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第462回。アイカツストアに行ってきた。
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私の長年のお友達で、アイカツというのにハマっている子が居る。
が、家業の都合で東京に行くことが出来ないので、代わりにお使いを頼まれることにした。
東京駅の地下に、アイカツのお店屋さんがあるという。
そこへ行って、グッズを買ってカードをもらったりポイントをもらったりするミッションが文フリ東京のあとに追加された!
アイカツってのも知らなかったのだけど、そういうキャラクターショップに行くのも多分ものすごく久しぶり。オフィシャルショップというのか。
最後に行ったのは何のどこのお店だったかな…と思ったら東京だった。
今でもあるのかな?
場所は、なんと渋谷。
新日本プロレスの闘魂ショップ。
中学3年の修学旅行で、班ごとの自由時間があったのでひとりで抜け出して(班の連中には口止めをして)電車に乗って行ってきた。その時に買ったケンドー・カシン選手のマスク9500円は未だに家にある。散々かぶって遊んだのですっかりボロボロだ…。
あれ以来、しかもあの時はオトコの世界だったのが、今度は可愛い女の子アイドルの世界。
世の中は広い。
というわけで今にも雨の降りそうな浜松町から電車を乗り継いでいく…前に、コンビニで傘を買う。
自分もだけど、お金を預かって買ったグッズが濡れたら申し訳ない。
しかしコンビニのカサ。品質が良くなってるのか足元見られてるのか高いなー!
1400円もしやがった。
で結論から言うと、カサ、この日使わなかったんでやんの。
雨は多少降ったけど大丈夫だった。
アーケードとか地下街とか歩いてたし。
浜松町から地下鉄で東京の下町へ。
駅周辺の年季の入った食堂や、高架下の道路を走る自動車なんぞを見ていると、ああ平日なんだなと思うね。月曜の昼前にこんなとこウロウロ出来てるのって楽しい。
そこで友人Mと合流し一路東京駅へ。
何しろキッドさんは東京の地理が無い。都会では傘がない。傘は持ってるが地理が無い。
行かなくちゃ、アイカツストアに行かなくちゃ。雨に濡れ。
井上陽水ネタをいつまでやるんだって話ですがアイカツストアに着きました。
東京駅の地下っていうんですぐ見つかるかなと思ったら田舎者キッドさん。東京駅の地下の広さをご存じない。
友人Mにも散々ぱら
「あのねえ、東京駅の地下ってすっげえ広いよ?」
と言われていたのに。
ふーん、案内看板とか見れば着くだろ。
くらいにしか考えてなかった。
というか、そもそも大手門だか大手町だか地下鉄降りてからそのまま地下を通って東京駅まで入れると思わないじゃん。
椎名誠さんのSFにあった地下生活者って話でもそうだけど、よく地下道に閉じ込められたまま暮らしてる世界って書かれるじゃん。こりゃホントに万が一のことがあったらあり得ない話じゃないな。
私もそういうお話好きでちょっと書いたし、メトロナントカってゲームもあったし、テリー・ギリアムの映画12モンキーズもそうだった。
地下道をフーフー言いながら歩く。
デブなので歩くと暑いし人が多くてぶつかりそう。
というか平日昼間の東京駅なので、いわゆるビジネスマン?みてえなのが多いわ多いわ。
みんな同じような服装で同じような髪型で同じような話題で、みな同じ素振り。
いやホントこんなにいっぱいどこに隠れてるんだって感じでワラワラしている。
みんなして昼飯を食いに行くらしい。
どこのお店も行列で、みんなお財布持って待っている。
んで食ったらすぐ出る。
なんか大変そうだなと思うけど給料と休みはこいつらの方がよっぽど多いわなと思ったので、私は少ない手持ちと休日を満喫することにした。ビジネス街とかビジネスマンって言葉、すげえ安っぽくてくだらねえように感じるのってなんでだろうね。生理的に受け付けてないのかね。
お店は東京駅一番街ってとこにあった。
色んなキャラクターやテレビ局のお店が集まっているところだ。
キッド「オタクっぽくてデブで気持ち悪いブサイク男に付いてけば着くんじゃね?」
キッド「ああオレだ」
文学フリマのバッグ持ってアイカツストアに買い物に行く31歳肥満児。
そういえばキューライスさんのキャラクターショップもあった!
スキウサギが好き!!!
アイカツストアに着いても何が何やらわからないので、店員さんの女性にお友達に送ってもらった写真を見せて品切れのもの以外は大概買うことが出来た。
というか、この店員さんのほうがよっぽどアイドルみたいな可愛い人だった。
小柄で華奢で、綺麗な声をしていた。
明るくておしゃれだし、素敵な人だったな。
お店を出て、富士そばで遅いお昼ご飯をご馳走になった。
ホントにBGMが演歌だった。でもアリだな。
天玉そばが出てくるのすげえ早くて驚いた。
椅子にどでーん!と座ってふんぞり返ってる髪の毛カッチリ固めサラリーマンが行儀悪くそばを食って足早に去って行ったり、おそろいの作業服で何人かで食いに来てるオッサンたちが居たり。
都会の生活って大変そうだ。
文学フリマのバッグに加えて、アイカツスタイルのビニール袋まで抱えて田舎暮らしに戻るキッドさんでありました。
そんな感じでキッドさんの文フリ東京は終わったのでした。
が、家業の都合で東京に行くことが出来ないので、代わりにお使いを頼まれることにした。
東京駅の地下に、アイカツのお店屋さんがあるという。
そこへ行って、グッズを買ってカードをもらったりポイントをもらったりするミッションが文フリ東京のあとに追加された!
アイカツってのも知らなかったのだけど、そういうキャラクターショップに行くのも多分ものすごく久しぶり。オフィシャルショップというのか。
最後に行ったのは何のどこのお店だったかな…と思ったら東京だった。
今でもあるのかな?
場所は、なんと渋谷。
新日本プロレスの闘魂ショップ。
中学3年の修学旅行で、班ごとの自由時間があったのでひとりで抜け出して(班の連中には口止めをして)電車に乗って行ってきた。その時に買ったケンドー・カシン選手のマスク9500円は未だに家にある。散々かぶって遊んだのですっかりボロボロだ…。
あれ以来、しかもあの時はオトコの世界だったのが、今度は可愛い女の子アイドルの世界。
世の中は広い。
というわけで今にも雨の降りそうな浜松町から電車を乗り継いでいく…前に、コンビニで傘を買う。
自分もだけど、お金を預かって買ったグッズが濡れたら申し訳ない。
しかしコンビニのカサ。品質が良くなってるのか足元見られてるのか高いなー!
1400円もしやがった。
で結論から言うと、カサ、この日使わなかったんでやんの。
雨は多少降ったけど大丈夫だった。
アーケードとか地下街とか歩いてたし。
浜松町から地下鉄で東京の下町へ。
駅周辺の年季の入った食堂や、高架下の道路を走る自動車なんぞを見ていると、ああ平日なんだなと思うね。月曜の昼前にこんなとこウロウロ出来てるのって楽しい。
そこで友人Mと合流し一路東京駅へ。
何しろキッドさんは東京の地理が無い。都会では傘がない。傘は持ってるが地理が無い。
行かなくちゃ、アイカツストアに行かなくちゃ。雨に濡れ。
井上陽水ネタをいつまでやるんだって話ですがアイカツストアに着きました。
東京駅の地下っていうんですぐ見つかるかなと思ったら田舎者キッドさん。東京駅の地下の広さをご存じない。
友人Mにも散々ぱら
「あのねえ、東京駅の地下ってすっげえ広いよ?」
と言われていたのに。
ふーん、案内看板とか見れば着くだろ。
くらいにしか考えてなかった。
というか、そもそも大手門だか大手町だか地下鉄降りてからそのまま地下を通って東京駅まで入れると思わないじゃん。
椎名誠さんのSFにあった地下生活者って話でもそうだけど、よく地下道に閉じ込められたまま暮らしてる世界って書かれるじゃん。こりゃホントに万が一のことがあったらあり得ない話じゃないな。
私もそういうお話好きでちょっと書いたし、メトロナントカってゲームもあったし、テリー・ギリアムの映画12モンキーズもそうだった。
地下道をフーフー言いながら歩く。
デブなので歩くと暑いし人が多くてぶつかりそう。
というか平日昼間の東京駅なので、いわゆるビジネスマン?みてえなのが多いわ多いわ。
みんな同じような服装で同じような髪型で同じような話題で、みな同じ素振り。
いやホントこんなにいっぱいどこに隠れてるんだって感じでワラワラしている。
みんなして昼飯を食いに行くらしい。
どこのお店も行列で、みんなお財布持って待っている。
んで食ったらすぐ出る。
なんか大変そうだなと思うけど給料と休みはこいつらの方がよっぽど多いわなと思ったので、私は少ない手持ちと休日を満喫することにした。ビジネス街とかビジネスマンって言葉、すげえ安っぽくてくだらねえように感じるのってなんでだろうね。生理的に受け付けてないのかね。
お店は東京駅一番街ってとこにあった。
色んなキャラクターやテレビ局のお店が集まっているところだ。
キッド「オタクっぽくてデブで気持ち悪いブサイク男に付いてけば着くんじゃね?」
キッド「ああオレだ」
文学フリマのバッグ持ってアイカツストアに買い物に行く31歳肥満児。
そういえばキューライスさんのキャラクターショップもあった!
スキウサギが好き!!!
アイカツストアに着いても何が何やらわからないので、店員さんの女性にお友達に送ってもらった写真を見せて品切れのもの以外は大概買うことが出来た。
というか、この店員さんのほうがよっぽどアイドルみたいな可愛い人だった。
小柄で華奢で、綺麗な声をしていた。
明るくておしゃれだし、素敵な人だったな。
お店を出て、富士そばで遅いお昼ご飯をご馳走になった。
ホントにBGMが演歌だった。でもアリだな。
天玉そばが出てくるのすげえ早くて驚いた。
椅子にどでーん!と座ってふんぞり返ってる髪の毛カッチリ固めサラリーマンが行儀悪くそばを食って足早に去って行ったり、おそろいの作業服で何人かで食いに来てるオッサンたちが居たり。
都会の生活って大変そうだ。
文学フリマのバッグに加えて、アイカツスタイルのビニール袋まで抱えて田舎暮らしに戻るキッドさんでありました。
そんな感じでキッドさんの文フリ東京は終わったのでした。
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