フォロワーとの援交はオフパコに入りますか

ダイナマイト・キッド

文字の大きさ
上 下
26 / 49

元人気デリ嬢のぽっちゃりオタ妻と不倫オフパコ援交しました6.

しおりを挟む
 ぶううん、と、缶ビールやジュース、ミネラルウォーターとローションの入った小型の冷蔵庫が唸った。年代物のエアコンがガーゴー動いて、それなりの冷気を吐き出している。
 萌加(もか)は煙草を片手に持ちながらテレビのチャンネルをクルクル回し続けた。見たいもの知りたいものなんて一つもないのに。
「なんにもやってないね」
「そりゃそうだよド平日の昼間だもん」
 朝っぱらから入室してそのまま二回戦を終えたところで、時計の針は10時手前を指していた。まだまだ時間はたっぷりある。

「なんかDVD見る?」
「んー、なんかある?」
 部屋には備え付けのDVDプレーヤーのほか、ラックに幾つかのDVDがぽつんと入れられていた。あまり見る人も居ないのか、テレビの置かれた台の片隅に、カーテンに隠れるようにして埃をかぶっている。僕はその中から幾つかを無造作に掴んで埃を払い、テーブルに並べてみた。
「映画かー、映画はなー」
「コレ面白いよ。ローズ・イン・タイドランド。あバロンもある。12モンキーズか未来世紀ブラジルは……無いか。ツインピークスにマルホランド・ドライブ、ブルーベルベット……」
 妙な品揃えの良さだ。

「あっコレ見よ! なつかしーー」
 ギリアムやリンチばかりのラインアップに業を煮やした萌加がラックに走って手に取ったのは、とある少年向けアニメのDVDだった。僕や萌加が子供の頃は夕方に再放送されていて、美形のキャラや激しいバトルで今でも根強い人気がある作品だ。
「えー、こっちのラスベガスをやっつけろ! にしようよー」
「そんな2時間延々とヤク中がラリってる映画なんか見たくないよー、これ好きなんだよねー」
 僕の抗議に聞く耳も持たず、萌加はディスクを取り出しトレイを閉じた。
 ピューーン……と小さく唸ったプレーヤーが、外部入力2のチャンネルから白い光とカラフルなロゴマークを映し出す。

 懐かしい主題歌やタイトルコールもさることながら、萌加の目当ては実は単なるノスタルジーではなく。
「このキグナスとペガサスの絡みがね」
とか
「やっぱペガサス受けじゃないと」
 など、やや趣旨が異なっている。彼女は元同人漫画作家でもあり、このカップリングの絡みで人気を博したこともあったのだ。

「僕もキグナスは好きだったけど、攻めっぽいかなあ」
「女の子みたいで綺麗でしょぉ、だからこそいいのよ! ちょっと鬼畜なぐらいが」
 一体どんなプレイをさせてたんだ萌加……。

「いつも気になってたんだけどさ、そういうの描いてる女の子って、その、自分に経験が有る無しはカンケーしてるの?」
「どゆこと?」
「萌加ちゃんはお仕事でも、こういう時でもアナルやってるじゃん。でも女の子だと、そこんとこの感覚掴みにくかったりするのかなって。男同士でも、そんな掴めてる人いるかわかんないけどさ」
「あーー、別に関係ない、かな?」
「そうなんだ。やってるとこ見て、自分でも描いて、そこ混じりたいとか自分が掘りたいとかはない?」
「ないない! そんなの全然。もう見守るだけよ。私がなりたいのは相手じゃなくて、その部屋に置いてある観葉植物とかカーテンとかがいい!」
「見守る気満々だ……」
「そりゃそうよ」
「じゃあ、自分で経験するのはあくまで趣味とかお仕事ってことね」
「まあー殆ど仕事だよね。ぽっちゃりしてるだけでも普通に可愛い子には敵わないし、それで少しでもお客さんついてくれるなら、まあ別にいいかなって」
「ぽっちゃりしてるけどさ、普通に可愛いけどなあ萌加ちゃんは」
「そんなこと言ってくれる人あんまりいないって。若くてスタイル良い子には敵わないよ」

 そんなもんか。でも萌加が自分で経験してきて、そういうんだから、そうなのかもしれないな。僕は逆に、そんな普通にスタイル良くて若くて今どきの感じをつかんだ人って、そんな関心が無いからピンと来なくて。ただ目の前にいる人が可愛いから、可愛い可愛い素敵だと言い続けているだけで。それを受け止めてくれる人にも、これまで蓄積された色んな経験があるから、コチラの思い通りのキャッチをしてくれるかは、わからない。
 だから難しいし、愛おしいんだな。多分。

「じゃあ可愛い萌加ちゃんの、可愛いお尻見せて」
 言いながら返事も待たずに、僕は体を起こして彼女の下半身へとにじり寄った。萌加は答える代わりに
「んしょっと」
 とベッドのスプリングで跳ねるように四つん這いになって、僕に向かってお尻を突き出した。ぽっちゃり女子特有の深くてあったかいお尻の谷間から、肛門と性器の穴がチラチラ覗く。
 そっと顔を近づけると、ベッドの中で温められていた陰部からほんのりと湿り気を含んだ温もりが漂ってくる。シャワーの後だから、ホテルのお湯独特の匂いがする。
 お尻の山を伸ばした舌先でゆっくりなぞる。細い筆でしゅるしゅると線を書くように、ゆっくりと、隅々まで。時々ピクリとお尻を引っ込めたり、背中を丸めたりするたびにぐいっと戻して、またなぞる。だんだんとお尻の真ん中に近づいて、うっすら生えた産毛や、皮膚と肛門の境目をそーっとなぞる。舌先が触れるか、触れないか。そのぐらいの感触。

 お尻の穴がヒク、ヒクと開いたり閉じたりするのを間近で見ながら、徐々にそこへ舌先を近づける。だんだん舌先で感じる質感が、皮膚から粘膜に変わってゆく。
 皮膚はしょっぱいけど、粘膜は塩辛い。そしてちょっと生臭くて、苦くて、やがて甘くなる。皺の段差ひとつひとつを丹念に、ゆっくりと舐め回す。相変わらずお湯と石鹸の味がしているけれど、だんだんと味が変わって来る。匂いが強くなってくる。

 舌も顎も疲れて熱くなる。動きも鈍くなる。でも辞めない、舐めたい。
「おおおう、ああう」
 こんなみっともない格好で、あられもない姿で、僕にお尻もおまんこも見せてくれている人が、愛おしくないわけがない。そんな人のお尻の穴が、汚かったり嫌だったりするわけがない。全部好きだ、それは性癖でもあるけれど、僕なりの愛だ。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

由紀と真一

廣瀬純一
大衆娯楽
夫婦の体が入れ替わる話

処理中です...