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113.まじない
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『ガタッ!』
凄い勢いでオーランド殿下が立ち上がり私の前に跪く。そして胸を手を当て真っ直ぐに見つめ、レッグロッドに来て欲しいと懇願した。圧が強く仰け反りながら、妖精城へ移るのは決まった話では無いと説明すると、オーランド殿下は私の手を取りやっと表情を緩め微笑む。美形の微笑みは眩しく目がやられてしまった。
「はぁ…」
背後から溜息が聞こえ振り返るとマリカさんが頬を染めて立っている。手にはデザートを持っていて給仕中。そんなマリカさんの後ろに鬼の形相のケイティさん。
「ぷっ!」
カイルさんが横を向いて明らかに笑い2人のお陰で場が和んだ。そしてデザートをいただきながらレッグロッドの話を色々聞く。
元々豊かな国らしく空気が澄んでいて湧水が豊か。きっと妖精の加護が戻れば豊かになるだろう。それに私がレッグロッドに行けば、もしかしたら妖精たちが来てくれるかもしれない。そんなことを考えていたらオーランド殿下が嬉しいそうに
「俺は乙女召喚の儀からずっと貴女の事ばかり想ってきました。こうして貴女の瞳に映り心震えている。そして焦がれていたものに触れ欲深くなり、自分を抑えられない。どうすれば貴女は俺だけを見てくれるのだろう…」
ヤバい!ギャップ萌えだ。こんな甘いセリフ言われるなんて思っていなかった。
ふと殿下の後ろに控えるカイルさんに目が行く。どこか見ていて口元が緩んでる? カイルさんの目線を追うと部屋の隅に控えるマリカさんとケイティさんだ。
マリカさんは乙女全開で夢見心地で、相反してケイティさんの表情は氷の様に冷たい。恐らくカイルさんの2人の温度差が可笑しいのだろう。
「多恵様?」
「あ!すみません。殿下とはまだ日が浅いので時間をかけてお付き合い出来ればと思います。それに私の本性を知ったら殿下は幻滅するかもしれませんよ」
そう言ったのに更に熱のこもった視線を送られて
「でしたら貴女の全てを見せて下さい!俺はどんな貴女も愛する自信があります」
“ぽと”
フォークに刺していたケーキをお皿の上に落としてしまった。今食べているケーキより甘い殿下の言葉にブラックコーヒーをお願いしそうになった。
こうして終始オーランド殿下からの甘い言葉に翻弄された昼食となった。
殿下が退室後はモーブル王との謁見までのんびり過ごします。私がソファーで手洗いとうがいの説明書を書いていたらケイティさんが
「多恵様。控室におりますので、何かあれば遠慮なく声をおかけ下さい」
マリカさんが悲壮な顔をしている。きっとケイティさんから指導が入るんだ。
マリカさんは城下にある大きい商家の娘さんで行儀見習いで登城しているそうだ。礼儀作法はしっかりしているが、貴族令嬢に比べるとやっぱりふわふわして奔放さがみて取れる。私からしたら可愛らしいお嬢さんだけど侍女としては致命的らしい。
ケイティさんは仕事は早く要領がいいので落ち着きと自覚が出来ればいい侍女になると期待している様だ。ケイティさんも嫁入りが決まっているから後輩の教育に熱が入るのだろう。頑張れマリカさん。
控室から戻って来たケイティさんがモーブル王に謁見の為に湯あみの準備をする。着替えるだけでいいのでは? でも許してくれなくて仕方なく浴室に向かいさっと湯浴みをし、出来るだけシンプルなドレスと薄化粧を施してもらう。
準備が出来たころに文官さんが迎えに来た。グリード殿下のお兄さん…どんな方なんだろう⁈ 気難しい方じゃないといいんだけど…
廊下に出るとケニー様が嬉しそうに来て腰に手を回してきた。思わず
「ケニー様近いです」
「俺は伴侶候補ですよ!」
「はい。しかし今は護衛騎士の任務中ですよね⁈ でしたらこれはやりすぎです。他の騎士さんは手だけですよ」
腰に回った手を掴み離した。もう一人の当番騎士のマッドさんは笑っている。仕切り直し謁見の間に向かいます。いっぱい歩き謁見の間のでっかい扉が見えてきたら、緊張し思わずケニー様の手を強く握ってしまったら
「多恵様大丈夫ですよ。緊張しない”まじない”をして差し上げましょうか⁈」
「そんなのがあるんですか⁈是非お願いします!」
一瞬ケニー様が悪い顔をして嫌な予感がしたが時既に遅く、繋いだ手を引っ張られケニー様のお顔が近くに。そして不意打ちでキスされた!
マッドさんがケニー様の名を呼び首根っこを掴みひっぱり、ケイティさんが私を抱え込んだ。
「ね!もう緊張してないでしょう⁈」
やられた…この人予測外の事をする自由人だった。扉前でもめていたら謁見の間からトーイ殿下が出て来た。
足早に来たトーイ殿下がマッドさんから事情を聞き、無言でケニー様の頭に拳骨を1発いれた。そして私に胸に手を当てて深々と頭を下げ謝罪する。
「多恵殿。申し訳ございません。こいつが護衛を勝ち取った時に一抹の不安をもっていたのです。悪い意味で期待を裏切らない男です。マッド!残りの護衛の間は多恵殿のエスコートはお前が務めろ!」
「御意」
「多恵殿。モーブル王と陛下がお待ちです。早く中へ。ケニーお前の処分は後に言い渡す」
トーイ殿下にエスコートされ謁見の間に入室します。ケニー様にはやられたけど緊張は無くなった。ケニー様のおまじないは意外に効果があったようです。
入室すると皆さん勢揃いで焦る。トーイ殿下は当たり前の様に陛下と王妃様の間に誘導しご自分の位置に戻られた。陛下と王妃様の(仮)両親の設定はまだ継続中らしい。
視線を感じ前を見るとグリード王弟殿下に似た男性がいる。あの方がモーブルの王だ。本当にグリード殿下に似ているが、殿下より眼光が鋭く凛々しい感じがする。
「モーブル王国ダラス・モーブルと申す。女神リリスが召喚し乙女に目通りでき僥倖。この度は愚弟がアルディア王国及び多恵様にご迷惑を掛けた事お詫びする」
ダラス陛下は謝罪され陛下も私もお受けした。
そしてダラス陛下はお詫びに何か贈らせて欲しいと言われたが、欲しい物も無いので申し出をお断りする。
「多恵殿。恐らく後1刻程でファーブス領の港にバスグルから特使がくる。特使は第1王子のビルス殿下だろう。明日謁見がある故同席願いたい」
「分かりました」
「ルーク殿。バスグルと話し合いをしたい。貴方に同席いただき中立な立場で意見いただきたい」
陛下が了承され一応謁見は終わった。はぁ…肩が凝る。この後会食があり緊張したが結構あっさり終わった。部屋に戻ろうとしたらダラス陛下に呼び止められ明日の昼食に誘われた。一瞬躊躇ったらダラス陛下は声のトーンを落とし
「グリードの事で話をしておきたいのです」
「!えっと…分かりました」
なんの話だろう…これ以上ショッキングは話は遠慮したい。ダラス陛下は私の手を取り手の甲に口付けを落とし微笑んだ。
ケイティさんと護衛のケニー様とマッドさんが来てくれて部屋に戻ります。トーイ殿下の指示通り帰りはマッドさんにエスコートして貰い、ケニー様は少し不満げです。
何かに付けてケニー様が私にちょっかいをかけるので、ケイティさんの表情がどんどん無くなりもう能面の様。もう!ケニー様黙って下さい!
「ケイティ!」
そんな険悪な雰囲気の中、前から優しい面立ちの男性が歩いてくる。ケニー様が剣に手を掛け私の前に立ち庇います。ケニー様!ちゃんと騎士のお仕事できるんですね!
「ハンス!何故貴方がここへ?」
ケイティさん知り合いですか?…さっきまで能面だったケイティさんが頬を赤らめ乙女になっています。
「父の代理でダラス陛下に書状をお渡しする為に登城したんだよ。君は勤務中で会えなと思っていたから、会えて嬉しいよ!」
我に返ったケイティさんが紹介してくれる。
「多恵様。私の婚約者のバモス伯爵家御子息ハンス様です。ハンス様。私がお仕えしている女神の乙女の多恵様です」
ハンス様は丁寧にご挨拶され恐縮する。前に”物静かで物足りない”なんていいながら、めちゃ幸せオーラ出してますよ!ケイティさん。
お2人さん幸せのお裾分けしてもらい、テンションが上がっていった。
凄い勢いでオーランド殿下が立ち上がり私の前に跪く。そして胸を手を当て真っ直ぐに見つめ、レッグロッドに来て欲しいと懇願した。圧が強く仰け反りながら、妖精城へ移るのは決まった話では無いと説明すると、オーランド殿下は私の手を取りやっと表情を緩め微笑む。美形の微笑みは眩しく目がやられてしまった。
「はぁ…」
背後から溜息が聞こえ振り返るとマリカさんが頬を染めて立っている。手にはデザートを持っていて給仕中。そんなマリカさんの後ろに鬼の形相のケイティさん。
「ぷっ!」
カイルさんが横を向いて明らかに笑い2人のお陰で場が和んだ。そしてデザートをいただきながらレッグロッドの話を色々聞く。
元々豊かな国らしく空気が澄んでいて湧水が豊か。きっと妖精の加護が戻れば豊かになるだろう。それに私がレッグロッドに行けば、もしかしたら妖精たちが来てくれるかもしれない。そんなことを考えていたらオーランド殿下が嬉しいそうに
「俺は乙女召喚の儀からずっと貴女の事ばかり想ってきました。こうして貴女の瞳に映り心震えている。そして焦がれていたものに触れ欲深くなり、自分を抑えられない。どうすれば貴女は俺だけを見てくれるのだろう…」
ヤバい!ギャップ萌えだ。こんな甘いセリフ言われるなんて思っていなかった。
ふと殿下の後ろに控えるカイルさんに目が行く。どこか見ていて口元が緩んでる? カイルさんの目線を追うと部屋の隅に控えるマリカさんとケイティさんだ。
マリカさんは乙女全開で夢見心地で、相反してケイティさんの表情は氷の様に冷たい。恐らくカイルさんの2人の温度差が可笑しいのだろう。
「多恵様?」
「あ!すみません。殿下とはまだ日が浅いので時間をかけてお付き合い出来ればと思います。それに私の本性を知ったら殿下は幻滅するかもしれませんよ」
そう言ったのに更に熱のこもった視線を送られて
「でしたら貴女の全てを見せて下さい!俺はどんな貴女も愛する自信があります」
“ぽと”
フォークに刺していたケーキをお皿の上に落としてしまった。今食べているケーキより甘い殿下の言葉にブラックコーヒーをお願いしそうになった。
こうして終始オーランド殿下からの甘い言葉に翻弄された昼食となった。
殿下が退室後はモーブル王との謁見までのんびり過ごします。私がソファーで手洗いとうがいの説明書を書いていたらケイティさんが
「多恵様。控室におりますので、何かあれば遠慮なく声をおかけ下さい」
マリカさんが悲壮な顔をしている。きっとケイティさんから指導が入るんだ。
マリカさんは城下にある大きい商家の娘さんで行儀見習いで登城しているそうだ。礼儀作法はしっかりしているが、貴族令嬢に比べるとやっぱりふわふわして奔放さがみて取れる。私からしたら可愛らしいお嬢さんだけど侍女としては致命的らしい。
ケイティさんは仕事は早く要領がいいので落ち着きと自覚が出来ればいい侍女になると期待している様だ。ケイティさんも嫁入りが決まっているから後輩の教育に熱が入るのだろう。頑張れマリカさん。
控室から戻って来たケイティさんがモーブル王に謁見の為に湯あみの準備をする。着替えるだけでいいのでは? でも許してくれなくて仕方なく浴室に向かいさっと湯浴みをし、出来るだけシンプルなドレスと薄化粧を施してもらう。
準備が出来たころに文官さんが迎えに来た。グリード殿下のお兄さん…どんな方なんだろう⁈ 気難しい方じゃないといいんだけど…
廊下に出るとケニー様が嬉しそうに来て腰に手を回してきた。思わず
「ケニー様近いです」
「俺は伴侶候補ですよ!」
「はい。しかし今は護衛騎士の任務中ですよね⁈ でしたらこれはやりすぎです。他の騎士さんは手だけですよ」
腰に回った手を掴み離した。もう一人の当番騎士のマッドさんは笑っている。仕切り直し謁見の間に向かいます。いっぱい歩き謁見の間のでっかい扉が見えてきたら、緊張し思わずケニー様の手を強く握ってしまったら
「多恵様大丈夫ですよ。緊張しない”まじない”をして差し上げましょうか⁈」
「そんなのがあるんですか⁈是非お願いします!」
一瞬ケニー様が悪い顔をして嫌な予感がしたが時既に遅く、繋いだ手を引っ張られケニー様のお顔が近くに。そして不意打ちでキスされた!
マッドさんがケニー様の名を呼び首根っこを掴みひっぱり、ケイティさんが私を抱え込んだ。
「ね!もう緊張してないでしょう⁈」
やられた…この人予測外の事をする自由人だった。扉前でもめていたら謁見の間からトーイ殿下が出て来た。
足早に来たトーイ殿下がマッドさんから事情を聞き、無言でケニー様の頭に拳骨を1発いれた。そして私に胸に手を当てて深々と頭を下げ謝罪する。
「多恵殿。申し訳ございません。こいつが護衛を勝ち取った時に一抹の不安をもっていたのです。悪い意味で期待を裏切らない男です。マッド!残りの護衛の間は多恵殿のエスコートはお前が務めろ!」
「御意」
「多恵殿。モーブル王と陛下がお待ちです。早く中へ。ケニーお前の処分は後に言い渡す」
トーイ殿下にエスコートされ謁見の間に入室します。ケニー様にはやられたけど緊張は無くなった。ケニー様のおまじないは意外に効果があったようです。
入室すると皆さん勢揃いで焦る。トーイ殿下は当たり前の様に陛下と王妃様の間に誘導しご自分の位置に戻られた。陛下と王妃様の(仮)両親の設定はまだ継続中らしい。
視線を感じ前を見るとグリード王弟殿下に似た男性がいる。あの方がモーブルの王だ。本当にグリード殿下に似ているが、殿下より眼光が鋭く凛々しい感じがする。
「モーブル王国ダラス・モーブルと申す。女神リリスが召喚し乙女に目通りでき僥倖。この度は愚弟がアルディア王国及び多恵様にご迷惑を掛けた事お詫びする」
ダラス陛下は謝罪され陛下も私もお受けした。
そしてダラス陛下はお詫びに何か贈らせて欲しいと言われたが、欲しい物も無いので申し出をお断りする。
「多恵殿。恐らく後1刻程でファーブス領の港にバスグルから特使がくる。特使は第1王子のビルス殿下だろう。明日謁見がある故同席願いたい」
「分かりました」
「ルーク殿。バスグルと話し合いをしたい。貴方に同席いただき中立な立場で意見いただきたい」
陛下が了承され一応謁見は終わった。はぁ…肩が凝る。この後会食があり緊張したが結構あっさり終わった。部屋に戻ろうとしたらダラス陛下に呼び止められ明日の昼食に誘われた。一瞬躊躇ったらダラス陛下は声のトーンを落とし
「グリードの事で話をしておきたいのです」
「!えっと…分かりました」
なんの話だろう…これ以上ショッキングは話は遠慮したい。ダラス陛下は私の手を取り手の甲に口付けを落とし微笑んだ。
ケイティさんと護衛のケニー様とマッドさんが来てくれて部屋に戻ります。トーイ殿下の指示通り帰りはマッドさんにエスコートして貰い、ケニー様は少し不満げです。
何かに付けてケニー様が私にちょっかいをかけるので、ケイティさんの表情がどんどん無くなりもう能面の様。もう!ケニー様黙って下さい!
「ケイティ!」
そんな険悪な雰囲気の中、前から優しい面立ちの男性が歩いてくる。ケニー様が剣に手を掛け私の前に立ち庇います。ケニー様!ちゃんと騎士のお仕事できるんですね!
「ハンス!何故貴方がここへ?」
ケイティさん知り合いですか?…さっきまで能面だったケイティさんが頬を赤らめ乙女になっています。
「父の代理でダラス陛下に書状をお渡しする為に登城したんだよ。君は勤務中で会えなと思っていたから、会えて嬉しいよ!」
我に返ったケイティさんが紹介してくれる。
「多恵様。私の婚約者のバモス伯爵家御子息ハンス様です。ハンス様。私がお仕えしている女神の乙女の多恵様です」
ハンス様は丁寧にご挨拶され恐縮する。前に”物静かで物足りない”なんていいながら、めちゃ幸せオーラ出してますよ!ケイティさん。
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