歴史改変戦記 「信長、中国を攻めるってよ」
タイムマシンによる時間航行が実現した近未来、大国の首脳陣は自国に都合の良い歴史を作り出すことに熱中し始めた。歴史学者である私の書いた論文は韓国や中国で叩かれ、反日デモが起る。豊臣秀吉が大陸に侵攻し中華帝国を制圧するという内容だ。学会を追われた私に中国の女性エージェントが接触し、中国政府が私の論文を題材として歴史介入を行うことを告げた。中国共産党は織田信長に中国の侵略を命じた。信長は朝鮮半島を蹂躙し中国本土に攻め入る。それは中華文明を西洋文明に対抗させるための戦略であった。
もうひとつの歴史を作り出すという思考実験を通じて、日本とは、中国とは、アジアとは何かを考えるポリティカルSF歴史コメディー。
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退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございます。
実は、戦国武将たちを次々に登場させどんどん使い捨てる構想だったのですが、政宗君と信繁君が何故か前に出てきてしまいました。戸部典子も狂言回し役だったのが、主役級になってしまいました。書いてるうちにキャラクターたちが勝手に動きだしてしまいました。
第二部頑張りますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
退会済ユーザのコメントです
感想、ありがとうございます。
転生ものでもないし、主人公たちは過去に行かずモニターで歴史を監視しているだけ、という実はすごく地味なお話なのです。
このなかに、歴史に対する考え方というちょっと難しい話を組み込んでいます。
これからクライマックスです。最後までお付き合いのほどお願いいたします。
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