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Bashooon

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中を覗くと倒れた操作ポッドの中で血が溢れ中の様子がよくわからなかった。それを洗い流すように槍から水を出し洗い流す。
洗い流してから中を覗くと見たことを後悔するような光景が操作ポッドの中に広がっていた。
「何だこれ!」と後ろにすこしあとずさると同時に大量のデータが流れ込んできたコンタクトレンズを首の後ろにある電源で手動でoffにする。
椅子に座るように人の体が固定されガラスの容器に入った脳みそ、目蓋が無く目がむき出しで鼻の無い顔、身体中の皮が剥がされ金属製の針が刺さりそこから様々な色の線があらゆる方向に伸びている。一言で言うと機械と人体が一体になっていると言える。
「どうした!何があった!」大佐が心配する。
「大佐…、こんな兵器見たことありますか?」
「少し待て…、ガルシアの前にある機械を拡大できるか。」と自分のいる作戦司令室のオペレーターに指示をする。
それを見た大佐も少し気分を悪くする。
「これは…。サイボーグか?」
「これをサイボーグって言いますかねってこれ兵器メーカーのマークですかね。」とふと目を離したところ引き離したプレートに何かのマークがあるのに気づく

黒く塗りつぶされた縦長の長方形の左側からピエロのような悪魔のようなキャラクターがこちらを覗いているマーク

ガルシアにとても不気味な不信感が湧くが大佐は何か思い出したように「これはっ!」とその場から勢いよく立ち上がりそばに置いてあるコーヒーが揺れる。
「何か知ってるんですか?大佐。」状況がさっぱりわからないガルシアの質問を無視して大佐から作戦情報の上書きがされる。
「ガルシア、これからの作戦の変更を命じる。現れる敵の全排除ではなく制圧だ、殺さずに生け捕りにしろ。」
「了解…ですけどいいんですか?今はお客さんに見られてるんですよ?」
「そのことなら大丈夫だ。今、手は回した。」
ガルシアは空を見上げ遥か頭上で空気を揺らす音と真っ赤な炎がかすかに見える。
「早いですね。」
「マークの事に関しては帰ってから教えてやるから、今は作戦に集中しろ。」
「了解」と言いコンタクトレンズの電源をonにする。
敵は遥か後方600mに二機この改造人間ロボットと同じシルエットが迫ってくるのを確認し槍を体の正面に縦に持ち話しかける。
「行くぞウンセギラ」




作戦結果

クンドゥズ完全制圧。

現存する家屋全て軽度の浸水

敵:1機殺害
     6機捕縛
     3人殺害
     49人捕縛 内負傷者20名 

武装集団リーダー 「ムハンマド  ジーナ アクバル」捕獲

民間人及びアメリカ兵の死傷者無し
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