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序
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吹く風は向かい風。だけど、今の自分にはちょうど良い。
彼女は目を閉じで深く息を吸った。今までにあったいろいろなことが、その胸によぎった。大切な日々だった……でも、もう終わった。手放す時だ。
「さて、と――」
閉じた目をゆっくりと開くと、木々の緑が朝の光を浴びて輝いていた。
彼女は目を閉じで深く息を吸った。今までにあったいろいろなことが、その胸によぎった。大切な日々だった……でも、もう終わった。手放す時だ。
「さて、と――」
閉じた目をゆっくりと開くと、木々の緑が朝の光を浴びて輝いていた。
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