上 下
70 / 1,301

第84回。「俺たちのポンキッキ」

しおりを挟む
はちじーはちじーはちじーはちじー

はっぷーーん!
(動画 歩いて帰ろう)

最近テレビを見ない生活が長く続いているんだけど、朝8時ぐらいはやっぱり子供向けの番組なのかな。
私(キッドさん1986年生まれ10万32歳)たちが子供のころったら、朝は8時までに起きてポンキッキだったよな!
玉袋筋太郎大先生っぽく言うと
「俺たちのポンキッキ」
そういえば子供のころ、ポンキッキのファンクラブ的な何かに入ってたらしい。いつだったか自分の部屋を片付けるときに、ガチャピンとムックの描かれた会員証みたいなのが出てきたはず。もう捨てちゃったけど…何故かムックが大好きで、よくムックのお弁当を作ってもらってた。

ムックは大丈夫なのに、マクドナルドの集団モップみたいなアレはダメだったんだよなあ…なんでだろうな。今でも居るのかな、昔は、そんなマスコットが居たんだよ。

いっちばんキライだったのは、白黒のあの囚人みたいなやつ。
あんなのがマスコットでオモチャになってセットに付いてくるとか、何かの間違いだろ…。
そもそもあの白塗りのドナルドが怖くて怖くて、子供のころに見た夢を未だに覚えているぐらいだ。

あれは4歳か5歳ぐらいの時。
ご幼少の私が自宅1階のリビングでお爺ちゃんと遊んでいると、音もなくドアが開いて、妙な色をした手が
ヌーーッ
と伸びてきて。それがドナルドなんだよ。
で、私の母親をさらって逃げるんだ。
必死で追いかけた。そして奴が逃げた先は、近所の県営住宅にある婆ちゃん爺ちゃん家。古いアパートの4階で、3階と2階の踊り場に共同物置がある。

爺ちゃん家に着くと、母親は居間でお茶を飲んでた。
ああよかった!と安心して、爺ちゃん家でお風呂を借りて母親と入ったら…

お湯を浴びて母親の顔がドロドロに溶けちまって、なんと偽物だったんだ!
正体はもちろんドナルド。きっと母親はこいつに殺されたに違いない…怖くて怖くて服も着ずに逃げ出すと、後ろから顔が灰色になって石みたいな表情の爺ちゃん婆ちゃんが追いかけてくる。
急いで階段を下りた私の手をひっつかみ、共同物置の真っ暗闇に引きずり込もうと姿を現したのは…ほかならぬ、あの白黒の囚人もどきだった!!!

今でもはっきり思い出すぐらい、あの夢は怖かった。
他にも、あの色とりどりの集団モップに何故か熱湯をかけられる夢だとか、マクドナルドのキャラクターにはロクな思い出がない。

ついでに言うと高校1年の時最初に座った座席の後ろに居たサワダ君がマクドナルドでバイトをしていたが、いつも仕事の愚痴と
「俺って苦労してるけど頑張ってるんだぜアピール」
が非常に鬱陶しくてたまらなかった。
よくよくマクドナルドとは相性が悪いらしい。

あれ?ポンキッキの話するつもりだったのにマクドナルドの事ばかり書いてたよ。
まあいいか。おーいガチャピン、ムック!
機関車トーマスの時間だよーー!!
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

カクヨムでアカウント抹消されました。

たかつき
エッセイ・ノンフィクション
カクヨムでアカウント抹消された話。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

男性向け(女声)シチュエーションボイス台本

しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。 関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください ご自由にお使いください。 イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました

処理中です...