296 / 1,301
#いいねの数だけ好きな漫画を言う見た人もやりましょう拒否権はない その3
しおりを挟む
5
バツ&テリー
不良野球漫画といえばルーキーズよりも前にバツ&テリーがあった。多分少年マガジンだったと思う。家にコミックスがあったので輝さんが持ってたんだと思う。
暴走族と喧嘩して野球やってる、バイクとロックンロールと野球が大好きなカッコいい高校生
抜刀 軍(バツ)と一文字 輝(テリー)
の物語。
いま考えてみれば物凄いアンバランスな話だけど、緻密な絵柄と個性的で表情豊かなキャラクター、爽快な野球の試合、豪快な喧嘩と色々入ってて面白い。
設定も凝っていて、お姉さんが喫茶店をやっているけど一人じゃ危ないんでバツが変装し旦那ってことにして店にいるとか、テリーは大金持ちの息子でお母さんが後妻で美人とかその辺でも少年の心を掴んでいる。
今日び爽やかで清く正しい野球の青春なんか漫画のなかにだってありゃしないし、たぶん実際の男子高校生なんかもっとバカで下劣か、それ以上に苛烈に抑圧されてド野球漬けにされてるかどっちかなので、このぐらいの不良野球漫画があったってどうってことはない。
試合の前夜どころか試合開始にも間に合わず喧嘩して、そのままマウンドに現れたり、一時は退学になるも他の学校に編入してくるなどホントに何でもありだ。
相手の高校もテレビゲームをモデルにしたり、東海大相模高校かと思ったら
東海大相撲高校
で野球部員がみんな四股踏んでたり、こっちも結構ぶっ飛んでいる。
他校の野球部員と、また毎回出てくる暴走族の面々とでホントに色んな奴が出てくる漫画だ。キャラの数はやたら多いけどバツもテリーも強いのでそう滅多に負けることはない。ダイナマイト仕込んでる奴とか居た気がする。
確かヒロインの女の子が暴走族とかかわってたことで、その子を助けたバツとテリーも抗争に巻き込まれていくんだったっけな?
ある意味タッチの全部逆を行っているが野球の試合はホントに白熱してて面白いし、恋に喧嘩に野球にと青春を謳歌しているという点では負けていないはずだ。というか
野球漫画に野球以外のエッセンスをどれだけ詰め込めるか
というアイデアの勝負みたいなとこもあって、暴走族と喧嘩なんてのは白球に賭ける球児たちの清く美しい青春にあって以ての外!!なんて息の臭いジジイがお為ごかしで言ってそうなもんだがニュースじゃもっとタチ悪い奴だって幾らでもいるから、事実は少年マガジンの連載漫画より奇なり、だよなあ。
ちなみにアニメ映画化もされているし結構な長期連載だったので人気あったんだろうなと思う。カラオケ屋さんの曲本(イマドキ通じるかしら、この電話帳みたいなやつをめくってリモコンで番号を入力するのだ)にバツ&テリーって書いてあったときはちょっと驚いた。誰か知ってる人いるかしら。
え、テレビゲームにもなってるの!?
6
南国少年パプワくん
柴田亜美さんの描くロン毛マッチョ男が大好きです。黒髪ロン毛のシンタローさん、強いしカッコいい。あれとTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんを幼少期に見たことで私の中での
理想の男性像
は、ほぼ固まったと言える。
他にもドクター高松、サービス、ハーレム、ミヤギくん、本物のシンタローなどマッチョでロン毛で強いお兄さんがワンサカ出てくる。
特に高松のクールで底意地悪くて、あの垂れ目がいいんだよな。
最初にアニメを見たので、あのおバカで明るい話しか知らなかったんだよ。それで当時近所にあった古本屋さんでコミックスを見つけたんで買ってみたら途中からハナシがエライ壮大でヘビーになってきてさ。
秘石って、パプワくんって、マジックとその親子って…と思ってるうちにパプワくんは
さよなら
をしてしまう。
あの世界の続きが自由人HEROで、これは親父がウチに拾われてきたときに持ってきたマンガの山の中にあった。あ、あーみんのマンガだ、と思って読んだらちょっと繋がりがありそうな描き方だったんだよ確か。
のちにPAPUWAって正式な続編も描いてるんだよね、そっちは読んでなかったなー。どっかで探してみるか。
妙な生き物とか手足の生えた魚が出てくるギャグもいいし、親子と兄弟と親友同士が入り乱れる男の世界もいい。
どっかのコミックス一冊まるまる含めて女性が出てくるのが著者近影だけってのも凄い話だ。たぶんジャンとかトットリくんはヒロイン扱いで良いんだと思う。アラシヤマも。
こうして見ると全然カンケーないし年代も掲載誌も違うバツ&テリーとパプワくんだけど、実は喧嘩とマッチョでカッコいい男が出てくる漫画をそれぞれ浴びてるんだよな私たぶん。パプワくんはアニメが小学校低学年だったけどコミックスを自分で買ったのはもっと後だったはずだしバツ&テリーは親父が持ってきたってことは小6かそこらで読んでいる。同時期に浴びてる可能性もあるってことか…。
他の漫画も勿論読んでたし今でも好きな作品は色々ある。
でも、北斗の拳も私、ユダ様とかレイとかトキが好きだったもんな…。
強くてマッチョでロン毛!
これがどうも私の理想の男らしい。マッスルパワー、ナンバーワン!!
バツ&テリー
不良野球漫画といえばルーキーズよりも前にバツ&テリーがあった。多分少年マガジンだったと思う。家にコミックスがあったので輝さんが持ってたんだと思う。
暴走族と喧嘩して野球やってる、バイクとロックンロールと野球が大好きなカッコいい高校生
抜刀 軍(バツ)と一文字 輝(テリー)
の物語。
いま考えてみれば物凄いアンバランスな話だけど、緻密な絵柄と個性的で表情豊かなキャラクター、爽快な野球の試合、豪快な喧嘩と色々入ってて面白い。
設定も凝っていて、お姉さんが喫茶店をやっているけど一人じゃ危ないんでバツが変装し旦那ってことにして店にいるとか、テリーは大金持ちの息子でお母さんが後妻で美人とかその辺でも少年の心を掴んでいる。
今日び爽やかで清く正しい野球の青春なんか漫画のなかにだってありゃしないし、たぶん実際の男子高校生なんかもっとバカで下劣か、それ以上に苛烈に抑圧されてド野球漬けにされてるかどっちかなので、このぐらいの不良野球漫画があったってどうってことはない。
試合の前夜どころか試合開始にも間に合わず喧嘩して、そのままマウンドに現れたり、一時は退学になるも他の学校に編入してくるなどホントに何でもありだ。
相手の高校もテレビゲームをモデルにしたり、東海大相模高校かと思ったら
東海大相撲高校
で野球部員がみんな四股踏んでたり、こっちも結構ぶっ飛んでいる。
他校の野球部員と、また毎回出てくる暴走族の面々とでホントに色んな奴が出てくる漫画だ。キャラの数はやたら多いけどバツもテリーも強いのでそう滅多に負けることはない。ダイナマイト仕込んでる奴とか居た気がする。
確かヒロインの女の子が暴走族とかかわってたことで、その子を助けたバツとテリーも抗争に巻き込まれていくんだったっけな?
ある意味タッチの全部逆を行っているが野球の試合はホントに白熱してて面白いし、恋に喧嘩に野球にと青春を謳歌しているという点では負けていないはずだ。というか
野球漫画に野球以外のエッセンスをどれだけ詰め込めるか
というアイデアの勝負みたいなとこもあって、暴走族と喧嘩なんてのは白球に賭ける球児たちの清く美しい青春にあって以ての外!!なんて息の臭いジジイがお為ごかしで言ってそうなもんだがニュースじゃもっとタチ悪い奴だって幾らでもいるから、事実は少年マガジンの連載漫画より奇なり、だよなあ。
ちなみにアニメ映画化もされているし結構な長期連載だったので人気あったんだろうなと思う。カラオケ屋さんの曲本(イマドキ通じるかしら、この電話帳みたいなやつをめくってリモコンで番号を入力するのだ)にバツ&テリーって書いてあったときはちょっと驚いた。誰か知ってる人いるかしら。
え、テレビゲームにもなってるの!?
6
南国少年パプワくん
柴田亜美さんの描くロン毛マッチョ男が大好きです。黒髪ロン毛のシンタローさん、強いしカッコいい。あれとTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんを幼少期に見たことで私の中での
理想の男性像
は、ほぼ固まったと言える。
他にもドクター高松、サービス、ハーレム、ミヤギくん、本物のシンタローなどマッチョでロン毛で強いお兄さんがワンサカ出てくる。
特に高松のクールで底意地悪くて、あの垂れ目がいいんだよな。
最初にアニメを見たので、あのおバカで明るい話しか知らなかったんだよ。それで当時近所にあった古本屋さんでコミックスを見つけたんで買ってみたら途中からハナシがエライ壮大でヘビーになってきてさ。
秘石って、パプワくんって、マジックとその親子って…と思ってるうちにパプワくんは
さよなら
をしてしまう。
あの世界の続きが自由人HEROで、これは親父がウチに拾われてきたときに持ってきたマンガの山の中にあった。あ、あーみんのマンガだ、と思って読んだらちょっと繋がりがありそうな描き方だったんだよ確か。
のちにPAPUWAって正式な続編も描いてるんだよね、そっちは読んでなかったなー。どっかで探してみるか。
妙な生き物とか手足の生えた魚が出てくるギャグもいいし、親子と兄弟と親友同士が入り乱れる男の世界もいい。
どっかのコミックス一冊まるまる含めて女性が出てくるのが著者近影だけってのも凄い話だ。たぶんジャンとかトットリくんはヒロイン扱いで良いんだと思う。アラシヤマも。
こうして見ると全然カンケーないし年代も掲載誌も違うバツ&テリーとパプワくんだけど、実は喧嘩とマッチョでカッコいい男が出てくる漫画をそれぞれ浴びてるんだよな私たぶん。パプワくんはアニメが小学校低学年だったけどコミックスを自分で買ったのはもっと後だったはずだしバツ&テリーは親父が持ってきたってことは小6かそこらで読んでいる。同時期に浴びてる可能性もあるってことか…。
他の漫画も勿論読んでたし今でも好きな作品は色々ある。
でも、北斗の拳も私、ユダ様とかレイとかトキが好きだったもんな…。
強くてマッチョでロン毛!
これがどうも私の理想の男らしい。マッスルパワー、ナンバーワン!!
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
詩策記~谷川俊太郎さんとのこと~
詩川貴彦
エッセイ・ノンフィクション
谷川俊太郎さんとのことです。
これだけは書き残しておきたいことです。
これだけはみなさんに知っておいてほしいことです。
それが「谷川俊太郎さんとのこと」なのです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる