563 / 1,301
第557回。ロックマンX
しおりを挟む
ロックマンXやったことある?
私はアホみたいにやってた。
無印より先にXを遊んだ人も多いんじゃないか。いま30歳前後の人は。
私もそうで、ちょうど小学校に入ったぐらいでXが出てたと思う。
小学2年か3年のクリスマスにX2を買ってもらってたから、もうちょい前かな…?
面白いんだよな。難しいのとカッコイイのとで、なんかお兄さんがやるゲームって感じがしてさ。
最初のVAVAが倒せないか粘ったりしなかった?
あれは掴みがいいよな。
ずっと待ってるとデモが始まるんだけど、そこもかなり凝ってて。
まだ無印ロックマンの世界観もなにもわからないから、何となくライト博士って人が作ったロボットなんだなってことぐらいを理解して、始まったステージの曲がアレじゃん。カッコイイんだよな。
それまでとちょっと違ってて、メカメカしいところにハードロックってのが良かったわなー。
いま思えばヘヴィメタのアルバムジャケットの中で戦ってるようなもんなんだよなロックマンXって。あのイラストがステージになっててさ。ボスは色んな生き物に属性が付いてて、これも炎とか氷とか植物とか昆虫とか、メタルバンドのマスコットみたいで。
誰から倒してた?
大体アイシー・ペンギーゴから入ると思う(足パーツあるし)んだけど、あれパーツだけ取って他から攻める奴もいて色々だったなあ。
ストーム・イーグリードとかも最初のほうに倒してたな。
ペンギン、イーグリード、ナウマンダー、アルマージ、マンドリラー…この辺は順番がコロコロ変わってたっけ。ブーメル・クワンガーが苦手だったんで、コイツが結構後回しだった。そのせいで、ランチャー・オクトパルドの足をブーメランで切断できるってことを随分後になるまで知らなかったぐらいだ。あの頃は攻略本も高かったし、クラスでもゲーム名人の太田のケーちゃんやスギウラ君から教えて貰うくらいしかなかったからなあ。ゲームうまいやつは大体兄貴がいてそっちがやってたりするんだけど、太田のケーちゃんの場合、お母さんがすげえゲーム上手くって。トルネコの大冒険とか真っ先にもっと不思議の100階までクリアしたりしてたんだよな。スーファミ版のなんか私たぶん未だに無理だけど、あれどうやってたんだろう。
でロックマンXですよ。難しいといえばこのゲームのラスボスなんですよ。
カメレオンステージの中ボスも強いんだけどね、図体がデカいくせに的が小さいんで。
カメレオンより強いんじゃないか、あの丸っこいの。
8体全部倒すとシグマステージっていうボスの城に乗り込むシリーズに切り替わるんだけど、ここでこのシリーズのもう一人の主役ゼロさんが大破しちゃう。
序盤のVAVAって言ったけどあれ負けイベントで、捕まって絶体絶命なところをゼロが助けてくれるんだよ。あれでもうみんなゼロにハマるわな。赤くて金髪ロン毛でカッコイイもの。
どことなくロックマンXが幼く見えるのは、ゼロが大人に描かれているからなのかも。
ちょうどロックマンXをやる小さい子供からしてお兄さんぐらいの世代にあたるわけで。
近所のサッカーうまいお兄さんがカッコよく見えてたようなもんだな。カミヤくんとか。
んでそのゼロが因縁のVAVAと再戦、一度は破れるも再び窮地に陥ったXを助けるべく特攻をかける。これをスーファミでやってたんだから凄いよな。
結局、この時に吹っ飛んでしまったことがX2でのゼロパーツ集めや、その後のシリーズで明らかになって行く(確定したのかまでは知らない)ゼロの出生の秘密なんかにも繋がっていくんだけど、これってXが発売された時点でどのぐらいまで決まってたんだろうね。
よくお話を書く時に、出来るだけ何気ないわき役を出しておくと、その後で意外な登場人物として使えるっていうけどさ。ゼロのことがどの程度決まってて考えられてたのかってちょっと興味あるよね。
んでそのゼロ先輩の屍を越えてラスボスに向かう我らがXさん。
この作品だけはステージの途中に8体ボスが再登場するブースがある。後の作品では、個別にワープして飛ばされた先で戦うんだけどね。なんだろう、商店街とシネコンって感じかな?
更にそれ以外にも、シグマステージ特製のボスも待ち受けている。
巨大なクモ、壁一面の顔、巨大ロボットの顔面だけ、とか色々。
イチイチ癖があって、結構強かった気がする。今やったら意外と倒せないんじゃないかな…年々ゲームが下手になってるし。
最後のステージはシグマの飼い犬と、シグマ二連戦。
犬は波動拳でなんとかなる(途中、隠し要素で波動拳が打てるようになるパーツが手に入るのだ)し最初のシグマもサブタンクを空にして倒した。
で最後のシグマ、通称ウルフシグマっていう狼型のロボの顔んとこにシグマの顔がガシーンしたやつ!コイツだけはついに倒せずじまい…。
たぶん中学生とか高校生、下手したら二十歳過ぎぐらいの一番人生でゲームやってた時期でも倒せなかった気がする。
そういえばメタルギアの難しいところも参謀にクリアしてもらったし、ロックマンXとかはスギウラ君が…おーーーーい参謀!ちょっとロックマンX入荷したら連絡くれ!んで俺ん家でやろう!
ペプシ買っておくから!
…自分でリベンジすっかなあ。今なら倒せるかなあウルフシグマ。
波動拳パーツはホントにあります。
知ってる人は常識か。
このエッセイ、いつも妄言ばかり吐いてるから信じてもらえないかと思って。
本当なんです!信じてください!
北斗、お前は一週間の謹慎だ!!
私はアホみたいにやってた。
無印より先にXを遊んだ人も多いんじゃないか。いま30歳前後の人は。
私もそうで、ちょうど小学校に入ったぐらいでXが出てたと思う。
小学2年か3年のクリスマスにX2を買ってもらってたから、もうちょい前かな…?
面白いんだよな。難しいのとカッコイイのとで、なんかお兄さんがやるゲームって感じがしてさ。
最初のVAVAが倒せないか粘ったりしなかった?
あれは掴みがいいよな。
ずっと待ってるとデモが始まるんだけど、そこもかなり凝ってて。
まだ無印ロックマンの世界観もなにもわからないから、何となくライト博士って人が作ったロボットなんだなってことぐらいを理解して、始まったステージの曲がアレじゃん。カッコイイんだよな。
それまでとちょっと違ってて、メカメカしいところにハードロックってのが良かったわなー。
いま思えばヘヴィメタのアルバムジャケットの中で戦ってるようなもんなんだよなロックマンXって。あのイラストがステージになっててさ。ボスは色んな生き物に属性が付いてて、これも炎とか氷とか植物とか昆虫とか、メタルバンドのマスコットみたいで。
誰から倒してた?
大体アイシー・ペンギーゴから入ると思う(足パーツあるし)んだけど、あれパーツだけ取って他から攻める奴もいて色々だったなあ。
ストーム・イーグリードとかも最初のほうに倒してたな。
ペンギン、イーグリード、ナウマンダー、アルマージ、マンドリラー…この辺は順番がコロコロ変わってたっけ。ブーメル・クワンガーが苦手だったんで、コイツが結構後回しだった。そのせいで、ランチャー・オクトパルドの足をブーメランで切断できるってことを随分後になるまで知らなかったぐらいだ。あの頃は攻略本も高かったし、クラスでもゲーム名人の太田のケーちゃんやスギウラ君から教えて貰うくらいしかなかったからなあ。ゲームうまいやつは大体兄貴がいてそっちがやってたりするんだけど、太田のケーちゃんの場合、お母さんがすげえゲーム上手くって。トルネコの大冒険とか真っ先にもっと不思議の100階までクリアしたりしてたんだよな。スーファミ版のなんか私たぶん未だに無理だけど、あれどうやってたんだろう。
でロックマンXですよ。難しいといえばこのゲームのラスボスなんですよ。
カメレオンステージの中ボスも強いんだけどね、図体がデカいくせに的が小さいんで。
カメレオンより強いんじゃないか、あの丸っこいの。
8体全部倒すとシグマステージっていうボスの城に乗り込むシリーズに切り替わるんだけど、ここでこのシリーズのもう一人の主役ゼロさんが大破しちゃう。
序盤のVAVAって言ったけどあれ負けイベントで、捕まって絶体絶命なところをゼロが助けてくれるんだよ。あれでもうみんなゼロにハマるわな。赤くて金髪ロン毛でカッコイイもの。
どことなくロックマンXが幼く見えるのは、ゼロが大人に描かれているからなのかも。
ちょうどロックマンXをやる小さい子供からしてお兄さんぐらいの世代にあたるわけで。
近所のサッカーうまいお兄さんがカッコよく見えてたようなもんだな。カミヤくんとか。
んでそのゼロが因縁のVAVAと再戦、一度は破れるも再び窮地に陥ったXを助けるべく特攻をかける。これをスーファミでやってたんだから凄いよな。
結局、この時に吹っ飛んでしまったことがX2でのゼロパーツ集めや、その後のシリーズで明らかになって行く(確定したのかまでは知らない)ゼロの出生の秘密なんかにも繋がっていくんだけど、これってXが発売された時点でどのぐらいまで決まってたんだろうね。
よくお話を書く時に、出来るだけ何気ないわき役を出しておくと、その後で意外な登場人物として使えるっていうけどさ。ゼロのことがどの程度決まってて考えられてたのかってちょっと興味あるよね。
んでそのゼロ先輩の屍を越えてラスボスに向かう我らがXさん。
この作品だけはステージの途中に8体ボスが再登場するブースがある。後の作品では、個別にワープして飛ばされた先で戦うんだけどね。なんだろう、商店街とシネコンって感じかな?
更にそれ以外にも、シグマステージ特製のボスも待ち受けている。
巨大なクモ、壁一面の顔、巨大ロボットの顔面だけ、とか色々。
イチイチ癖があって、結構強かった気がする。今やったら意外と倒せないんじゃないかな…年々ゲームが下手になってるし。
最後のステージはシグマの飼い犬と、シグマ二連戦。
犬は波動拳でなんとかなる(途中、隠し要素で波動拳が打てるようになるパーツが手に入るのだ)し最初のシグマもサブタンクを空にして倒した。
で最後のシグマ、通称ウルフシグマっていう狼型のロボの顔んとこにシグマの顔がガシーンしたやつ!コイツだけはついに倒せずじまい…。
たぶん中学生とか高校生、下手したら二十歳過ぎぐらいの一番人生でゲームやってた時期でも倒せなかった気がする。
そういえばメタルギアの難しいところも参謀にクリアしてもらったし、ロックマンXとかはスギウラ君が…おーーーーい参謀!ちょっとロックマンX入荷したら連絡くれ!んで俺ん家でやろう!
ペプシ買っておくから!
…自分でリベンジすっかなあ。今なら倒せるかなあウルフシグマ。
波動拳パーツはホントにあります。
知ってる人は常識か。
このエッセイ、いつも妄言ばかり吐いてるから信じてもらえないかと思って。
本当なんです!信じてください!
北斗、お前は一週間の謹慎だ!!
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。


PCエンジンのセーブデータを改造して遊ぼう
おっぱいもみもみ怪人
大衆娯楽
PCエンジンのセーブデータを実機で改造する方法を紹介します。
おまけでターボパッドの連射を改造して30連射にするを追加しました。
PCエンジンミニ専用の裏技一覧を追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる