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過去編1 逆光に飲まれる
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村が燃えている。
そう錯覚してしまうほどいやに赤い夕日だった。
背を燃やして立ち尽くしている少年の背丈は俺とそう変わらず、黒く塗り潰されたように影に覆われた顔はよく見えなかった。
「神の御使がお逃げあそばせた」
俺の口からするりと出て来たのは、朝から大人たちが騒がしく唱えている言葉だ。
村の子らも大人たちにならって走り回り、通り過ぎる人人に何度もそう伝えているのだった。
少年は何も言わず、ただそこに立っていた。
逆光に飲み込まれてしまいそうな淡い輪郭が不思議で手を伸ばす。
少年の手首に指先が触れた。人差し指の腹に伝わる冬の水のように冷たい温度。手首を握り込めば、骨と皮ばかりの薄く頼りない感触がした。
ガタガタと引き攣れた皮膚の痕は手枷でも嵌められていたようだ。
逆光で真っ黒に呑まれている少年を影から引っ張り出そうと手首を引くが彼は黒いままで、かえって俺が黒い影の中に入っていった。
突然身体に触れられてもうんともすんとも言わない。されるがままに黙り込んで表情を見せない、大人しく抵抗も知らないような子ども。
これは折檻を受けた村の子だと俺は結論づけた。
神の御使がお逃げあそばせたことで村は大騒動である。騒ぎに乗じて折檻小屋から抜け出たのだろう。
少年は従順だった。
迷子の子どものようにすんなりと手を引かれるまま、棒のように細いふくらはぎで後をついた。
「神の御使の口枷を外してはならない」
大人たちの仰々しい口ぶりを真似ながら少年の口枷を解く。
切れた唇の端には乾いた血がこびりついている。それをそうっと拭うと、ざらついた砂のような手触りがして、次いで新しい血が滲んだ。
痛いだろうに少年は何とも言わなかった。
ただじいと澄んだ御空色で俺の目を見通すようにする。
「痛いだろ」
「……」
「お前、しゃべれないのか」
「……」
村には時々、口のきけない子どもがいる。折檻で舌を切られているのかもしれない。
俺は少年の口の端から唇を真ん中まで指でなぞり、むにりと軽く押し上げた。
少年は俺の意図を汲んだようで抵抗もなく人差し指一本分の口を開けた。
招かれるようにして指を生あたたかな口腔に潜らせると、すぐに薄く小さい舌に触れた。
「なんだ。あるじゃん、舌」
「……」
「いたい、って言うの。わかる? あー、口の中も切れてるな」
「……」
口腔を一通り撫でて指を引き抜く。
少年は感情の読めない深い御空色の目でじいと俺の目を見据えた。
「……いたい」
少年の発音は遠い異邦人のように拙く妙に間延びしていたて、少年のからだからちぐはぐに分離したもののようだった。
攫われて来たクチかもしれない。
村で攫った子は大抵祭りで捧げる贄の数合わせになる。
やや同情の念が湧き、ポケットに突っ込んでいた水トカゲを取り出すと少年の眼前に突き出した。
「やる」
「……」
少年はやはり何を考えているのか分からない無表情で立ち尽くしてばかりいる。
「水トカゲ、食べたことないのか? 味は無いけど水分がとれるし栄養もあるぞ」
「……」
何も答えないので尻尾を千切って口の中に押し込んでやった。
少年は小さく口を動かして咀嚼しそれを飲み込んだ。細い喉仏が上下する。
「……いたい」
「うまい、って言うんだよ。こういう時は」
水トカゲ、味ないけど。
少年は黙り込んで俺の目をじいと覗き込み、小さく口を動かしたが結局言葉を発することはなく、それどころか口枷を自ら咥え込んで頭の後ろで結び直した。
「お前、また折檻小屋に戻るのか……」
「ここにいたぞ! 神の御使だ!」
「口枷は外れていないか!?」
突然の喧騒。少年は大人から俺を隠すように背後に回して立ち上がった。
折檻小屋から逃げ出してきたのならお前が隠れたほうがいいだろうにと考えて、一拍遅れで大人たちの叫ぶ「神の御使」という言葉が頭に処理された。
「神の、御使……」
そう言われれば、少年の目はどこまでも深い御空のように清らだった。
しかし神の御使というのは、こんなにも未発達で骨と皮ばかりで、傷だらけで、言葉も知らないものなのだろうか。
「おい、後ろにいるのは……精霊縫いの供物か。精霊縫いね。なら、お前が御使を保護したんだな」
「はい」
反射的に大人の言葉に是を返す。
御空に捧げ、神の怒りを鎮める精霊縫いの供物でなければ神の御使を「保護」ではなく「誘拐」したとでも筋書きが作られただろう。ここは、そんな村だ。
少年の手首が縄で縛られる。神聖なる神の御使が、まるで罪人のような扱いだった。
少年は俺に連れられた時同様、従順に大人の後をついた。そうすること以外知らない子どものすんなりとした足取り。
骨の形が浮いた膝と、肉付きの無い乾いたふくらはぎ。
遠のいていく足を俺はただぼんやりと見送った。
翌日、神の御使は「お逃げあそばせた」のではなく、「御空のお導きによって精霊縫いの供物に宣託あそばせた」ことになっていた。
「たいへん名誉なことです。御空から直に精霊縫いの宣託を賜るなんて。昨晩の雨も御空の思し召しに違いありません」
宣託。俺、何も言われてないですけど。少年が発した言葉は「いたい」の一語だけですよ。
なんて言葉はもちろん飲み込み、司祭の前に神妙な顔をして頷いておく。
「しかし元服するには幼すぎますからね……。しばらくは御使の世話役として任命しましょう」
目尻に皺を刻み、きゅうと口角をあげる司祭に逆らう権限はもとよりない。
俺は額を床に擦り付けて平伏し、司祭が退出するとそろりと顔を上げた。
司祭と入れ替わりで入ってきた大人たちの後ろをついていく。
昨日の深夜、山を中心に大雨が降ったあとなので足下はひどくぬかるんでいて山道を登るには苦労しなければならなかった。
山の奥に踏み入るにつれ木々は鬱蒼と生い茂り道という道はなくなり、陽光が射さなくなっていく。
大人たちの低い囁き声は木々のざわめきや虫の羽音、足をとろうとする地面の湿ったぬるい音に紛れて聞き取れない。
会話に割って入るように俺はやや大きな声で尋ねた。
「御使の世話役って今は誰なんですか? 俺はその人の下について見習いになるってことですよね?」
「……」
俺の質問に大人は二人とも口をつぐんだ。大人同士の目配せを窺い見て、視線を下に落とす。
もしかして俺は面倒臭い事に巻き込まれているのだろうか。
「前の世話役は昨晩解任になった。世話役は供物一人だ。これも御空の思し召しで、たいへん有難いことなんだ。わかるな?」
わかりません、なんて言ったらまず平手が飛ぶ。俺は真面目な顔をしてこっくりと頷いた。
山の奥まった奥も奥、祠よりも更に分かりにくい場所に神の御使は住まわれていた。
住まわれていた、なんて言葉は生ぬるいだろうか。手首を縛られ、口枷を嵌められ、洞窟に転がされていた。
神の御使はとても神聖なものだと村だと言われていて、俺はてっきり司祭さまのように上等な布地を使った服を着て三食の食事を摂り夜は柔らかいベッドというものを使って寝ているのだと思っていた。
何の役職も持たない村の供物たちより、下手すれば罪人より酷い扱いに喉の奥が引き攣る。
「食事は三日に一度水と麦を。食事の時以外口枷を外してはならない」
「はい」
短く答え顎を引く。
「神の御使の居住や生活、これが御使であること、これに関する全て、口にしてはならない」
「はい」
二人の大人はそれだけを禁じると大人同士で目配せをして俺を置いて山を降りて行った。
落ち葉を潰しながら離れていく足音が山のざわめきに取り紛れて聞こえなくなっていく。
大人たちの姿が見えなくなり、それから更に十分な時間をとったのちに俺は洞窟へ振り返った。
地面に転がされている少年に静かに近づき膝をつく。
「あー、昨日ぶりだな。からだ痛いだろ。今外してやるから」
「……」
少年は俺に腕を差し出すように少し身じろぎした他にはほとんど動きもせずただ大人しく身体を横たえていた。
はっとするほどに頼りなく細い手首の皮膚は粗い縄に擦り切れて血が滲んでいる。
手首が自由になると少年は上体を起こし岩壁に背中を預けた。
次いで少年の正面に座り抱き込むように後頭部で結ばれた口縄に手をかける。少年の御空色の目がじいと俺の目を見つめていた。
自由になった口で少年は喘ぐように口元を小さく開かせた。
「いたい」
ほとんど空気に溶け込んだ微かな声が静かに洞窟内に吸い込まれる。
なんだか酷く胸が痛んで、どうしてだか少年の望むことが手に取るようにわかって、俺の指は少年のひび割れて血の滲んだ唇をそうっと押し開いて、乾いた口腔へ触れた。
ごわごわとした薄くかたい舌を労るように撫でて、そっと引き抜く。
「……うまい」
「いたい、だよ」
少年の稚拙に紡がれる言葉はちぐはぐで愛らしくて痛ましくて、美味いものを食べさせてあげたいなって、ぎゅうと胸が痛んだ。
そう錯覚してしまうほどいやに赤い夕日だった。
背を燃やして立ち尽くしている少年の背丈は俺とそう変わらず、黒く塗り潰されたように影に覆われた顔はよく見えなかった。
「神の御使がお逃げあそばせた」
俺の口からするりと出て来たのは、朝から大人たちが騒がしく唱えている言葉だ。
村の子らも大人たちにならって走り回り、通り過ぎる人人に何度もそう伝えているのだった。
少年は何も言わず、ただそこに立っていた。
逆光に飲み込まれてしまいそうな淡い輪郭が不思議で手を伸ばす。
少年の手首に指先が触れた。人差し指の腹に伝わる冬の水のように冷たい温度。手首を握り込めば、骨と皮ばかりの薄く頼りない感触がした。
ガタガタと引き攣れた皮膚の痕は手枷でも嵌められていたようだ。
逆光で真っ黒に呑まれている少年を影から引っ張り出そうと手首を引くが彼は黒いままで、かえって俺が黒い影の中に入っていった。
突然身体に触れられてもうんともすんとも言わない。されるがままに黙り込んで表情を見せない、大人しく抵抗も知らないような子ども。
これは折檻を受けた村の子だと俺は結論づけた。
神の御使がお逃げあそばせたことで村は大騒動である。騒ぎに乗じて折檻小屋から抜け出たのだろう。
少年は従順だった。
迷子の子どものようにすんなりと手を引かれるまま、棒のように細いふくらはぎで後をついた。
「神の御使の口枷を外してはならない」
大人たちの仰々しい口ぶりを真似ながら少年の口枷を解く。
切れた唇の端には乾いた血がこびりついている。それをそうっと拭うと、ざらついた砂のような手触りがして、次いで新しい血が滲んだ。
痛いだろうに少年は何とも言わなかった。
ただじいと澄んだ御空色で俺の目を見通すようにする。
「痛いだろ」
「……」
「お前、しゃべれないのか」
「……」
村には時々、口のきけない子どもがいる。折檻で舌を切られているのかもしれない。
俺は少年の口の端から唇を真ん中まで指でなぞり、むにりと軽く押し上げた。
少年は俺の意図を汲んだようで抵抗もなく人差し指一本分の口を開けた。
招かれるようにして指を生あたたかな口腔に潜らせると、すぐに薄く小さい舌に触れた。
「なんだ。あるじゃん、舌」
「……」
「いたい、って言うの。わかる? あー、口の中も切れてるな」
「……」
口腔を一通り撫でて指を引き抜く。
少年は感情の読めない深い御空色の目でじいと俺の目を見据えた。
「……いたい」
少年の発音は遠い異邦人のように拙く妙に間延びしていたて、少年のからだからちぐはぐに分離したもののようだった。
攫われて来たクチかもしれない。
村で攫った子は大抵祭りで捧げる贄の数合わせになる。
やや同情の念が湧き、ポケットに突っ込んでいた水トカゲを取り出すと少年の眼前に突き出した。
「やる」
「……」
少年はやはり何を考えているのか分からない無表情で立ち尽くしてばかりいる。
「水トカゲ、食べたことないのか? 味は無いけど水分がとれるし栄養もあるぞ」
「……」
何も答えないので尻尾を千切って口の中に押し込んでやった。
少年は小さく口を動かして咀嚼しそれを飲み込んだ。細い喉仏が上下する。
「……いたい」
「うまい、って言うんだよ。こういう時は」
水トカゲ、味ないけど。
少年は黙り込んで俺の目をじいと覗き込み、小さく口を動かしたが結局言葉を発することはなく、それどころか口枷を自ら咥え込んで頭の後ろで結び直した。
「お前、また折檻小屋に戻るのか……」
「ここにいたぞ! 神の御使だ!」
「口枷は外れていないか!?」
突然の喧騒。少年は大人から俺を隠すように背後に回して立ち上がった。
折檻小屋から逃げ出してきたのならお前が隠れたほうがいいだろうにと考えて、一拍遅れで大人たちの叫ぶ「神の御使」という言葉が頭に処理された。
「神の、御使……」
そう言われれば、少年の目はどこまでも深い御空のように清らだった。
しかし神の御使というのは、こんなにも未発達で骨と皮ばかりで、傷だらけで、言葉も知らないものなのだろうか。
「おい、後ろにいるのは……精霊縫いの供物か。精霊縫いね。なら、お前が御使を保護したんだな」
「はい」
反射的に大人の言葉に是を返す。
御空に捧げ、神の怒りを鎮める精霊縫いの供物でなければ神の御使を「保護」ではなく「誘拐」したとでも筋書きが作られただろう。ここは、そんな村だ。
少年の手首が縄で縛られる。神聖なる神の御使が、まるで罪人のような扱いだった。
少年は俺に連れられた時同様、従順に大人の後をついた。そうすること以外知らない子どものすんなりとした足取り。
骨の形が浮いた膝と、肉付きの無い乾いたふくらはぎ。
遠のいていく足を俺はただぼんやりと見送った。
翌日、神の御使は「お逃げあそばせた」のではなく、「御空のお導きによって精霊縫いの供物に宣託あそばせた」ことになっていた。
「たいへん名誉なことです。御空から直に精霊縫いの宣託を賜るなんて。昨晩の雨も御空の思し召しに違いありません」
宣託。俺、何も言われてないですけど。少年が発した言葉は「いたい」の一語だけですよ。
なんて言葉はもちろん飲み込み、司祭の前に神妙な顔をして頷いておく。
「しかし元服するには幼すぎますからね……。しばらくは御使の世話役として任命しましょう」
目尻に皺を刻み、きゅうと口角をあげる司祭に逆らう権限はもとよりない。
俺は額を床に擦り付けて平伏し、司祭が退出するとそろりと顔を上げた。
司祭と入れ替わりで入ってきた大人たちの後ろをついていく。
昨日の深夜、山を中心に大雨が降ったあとなので足下はひどくぬかるんでいて山道を登るには苦労しなければならなかった。
山の奥に踏み入るにつれ木々は鬱蒼と生い茂り道という道はなくなり、陽光が射さなくなっていく。
大人たちの低い囁き声は木々のざわめきや虫の羽音、足をとろうとする地面の湿ったぬるい音に紛れて聞き取れない。
会話に割って入るように俺はやや大きな声で尋ねた。
「御使の世話役って今は誰なんですか? 俺はその人の下について見習いになるってことですよね?」
「……」
俺の質問に大人は二人とも口をつぐんだ。大人同士の目配せを窺い見て、視線を下に落とす。
もしかして俺は面倒臭い事に巻き込まれているのだろうか。
「前の世話役は昨晩解任になった。世話役は供物一人だ。これも御空の思し召しで、たいへん有難いことなんだ。わかるな?」
わかりません、なんて言ったらまず平手が飛ぶ。俺は真面目な顔をしてこっくりと頷いた。
山の奥まった奥も奥、祠よりも更に分かりにくい場所に神の御使は住まわれていた。
住まわれていた、なんて言葉は生ぬるいだろうか。手首を縛られ、口枷を嵌められ、洞窟に転がされていた。
神の御使はとても神聖なものだと村だと言われていて、俺はてっきり司祭さまのように上等な布地を使った服を着て三食の食事を摂り夜は柔らかいベッドというものを使って寝ているのだと思っていた。
何の役職も持たない村の供物たちより、下手すれば罪人より酷い扱いに喉の奥が引き攣る。
「食事は三日に一度水と麦を。食事の時以外口枷を外してはならない」
「はい」
短く答え顎を引く。
「神の御使の居住や生活、これが御使であること、これに関する全て、口にしてはならない」
「はい」
二人の大人はそれだけを禁じると大人同士で目配せをして俺を置いて山を降りて行った。
落ち葉を潰しながら離れていく足音が山のざわめきに取り紛れて聞こえなくなっていく。
大人たちの姿が見えなくなり、それから更に十分な時間をとったのちに俺は洞窟へ振り返った。
地面に転がされている少年に静かに近づき膝をつく。
「あー、昨日ぶりだな。からだ痛いだろ。今外してやるから」
「……」
少年は俺に腕を差し出すように少し身じろぎした他にはほとんど動きもせずただ大人しく身体を横たえていた。
はっとするほどに頼りなく細い手首の皮膚は粗い縄に擦り切れて血が滲んでいる。
手首が自由になると少年は上体を起こし岩壁に背中を預けた。
次いで少年の正面に座り抱き込むように後頭部で結ばれた口縄に手をかける。少年の御空色の目がじいと俺の目を見つめていた。
自由になった口で少年は喘ぐように口元を小さく開かせた。
「いたい」
ほとんど空気に溶け込んだ微かな声が静かに洞窟内に吸い込まれる。
なんだか酷く胸が痛んで、どうしてだか少年の望むことが手に取るようにわかって、俺の指は少年のひび割れて血の滲んだ唇をそうっと押し開いて、乾いた口腔へ触れた。
ごわごわとした薄くかたい舌を労るように撫でて、そっと引き抜く。
「……うまい」
「いたい、だよ」
少年の稚拙に紡がれる言葉はちぐはぐで愛らしくて痛ましくて、美味いものを食べさせてあげたいなって、ぎゅうと胸が痛んだ。
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