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第三章 2
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「すこし、よろしいでしょうか?」
眞央は遠慮がちに昂師先輩に話しかけた。
「構わない」
昂師はノートパソコンのモニターから視線を眞央の面上に移した。
「わけがわからないしきたりなど、守らなくてもいいのではないでしょうか」
昂師は指を組んで応えた。
「それはできない」
「なぜです?」
「そう決められてきたからだ」
有無をいわせぬ迫力があった。
「そこまでこだわるのはなぜですか?」
昂師は遠い目をして語った。
「わたしの代で途絶えさせるわけにはいかない。もしかしたら、我々がいまだ知らされていない重大な理由があるかもしれない。もし仮にわたしが決断して、しきたりを無視したとして、後になって後悔しても、途絶えさせたという事実は無かったことにはできない」
なるほど、大げさにいえば、さすがに汚名を残す決断はしかねるというわけである。会長としては、たとえわけが分からなくても決まり事を破るには、障害が大きすぎるのだろう。その思いはわからなくはない。自分が同じ立場であれば、どうだろう。五十年もの長きにわたって受け継がれてきた慣習を途絶えさせるには、よほどの覚悟と意志の強さ、そして、皆が納得する正当な理由が必要である。おそらく天秤は、慣習を守る側へ傾くと思う。だから、昂師先輩を一方的に責める気にはなれなかったし、実際しなかった。
眞央は少しの間、口元に拳を当てて考え込んだ。理由があるはずなので、調べる必要がある。でなければ、どうにもスッキリできなかった。そこで、しきたりについて知るために、なにか方法が無いかと考え、ひとつの方策へたどり着いた。
「生徒会の日誌みたいなものはありませんか?」
眞央が尋ねると、昂師先輩は書棚を指差した。
「あそこにある」
創立以来五十年分の日誌はあるとのことである。
「見てもいいですか?」
眞央の問いかけに、昂師先輩はいつもの口癖を口にした。
「構わない」
眞央は昂師先輩に頭を下げてから書棚に向かった。
「えらく古いものだな」
書棚は桐でできているようである。古びているが物はよさそうだ。五十年前に置かれてから変わらずここにあり続けたのであろう。なんとなく、歴史を感じさせる。五十年に渡って生徒会を見守り続けた、そんな郷愁を感じさせる書棚であった。
眞央は書棚の扉を開いた。過去の日誌が整然と収められている。
「いずれ電子化する必要があるな」
眞央の感想を具体化するには、かなりの労力と時間を要するだろう。その途方もない作業を考えると憂鬱になる。眞央は、ふうーと息を吐いて、左端にあるノートを三冊取り出した。一番上の表紙を見ると創立時の年号が書かれていた。次のノートには次の年号が、最後のノートにはその次の年号が書かれていた。扉を閉めてソファーに腰を下ろし、眞央は三冊のノートをテーブルに置いた。
「なにか、手がかりがあればいいんだが」
「なにをおっぱじめる気だ? 央ちゃん」
ティーテーブルの側にいた綺斗先輩がティーカップをふたつ手にして眞央と向かい合うようにソファーに腰を下ろした。
「ちょと気になることがありまして」
綺斗がティーカップをコースターの上に置いて、眞央の方へ差し出した。
「ありがとうございます」
眞央の感謝の言葉を受けて、綺斗は笑顔をみせた。
「央ちゃんは、本当に礼儀正しいな」
「そうでしょうか? 普通だと思いますけど」
「自覚はないかー」
綺斗はティーカップをかたむけた。
「いまどき、照れずに『ありがとう』をいうヤツは自分の周りにはいないからね」
「人徳ですかね」
「結構はっきりいうんだな」
「冗談ですよ」
眞央は視線を少し上げて、綺斗先輩の表情を窺った。どうやら、つまらない冗談ではなかったらしい。
「ドギツイのが好みなのかな?」
眞央は何事もなかったかのように、ティーカップに手を伸ばした。
「いただきます」
「そういうところもだよ」
眞央と綺斗は目をみかわして、なんとなく笑った。
ティーカップを置いて、眞央は最も古い日誌を開いた。生徒会の役員の名前が列記してあった。
生徒会長 東青和 一年生
副会長 北玄香 一年生
書記 南朱仁 一年生
会計 西白妙 一年生
庶務 中黄樹 一年生
眞央はしばらくそのページを凝視したまま考え込んだ。
「偶然、にしてはできすぎている」
軽く頭を振って、眞央は二冊目の日誌を開いた。一冊目と同様、生徒会役員の名前が書かれている。
生徒会長 東青和 二年生
副会長 北玄香 二年生
書記 南朱仁 二年生
会計 西白妙 二年生
庶務 中山籐士 一年生
眞央は首を傾けた。
「うーん、まだ、判断を下すのは早計だが」
眞央は三冊目の日誌を開いた。
生徒会長 東青和 三年生
副会長 北玄香 三年生
書記 南澤一宏 二年生
会計 中山籐士 二年生
庶務 西潟亜紀 一年生
「まさか」
眞央は日誌をテーブルに置くと、慌てたように書棚に向かった。そして、片端から日誌を取り出しては生徒会役員の名字をひとりひとり確認した。最後のノート、つまり昨年のノートの確認が済むと、眞央はもとに戻ってテーブルのソファーに腰をおろした。しばらく天井を見上げて考え込んだ。
「なにか、収穫があったみたいだな」
綺斗先輩が問いかけてきた。眞央は、目線を下げて、向かい合うように座っている絢斗先輩に目を向けた。眞央はかすかに頷くと、本年度の日誌の生徒会のメンバーが書かれているページを開いた。
生徒会長 東舘昂師 三年生
副会長 北城魅玖雲 三年生
書記 西科萌桃華 二年生
会計 南埼綺斗 二年生
庶務 中蔦眞央 一年生
「五行思想、当然ご存知ですよね?」
眞央は真っ直ぐに綺斗先輩の目を見つめた。綺斗はティーカップを目の高さに上げて応えた。
「前任者からの引き継ぎのおりに、一応、そういった話は聞かされている、程度だよ」
「綺斗先輩はあまり興味は抱かなかったのだろうか?」眞央は顎に手をあてた。そして会長の席についている昂師先輩に目を向けた。なにをやっているのかはわからないが、ノートパソコンとにらめっこ中である。眞央は視線を綺斗先輩に戻した。
「今日は女性たちが遅いみたいですけど、なにかあったんですか?」
「掃除当番なんじゃない?」
綺斗は関心なさそうに短く答えた。
「そうですか」
眞央は立ち上がると、デスクトップパソコンが置かれている机に向かい、椅子に腰かけた。ブラウザを起動させ、中空で指を動かして、しばらくしてから軽妙な音を響かせながらキーボードを弾き始めた。
眞央は遠慮がちに昂師先輩に話しかけた。
「構わない」
昂師はノートパソコンのモニターから視線を眞央の面上に移した。
「わけがわからないしきたりなど、守らなくてもいいのではないでしょうか」
昂師は指を組んで応えた。
「それはできない」
「なぜです?」
「そう決められてきたからだ」
有無をいわせぬ迫力があった。
「そこまでこだわるのはなぜですか?」
昂師は遠い目をして語った。
「わたしの代で途絶えさせるわけにはいかない。もしかしたら、我々がいまだ知らされていない重大な理由があるかもしれない。もし仮にわたしが決断して、しきたりを無視したとして、後になって後悔しても、途絶えさせたという事実は無かったことにはできない」
なるほど、大げさにいえば、さすがに汚名を残す決断はしかねるというわけである。会長としては、たとえわけが分からなくても決まり事を破るには、障害が大きすぎるのだろう。その思いはわからなくはない。自分が同じ立場であれば、どうだろう。五十年もの長きにわたって受け継がれてきた慣習を途絶えさせるには、よほどの覚悟と意志の強さ、そして、皆が納得する正当な理由が必要である。おそらく天秤は、慣習を守る側へ傾くと思う。だから、昂師先輩を一方的に責める気にはなれなかったし、実際しなかった。
眞央は少しの間、口元に拳を当てて考え込んだ。理由があるはずなので、調べる必要がある。でなければ、どうにもスッキリできなかった。そこで、しきたりについて知るために、なにか方法が無いかと考え、ひとつの方策へたどり着いた。
「生徒会の日誌みたいなものはありませんか?」
眞央が尋ねると、昂師先輩は書棚を指差した。
「あそこにある」
創立以来五十年分の日誌はあるとのことである。
「見てもいいですか?」
眞央の問いかけに、昂師先輩はいつもの口癖を口にした。
「構わない」
眞央は昂師先輩に頭を下げてから書棚に向かった。
「えらく古いものだな」
書棚は桐でできているようである。古びているが物はよさそうだ。五十年前に置かれてから変わらずここにあり続けたのであろう。なんとなく、歴史を感じさせる。五十年に渡って生徒会を見守り続けた、そんな郷愁を感じさせる書棚であった。
眞央は書棚の扉を開いた。過去の日誌が整然と収められている。
「いずれ電子化する必要があるな」
眞央の感想を具体化するには、かなりの労力と時間を要するだろう。その途方もない作業を考えると憂鬱になる。眞央は、ふうーと息を吐いて、左端にあるノートを三冊取り出した。一番上の表紙を見ると創立時の年号が書かれていた。次のノートには次の年号が、最後のノートにはその次の年号が書かれていた。扉を閉めてソファーに腰を下ろし、眞央は三冊のノートをテーブルに置いた。
「なにか、手がかりがあればいいんだが」
「なにをおっぱじめる気だ? 央ちゃん」
ティーテーブルの側にいた綺斗先輩がティーカップをふたつ手にして眞央と向かい合うようにソファーに腰を下ろした。
「ちょと気になることがありまして」
綺斗がティーカップをコースターの上に置いて、眞央の方へ差し出した。
「ありがとうございます」
眞央の感謝の言葉を受けて、綺斗は笑顔をみせた。
「央ちゃんは、本当に礼儀正しいな」
「そうでしょうか? 普通だと思いますけど」
「自覚はないかー」
綺斗はティーカップをかたむけた。
「いまどき、照れずに『ありがとう』をいうヤツは自分の周りにはいないからね」
「人徳ですかね」
「結構はっきりいうんだな」
「冗談ですよ」
眞央は視線を少し上げて、綺斗先輩の表情を窺った。どうやら、つまらない冗談ではなかったらしい。
「ドギツイのが好みなのかな?」
眞央は何事もなかったかのように、ティーカップに手を伸ばした。
「いただきます」
「そういうところもだよ」
眞央と綺斗は目をみかわして、なんとなく笑った。
ティーカップを置いて、眞央は最も古い日誌を開いた。生徒会の役員の名前が列記してあった。
生徒会長 東青和 一年生
副会長 北玄香 一年生
書記 南朱仁 一年生
会計 西白妙 一年生
庶務 中黄樹 一年生
眞央はしばらくそのページを凝視したまま考え込んだ。
「偶然、にしてはできすぎている」
軽く頭を振って、眞央は二冊目の日誌を開いた。一冊目と同様、生徒会役員の名前が書かれている。
生徒会長 東青和 二年生
副会長 北玄香 二年生
書記 南朱仁 二年生
会計 西白妙 二年生
庶務 中山籐士 一年生
眞央は首を傾けた。
「うーん、まだ、判断を下すのは早計だが」
眞央は三冊目の日誌を開いた。
生徒会長 東青和 三年生
副会長 北玄香 三年生
書記 南澤一宏 二年生
会計 中山籐士 二年生
庶務 西潟亜紀 一年生
「まさか」
眞央は日誌をテーブルに置くと、慌てたように書棚に向かった。そして、片端から日誌を取り出しては生徒会役員の名字をひとりひとり確認した。最後のノート、つまり昨年のノートの確認が済むと、眞央はもとに戻ってテーブルのソファーに腰をおろした。しばらく天井を見上げて考え込んだ。
「なにか、収穫があったみたいだな」
綺斗先輩が問いかけてきた。眞央は、目線を下げて、向かい合うように座っている絢斗先輩に目を向けた。眞央はかすかに頷くと、本年度の日誌の生徒会のメンバーが書かれているページを開いた。
生徒会長 東舘昂師 三年生
副会長 北城魅玖雲 三年生
書記 西科萌桃華 二年生
会計 南埼綺斗 二年生
庶務 中蔦眞央 一年生
「五行思想、当然ご存知ですよね?」
眞央は真っ直ぐに綺斗先輩の目を見つめた。綺斗はティーカップを目の高さに上げて応えた。
「前任者からの引き継ぎのおりに、一応、そういった話は聞かされている、程度だよ」
「綺斗先輩はあまり興味は抱かなかったのだろうか?」眞央は顎に手をあてた。そして会長の席についている昂師先輩に目を向けた。なにをやっているのかはわからないが、ノートパソコンとにらめっこ中である。眞央は視線を綺斗先輩に戻した。
「今日は女性たちが遅いみたいですけど、なにかあったんですか?」
「掃除当番なんじゃない?」
綺斗は関心なさそうに短く答えた。
「そうですか」
眞央は立ち上がると、デスクトップパソコンが置かれている机に向かい、椅子に腰かけた。ブラウザを起動させ、中空で指を動かして、しばらくしてから軽妙な音を響かせながらキーボードを弾き始めた。
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