フォロワーとの援交はオフパコに入りますか

ダイナマイト・キッド

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六階の淑女

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 ピーーン、ポーーン。
 すぐ近くにある駅から六階の部屋まで間延びした音が響いてくる。田舎町のことで電車はそんなに来ない。でもたまに窓の真下をガタゴトと走っていく音を聞いていると、こんな時間からなんてことをしているんだろうと思えて、ちょっと興奮するんだ。
 窓を開けないでください(虫が入ります)というシールにちょっとだけごめんなさいして、横開きの窓をぐっと開く。外の冷たい空気が素肌に心地よい。
 ピーーン、ポーーン。
 さっきよりも少し大きめに音が聞こえるようになって、外の空気と部屋の中が繋がった感じがした。窓枠に手をついてお尻をぐっと突き出す。線路のすぐ向こうには大きくてきれいな工場があって、広い駐車場を二人の男性が何か話しながら歩いてゆく。その二つ並んだ黄色いヘルメットのすぐ後ろの上空で、私は窓からおっぱいを丸出しにしていやらしいことをしている。平日の昼間から。
 ちゅっ。
 お尻の奥に彼が口づけをする。そのまま舌が挿し込まれて、お尻の穴の中まで入ってこようとする。自然と力が入っちゃうけど、ふーっと息を吐きながらこらえる。少し緩んだところに、ぐいっ、と入り込んだ舌先が一瞬だけ奥の方に届いた。
「ああんっ」
 窓の外に向かって思わず声が出た。私の切ない声は、そのままよく晴れた青い空と、遠くの街並みに向かって飛んで行った。
「気持ちいい?」
 と、彼。答える間もなく舐め続けて、私のお尻の穴もおまんこもべしょべしょにされてしまう。お尻の穴がむずむずする。窓枠にしがみついて、足をガクガクさせながら息をつく。
「い、入れて」
 すがるようなまなざしを彼に向ける。私は抱きかかえられたままベッドに横倒しになって、彼を待った。避妊具なんていらない。元々妊娠しない場所だから。ここに来るまで家を出て駅について電車に乗って駅について。車に乗って部屋に入るまでずっと挿さってたプラグはいつもより太かったし、お風呂場で散々綺麗にしてあるから。いつでも大丈夫だから。だから……
「どこに?」
 彼のごわごわした指先がお尻をゆっくり優しく撫で回す。ゆっくり四つん這いにされた私の割れ目にそっと近づいて、また離れる。2回、3回と繰り返して焦らされる。
「おしり……」
「ふーん」
 すっと指先がお尻の穴に伸びて、人差し指がゆっくり入ってくる。お尻の中のもどかしくて切ない感触が頭のてっぺんまで届きそうで届かない。
「もっと」
 指が二本に増えた。中指と人差し指でお尻の穴を少し広げられて、空気が入ってきて冷たい。窓の外の青い空と体の内側が繋がってしまったみたい。
「ねえ、入れて」
「二本も入ってるじゃない」
「……やだ」
「なにが?」
「ゆび」
「なにがいいの?」
 おっぱいをシーツにぺたんとつけて、お尻を突き上げているのに。意地悪。
「おちんちん入れて」
「誰のでもいいんだ。窓の外のおじさん呼んでこようか」
 どうしてそんなことばかり……彼は本当に立ち上がって、窓に向かって歩いてゆく。まさか大声で呼びかけたりはしないだろうけど、あの人は何をするかわからない。それが凄く怖くて、だけどひどく気持ちよくって。
 すう、と彼が息を吸い込み、窓の下の作業員さんに向かって大声で
「すみま」
 と言いかけたところで特急列車がやってきて、その轟音にかき消されて、彼の声は作業員さんに届かなかったようだ。思わず体を起こした私と彼の目が合った。彼は本気で楽しそうに、そしてさも残念そうに指をパキリと鳴らして
「惜しかったねえ」
 と言って、また私のお尻を撫でまわした。今度は遠慮なく、お尻の穴もおまんこも指を出したり入れたりしながら、自分のおちんちんを私の口元まで寄せてきた。すごく硬くて、ぴくぴくしてる。濃いピンク色の先っぽに舌が触れると、ひときわ大きくピクリと跳ねた。四つん這いのままベッドの淵まで這いずって行って、彼の腰にしっかりしがみついて無心に咥え舐めていると、この瞬間がずっと続けばいいと思う。この人の、私の生きてる時間の中で、私の体の中に彼のちんちんが入っているこの時間が、たまらなく愛おしい。それってすごいことじゃん。よく彼が言っていることが、今なぜかよくわかった気がして、また舌先を彼の先っぽから根元までちろちろと這わせてぱくっと咥える。彼は彼で指先を止めない。もう薬指まで加わって3本入っている。お尻の穴に。私どうされちゃうんだろう。
「ねえ」
 彼が急に私の頭をそっと引き離して、目の前にぶら下げた黒い布切れは、私の下着だった。
「すっごいいい匂い」
「やだ、やめてよ」
「ほら、ね?」
 そう言って彼は、私の顔にそっと下着をかぶせてきた。ちょうどクロッチの、それもおまんこの位置が鼻先にぴったり当たって、自分の性器の匂いを思い切り吸い込んでしまった。塩辛いような生臭いような、濃密な性のかおり。こんなのを好き好んで嗅ぐ人がいるなんて信じられない……目の前にいるけど。
 よく一度入れた後のを舐めると、彼の毛や肌から匂う時があるけど、それは平気なのになあ。やっぱり直接嗅ぐのは……でも、だんだん嗅いでいると、やっぱり……。
「そんなに好き? 自分の匂い」
「違うもん」
「じゃなんでこんな濡れてるの?」
 わざと指先を滑らせて、くちっ、と音を立てる。
「……」
「だめ」
 下着を外そうとした私の手をそっと制して、彼は言う。でも、くさいよ。
「それがいいんじゃん」
 そう言って、彼はソファにかけてあったホテルのロゴが入ったピンクのタオルを取り出して、私の両手を背中に回して手際よく縛ってしまった。白昼のラブホテル。顔にはパンツ。両手は縛られて、お尻をいじられている。窓は開けっぱなし。私なにやってるんだろう。
「口、あけて」
 不意にそう言われて、素直にぽかんと開けた口の中に彼のちんちんが滑り込んできた。息を吸い込むのと同時だったので、喉の奥までそのまま入ってしまって苦しい。うぐっ、ぐ、と声にならない声が勝手に出てしまう。一瞬だけ恥ずかしいと思った。だけどすぐ、死ぬ! と思った。
「ぐべ、うぐ、ぐっ」
 そんな私の口の中でますます膨らむ彼。後頭部を押さえつけられて手も使えなくて、ただ涎を垂れ流して耐えるしかない。苦しい、でも、やめないで。
 気が付くと息が詰まるほどかき回されてるのに、必死で舌を使って彼を舐めている私が居た。頭が朦朧とする。たまに息継ぎをさせてくれるけど、ぷはっ、と息を吸って吐き出す間もなく舐め始める。そしてまた突っ込まれてかき回される。私の口の中とほほの周りは、自分の涎と彼のでべとべとだ。乾いたときに、すごい匂いがするんだろうな。鼻の上でかろうじて止まってたお気に入りのパンツも徐々にずり下がってきて、口元にフチが当たってそこから湿っていくのがわかる。
「ぷはっ」
 また意識朦朧としていたら、急に口の中からちんちんが抜けパンツを外す彼と目が合った。
 あっ。
 と見上げたところに、すかさずアイマスクをかけられる。再び何も見えない。しかも今度は真っ暗。相変わらず両手も使えない。そのまま重ねた枕のうえにドサっと四つん這いにされ、お尻を上げさせられる。ベッドの上をのし、のしと歩く気配がする。暖かくてごわついた手で腰のあたりを掴まれて、お尻の間に熱くて硬いおちんちんが滑り込んでくる。もう、私の身も心もお尻も、抵抗することなく彼を受け入れた。すんなりと、だけど若干の生理的な抵抗を感じながら、お腹の中をゆっくりと貫かれる感触。違和感の塊からじわじわと熱が伝わって、やがて素早く激しく動かされる頃には、私の身も心のお尻もなすがまま。

 ピーーン、ポーーン。
 再びの間延びした音。聞こえなかったんじゃない、聞こえていることに気が付かないほど夢中だった。何度も体位を変えて、その度にお尻の穴を貫かれてきた。今は再び四つん這いになって、彼の荒い息遣いとお尻の穴とおちんちんが擦れる淫靡な音だけが部屋の中にこだましているのを聞いている。私はお気に入りの黒い下着を口の中に詰め込まれて、出せるのはうめき声と鼻息だけ。よだれが下着に染みてゆく。匂いと味が舌のうえを這うように上がってくる。塩辛くて生臭い。ちゃんとクロッチの部分が舌に触れるように詰め込んである。彼は激しく腰を打ち付け、硬く脈打つおちんちんでお尻の内側を強く強くこすっている。イキそうなんだ、お腹の下に力が入って彼のおちんちんをお腹の中でぎゅっと抱きしめる。そのまま動かれると、頭もお腹もお尻の中もぐちゃぐちゃになってくるみたい。もうそれでいい、彼のよだれも精子もお尻の中も全部ぐちゃぐちゃに混じり合って、私の中にしみつけばいい。彼の動きに合わせ夢中でお尻を突き出している。もう力も入らないし、お尻の穴も閉じようとしてくれない。熱い、苦しい、だけど止めてほしくない。
「もう、出る……」
 とだけ小さくつぶやいたざらつく手に、ぐっと力が入って強張った。私は無我夢中で頷いて、彼を受け止めようとお尻に集中する。
 どくん。
 と大きく脈打つ感触が伝わってくる。そのあともお尻の中で、おちんちんの付け根で、ぴくぴくと動いているのがわかる。さっきまでの擦れた熱とはまた別の、人肌の熱さをじわりと感じる。
 ああ、私の中に彼が入っていたんだ。それが伝わって、わかって、感じてられる。幸せ。私は口の中の下着を舌で押し出して、はあ、と大きく息を吐いた。タオルもアイマスクも外されて、一瞬窓の外の青い昼間の光がまぶしくて。
 目を開けるとソファに座っていたのは最愛の彼。そして私のお尻からちんちんを引っこ抜いていたのは、見知らぬ中肉中背の男。
「どう? 驚いただろう。いいものが撮れたよ」
 彼はスマホのビデオを切りながら、据え置きのカメラを停めようと立ち上がった。私はまだ呆然としたまま立ち上がることも、体を起こすことも出来なかった。知らない男はシャワーを浴びに行ったようで、満足げな声で彼と話しているのが鼓膜の向こう側でぼんやり聞こえる。
 そっか……今日は、そういう日だったんだ。
 私は天井を見上げながら、お尻から垂れてくる知らない男の知らない精液を指ですくって、それをシーツで拭って少しだけ泣いた。その顔を見た彼は
「ありがとう、あとで続きしようね」
 と言ってニッコリ笑った。
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