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蜘蛛の糸
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「騙し取ってんだろうが!」
「本当に信じてるんなら騙されてなくねぇ?」
「まあまあ」
「お前もだろうがこの寄生虫!」
部室の前で俺たちは顔を見合わせた。
「お取り込み中かな、アメくん」
「……ああ」
部室からは手芸同好会にあるまじき怒号が聞こえる。何やら揉めているらしい。手芸好きが集まってのんびりレースとか編む部活じゃないのか。
しばらく俺とアメくんは扉の前で立ち尽くしていた。
アメくんが背後から腕をまわすのを好きにさせ、肩に頭をもたれさせる。しっとりと雨に濡れたようなアメくんの皮膚の匂い。息を吸い込むと内臓まで潤っていくような。
俺たちはそうして俺たちの纏う空気が同質のものであることを確かめた。場所を気にする必要なんかはなかった。アメくんとカクレという存在は世界に二人きりなのだから。
周りの音すらも耳に入らないような世界の中ぴったりと身体をくっつけ合っていたが、部室からの怒号がいつしか本当に止んでいたことを知る。
「静かだね」
「そうだな」
アメくんが肩に頭を置いたまま言うので身体が揺れてくすぐったい。
抱き込まれているのをそのままにドアノブに手をかけた。
「シケてるねぇ。成金の第五の名が廃るよ」
そこには財布を漁っているネムリさんがいた。
アオリ先輩と輩っぽい生徒は机に突っ伏して眠っている。ネムリさんの『子守唄』を聞かされたのだろう。
いちばん優しくてまともっぽい先輩が他人の財布漁ってる姿、割とショックを受けるな……。
「アメくん、見ちゃだめだ。悪いことだよ」
「わかった」
「わ、新入生くんたち今日は来てくれたんだね。アオちゃんが寂しがってたから喜ぶよ」
悪びれもしない太い態度だ。アメくんの教育に悪い。背にかばうアメくんも怯えているに違いない。
「ネムリさん、ここって強請り同好会でしたっけ? 俺、アメくんに悪いこと覚えさせたくないんですよね~」
「ふふ、誤解だよ新入生くん。正当防衛なんだ」
「財布から札抜くのが正当防衛ですかぁ。何ですっけ、『寄生虫』とか言われてました?」
「……新入生くん、いつから聞いてた?」
ネムリさんの目はにこやかに笑っているように細まっているがその奥に静かに怒りを湛えているのが見てとれた。
『寄生虫』が地雷か?
その時、きゅ、と制服の袖をアメくんに後ろから引っ張られやや冷静さを取り戻した。
アメくんが悪いことを覚えてしまうのではないかと頭に血が上っていた。落ち着かなければならない。
俺とアメくんの目的を手芸同好会で果たさなければならないのだから。
「すみません、俺、無神経なことを……。俺たちも喋ってたからあんまり話は聞いてないです。ただ断片的にそう聞こえただけで」
「うん、そう。ごめんね。僕も少し冷静さを欠いていた。……彼に、アオちゃんの大事にしてることを馬鹿にされたんだ。」
ネムリさんは緩く唇を曲げて微笑み、自らの財布に札束を捩じ込み鞄にしまった。自然で無駄のない優雅とさえ言える挙動だった。
「ギャーッ!」
ネムリさんとは対照的に金を盗まれ眠っていた生徒は絶叫と同時に起き出すなり物凄い勢いで部室から出て行った。
「あの……?」
「ああ、『子守唄』には悪夢を見させる唄もあるんだ。当分ここには寄り付かないと思うよ」
「へぇ~……」
「心配しなくとも部員にはそんなことしないさ。アオちゃんも素敵な夢を見ている」
ネムリさんがアオリ先輩を見つめる眼差しは優しい。ついさっき金品を強奪していたとは信じられないほど慈愛に満ち満ちた目つきだ。
「ネムリさんは、アオリ先輩のことが好きなんですね」
「うん。僕たちはちゃんとしたいんだ。ちゃんと幸せになったり、させたりしたい。」
呟くように静かな声だった。
ネムリさんは俺を振り返ると「なんてね」と誤魔化すように僅かに歯を見せて笑った。
「んん……? あ、おい! ネムリ、また俺まで眠らせただろ! 俺は悪くないのに!」
「うんうん。アオちゃんは何にも悪くないよ。アオちゃんのこと何にも分かってないアイツが全部悪かったね」
起き出したアオリ先輩を宥め、ネムリさんは俺だけに聞こえるよう小さな声で言った。
「僕もね、アオちゃんにこの世の悪いこと見せたくないんだ」
「んは、一緒にしないでくださいよぉ」
俺はアメくんを振り返る。
俺は“俺の“すること全部アメくんに見ててほしいよ。
世の判定として良いことも悪いことも全部、善悪なんか関係なしにただ俺たちが存在できることだけが正しいのだと言う、アメくんに。
アメくんは全部分かっている。
目が合い頷き合う。
それだけで俺の考えていることも全部分かっているのだということが、分かる。
俺たちは幸福で安寧だ。
「あ、カクレ、お前、腹はもういいのかよ。体調管理くらいちゃんとしろよな。男のくせに弱っちいぞ。情けない……弱い奴は女にモテないからな」
アオリ先輩は尊大な態度でふんと鼻を鳴らすが、その後に伺う様にこちらに視線を一度やって戻す。
アオリ先輩、この多様性の時代にハラスメントの才能あるよな……。
いや、能力が『挑発』だから能力の才能と言うべきなのだろうか。
でもしっかり他人の心配してて、それを上手くコミュニケーションに昇華できない感じがいじらしいというか、痛ましいというか。
彼は正直で痛々しい子どもだ。
「心配してくれたんですかぁ、アオリ先輩ってばやさしい~。俺、感動しちゃってます」
「はあ? い、いちいちおおげさなんだよ、気色悪い!」
「新入生くんは優しいんだね。アオちゃんと仲良くしてくれて嬉しいな」
「そうだ。俺、休んでた間にレース縫いけっこうしてたんですよ。見ます?」
「はぁ? べ、別に見せたいなら見てやってもいい」
「アオちゃん、そういうの好きだもんね」
鞄から精霊縫いを取り出すと、アオリ先輩に渡す。
アオリ先輩は控えめな手つきでそれを受け取ると、眼前まで恭しくも見える態度で持ち上げて眩しいものを見るように目を細める。
「綺麗だ……」
先程までの不遜な態度とは裏腹に熱のこもった眼差しだ。
初めて会った時からアオリ先輩はずっと俺たちの精霊縫いに吸い込まれるようにきらきらとした眼差しを向けている。無垢な子どものような眼差し。
俺はアメくんに目配せする。アメくんもこっくりと小さく頷いた。
アオリ先輩は俺たちの目的を果たすために使っても良いかもしれない。
「俺、アオリ先輩の編み物も見てみたいです」
「……え、と、俺は……」
「アオちゃん。まだ早いよ」
「アオリ先輩。縫い目を見て。全部の連なりを見て。分かるでしょう。多分……俺もアオリ先輩のことが分かってる、と思います。アメくんも」
アオリ先輩の目が迷うように揺れる。
ネムリ先輩を見て俺を見て後ろのアメくんに目をやって、結局足元を向いた。
アオリ先輩のつむじ。小柄だから深く俯かれれば生白い首筋まで見えた。頼りなく細い子どものような首。
「俺がそこに縫っているのは信仰です。俺たちは東の遠い村から、そういうところから来ました。……アオリ先輩は、信仰を見ている。見ようとしている。そういう目だ。わかります」
「俺、は……」
「新入生くんは何が言いたいのかな。いや……ごめんね。帰ってくれる? アオちゃんは混乱してる。君たちはやっぱり僕たちのことを、手芸同好会をかぎ回ってたクチ?」
「アオリ先輩。よく見て。俺たちは多分もうわかっている」
アオリ先輩の瞳が迷うように不安げに揺れる。うすらと涙の膜さえ張っているのが見えた。
くしゃりと精霊縫いを胸に抱いて幼い子どものように立ち竦んでしまう、細い棒のようなふくらはぎ。
アメくんは強い手つきで俺の腰に腕を回し抱き寄せた。腹ごと掴むように大きな手のひらがまわり、ぎゅうと身体を密着させられる。
肉付きの悪い薄い腹をぎゅむと押され、確かめるように撫でられた。
潮時だ。
「アオリ先輩。俺たち、待ってますから」
アオリ先輩を庇うように、俺たちの視界から遮るようにネムリさんが前へ立つ。
怒りを湛えた、裏切り者でも見るかのような強い眼差しで俺たちを見据えているのが分かった。
俺とアメくんは顔を見合わせてくすくすと小さく、秘密を共有したみたいに笑ってしまう。
俺たちに怒りを向けるなんて見当違いだ。
「ネムリさん、本当はアオリ先輩に怒っている。そうでしょう」
ネムリさんの品の良い薄い唇が歪んで僅かに震えるのが見えた。
俺たちは目配せをして薄く息だけで笑いながら部屋を出た。
「本当に信じてるんなら騙されてなくねぇ?」
「まあまあ」
「お前もだろうがこの寄生虫!」
部室の前で俺たちは顔を見合わせた。
「お取り込み中かな、アメくん」
「……ああ」
部室からは手芸同好会にあるまじき怒号が聞こえる。何やら揉めているらしい。手芸好きが集まってのんびりレースとか編む部活じゃないのか。
しばらく俺とアメくんは扉の前で立ち尽くしていた。
アメくんが背後から腕をまわすのを好きにさせ、肩に頭をもたれさせる。しっとりと雨に濡れたようなアメくんの皮膚の匂い。息を吸い込むと内臓まで潤っていくような。
俺たちはそうして俺たちの纏う空気が同質のものであることを確かめた。場所を気にする必要なんかはなかった。アメくんとカクレという存在は世界に二人きりなのだから。
周りの音すらも耳に入らないような世界の中ぴったりと身体をくっつけ合っていたが、部室からの怒号がいつしか本当に止んでいたことを知る。
「静かだね」
「そうだな」
アメくんが肩に頭を置いたまま言うので身体が揺れてくすぐったい。
抱き込まれているのをそのままにドアノブに手をかけた。
「シケてるねぇ。成金の第五の名が廃るよ」
そこには財布を漁っているネムリさんがいた。
アオリ先輩と輩っぽい生徒は机に突っ伏して眠っている。ネムリさんの『子守唄』を聞かされたのだろう。
いちばん優しくてまともっぽい先輩が他人の財布漁ってる姿、割とショックを受けるな……。
「アメくん、見ちゃだめだ。悪いことだよ」
「わかった」
「わ、新入生くんたち今日は来てくれたんだね。アオちゃんが寂しがってたから喜ぶよ」
悪びれもしない太い態度だ。アメくんの教育に悪い。背にかばうアメくんも怯えているに違いない。
「ネムリさん、ここって強請り同好会でしたっけ? 俺、アメくんに悪いこと覚えさせたくないんですよね~」
「ふふ、誤解だよ新入生くん。正当防衛なんだ」
「財布から札抜くのが正当防衛ですかぁ。何ですっけ、『寄生虫』とか言われてました?」
「……新入生くん、いつから聞いてた?」
ネムリさんの目はにこやかに笑っているように細まっているがその奥に静かに怒りを湛えているのが見てとれた。
『寄生虫』が地雷か?
その時、きゅ、と制服の袖をアメくんに後ろから引っ張られやや冷静さを取り戻した。
アメくんが悪いことを覚えてしまうのではないかと頭に血が上っていた。落ち着かなければならない。
俺とアメくんの目的を手芸同好会で果たさなければならないのだから。
「すみません、俺、無神経なことを……。俺たちも喋ってたからあんまり話は聞いてないです。ただ断片的にそう聞こえただけで」
「うん、そう。ごめんね。僕も少し冷静さを欠いていた。……彼に、アオちゃんの大事にしてることを馬鹿にされたんだ。」
ネムリさんは緩く唇を曲げて微笑み、自らの財布に札束を捩じ込み鞄にしまった。自然で無駄のない優雅とさえ言える挙動だった。
「ギャーッ!」
ネムリさんとは対照的に金を盗まれ眠っていた生徒は絶叫と同時に起き出すなり物凄い勢いで部室から出て行った。
「あの……?」
「ああ、『子守唄』には悪夢を見させる唄もあるんだ。当分ここには寄り付かないと思うよ」
「へぇ~……」
「心配しなくとも部員にはそんなことしないさ。アオちゃんも素敵な夢を見ている」
ネムリさんがアオリ先輩を見つめる眼差しは優しい。ついさっき金品を強奪していたとは信じられないほど慈愛に満ち満ちた目つきだ。
「ネムリさんは、アオリ先輩のことが好きなんですね」
「うん。僕たちはちゃんとしたいんだ。ちゃんと幸せになったり、させたりしたい。」
呟くように静かな声だった。
ネムリさんは俺を振り返ると「なんてね」と誤魔化すように僅かに歯を見せて笑った。
「んん……? あ、おい! ネムリ、また俺まで眠らせただろ! 俺は悪くないのに!」
「うんうん。アオちゃんは何にも悪くないよ。アオちゃんのこと何にも分かってないアイツが全部悪かったね」
起き出したアオリ先輩を宥め、ネムリさんは俺だけに聞こえるよう小さな声で言った。
「僕もね、アオちゃんにこの世の悪いこと見せたくないんだ」
「んは、一緒にしないでくださいよぉ」
俺はアメくんを振り返る。
俺は“俺の“すること全部アメくんに見ててほしいよ。
世の判定として良いことも悪いことも全部、善悪なんか関係なしにただ俺たちが存在できることだけが正しいのだと言う、アメくんに。
アメくんは全部分かっている。
目が合い頷き合う。
それだけで俺の考えていることも全部分かっているのだということが、分かる。
俺たちは幸福で安寧だ。
「あ、カクレ、お前、腹はもういいのかよ。体調管理くらいちゃんとしろよな。男のくせに弱っちいぞ。情けない……弱い奴は女にモテないからな」
アオリ先輩は尊大な態度でふんと鼻を鳴らすが、その後に伺う様にこちらに視線を一度やって戻す。
アオリ先輩、この多様性の時代にハラスメントの才能あるよな……。
いや、能力が『挑発』だから能力の才能と言うべきなのだろうか。
でもしっかり他人の心配してて、それを上手くコミュニケーションに昇華できない感じがいじらしいというか、痛ましいというか。
彼は正直で痛々しい子どもだ。
「心配してくれたんですかぁ、アオリ先輩ってばやさしい~。俺、感動しちゃってます」
「はあ? い、いちいちおおげさなんだよ、気色悪い!」
「新入生くんは優しいんだね。アオちゃんと仲良くしてくれて嬉しいな」
「そうだ。俺、休んでた間にレース縫いけっこうしてたんですよ。見ます?」
「はぁ? べ、別に見せたいなら見てやってもいい」
「アオちゃん、そういうの好きだもんね」
鞄から精霊縫いを取り出すと、アオリ先輩に渡す。
アオリ先輩は控えめな手つきでそれを受け取ると、眼前まで恭しくも見える態度で持ち上げて眩しいものを見るように目を細める。
「綺麗だ……」
先程までの不遜な態度とは裏腹に熱のこもった眼差しだ。
初めて会った時からアオリ先輩はずっと俺たちの精霊縫いに吸い込まれるようにきらきらとした眼差しを向けている。無垢な子どものような眼差し。
俺はアメくんに目配せする。アメくんもこっくりと小さく頷いた。
アオリ先輩は俺たちの目的を果たすために使っても良いかもしれない。
「俺、アオリ先輩の編み物も見てみたいです」
「……え、と、俺は……」
「アオちゃん。まだ早いよ」
「アオリ先輩。縫い目を見て。全部の連なりを見て。分かるでしょう。多分……俺もアオリ先輩のことが分かってる、と思います。アメくんも」
アオリ先輩の目が迷うように揺れる。
ネムリ先輩を見て俺を見て後ろのアメくんに目をやって、結局足元を向いた。
アオリ先輩のつむじ。小柄だから深く俯かれれば生白い首筋まで見えた。頼りなく細い子どものような首。
「俺がそこに縫っているのは信仰です。俺たちは東の遠い村から、そういうところから来ました。……アオリ先輩は、信仰を見ている。見ようとしている。そういう目だ。わかります」
「俺、は……」
「新入生くんは何が言いたいのかな。いや……ごめんね。帰ってくれる? アオちゃんは混乱してる。君たちはやっぱり僕たちのことを、手芸同好会をかぎ回ってたクチ?」
「アオリ先輩。よく見て。俺たちは多分もうわかっている」
アオリ先輩の瞳が迷うように不安げに揺れる。うすらと涙の膜さえ張っているのが見えた。
くしゃりと精霊縫いを胸に抱いて幼い子どものように立ち竦んでしまう、細い棒のようなふくらはぎ。
アメくんは強い手つきで俺の腰に腕を回し抱き寄せた。腹ごと掴むように大きな手のひらがまわり、ぎゅうと身体を密着させられる。
肉付きの悪い薄い腹をぎゅむと押され、確かめるように撫でられた。
潮時だ。
「アオリ先輩。俺たち、待ってますから」
アオリ先輩を庇うように、俺たちの視界から遮るようにネムリさんが前へ立つ。
怒りを湛えた、裏切り者でも見るかのような強い眼差しで俺たちを見据えているのが分かった。
俺とアメくんは顔を見合わせてくすくすと小さく、秘密を共有したみたいに笑ってしまう。
俺たちに怒りを向けるなんて見当違いだ。
「ネムリさん、本当はアオリ先輩に怒っている。そうでしょう」
ネムリさんの品の良い薄い唇が歪んで僅かに震えるのが見えた。
俺たちは目配せをして薄く息だけで笑いながら部屋を出た。
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