上 下
45 / 1,299

第54回。アイスが食いたい。

しおりを挟む
掲載日2017年 03月29日 12時00分

昔からアイスクリームが好きで、今、無性に食べたいので今日はこんな日記。 

子供の頃、おばあちゃんが近所にあったダイエーに連れてってくれた。 
地下にあるフードコートには10種類ぐらいのアイスクリームもあって、そこでよくアイスを買ってくれたものだ。 

片隅にガチャポンとか、マリオとテレビ電話?でお話して最後にカードがもらえるやつとか、じゃんけんぽんズコーのメダルゲームとかがあって。 

店内のBGMと、その機械たちの呼び込む声が混じり合った懐かしい記憶。 

そこでよく食べてたのは、抹茶アイスだった。 
なんとなくみんなが食べてそうな、普通そうなアイスを食べるのが癪だった。
なのでバニラやクッキークリームなんてのは、今でもあまり買ってまで食べない。マグロのお刺身みたいなもので、どこに居ても必ず出てくるメニューな気がして。せっかくだからちょっと変わったもんを、と思う癖が、この頃に付いてたんだろうな。

小学生になって近所にあった31が閉店しちゃうまでは、色んなアイスを食べてた気がする。そこがなくなってからは、やっぱり近所にあった小さなスーパーで買って食べる、メロンの形をした入れ物に入ってるメロン味のアイスが好きだった(伝わってるよなコレ)。 


メキシコの寮の近所にもアイス屋さん(31みたいなお店)があって、そこのチーズケーキ味とコーヒー味のアイスが美味しかった。 
赤と緑と紫と黄色と青とピンクの混じった色のアイスがあって、食べてみたら砂糖の塊をかじっているような味がしたっけな…3日ぐらい連続で食ってたら虫歯になるだろうなアレ。 

今は近所のスーパーもなくなり、31もダイエーもない。 
でも丸栄(今は「穂の国百貨店」)にあるクレープ屋さんのアイス入りクレープは健在だし、どこへ行ってもアイスの一つぐらい食べれる経済力を手に入れた。 
そしてアイスを自粛しなくては痩せられないという現実だけが、31のキャンペーンのように俺の頭上に積み重なっていく。 

今食べたいのは31のロッキーロードと、ハーゲンダッツのマカダミアナッツ、いちごパピコ、中央牛乳のフローズンヨーグルトもいいなあ。 
…痩せる気ねえだろ。いえ、そんなことはありません。 


皆さんは何味が好きですか。 
ひとくちくれますか? 
はい← 
いいえ
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

50歳の独り言

たくやす
エッセイ・ノンフィクション
自己啓発とか自分への言い聞かせ自分の感想思った事を書いてる。 専門家や医学的な事でなく経験と思った事を書いてみる。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

6年生になっても

ryo
大衆娯楽
おもらしが治らない女の子が集団生活に苦戦するお話です。

天涯孤独のアーティスト

あまゆり
エッセイ・ノンフィクション
はじめに… 自分自身の波瀾万丈の人生を書いてます。 こんな生き方も参考にしてください。 学もない私が書いていきますので読みづらい、伝わりづらい表現などあるかもしれませんが広い心でお付き合い頂ければと思います。 平成や令和の方などには逆に新鮮に思えるような昭和な出来事などもありますので不適切な表現があるかもせれませんが楽しんでもらえたらと思います。 両親が幼い頃にいなくなった私 施設に行ったり、非行に走ったり 鑑別所や、少年院に入ったり 音楽を始めたり、住む家がなくフラフラして生きて、いつの間にか会社を経営して結婚して子どもが生まれたり、女装を始めたり こんな生き方でも今生きている自分がいるってことを伝えたいと思います。 過去を振り返ることで今の自分が怠けずに生きられているのか、自分を見つめ直すことができるので頑張って書いていこうと思います。 この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。

妻がヌードモデルになる日

矢木羽研
大衆娯楽
男性画家のヌードモデルになりたい。妻にそう切り出された夫の動揺と受容を書いてみました。

13歳女子は男友達のためヌードモデルになる

矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。

処理中です...