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146.賃金形態
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早速作業を始めます。初めはリックさんとミリアさんと並んで作業してたけど、そのうち近くに居るけどバラバに。
綿花を鋏でチョキンと切ればフワフワの綿花が手の平にコロコロ。楽しい!夢中に収穫していたら
「もう少し萼ギリギリに鋏を入れてごらん」
背後から話しかけられて振り向いたら男性が立っている。
「へ?」
「茎が長いと籠に刺さったり絡み収穫後の作業がやりづらくなるよ」
そう言われて籠を見たら長い茎の綿花が籠の隙間に刺さっている。
「はい。こんな感じですか?」
萼ギリギリに鋏を入れてみた。男性を見たら頷いてくれたのでお礼を言う。そして籠の中の収穫済みの長い茎をカットしょうと手を入れたら
「痛っ!」
茎が刺さり指先から血が出た。『あーもぅ!』と自分に腹を立ていたら指先が温かい。
見ると血が出ている指をその男性が咥えて止血している。
びっくりして固まる私。男性は指先を舐めて離しポケットから細いガーゼの様な布を取り出して指に巻いてくれた。
「ありがとうございます」
「切口は鋭いから気をつけて」
改めて男性をみるとお約束の美丈夫で何処かで会った様な気がする。
「ジャックが騒いでいた天使ちゃんかなぁ?」
「天使なんて烏滸がましい。17歳の普通の女子です」
男性は楽しそうに笑い
「普通なんて謙虚なんだね。天使でないなら女神かなぁ?」
距離を詰めて来た男性に気付いたリックさんが走って来る。男性は「後でね」と意味有りげに微笑みリックさんと反対の方向へ歩いて行った。
『後でね』…て貴方は誰?
「ユキ!」
猛ダッシュでリックさんが走って来ます。騎士の時は帯剣し凛々しいリックさんは、所々綿を付けいて勇ましさは無く寧ろ可愛らしい
「大丈夫ですか?」
「はい。指先を怪我して処置してもらいました」
「あの者朝はいませんでしたね」
「でも綿花の収穫のコツを教えてくれたから、ここの作業員かもしれません」
「多恵様は虫除けが効かないので、近寄る男は注意下さい」
この後昼までリックさんと一緒に作業をし、昼になり小屋で昼食をいただく。昨日の事がありリックさんとミリアさんに挟まれ誰も寄せ付けない雰囲気。
他の方も近寄り難い様で遠巻きに見ています。
ジャックさんはリックさんの圧に屈せず、椅子を前に移動して来て話しかけ食事の世話をやいてくれます。
向こうのテーブルにいる女性2人が仕切りにこっちを見て何か話しています。すると2人の内の妖艶な美女かこっちに来てリックさんに声をかけています。そうするとチャンスとばかりに男子作業員からも1人やって来てミリアさんに声を掛けています。
リックさんは貴族で所作も綺麗で男前。ミリアさんは騎士だけありスタイ抜群の美女。モテない訳ない。片や私は全て並です。相手にされない私は気楽にランチをいただきます。1人黙々と食べていたら目の前のジャックさんは頬杖を付いてじっと私を見ています。その視線が居心地悪くて
「ジャックさん何か?」
「指!」
「作業中に茎が刺さり知らない男性が処置してくれました。朝も見なかったし今も居ないですね」
「そいつ俺より華奢でダークグレーの髪してなかったか?」
「そうです。何で分かったの?」
ジャックさんは嫌そうな顔をしている。仲悪いのかなぁ?
「リックさん!昼からはユキちゃんに変な虫がつかない様にちゃんと見とけよ!妹分だろう!」
「いや!お前が変な虫だ」
意味が分からない。さっきの人は悪い人なのだろうか⁈その会話の後、変わらず私のランチの世話をやくジャックさん。正直構わないで欲しいんだけど…
昼食が終わり午後の作業です。ぴったりとリックさんが付き添っています。やっやり辛い…
リックの過保護発動により動きにくかったけど楽しく作業し何とか1籠分は収穫出来て満足!
小屋に戻り皆さん収穫を申請します。ジャックさんに聞いたら、1日の終わりに収穫分を申請して週単位でお給金が貰えるそうです。
皆んな自分が収穫した籠を持ち申請待ちしています。ジャックさんのお兄さんが帳簿を付けているらしくお兄さん待ちです。
ここで言い争いが勃発した!
華やかな美女2人が大人しいそうで可愛らしい女性は揶揄い出した。
「ナーシャは何年この仕事に来てるの?1日で1籠とかあり得ない!今日体験で来たあの子達と同じなんてやめた方がいいんじゃない⁈」
「きっとジャックさんがいない隙にサボっているのよ!」
絡まれている女性は比較的私の近くで作業していたけど、休憩もせずに真面目だったけど…
でも本当だ。体験の私と同じ…1籠…
ふと他の作業員の籠も見る。皆んな2~3籠だけど凄い引っかかる。
悪口炸裂の彼女の籠を見るとスカスカで2籠。大人しい彼女は籠はパンパンに綿花が入っている。
「あの…お聞きしてもいいですか?」
「何よ!」
「お給金はどうやって決まるんですか?」
「「「・・・」」」
お給金は1籠で銀貨5枚計算らしい。規定の重さは無くとりあえず1籠計算。
悪口美女スカスカの籠でも銀貨10枚。大人しい彼女はパンパンに入っていても銀貨5枚。あり得ない!
正直者が馬鹿みるこんな賃金。生産性や就労意欲が上がらない!誰こんな馬鹿なやり方決めたやつ!
労賃にコストがかかり綿の価格が下がらないから売れない。収益も上がらず領地の財政も改善しない。負の連鎖が起こっている。
バース領は財政は良くないって聞いていたけど、領民がこんな意識では上がらないよ。
黙ってられなくて帳簿を管理しているジャックさんのお兄さんに直談判してやる!
すると丁度ジャックさんのお兄さんが来た。
振り向きざまにクレームを言ってやろうとしたら
「あっ!今朝の!」
「女神ちゃんは綿花収穫は堪能できたかい?」
朝収穫のコツを教えてくれて指舐めた人だ。
「朝はありがとうございました」
「指はもう大丈夫かぃ?」
「はい。えっとそれより話があります」
「可愛いい女神ちゃんの話はいつでも一番に聞くよ」
この後私はいかにこの賃金形態がおかしいかお兄さんに説明した。唖然としながらもしっかり聞いてくれたお兄さん。私の話は理解できた様で驚いていた。
「ならば女神ちゃん」
「女神ちゃんはやめて下さい。ユキです」
「ユキちゃんどうすればいい?」
「この小屋に量りはありますか?」
ちゃんと有るじゃん!まずは1籠の重さを決め基準を設ける。計量は必ずお兄さんがジャックさんがし不正出来ない様にする。またこれで収益が上がれば報奨金ボーナスも出す事も提案もした。
成果が認められたら就労意欲も出るはず。これでプラスの連鎖が起こる
私の話をメモを取っているお兄さんは心なしか表情が明るい。まるで面白い事を見つけたように…
私とお兄さんのやり取りを唖然と見ていた悪口美女は慌ててだしジャックさんとお兄さんに懇願しだす
「ワザと楽をしていた訳ではないんです。これからはちゃんと決まり通り収穫するので辞めさせないで!」
他の作業員も口々に解雇しない様に懇願している。
「大丈夫ですよ。貴方達が悪い訳では無いわ。基準や決まりを作らなかった経営者の落ち度。農園は収穫する人が必要だもん。ね!お兄さん、ジャックさん」
「ユキちゃんの言う通りだよ。我々の怠慢だ。これからもウチで頑張って欲しい。頑張ってくれたらそんに似合う賃金を出すよ。後さユキちゃん僕はピートだからお兄さんはやめてね」
そうして今日の収穫分の計量をジャックさんがして、規定量を決める目安にするそうです。
両手を突き上げ伸びをし”いい仕事”したと自己満足に浸っているとピートさんが近寄ってきた。
まだ聞きたい事あるのかなぁ?と思いぼんやり見ていたら、目の前に来ていきなり跪き手を差し伸べて
「惚れたよユキちゃん。僕の所にお嫁に来て欲しい」
「「「「何!」」」」
綿花を鋏でチョキンと切ればフワフワの綿花が手の平にコロコロ。楽しい!夢中に収穫していたら
「もう少し萼ギリギリに鋏を入れてごらん」
背後から話しかけられて振り向いたら男性が立っている。
「へ?」
「茎が長いと籠に刺さったり絡み収穫後の作業がやりづらくなるよ」
そう言われて籠を見たら長い茎の綿花が籠の隙間に刺さっている。
「はい。こんな感じですか?」
萼ギリギリに鋏を入れてみた。男性を見たら頷いてくれたのでお礼を言う。そして籠の中の収穫済みの長い茎をカットしょうと手を入れたら
「痛っ!」
茎が刺さり指先から血が出た。『あーもぅ!』と自分に腹を立ていたら指先が温かい。
見ると血が出ている指をその男性が咥えて止血している。
びっくりして固まる私。男性は指先を舐めて離しポケットから細いガーゼの様な布を取り出して指に巻いてくれた。
「ありがとうございます」
「切口は鋭いから気をつけて」
改めて男性をみるとお約束の美丈夫で何処かで会った様な気がする。
「ジャックが騒いでいた天使ちゃんかなぁ?」
「天使なんて烏滸がましい。17歳の普通の女子です」
男性は楽しそうに笑い
「普通なんて謙虚なんだね。天使でないなら女神かなぁ?」
距離を詰めて来た男性に気付いたリックさんが走って来る。男性は「後でね」と意味有りげに微笑みリックさんと反対の方向へ歩いて行った。
『後でね』…て貴方は誰?
「ユキ!」
猛ダッシュでリックさんが走って来ます。騎士の時は帯剣し凛々しいリックさんは、所々綿を付けいて勇ましさは無く寧ろ可愛らしい
「大丈夫ですか?」
「はい。指先を怪我して処置してもらいました」
「あの者朝はいませんでしたね」
「でも綿花の収穫のコツを教えてくれたから、ここの作業員かもしれません」
「多恵様は虫除けが効かないので、近寄る男は注意下さい」
この後昼までリックさんと一緒に作業をし、昼になり小屋で昼食をいただく。昨日の事がありリックさんとミリアさんに挟まれ誰も寄せ付けない雰囲気。
他の方も近寄り難い様で遠巻きに見ています。
ジャックさんはリックさんの圧に屈せず、椅子を前に移動して来て話しかけ食事の世話をやいてくれます。
向こうのテーブルにいる女性2人が仕切りにこっちを見て何か話しています。すると2人の内の妖艶な美女かこっちに来てリックさんに声をかけています。そうするとチャンスとばかりに男子作業員からも1人やって来てミリアさんに声を掛けています。
リックさんは貴族で所作も綺麗で男前。ミリアさんは騎士だけありスタイ抜群の美女。モテない訳ない。片や私は全て並です。相手にされない私は気楽にランチをいただきます。1人黙々と食べていたら目の前のジャックさんは頬杖を付いてじっと私を見ています。その視線が居心地悪くて
「ジャックさん何か?」
「指!」
「作業中に茎が刺さり知らない男性が処置してくれました。朝も見なかったし今も居ないですね」
「そいつ俺より華奢でダークグレーの髪してなかったか?」
「そうです。何で分かったの?」
ジャックさんは嫌そうな顔をしている。仲悪いのかなぁ?
「リックさん!昼からはユキちゃんに変な虫がつかない様にちゃんと見とけよ!妹分だろう!」
「いや!お前が変な虫だ」
意味が分からない。さっきの人は悪い人なのだろうか⁈その会話の後、変わらず私のランチの世話をやくジャックさん。正直構わないで欲しいんだけど…
昼食が終わり午後の作業です。ぴったりとリックさんが付き添っています。やっやり辛い…
リックの過保護発動により動きにくかったけど楽しく作業し何とか1籠分は収穫出来て満足!
小屋に戻り皆さん収穫を申請します。ジャックさんに聞いたら、1日の終わりに収穫分を申請して週単位でお給金が貰えるそうです。
皆んな自分が収穫した籠を持ち申請待ちしています。ジャックさんのお兄さんが帳簿を付けているらしくお兄さん待ちです。
ここで言い争いが勃発した!
華やかな美女2人が大人しいそうで可愛らしい女性は揶揄い出した。
「ナーシャは何年この仕事に来てるの?1日で1籠とかあり得ない!今日体験で来たあの子達と同じなんてやめた方がいいんじゃない⁈」
「きっとジャックさんがいない隙にサボっているのよ!」
絡まれている女性は比較的私の近くで作業していたけど、休憩もせずに真面目だったけど…
でも本当だ。体験の私と同じ…1籠…
ふと他の作業員の籠も見る。皆んな2~3籠だけど凄い引っかかる。
悪口炸裂の彼女の籠を見るとスカスカで2籠。大人しい彼女は籠はパンパンに綿花が入っている。
「あの…お聞きしてもいいですか?」
「何よ!」
「お給金はどうやって決まるんですか?」
「「「・・・」」」
お給金は1籠で銀貨5枚計算らしい。規定の重さは無くとりあえず1籠計算。
悪口美女スカスカの籠でも銀貨10枚。大人しい彼女はパンパンに入っていても銀貨5枚。あり得ない!
正直者が馬鹿みるこんな賃金。生産性や就労意欲が上がらない!誰こんな馬鹿なやり方決めたやつ!
労賃にコストがかかり綿の価格が下がらないから売れない。収益も上がらず領地の財政も改善しない。負の連鎖が起こっている。
バース領は財政は良くないって聞いていたけど、領民がこんな意識では上がらないよ。
黙ってられなくて帳簿を管理しているジャックさんのお兄さんに直談判してやる!
すると丁度ジャックさんのお兄さんが来た。
振り向きざまにクレームを言ってやろうとしたら
「あっ!今朝の!」
「女神ちゃんは綿花収穫は堪能できたかい?」
朝収穫のコツを教えてくれて指舐めた人だ。
「朝はありがとうございました」
「指はもう大丈夫かぃ?」
「はい。えっとそれより話があります」
「可愛いい女神ちゃんの話はいつでも一番に聞くよ」
この後私はいかにこの賃金形態がおかしいかお兄さんに説明した。唖然としながらもしっかり聞いてくれたお兄さん。私の話は理解できた様で驚いていた。
「ならば女神ちゃん」
「女神ちゃんはやめて下さい。ユキです」
「ユキちゃんどうすればいい?」
「この小屋に量りはありますか?」
ちゃんと有るじゃん!まずは1籠の重さを決め基準を設ける。計量は必ずお兄さんがジャックさんがし不正出来ない様にする。またこれで収益が上がれば報奨金ボーナスも出す事も提案もした。
成果が認められたら就労意欲も出るはず。これでプラスの連鎖が起こる
私の話をメモを取っているお兄さんは心なしか表情が明るい。まるで面白い事を見つけたように…
私とお兄さんのやり取りを唖然と見ていた悪口美女は慌ててだしジャックさんとお兄さんに懇願しだす
「ワザと楽をしていた訳ではないんです。これからはちゃんと決まり通り収穫するので辞めさせないで!」
他の作業員も口々に解雇しない様に懇願している。
「大丈夫ですよ。貴方達が悪い訳では無いわ。基準や決まりを作らなかった経営者の落ち度。農園は収穫する人が必要だもん。ね!お兄さん、ジャックさん」
「ユキちゃんの言う通りだよ。我々の怠慢だ。これからもウチで頑張って欲しい。頑張ってくれたらそんに似合う賃金を出すよ。後さユキちゃん僕はピートだからお兄さんはやめてね」
そうして今日の収穫分の計量をジャックさんがして、規定量を決める目安にするそうです。
両手を突き上げ伸びをし”いい仕事”したと自己満足に浸っているとピートさんが近寄ってきた。
まだ聞きたい事あるのかなぁ?と思いぼんやり見ていたら、目の前に来ていきなり跪き手を差し伸べて
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