不定期エッセイ キッドさんといっしょ。

第４１７回。めひこちゃんと遊ぼう！マザー２編その２

さてツーソンの街を出てハッピーハッピー教団の本拠地・ハッピーハッピー村に向かうキッド君。
つまり自治体よりイチ組織の方が勝っちゃったネーミング。
グレートフルデッドの谷を越えて行こうとするが、なぜかタコの形をしたオブジェが道をふさいでいる。
これをどかすには、発明家アップルキッドが作ってくれる
タコ消しマシン
が必要になる。

このために、あらかじめアップルキッドに資金と食べ物をあげないといけない。
ぬかりなく資金援助２００ドルと食べ物を用意してあった私。
しかし、いざアイテムを選択するときになって
キッド「あっ間違えた」
うっかり洗濯したのは かぜぐすり だったのだが、なんとこれでオッケー。
アンタ食えればなんでもいいのか。

ちなみにアップルキッドのとなりにはオレンジキッドという眉目秀麗才気煥発の美青年発明家も住んでいるのだがこいつには発明の才能がこれっぽっちもないので無視である。
私がマザー２の中でも唯一と言っていいほど話しかけない、本当に何の用も無い奴。

で、アップルキッドの発明品を携えて再び谷へ。
ディフェンスの脆さがここでもキツい。
谷にいるＵＦＯやらロボットもだが、だいウッドーに殴られるだけでガンガン削られる。
漸くハッピーハッピー村に到着すると、今度は信者の皆さんがお出迎え。
もちろん無限に湧き出るザコ敵である。
この「らんぼうなしんじゃ（そういう名前の敵なのだ）」のペンキ攻撃が、また強烈で。こりゃーディフェンス低いし苦労するぞ…

らんぼうなしんじゃのペンキこうげき！
キッドに３のダメージ！

３のダメージ

３！！？

よっわ！！！！！！

てか、これが３しか食らわないぐらいレベル上がってるのに、あの脆さって一体どんだけコイツのディフェンス低いんだ！？

こりゃあいいや、とらんぼうなしんじゃに仲間を呼ばせて次々に仕留めていく。
シャークだんも、あるくめ も、全部この手で仲間を呼ばせて延々と戦ってきたのだ。

今回は狭い村の中にわんさかいるので苦労もしなかった。
そのおかげで三國連太郎こと教祖様は楽勝。
すっかり元のペンキ屋のオヤジに戻してやり、いつキちゃん救出。

そのまま第２のパワースポット、リリパットステップに。
この洞窟の中はクマやらモグラやらクマやらモグラやらクマにモグラが出てくる。
でまたクマが強いのなんの。
ボスのモグラはパラライシス攻撃で一発シビレばっきりなので、そのまま金縛りでタコ殴りにする。
道中のクマの方がよっぽど怖い。

モグラを叩いてパワースポットでおとのいしにメロディを記憶させて…

書いてて気が付いたけど、これゲームのシステムとか目的とか全然書いてないや。
まあいいか、気になった人が居たら今ならダウンロードとかでも遊べるので調べてやってみてくださいな。このエッセイをご覧下さっている方には高確率でハマって頂けると思いますし、むしろマザー２好きな人がご覧下さっている確率も高いのではないかな、と思います。

でモグラのあとはライブハウス。
ここでトンズラブラザーズの借金を完済して彼らを解放すると、ツーソンと、その次の街スリークを結ぶトンネルが通れるようになる。
道路封鎖ではなく、スリークの街を突如占領したゾンビどもの仲間のオバケがトンネル内を跋扈しており、無理やり通ろうとしても
もーどれーーーー
もーどれーーーー
と言って入り口まで戻されてしまうのだ。

トンズラブラザーズの借金は、あのトンチキさんから受け取ったカネでカタが付く。
どう考えてもマトモな、綺麗なカネでは無さそうだ。
だがカネはカネ。
ライブハウスの支配人に騙されて作った借金をコイツで一発返済。
ちなみにトンズラブラザーズのメンバーいわく、このライブハウスも昔は可愛い踊り子もぎょうさんおったが、今じゃトンズラブラザーズのみ。人気はあるものの借金のカタに歌わされているというわけだった。ので、トンズラを解放した後は呼び物が無くなって潰れてしまう。トンズラ解放後にライブハウスに入ろうとすると、なんとも物悲しい張り紙がしてあるものだ。

どうやってオバケのバリケードを突破するか。
トンネルの入り口にいる男に聞くと、オバケは陽気さに弱いのではないかとのこと。
陽気といえばトンズラブラザーズ。
ノリノリでバスを走らせていたらスリークに入れた。
それでいいのか！？
と思うが、もう遅い。マザー２ってのは、そういうノリのゲームなのだ。

スリークの街はゾンビが押し寄せているというが、出てくる敵キャラはゴミバケツに入ったゴースト、ハエ、ゾンビ犬、操り人形、カボチャ頭などバリエーション豊富。
ここでゾンビを操る親玉の存在を知るも、向こうにもこっちの存在を知られてしまう。
結果としてキッド＆いつキちゃんは罠にかかって地下牢に監禁。
ここで超能力少女いつキちゃんのテレパシーがゆんゆん発信。

その受信先は、遠い雪国の寄宿舎でグースカ眠っているまだ見ぬともだち。
オタコン。

この呼びかけを聞いたら、南へ向かって旅立ってください！
とは、随分と乱暴な話だ。
だがオタコンにはこの祈りが通じ、彼は寄宿舎を抜け出して南へと旅立つのであった。

つづく。