182 / 1,299
第191回。HIV検査に行ってきたよ!ふたたび
しおりを挟む
掲載日2017年 08月14日 01時00分
このコーナーの1回目が、そのような記事で御座いました。
あれが2017年2月のこと。
思えばあれから半年、実は検査には既にそこから2度ほど行っております。
私のいる街では週に1度、水曜日の13時から15時までしか検査をしておらず(たまに日曜や夜間も受け付けてくれるけど)中々仕事の合間に行くのが難しい。
でも検査してくれる人たちの負担のことを考えると、これ以上増やすのは難しいのかもしれない。
だって今の世の中、何処で誰が泥被ってくれてるかわからないじゃない。
この検査だって実は無給だったり、職員の負担が物凄く大きかったりするかもしれない。
というか陽性反応が出たひとを間近で、真っ先に見ることにもなるわけでその精神的なものだけでも相当なものだと思う。
だから、あまり声高に増やせ増やせと言いづらいとも思っている。
で今日(8月9日水曜日)。
会社のトラックが壊れたお陰で配送ルートを変更したのが幸いして、保健所に行く事が出来ました。
いつものように階段を上がってすぐの検査室の前で問診票を書き込みつつ座る。
前回貰いそびれた、セーラームーンのコンドームもしっかり1つゲット。
いやしかしなんかヘンな気分だな。否そういう意味じゃなく。
そりゃ確かに水野亜美ちゃんは私の永遠のフェイバリットヒロインだけれども。
水でもかぶって反省しろ、ザバーーン!
じゅーーーーー
アチアチアチアチ!
あっ硫酸だコレ。
何の話だっけ。
そう検査。
連休前だからか(この検査は2017年8月9日の出来事です)ちょっと混んでて、私の番が来るまでバタバタとしていた。
呼ばれて相談室に入る。まずここで問診をする。といっても簡単で、すぐに奥にある採血室に入る。
相談室にいた女性職員は眼鏡をかけてて利発そうな、人の目を真っすぐ見て話す年上の美人さんだった。
おっぱいが大きかった。
水でもかぶって(以下略)
採血をしてくれたのは明るいオバチャンって感じの人だった。ちょうど上腕三頭筋の辺りに貼った絆創膏(虫に刺されたのだ)を見て
「アラ大丈夫ですか?」
「いやあ外で仕事してるもんでね、虫に食われたみたいで」
「まあ、大変ですよねえ。熱中症にも気を付けてくださいね!」
さすが保健所の職員さんだ。
そうこうしているうちに採血も終わり。このオバチャンが凄く上手で、痛くも痒くもなかった。
本当に針の刺さる場所が少し押されたなと思ったぐらいで、すぐ終わった。
今までで一番上手だったかもしれない。
注射が嫌いな人の中には、痛いから嫌だって人も多いと思う。
私も高校2年の時に入院した病院の連中が揃いも揃って注射がドヘタときて、みんなで代わる代わる私の腕に点滴用のながーい針をブッスブス刺しては笑いながらやり直したり、腕を左腕にかえてまた刺しまくって笑ってやがったことがあった。どこの病院だか、最近改装して古い建物はファミマとホテルと新しいなんか施設になったんで書いてやろうかと思うぐらい、今でも二度とあそこには入院したくないと思うぐらい散々な目に遭ったことがあった。
女性看護師さんに囲まれて代わる代わる、なんて書くと如何にも素晴らしいが、実際はババアばっかりだったし必殺仕事人が使うような長い針をそれこそ20回近く刺されて
アハハハ!筋肉がすごいのねー、入らないわ
とか言われたら一刻も早く麻酔をブチ込まないとその病院がサイコブレイクみてえになるところだ。
閑話休題。
採血が終わると少し待つ。1時間ほどとのことだけどそれよりは少し早かった。
待ってる間の時間がちょっと、ドキドキするんだよね。
さすがに啓発や警告もしなくちゃならんというので脅迫めいた文言やイラストも並ぶ。
まあこれを脅迫と思うような自分の行いに問題があるんだけどね…。
重々承知ではあるものの。
で、15時が近づいているからかさっきの採血名人のオバチャンが何度か番号を確認に来た。
ちゃんと取り違えられることなく私の番号が呼ばれて部屋に入る。
今度は男性の職員さんだ。
というか前に検査を受けた時もこの人だった。
ただ一つだけ以前と違ったところがあった。
名札の上に小さな、丸いバッヂがついてた。
そのバッチは
水曜どうでしょう
あのドラムイントロと間延びしたギターが脳内に鳴り響く。
先ずは落ち着いて検査結果を聞く。
今回も陰性。よかった。ひと安心すると気分が良くなる。
思わずヒゲ口調で喋りそうになるのをぐっと堪えて、陰性と書かれた紙を持って部屋を出る。
綺麗な施設には小さな子供や若いお母さんも沢山来ている。
育児や子供のための設備もここにある。救急病院も。
だけど血液検査する場所は少し離れた静かな場所にあるので、向かってると一目瞭然。
階段とかで不意にすれ違う職員さんは挨拶こそしてくれるけど、やっぱりあまり顔を合わせたり声をかけないほうがイイと思ってくれているのか少しぎこちない。これは、じゃあ素通りされたって結局は文句言う奴が居るのでどうしたって解決しない問題だろう。小さなことだけど。
気を使ってくれているのに、しかもさっきも書いたけど私たちに見えないところでどんな問題が山積みになってるかわからないのに、無料・匿名で検査が受けられるなんて有難いことだと思う。
それを忘れちゃならねえな。
さて、もらってきたセーラームーンのコンドーム。
どうしよっか…。
財布に入れとくか?
中学生のおまじないか。
このコーナーの1回目が、そのような記事で御座いました。
あれが2017年2月のこと。
思えばあれから半年、実は検査には既にそこから2度ほど行っております。
私のいる街では週に1度、水曜日の13時から15時までしか検査をしておらず(たまに日曜や夜間も受け付けてくれるけど)中々仕事の合間に行くのが難しい。
でも検査してくれる人たちの負担のことを考えると、これ以上増やすのは難しいのかもしれない。
だって今の世の中、何処で誰が泥被ってくれてるかわからないじゃない。
この検査だって実は無給だったり、職員の負担が物凄く大きかったりするかもしれない。
というか陽性反応が出たひとを間近で、真っ先に見ることにもなるわけでその精神的なものだけでも相当なものだと思う。
だから、あまり声高に増やせ増やせと言いづらいとも思っている。
で今日(8月9日水曜日)。
会社のトラックが壊れたお陰で配送ルートを変更したのが幸いして、保健所に行く事が出来ました。
いつものように階段を上がってすぐの検査室の前で問診票を書き込みつつ座る。
前回貰いそびれた、セーラームーンのコンドームもしっかり1つゲット。
いやしかしなんかヘンな気分だな。否そういう意味じゃなく。
そりゃ確かに水野亜美ちゃんは私の永遠のフェイバリットヒロインだけれども。
水でもかぶって反省しろ、ザバーーン!
じゅーーーーー
アチアチアチアチ!
あっ硫酸だコレ。
何の話だっけ。
そう検査。
連休前だからか(この検査は2017年8月9日の出来事です)ちょっと混んでて、私の番が来るまでバタバタとしていた。
呼ばれて相談室に入る。まずここで問診をする。といっても簡単で、すぐに奥にある採血室に入る。
相談室にいた女性職員は眼鏡をかけてて利発そうな、人の目を真っすぐ見て話す年上の美人さんだった。
おっぱいが大きかった。
水でもかぶって(以下略)
採血をしてくれたのは明るいオバチャンって感じの人だった。ちょうど上腕三頭筋の辺りに貼った絆創膏(虫に刺されたのだ)を見て
「アラ大丈夫ですか?」
「いやあ外で仕事してるもんでね、虫に食われたみたいで」
「まあ、大変ですよねえ。熱中症にも気を付けてくださいね!」
さすが保健所の職員さんだ。
そうこうしているうちに採血も終わり。このオバチャンが凄く上手で、痛くも痒くもなかった。
本当に針の刺さる場所が少し押されたなと思ったぐらいで、すぐ終わった。
今までで一番上手だったかもしれない。
注射が嫌いな人の中には、痛いから嫌だって人も多いと思う。
私も高校2年の時に入院した病院の連中が揃いも揃って注射がドヘタときて、みんなで代わる代わる私の腕に点滴用のながーい針をブッスブス刺しては笑いながらやり直したり、腕を左腕にかえてまた刺しまくって笑ってやがったことがあった。どこの病院だか、最近改装して古い建物はファミマとホテルと新しいなんか施設になったんで書いてやろうかと思うぐらい、今でも二度とあそこには入院したくないと思うぐらい散々な目に遭ったことがあった。
女性看護師さんに囲まれて代わる代わる、なんて書くと如何にも素晴らしいが、実際はババアばっかりだったし必殺仕事人が使うような長い針をそれこそ20回近く刺されて
アハハハ!筋肉がすごいのねー、入らないわ
とか言われたら一刻も早く麻酔をブチ込まないとその病院がサイコブレイクみてえになるところだ。
閑話休題。
採血が終わると少し待つ。1時間ほどとのことだけどそれよりは少し早かった。
待ってる間の時間がちょっと、ドキドキするんだよね。
さすがに啓発や警告もしなくちゃならんというので脅迫めいた文言やイラストも並ぶ。
まあこれを脅迫と思うような自分の行いに問題があるんだけどね…。
重々承知ではあるものの。
で、15時が近づいているからかさっきの採血名人のオバチャンが何度か番号を確認に来た。
ちゃんと取り違えられることなく私の番号が呼ばれて部屋に入る。
今度は男性の職員さんだ。
というか前に検査を受けた時もこの人だった。
ただ一つだけ以前と違ったところがあった。
名札の上に小さな、丸いバッヂがついてた。
そのバッチは
水曜どうでしょう
あのドラムイントロと間延びしたギターが脳内に鳴り響く。
先ずは落ち着いて検査結果を聞く。
今回も陰性。よかった。ひと安心すると気分が良くなる。
思わずヒゲ口調で喋りそうになるのをぐっと堪えて、陰性と書かれた紙を持って部屋を出る。
綺麗な施設には小さな子供や若いお母さんも沢山来ている。
育児や子供のための設備もここにある。救急病院も。
だけど血液検査する場所は少し離れた静かな場所にあるので、向かってると一目瞭然。
階段とかで不意にすれ違う職員さんは挨拶こそしてくれるけど、やっぱりあまり顔を合わせたり声をかけないほうがイイと思ってくれているのか少しぎこちない。これは、じゃあ素通りされたって結局は文句言う奴が居るのでどうしたって解決しない問題だろう。小さなことだけど。
気を使ってくれているのに、しかもさっきも書いたけど私たちに見えないところでどんな問題が山積みになってるかわからないのに、無料・匿名で検査が受けられるなんて有難いことだと思う。
それを忘れちゃならねえな。
さて、もらってきたセーラームーンのコンドーム。
どうしよっか…。
財布に入れとくか?
中学生のおまじないか。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる