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第226回。早朝英会話のはなし
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掲載日2017年 09月18日 01時00分
最近見ないけどさ、ちょっと前まで朝早くに英会話の番組やってたじゃん。
犬のアニメの。
あの犬はどーーーでもいいんだ。でも、その番組のMCのお姉さん綺麗だったよな。SHELLYさん。ああいう感じの、ふっくらして可愛いひとっていいよなと思ったらアメリカのハーフで横浜出身なのね。で調べたらもうお母さんになってた。いやあビックリ。
あの人が好きで、あの犬のやつ見てたな。で再放送やってると思ったら犬だけでやんの。ふざっけんなお前じゃねえんだよ!!
お前、とんかつ定食頼んでご飯おかわりしたら茶碗だけ新しいの出てきてみろ、ブチ切れるだろ!?
(いやそれは違うんじゃねえのかキッド)
そんなわけでNHKの早朝は意外とアツいときがある。
あの時間帯は日替わりで外国語の番組をやってて、フランス語とかアラビア語なんてのもあった。アラビア語なんかサッパリわからん。文字なのかどうかも正直あやしい程度で、あれを見ながら何かそれっぽいことをスラスラっと言われたら、たとえデタラメでもわかりゃしないと思うもん。
普通に勉強になるし言葉の意味とか読み方を知るのは楽しいんだけど、カフェ設定の芝居が完全に邪魔だったハングル語講座なんてのもあった。
朝鮮中央テレビみたいな番組にしろとは思わないが、もうちょっと実用的な番組でも良かったなあと思う…意外と難しいんだよなハングル語。
私は生まれ育った場所が場所なので、あの頃は周りがハングルも広東もタガログもスパニッシュもごちゃ混ぜだった。だけど全然覚えてないし、メキシコに居たってスペイン語を話せるようになんかなってないし、どっかに外国語への憧れがあるのかも。
早朝と言えば、私が子供の頃は早見優さんが英会話の番組をやってたな。
HENとアメリカンキッズ?とあったハズで、どっちかにイジリー岡田さんが出ていた。のちにギルガメッシュナイトを欠かさず見るようになる身としては、あの時間にイジリー岡田さんをテレビで見るというのが大変貴重な機会だったと思うのだが、あの番組、好きだったなあ。何故か。
イジリー岡田さんと言えばご本人は下ネタが嫌いだったそうだけど、吹っ切れたのか私がサマーソニックのお笑いステージの司会で見た時は観客のギルガメコールに応えてあのポーズを披露したり、ご自分から
「みんなー!ボクのこと、何で見てた!?」
と聞かれたので、全員一致で
「ギルガメ!!!!!!!」
と…見事に野太い男ボイスオンリーで、みんなの気持ちが早速ガッチリ一つになった瞬間だった。
そういえば何年か前に新宿のアルタ前を歩いていたら、あのでっかいテレビにイジリーさんが映し出されて
「新宿のみなさーーーーん!ギルガ、メッシュ!!」
とやったら、その場にいた成人男性がほとんど同時に ブンッ! と音がするぐらい素早く声のする方を見た。私も見た。異様な光景だったが、日本男児にはイジリーさんとギルガメが完全に刷り込まれている層が存在する。
ナンの話だっけ。
英会話か。高校の時、英語の授業とは別枠で
オーラルコミュニケーション
という授業があって、小林克也さんによく似た雰囲気の先生が受け持っていた。この先生が変わり物で、でも言うことはイチイチもっともで面白いので私はこの人の授業が楽しみになっていた。その矢先にご病気とかで授業が行われなくなってしまったのは残念だが、今でも健在なのだろうか小林先生(仮名)
英語のことをオーラルコミュニケーションと呼ぶなら、イジリー岡田さんの高速ベロさばきは必須だし、そういう意味じゃあながち間違ってなかったキャスティングだったのかもな。
イジリーさんと言えばエロのイメージなのは覆しがたいんだけど、三沢光晴さんのこと、ロボタックに出演してたときの名脇役ぶりを私たちはちゃんと見ている。イジリーキッズは、イジリーさんがエロ番組だけじゃないんだって思えることを誇りにしているのだ。
あれ?イジリー岡田さんの話になっちゃったよ。
まあいいか。ギルガメもイジリー岡田さんもよくわからない人は、寝ろ。
最近見ないけどさ、ちょっと前まで朝早くに英会話の番組やってたじゃん。
犬のアニメの。
あの犬はどーーーでもいいんだ。でも、その番組のMCのお姉さん綺麗だったよな。SHELLYさん。ああいう感じの、ふっくらして可愛いひとっていいよなと思ったらアメリカのハーフで横浜出身なのね。で調べたらもうお母さんになってた。いやあビックリ。
あの人が好きで、あの犬のやつ見てたな。で再放送やってると思ったら犬だけでやんの。ふざっけんなお前じゃねえんだよ!!
お前、とんかつ定食頼んでご飯おかわりしたら茶碗だけ新しいの出てきてみろ、ブチ切れるだろ!?
(いやそれは違うんじゃねえのかキッド)
そんなわけでNHKの早朝は意外とアツいときがある。
あの時間帯は日替わりで外国語の番組をやってて、フランス語とかアラビア語なんてのもあった。アラビア語なんかサッパリわからん。文字なのかどうかも正直あやしい程度で、あれを見ながら何かそれっぽいことをスラスラっと言われたら、たとえデタラメでもわかりゃしないと思うもん。
普通に勉強になるし言葉の意味とか読み方を知るのは楽しいんだけど、カフェ設定の芝居が完全に邪魔だったハングル語講座なんてのもあった。
朝鮮中央テレビみたいな番組にしろとは思わないが、もうちょっと実用的な番組でも良かったなあと思う…意外と難しいんだよなハングル語。
私は生まれ育った場所が場所なので、あの頃は周りがハングルも広東もタガログもスパニッシュもごちゃ混ぜだった。だけど全然覚えてないし、メキシコに居たってスペイン語を話せるようになんかなってないし、どっかに外国語への憧れがあるのかも。
早朝と言えば、私が子供の頃は早見優さんが英会話の番組をやってたな。
HENとアメリカンキッズ?とあったハズで、どっちかにイジリー岡田さんが出ていた。のちにギルガメッシュナイトを欠かさず見るようになる身としては、あの時間にイジリー岡田さんをテレビで見るというのが大変貴重な機会だったと思うのだが、あの番組、好きだったなあ。何故か。
イジリー岡田さんと言えばご本人は下ネタが嫌いだったそうだけど、吹っ切れたのか私がサマーソニックのお笑いステージの司会で見た時は観客のギルガメコールに応えてあのポーズを披露したり、ご自分から
「みんなー!ボクのこと、何で見てた!?」
と聞かれたので、全員一致で
「ギルガメ!!!!!!!」
と…見事に野太い男ボイスオンリーで、みんなの気持ちが早速ガッチリ一つになった瞬間だった。
そういえば何年か前に新宿のアルタ前を歩いていたら、あのでっかいテレビにイジリーさんが映し出されて
「新宿のみなさーーーーん!ギルガ、メッシュ!!」
とやったら、その場にいた成人男性がほとんど同時に ブンッ! と音がするぐらい素早く声のする方を見た。私も見た。異様な光景だったが、日本男児にはイジリーさんとギルガメが完全に刷り込まれている層が存在する。
ナンの話だっけ。
英会話か。高校の時、英語の授業とは別枠で
オーラルコミュニケーション
という授業があって、小林克也さんによく似た雰囲気の先生が受け持っていた。この先生が変わり物で、でも言うことはイチイチもっともで面白いので私はこの人の授業が楽しみになっていた。その矢先にご病気とかで授業が行われなくなってしまったのは残念だが、今でも健在なのだろうか小林先生(仮名)
英語のことをオーラルコミュニケーションと呼ぶなら、イジリー岡田さんの高速ベロさばきは必須だし、そういう意味じゃあながち間違ってなかったキャスティングだったのかもな。
イジリーさんと言えばエロのイメージなのは覆しがたいんだけど、三沢光晴さんのこと、ロボタックに出演してたときの名脇役ぶりを私たちはちゃんと見ている。イジリーキッズは、イジリーさんがエロ番組だけじゃないんだって思えることを誇りにしているのだ。
あれ?イジリー岡田さんの話になっちゃったよ。
まあいいか。ギルガメもイジリー岡田さんもよくわからない人は、寝ろ。
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