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21.三味線練習

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いろいろな事があったけど、
とりあえず私は三味線を習う事になりました。
たるが師匠。。

ふふふ、何だかねこが師匠だなんて、 、、わらっちゃうなぁ。
どうやって教えてくれるのかな。
家から三味線のしゃみきちを持ってきたけど、、
本当に津軽三味線っ、て重い。。
お米10キロありそう~そこまではないかな。

。。。。
。。。


それにしても。。。


朝5時に集合ー!って、早くない?
ねこは早起きなのかな??

だめ、だめ、これからは、津軽三味線を習って弾けるように
ならなくちゃいけないんだから。
ライブに出て。。。ライブ。。大丈夫なのかな?私で。

だめ、だめ、弱気な私いなくなれー!


私には使命があるんだから!

「おーい!ももちゃん!
ここの公園は静かでいいにゃ。」

たるが選んだ場所は吉祥寺にある静かな公園。
人もいないから、ここなら思いっきり練習ができるはず。。らしいです。

「たる、おはよう。
まぁ、朝の5時だから静かだよね。」

「ももちゃん、おはようにゃ。
じゃー早速、、、。お茶でも飲もうかにゃ。」

「えっ??
たる師匠!お茶なんか飲んでる暇はありませんよ。」

「何?何?急にやる気出しちゃって。たるは嬉しいにゃー。
でもね、急いで詰め込んでも、忘れちゃうにゃ。だ、か、ら、
ゆっくりコツコツ。時に早くー!そして厳しく!
がんばろにゃ!」

「うーん。言ってる事が。。支離滅裂のような。。
たる、早く覚えて黒石を集めるんだよね?
向こうの世界の私やじゃんきーに世界を救わなくちゃいけないんだよ。」

「大丈夫にゃ。
全ては君のやる気にゃ。結果も大事だけど
それまでの過程が大事だからにゃ。」

「たる、、。
黒石というか、魔物はどこに現れるの?」

「魔物はライブに出るにゃ。ももちゃんの気持ちのゆらぎが激しい場所。そこはライブだからにゃ。
そこで魔物を倒すと黒石が手に入るから!
集めるにゃー!」


「分かった!」

「で。。
お茶飲もうにゃ。」

「たーるー!早くやろう!!」

「にゃー!しっぽを握るのはやめてにゃー!!
にゃー!分かったからにゃー!」


やっとやっと、たるがやる気になったとこで、
今日は三味線の仕組みを勉強しました。

津軽三味線の名称を上から、

天神カバー、糸まき、棹は太棹、糸は太い糸から
1.2.3.本の糸。
胴掛け、胴、音緒。
簡単に教えてもらい、道具は駒、指かけ、撥。

駒は3本の糸を持ち上げてつけます。
左手の指かけは親指人差し指につけて、、。
右手で撥を持ちます。


んー。。ざっくりこんな感じです。

もっともっと聞きたい事があるのに、たるは少しずつ教えてくれるみたい。

「ももちゃん、まずは撥に慣れる事だからにゃ。
撥を握ったら、皮をたたくにゃ!たたくにゃ!」

「こう?こうかな?」

「うんにゃ。中々筋がいいにゃ。
でもまだ弾いてる感じがするにゃ!
とにかく弾くじゃなくて、たたくにゃ!」


「はっはい!」



こうして今日の練習は終わりました。
これからは毎朝5時の朝練特訓ー!

声優も三味線も頑張るからね!!
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