしくて面白くて新しい
第一試合からメインイベントまで、人気選手と期待の新人、そして伝説級の選手まで登場する盛りだくさんな内容
後楽園ホール並みの目の肥えたファン、マニアも、地方大会で初めてプロレスを見たお子様から大人まで大満足の試合だ
怪奇派レスラーが会場を蹂躙したり、不気味な選手が技で魅了したり、二枚目の正統派ご当地レスラーから可憐な女子レスラーまで
松山勘十郎座長は言う
「おもちゃ箱をひっくり返すだけなら誰でもできる。大切なのは箱の中におもちゃがどのように入っているのか、ひっくり返したときの散らばり方をどの程度予測できるか、である」
と。おもちゃ箱におもちゃを入れて、ひっくり返して、その散らばり方を見て
自身のセンスと技術と体力の限りプロレスリングとして表現する
それが「松山勘十郎というプロレスラーのレゾンデートル」だと
私は思います
カッコつけて仰々しいことは滅多に言わないけど
プロレスラーとしてのリングの上からバッチリ見せてくれる
そこがカッコいいんだと思う
松山勘十郎座長お誕生日おめでとうございます
今年も、そしてこれからも
無事にリングを降りて、またご活躍でありますように
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本
しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。
関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください
ご自由にお使いください。
イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる