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第606回。キッドさんは映画が好き。
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皆様こんばんは!
ダイナマイト・キッドです。
いやあーっ、映画って本当に、素晴らしいですネ。
もうコレがわからない人もいるんだろうなあ。
みんな映画好き?私は大好きで、今でも結構見る。
映画館に行って新しい映画を見るより、家でゆっくりレンタルしてきて見るのが好きかな。
カメラを止めるな!とか、あんなに話題になってると逆に今は良いかな、ってなっちゃわない?
みんなが面白かった!って話をしてるし、ああそうなんか、と思ってさ。
あとで見て面白かったら、まあそれでいいし…。
なんでもそうだけど、妙に盛り上がってるところにあとから入るのが凄い苦手。
わかってくれる人いるかな…。
で映画。
生まれて初めて見た映画を覚えている人っているかな?
私は近所の西武百貨店の6階が映画館で、そこに見に行ったドラえもんだったと思う。
あ違う、ゴジラVSキングギドラかな。チャック・ウィルソンが未来人で、メカキングギドラが出てくるアレ。そのメカキングギドラが平成版メカゴジラに転用されたってのがアツいよな。
西武百貨店の映画館はゴジラとかドラえもんとか子供向けのをおもにかけていた。
そこのモギリをやっていたのが同級生のホナミちゃんのお母さんだった。
ホナミちゃんはぽっちゃりしてて可愛らしい女の子で、お母さんはハスキーボイスでカカカと良く笑う明るい人だった。ゴジラVSデストロイアとか、映画ドラえもん のび太のブリキの迷宮(ラビリンス)とか銀河超特急ぐらいまでは営業していたはずだ。
当時買ったパンフレットや、ドラえもんのオマケのおもちゃが残っている。
ゴジラも、シン・ゴジラ見てないんだよな。
上と同じ理由で。何かで気が向いたときにパッと見ればいいかな。
今じゃ行きつけだった近所のレンタル屋さんも閉店しちゃったし、別の場所にあるTSUTAYAは駐車場も道路も混むんで嫌だし、かといってアマゾンとかでパソコンの画面で見るのにも慣れなくって。
テレビなんかDVD見るのにしか使わないのに、そっちもなくなってしまうのか。
何かの過渡期なのかしら。
VHSとかDVDもだいぶ買い集めてたけど、殆ど手元に残ってない。
ウルトラマンタロウのボックスは大事にしてるけど。
VHSで買ってDVDでも買い直したのは、チャーリー・シーンの「メジャーリーグ」だな。
あれは良い映画だ。たまに地上波でも放送されてて、たぶん私が最初に見たときもそうだった。
簡単に説明するとアメリカのメジャーリーグにおいて万年負け続けのクリーブランド・インディアンスというチームがあって。
インディアンスはチームのオーナーが亡くなってしまったのでその妻レイチェルが新オーナーの座につくものの、この性悪新オーナーはさっさとチームを負けさせて観客動員数を下げまくり、年間80万人を下回ったら本拠地を移転できるという契約条項を利用しチームを常夏のマイアミに移転しようと企む。
レイチェルは元ショーガールで野球の事などこれっぽっちも知らず、ただ自分のワガママのためだけにチームに様々な嫌がらせを行う。
また選手も総入れ替えすることになり、そのために作られたリストは無名の新人からポンコツのベテラン、実力はあるものの怠慢な守備を繰り返す道楽者、キューバからの亡命者で変化球が一切打てないバッターなどなど箸にも棒にも掛からぬ寄せ集め集団だった。
そもそも新監督に任命されたブラウンも本業のタイヤ工場の経営との兼業監督なのだ。
主人公のリッキー・ボーンはマイナーリーグで期待されていたが刑務所に入ってしまっており、出所したのちチーム入りする。
剛速球の持ち主だがコントロールがからっきしでどうにも使い物にならなかった。
他にも一癖も二癖もある個性派ぞろいのメンバーで、その中には若き日のウェズリー・スナイプス演じるウィリー・メイリー・ヘイズもいた。スナイプスは後年ブレイドシリーズで有名になり、その寡黙なキャラクターでお馴染みになるけれど、この時はいわゆるエディー・マーフィー路線のお喋りで陽気なキャラクターだった。入団テストに潜り込んだのがバレて追い出されるもののテストに乱入、結果的にその場で俊足を見せつけることで入団が決定しチーム入りを果たした。
個性が豊かすぎて煮凝りになりそうなチームをまとめているのがメキシコリーグでプレイしていたものの故障で低迷するジェイクだった。親分肌で面倒見がよく、もう一人の主人公と言える。彼のほんのり切なく暖かな恋愛ドラマも本筋と同時進行で静かに進む。
とまあ、こんな感じで万事ドタバタハチャメチャな野球チームのコメディ映画なのだが、肝心の野球の楽しみ方に関しては流石は本場アメリカ。試合中のシーンには実際にスタジアムいっぱいのお客さんが映し出され賑やかな様子が映し出されている。
リッキーの制球に悩むチームと本人であったが、ふとした切っ掛けでそれが単なる近眼によるものだったことが判明。立派な黒縁メガネをかけることで解決するとバッタバッタと相手打線を打ち取ってチームは快進撃を始める。
これに危機感を持っちゃった新オーナー・レイチェルは嫌がらせ行為さらにエスカレートさせる。と、今度はそれを腹に据えかねた前監督にしてオーナー補佐の役を負わされたチャーリーが新監督ブラウンにレイチェルの企みを全て打ち明ける。
ブラウンはチームにレイチェルの企みを告げ、一念発起してさらなる勝利を重ね遂にプレーオフに挑む。相手は強豪ニューヨークヤンキース。果たして勝負の行方は…!
最後の最後にリッキーが登場するシーンで流れるWILDTHINGのかーーっこいいのなんの!
VHSでココばっかり見たせいでテープが傷んでしまったほどだ。
今じゃ古い映画になってしまったけど有名に違いはないので、もし見たことのない人で興味を持って頂けたならレンタル屋さんで探してみよう!
それでは、またあした!
さよなら、さよなら、さよなら。
ダイナマイト・キッドです。
いやあーっ、映画って本当に、素晴らしいですネ。
もうコレがわからない人もいるんだろうなあ。
みんな映画好き?私は大好きで、今でも結構見る。
映画館に行って新しい映画を見るより、家でゆっくりレンタルしてきて見るのが好きかな。
カメラを止めるな!とか、あんなに話題になってると逆に今は良いかな、ってなっちゃわない?
みんなが面白かった!って話をしてるし、ああそうなんか、と思ってさ。
あとで見て面白かったら、まあそれでいいし…。
なんでもそうだけど、妙に盛り上がってるところにあとから入るのが凄い苦手。
わかってくれる人いるかな…。
で映画。
生まれて初めて見た映画を覚えている人っているかな?
私は近所の西武百貨店の6階が映画館で、そこに見に行ったドラえもんだったと思う。
あ違う、ゴジラVSキングギドラかな。チャック・ウィルソンが未来人で、メカキングギドラが出てくるアレ。そのメカキングギドラが平成版メカゴジラに転用されたってのがアツいよな。
西武百貨店の映画館はゴジラとかドラえもんとか子供向けのをおもにかけていた。
そこのモギリをやっていたのが同級生のホナミちゃんのお母さんだった。
ホナミちゃんはぽっちゃりしてて可愛らしい女の子で、お母さんはハスキーボイスでカカカと良く笑う明るい人だった。ゴジラVSデストロイアとか、映画ドラえもん のび太のブリキの迷宮(ラビリンス)とか銀河超特急ぐらいまでは営業していたはずだ。
当時買ったパンフレットや、ドラえもんのオマケのおもちゃが残っている。
ゴジラも、シン・ゴジラ見てないんだよな。
上と同じ理由で。何かで気が向いたときにパッと見ればいいかな。
今じゃ行きつけだった近所のレンタル屋さんも閉店しちゃったし、別の場所にあるTSUTAYAは駐車場も道路も混むんで嫌だし、かといってアマゾンとかでパソコンの画面で見るのにも慣れなくって。
テレビなんかDVD見るのにしか使わないのに、そっちもなくなってしまうのか。
何かの過渡期なのかしら。
VHSとかDVDもだいぶ買い集めてたけど、殆ど手元に残ってない。
ウルトラマンタロウのボックスは大事にしてるけど。
VHSで買ってDVDでも買い直したのは、チャーリー・シーンの「メジャーリーグ」だな。
あれは良い映画だ。たまに地上波でも放送されてて、たぶん私が最初に見たときもそうだった。
簡単に説明するとアメリカのメジャーリーグにおいて万年負け続けのクリーブランド・インディアンスというチームがあって。
インディアンスはチームのオーナーが亡くなってしまったのでその妻レイチェルが新オーナーの座につくものの、この性悪新オーナーはさっさとチームを負けさせて観客動員数を下げまくり、年間80万人を下回ったら本拠地を移転できるという契約条項を利用しチームを常夏のマイアミに移転しようと企む。
レイチェルは元ショーガールで野球の事などこれっぽっちも知らず、ただ自分のワガママのためだけにチームに様々な嫌がらせを行う。
また選手も総入れ替えすることになり、そのために作られたリストは無名の新人からポンコツのベテラン、実力はあるものの怠慢な守備を繰り返す道楽者、キューバからの亡命者で変化球が一切打てないバッターなどなど箸にも棒にも掛からぬ寄せ集め集団だった。
そもそも新監督に任命されたブラウンも本業のタイヤ工場の経営との兼業監督なのだ。
主人公のリッキー・ボーンはマイナーリーグで期待されていたが刑務所に入ってしまっており、出所したのちチーム入りする。
剛速球の持ち主だがコントロールがからっきしでどうにも使い物にならなかった。
他にも一癖も二癖もある個性派ぞろいのメンバーで、その中には若き日のウェズリー・スナイプス演じるウィリー・メイリー・ヘイズもいた。スナイプスは後年ブレイドシリーズで有名になり、その寡黙なキャラクターでお馴染みになるけれど、この時はいわゆるエディー・マーフィー路線のお喋りで陽気なキャラクターだった。入団テストに潜り込んだのがバレて追い出されるもののテストに乱入、結果的にその場で俊足を見せつけることで入団が決定しチーム入りを果たした。
個性が豊かすぎて煮凝りになりそうなチームをまとめているのがメキシコリーグでプレイしていたものの故障で低迷するジェイクだった。親分肌で面倒見がよく、もう一人の主人公と言える。彼のほんのり切なく暖かな恋愛ドラマも本筋と同時進行で静かに進む。
とまあ、こんな感じで万事ドタバタハチャメチャな野球チームのコメディ映画なのだが、肝心の野球の楽しみ方に関しては流石は本場アメリカ。試合中のシーンには実際にスタジアムいっぱいのお客さんが映し出され賑やかな様子が映し出されている。
リッキーの制球に悩むチームと本人であったが、ふとした切っ掛けでそれが単なる近眼によるものだったことが判明。立派な黒縁メガネをかけることで解決するとバッタバッタと相手打線を打ち取ってチームは快進撃を始める。
これに危機感を持っちゃった新オーナー・レイチェルは嫌がらせ行為さらにエスカレートさせる。と、今度はそれを腹に据えかねた前監督にしてオーナー補佐の役を負わされたチャーリーが新監督ブラウンにレイチェルの企みを全て打ち明ける。
ブラウンはチームにレイチェルの企みを告げ、一念発起してさらなる勝利を重ね遂にプレーオフに挑む。相手は強豪ニューヨークヤンキース。果たして勝負の行方は…!
最後の最後にリッキーが登場するシーンで流れるWILDTHINGのかーーっこいいのなんの!
VHSでココばっかり見たせいでテープが傷んでしまったほどだ。
今じゃ古い映画になってしまったけど有名に違いはないので、もし見たことのない人で興味を持って頂けたならレンタル屋さんで探してみよう!
それでは、またあした!
さよなら、さよなら、さよなら。
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