鎮綏椀傳奇

時代は唐の初め。唐と突厥の勢力が拮抗する西域で、娘たちがいなくなる事件が起こっていた。同じ頃、取るに足らない古びた椀が、信じられない高額で取引されていた。そのことを訝しんだ義賊・女狐は手下の黒豹・雪豹の二人に命じてその謎を探らせる。突厥に変わって草原の覇者になろうとする薛延陀。生贄を捧げ、教祖摩尼を蘇らせようとする明教の司祭。様々な思惑が交錯する中で、二人は生贄になろうとする娘たちを助け出し、明教の陰謀を防ぐべく動き出す。
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