失敗作は蜜の味

橙乃紅瑚

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お薬飲んだら生えちゃった! - 1

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 そして翌日。
 ルクレーシャは自分の股間を見て悲鳴を上げた。

「なにこれぇ! 私の体、いったいどうなっちゃったの!?」

 可愛らしい下着を突き破らんばかりに押し上げる。ルクレーシャがおそるおそる下着を摘み上げると、ぼろりと雄の屹立がまろび出た。

「ひえっ……! こ、これって。男のひとのおちんちん……だよね?」

 ルクレーシャは顔を赤らめながら呟いた。

 男性器だ。
 何度見ても間違いない、自分の股間から逞しい男性器が生えている。

 桃色の陰毛を掻き分けるようにして生えた猛々しい肉棒に慄いてしまう。ルクレーシャは涙目で男根を凝視した。

「わ、私ってば男の子になっちゃったの? でもなんで急に? 全然心当たりなんてないよ! ……はっ、もしかして昨日飲んだ『仲良しの薬』のせい?」

 ルクレーシャは今になって店主の注意を思い出した。

 確か、オスの実は強力な魔力増幅剤だから、ほんの一片だけ使ってくれと言われたのではなかったか。
 
 大量に使ったらどんな影響が出るか分からないから、慎重に扱ってほしいと言われたのではなかったか……。

「えっえっやだ! オスの実を丸ごと入れたせいでこうなっちゃったの? うわわあああ、私のばか!! どうして材料屋さんの言うことを聞かなかったのよ!」

 面倒くさいので材料は量らない。レシピは守らない。適当に調合して失敗しそうになっても、最後は魔力で無理やり整えてしまえばどうにかなる――それがルクレーシャの信念だった。
 
 いつも勢いだけで試練を乗り越えてきたルクレーシャだったが、彼女はここで初めて己の浅慮を後悔した。

(こんなの試験どころじゃないわ! ダリルに勝つとか負けるとかそれ以前に、このおちんちんをどうにかしなくちゃ! それにしても……)

「んっ、ふううっ……。な、なんかすっごく変な感じ。下着がこすれるたび、あそこがむずむずしてえっ……!」

 つい股間を押さえてしまう。勃起した肉棒からむず痒いような快感が込み上げてきて、ルクレーシャは唇から淫らな吐息を漏らした。
 
 自分の体内に異質な魔力が巡り、全身の感覚がひどく鋭敏になっている。服が皮膚に触れると、そこから甘い快感がどんどんと広がっていく。

 ルクレーシャは震える手で寝衣を脱ぎ、ほんのりと赤く染まった己の肌を見た。こんな敏感になってしまっては、体の線にぴったりと沿うシャツは着られないだろう。

「……っ。服、どうしよ……?」

 鏡には股間の盛り上がりがはっきりと映っている。下半身の形がはっきり分かってしまうズボンは絶対に身に付けられない。ルクレーシャは悩んだ末、いつもの赤いスカートを履くことにした。風通しが良くて心許ないが、ズボンよりはこちらの方が幾分か我慢できそうだ。

 壁掛け時計をちらりと見る。今すぐ材料屋に行って店主に助けを求めたかったが、今日は朝からどうしても欠席できない授業がある。しばらく考えたのち、ルクレーシャはやむを得ず授業を取ることに決めた。欠席すれば定期試験の成績に関わる、ここで休んでダリルに負けるようなことは避けたい……。

「はあっ……ぁ、う……からだ、あつい」

 胸が跳ねて息が荒くなる。いきなり生えてきた肉棒がひくついて仕方ない。
 ライバルの男の姿を思い浮かべると、なぜかもっと体が火照っていく。

 あの大きな手で、この熱をどうにかしてくれないだろうか。
 ダリルの、あの大きな手で……。

「――ひゃっ!?」

 肉棒の先端から突如粘度のある液体が滲み出し、ルクレーシャは甲高い声を上げた。下着を濡らすほどに溢れ出した女の雫。ダリルを思い浮かべて吹き出た愛液に、ルクレーシャは困惑の涙をぽろりと溢した。

(わ、わたし、おかしくなっちゃった。ダリルのこと考えると、あそこがむずむずする……。やだ、まるで変態みたいじゃない! こんな体になったこと、あいつにだけは絶対に知られたくない! どうか、どうかバレませんように……!)

 自分を支配する強烈な性欲に抗いつつ、ルクレーシャはゆっくりとした動きで支度を進めた。


 *


「おい、なぜ俺を無視する」

「…………」

「ルクスのくせに俺を無視するとは何事だ? 返事のひとつでもしたらどうなんだ」

 授業中、密かに話しかけてくるダリルを無視し続ける。ルクレーシャは隣に座る男と目を合わせず、体の疼きに耐えながら教科書をひたすら見つめ続けていた。

 広い広い講堂の一番後ろの席。目立たないように端に座ったルクレーシャをダリルは目ざとく見つけて、隣の席にどかりと座り込んできた。いつものように最前列の席に座ればいいものを、よりにもよってなぜ自分の隣に座ってくるんだと、ルクレーシャは恨めしい気持ちをダリルに向けた。

「……おい、おい。ルクス」

 ライバルの男はいつまでもちょっかいを出してくる。不機嫌そうに、そして困惑した様子で。耳朶を打つダリルの声がぞわぞわとした快感を呼び起こし、ルクレーシャはつい耳を塞ぎたくなった。

「どうしていつまでも俺を見ない? 目も合わせないなんていつもの君らしくないぞ」

 いつもらしくないのはダリルもじゃないかと思ったが、ルクレーシャは唇を噛みしめ、何も言わないでおいた。
 
 反応を返さない自分に飽きて、いつも通り授業に集中してくれないだろうか。だがしかし、こちらが無視すれば無視するほど、ダリルはしつこく話しかけてくる。

「なあルクス。一体何が気に入らない? 少しくらいはこっちを見たっていいだろ。ルクス、ルクレーシャ! 聞こえてるんだろう!? 君が返事をするまで話しかけてやるぞ!」

 レーシャ、いい加減構ってやれって。そろそろダリルがしんどそうだぞ……。
 遂には周囲のクラスメイトたちまでもそんなことを言い始めて、ルクレーシャは盛大に溜息を吐きたくなった。


 *


「ルクス! 待て!」

 授業が終わるや否や、ルクレーシャはダリルに力強く手首を握られた。手首から全身へ、ぞわりとした快楽が走り抜ける。

「ひっ!?」

「こんなに話しかけてるのに一言も返さないだなんて、一体どうしたんだ!? も、もしかして。俺のことがとうとう嫌になったのか……?」

 ダリルは震え声でそっと問いかけた。黒い瞳は動揺に潤み、美しい顔には悲しみの色が滲んでいる。俯いたままのルクレーシャはダリルの様子に気がつくことなく、握られた己の手首をじっと見つめた。

 男の体温に息が荒くなる。背筋にぞくぞくとした興奮が走り抜けて、秘部からじわりと雫が溢れていく。

(ダリルの手、おっきい)

 彼の手は自分よりもずっと大きくて、指が長くて、骨ばっている。格好良くて綺麗な手だ。この温かい手で自分の肉棒を握られたらきっと気持ちがいい。
 
 秘部だけじゃない、首筋も胸も、スカートが擦れている太腿も。その手で疼く全身を愛撫してほしい。優しくされたい。その大きな体に寄りかかって、存分に甘やかされたい。他の女の子のように笑顔を向けてほしい。仲良くなりたい。彼に抱いてほしい。体が楽になるまで気持ちよくしてほしい。その唇にキスをしたい……。

 淫らな欲求が次々に溢れてきて、ルクレーシャはごくりと唾を飲み込んだ。

(ああ、どうして。ダリルのこと、嫌味ばかり言ってくるから苦手だって思ってたはずなのに。なのにどうして、こんなことを思ってしまうの……?)

「ここまで無視することはないだろ、なあ……! こっちを向いてくれよ、いつも通り桃色の目を見せてくれ」

 ダリルにそっと顎を持たれ、顔を覗き込まれる。ダリルが纏う良い香りがふわりと漂ってきて、ルクレーシャはとうとう限界を迎えそうになった。

 男に免疫のないルクレーシャにとって、体を苛む淫欲は毒そのものだった。ダリルの何もかもが、こちらを惹き付ける魅力を放っている。彼女は強烈な目眩を覚えながらライバルの男を見上げた。

 さらさらした黒い髪。切れ長の鋭い目に、金の装飾が施された黒い魔導服。漆黒を身に纏う彼は、高貴で堂々としていて、美しい。

(か、格好いい。眩しくて直視できない。嫌味なやつだけど、ダリルってよく見たら本当に王子様みたい)

 勇気を出して誘ってみたら、彼は自分を受け入れてくれるだろうか。生意気でじゃじゃ馬と罵った女でも、優しく抱いてくれるだろうか……。

「はぁっ、だり、るぅ」

 切ない女の声にダリルはどきりとしたが、その後一気に地獄へと突き落とされた。

「……わたしにちか、よらないで。いまさわられたくないの」

「はっ……?」

 ルクレーシャはダリルの前で醜態を晒してしまう前に退散しようと、彼の手を渾身の力で振り払った。

「ル、クス?」

 ぱん、と叩かれた手がやけに痛い。ダリルは自分の横をすり抜けた女を止めることができないまま、先程の言葉を反芻した。

「…………。そ、そんな……。触られたくない、だと……?」

 ルクレーシャの言葉が脳内でぐわんぐわんと反響する。茫然自失といった様子で椅子に座り込んだダリルを見て、クラスメイトたちはひそひそと会話を交わした。

「あーあ、可哀想に。レーシャに見てもらいたくていつも必死に頑張ってんのにな。あの調子じゃ、あいつ次の試験ガタ落ちだぞ」

 項垂れる優等生の周りに人が集まってくる。慰めの言葉をたくさん掛けられても、ダリルはしばらく立ち上がることが出来なかった。


 *


 ルクレーシャは放課後、急いで材料屋へと向かった。

 自分の体がおかしくなったのは、きっとオスの実が宿した異質な魔力のせいだ。
 
 ならば、その魔力を中和すれば体が元に戻るかもしれない。材料屋で魔力消し草をたんまり買い込んで試してみなければ……。

「くっ……ふぅっ……!」

(か、体が熱い。もう限界だわ……)

 足を動かす度に服が擦れて、つい声を上げそうになってしまう。紅潮した顔を外套のフードで隠し、一歩一歩前に進むルクレーシャだったが、ふと誰かがつけてきているのに気がついた。

 そっと後ろを振り返る。
 異様な雰囲気を滲ませる男と、目がかち合う。

「るぅぅぅぅくぅぅぅぅすぅぅぅぅ……。待ってくれよ、なあ……」

「ひえっ……」

 ルクレーシャは恐怖に情けない声を上げた。
 
 覚束ない足取りでゆらゆらと近づいてくるダリルは、まるで幽霊のようだ。顔はぞっとするほど青白く、垂れ下がった前髪の向こうで、瞳だけが爛々と輝いている。肩を震わせながら笑い声を上げる彼は、とても不気味だった。

(なっ、なんでまだ追いかけてくるのよ。頑張って無視し続けたのに……!)

「あはっ、あはははは。あははははっ。どこまでも逃げてくれるじゃないか。待てよルクス、そうやって俺を遠ざける前に少しくらい話をしてくれたっていいだろ。そんなに俺のことが嫌いか?」

 どろりとした狂気的な視線で射抜かれる。

「俺から逃げてどこへ行くつもりなんだ? 好きな奴のところに行くのか? 悲しいなあルクス、六年間一緒に過ごしてきた俺よりも、どこぞの馬の骨の方を優先するんだな。はは、苦しい。こんなに縋ってるのに、全然俺の方を見てくれない」

 罪悪感に胸が痛む。こちらもダリルを無視したくてしている訳ではないが、口を開くと淫らな声が漏れ出てしまいそうで、ダリルに向き合うことができない。

(お願いだから追いかけてこないでよダリル、私がこんなことになってるの、あなたにだけはバレたくないの!)

「なあ、そいつとはどこまでいったんだ? 手を繋いだのか? キスは? もしかして……。とっくにそれ以上のことも済ませたのか?」

 ふいと顔を背けたルクレーシャにダリルはとうとう激昂し、華奢な女の体を後ろから強く抱きしめた。

「逃げるなルクス! 君は俺のものだ!」

「ふあああああああああああんっ!?」

 男の怒号と女の嬌声が重なる。
 熱を発するルクレーシャの体に、ダリルは驚きぱっと腕を放した。

「いっ、いきなりそんな声を出してどうしたんだ? それに風邪でも引いたのか? 随分と熱いぞ」

「大丈夫、だから。ほっといて……」

「放っておける訳ないだろ! もしかして君はずっと体調が悪かったのか? 顔が真っ赤だ。すぐに休んだ方がいい!」

 無理やり抱きかかえられる。膝裏に腕を通され、腰に手を添えられる。全身にダリルの体温が伝わって、ルクレーシャの頭はとうとう淫欲一色になった。

「ぁ、や……。は、はなしてっ……! このままじゃ……」

 じわりと下着が濡れていく。
 思考に靄がかかって、体から力が抜けてしまう……。

(あ、もう無理かも)

「ルクス……? ルクス!? おい、ルクス!」

「……ぅ、だり、る……たす、けて……」

 ライバルの胸に情けなくしがみつく。逞しい腕にしっかりと支えられる安心感を抱きながら、ルクレーシャは意識を手放した。



 *



「……んぅ、ここは……?」

 ルクレーシャは明るい部屋の中で目を覚ました。

 大きく、そしてふかふかのベッドの上に寝かされている。豪奢な家具、高い天井に備え付けられたローズクォーツのシャンデリアにはよく見覚えがあった。

 ……ここはダリルの部屋だ。
 部屋の主はどこにいるのだろうか?

 ルクレーシャがゆっくり起き上がると、ベッドに腰掛けた男と目が合った。

「やっと目が覚めたか。どうだ、少しは落ち着いたか?」

 冷たい水を差し出される。頬を赤らめたダリルは気まずそうな、興奮を押し殺したような顔をした。

「……悪いが、寝ている間に君の体を検分させてもらったぞ」

「け、けんぶん?」

「本当は意識のない女にこんなことをしたくなかった。でも異質な魔力が君の身体を苛んでいたから、仕方なくだ!」

 ダリルは咳払いをした。自分の秘密があらわになってしまったのかとルクレーシャが顔を青くすると、彼は答えを返すようにスカートを指さした。

「股間の膨らみが気になってめくらせてもらったんだ。なあ、一体どうしたんだ?」

「そ、それは……」

「いつも君の股は平たかった。毎日欠かさず見ているから分かるぞ、昨日まで男のものなんて生えてなかったよな?」

「……。その聞き方、ちょっと変態っぽいわ」

「おい、そんなことを言うのはやめろ! こっちは真面目に聞いてるんだぞ」

 ダリルは顔を真っ赤にしながら再び咳払いをした。彼の視線が、ルクレーシャのスカートへと向く。

「君の性器に奇妙な魔力の塊がある。それが、君の体全体に異変を引き起こしているんだ。どうして男のものがルクスにあるんだ? きっかけは? こうなった心当たりはあるのか? というかなぜ勃起してるんだ……?」

 立て続けに質問してくるダリルに、ルクレーシャはどう答えようか考えあぐねた。
 
 材料屋の忠告を聞かず、オスの実を丸ごと使ったせいでこんなことになってしまったのだと説明したら、絶対に呆れられてしまうだろう。しかし、意識を失った自分を保護してもらった恩もあるし、これ以上ダリルを遠ざけて傷つけるようなことはしたくない。

(うぅ、スカートの中を見られちゃったの? 恥ずかしい、ダリルにだけは見られたくなかったのに)

 羞恥と怖ろしさに胸がどくどくと跳ねる。この嫌味なライバルの男に弱みを握られては、どんな目に遭うか分からない。
 
 ルクレーシャが鼻を啜ると、ダリルがベッドの上に乗っかり近づいてきた。彼女の頬が、男の大きな手にそっと摩られる。
 
 思わず身動いだルクレーシャは、ダリルにぎゅうと抱きしめられた。

「ひぁっ! だ、ダリル。放し――」

「こうなったのは何か訳があるんだろ? 誰にも言ったりしない。だから、俺の目を見てちゃんと理由を話してくれよ。あんな風に避けられるのはうんざりなんだ……! 君に避けられて、俺がどれほど辛い思いをしたか……」

 声が震えている。
 潤んだ黒い瞳に、ルクレーシャは胸が痛むのを感じた。
 
 この男は嫌味ったらしい男だ。自分を執拗にからかってくるところが苦手だ。それでも彼を無視したくて無視した訳ではないし、こんな顔をさせたかった訳ではない。

「……分かった、分かった。こうなった理由を全部話すわ。なるべく怒らないで聞いてね?」

 ダリルに寄りかかりながら、ルクレーシャは今までのことをぽつぽつと説明した。
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