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66.妃の寝室
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寮までヒューイ殿下が送ってくれる。殿下とゆっくり歩き出すと気が抜けたようでしゃがみ込んでしまった。ミリアさんより早く殿下が抱き上げてくれた。
「気丈な方だと思っておりましたが、やはりか弱く愛らしいお方だ」
身を捩り下ろしてとお願いしたら
「いつも申している様に多恵殿は軽すぎる。もう少しふくよかになられても…」
ミリアさんとエレナさんの視線が冷たいのは気付かなかった事にしよう。殿下は下ろしてくれる気配は無く、大人しく運ばれてる事にしました。
あと少しで寮ってところで第2騎士団の騎士さんが3名足早にやって来て殿下に耳打ちしています。
「周囲を警戒しろ」
その言葉にミリアさんも警戒を強める。付近を見渡すけど分からない。殿下が耳元で
「鼠が彷徨いている様です。寮に戻りません」
ふと中庭を見ると光の玉がいた
『妖精さんだ。もしかしたら…』
心で妖精さんと話したいと念じてみた。光の玉は鳥の羽を持った妖精になり私の元にやって来て頬にキスをした。てん君みたいに心で会話できるかなぁ⁈
『私の声聞こえる?』
『わかる よんでくれて うれしい』
『あのね周りに怪しい人いない?』
『あやしい わからない でも かくれる ひといる』
『どこ?』
妖精さんは背の低い茂みの上を旋回して教えてくれた。殿下に指を差して知らせると茂みから人が走り去っていく。
「追え逃すな!」
騎士さんが追跡やっぱり鼠のようです。
妖精さんにお礼を言うと嬉しそうに飛んでいった。
殿下になぜ分かったのか聞かれたけど、妖精の事は言えなかった。だって…契りの説明する羽目になるから言えない!とりあえず適当に答えやり過ごした。
やはり寮には戻らずヒューイ殿下の執務室に連れて行かれた。室内には第2の騎士さんが3人と後から来たカリナさんが待機してくれています。
部屋は広いとはいえ騎士さんは大きいから圧迫感半端ない。この後どうなるのかも分からずソファーに座っているだけ。暇と疲れから巨大な睡魔に襲われ、一撃で睡魔に負けました。
『温かい…心地いい…誰かが撫でている…大きな手だフィラ?グラント様?アーサー殿下?キース様?
何の匂い?漢方の様な…瞼に柔らかい感触がする
これは夢?わか…らなぃ…』
ゆっくり意識か浮上して天井か見えた。あー久しぶりの知らない天井だ。
起き上がり薄暗い部屋を見渡すけどやっぱり見覚えない。とりあえず部屋の外を確認しようと、扉を開けてみたら男前が勢揃いしている。
「多恵様!その様な格好で!」
ケイティさんがショール持って走って来る。その様なって?ケイティさんにショールを巻き付けられ寝室に押し込まれる。ふと姿見を見ると夜着姿の私が映っている。
『あ?何これ!』
いつもの夜着と違い露出度が高い!鎖骨が完全に出てて胸は辛うじて隠れている状態で脚はうっすら見えている。こんな夜着持ってない!
唖然としているとケイティさんに厚手のガウンを着さされた。
「ケイティさん状況が分からない。ここ何処?今何刻なの?」
「今は7刻前で状況説明は後ほど殿下がなさいます。皆さんお待ちです。お着替えする時間がありませんのでこのままで」
先程の部屋に連れて行かれる。
部屋にいるのは
フィラ、アーサー、ヒューイ、トーイ殿下とグラント様、キース様です。相変わらず美男子達だなぁ…
お誕生日席の1人掛けのソファーに座らされます。
すぐにケイティさんがお茶と軽食を用意してくれました。
「多恵殿。今日は済まなかった。レオン殿との接触を避けていたのに会う羽目になり申し訳無い」
フィラ以外の皆さん頭を下げられた。
「不測の事態だったし皆さんには善くしていただいているので謝らないで下さい。それよりここ何処ですか?」
「・・・」
大変な事になっている。あの寝室はアーサー殿下の妃の為の部屋で、今いる場所はアーサー殿下私室の居間。説明するアーサー殿下は嬉しそう。ヒューイ殿下とトーイ殿下は申し訳無さそうで、後の3人は不機嫌だ。
ヒューイ殿下の説明によると、作業場の帰り遭遇した不審者はレオン皇太子の下僕で表向きは城内で迷子になった事になっている。
しかし捕獲した騎士さんによると訓練された騎士の様な身のこなしだった様で恐らく密偵の類。
私の後をつけて部屋を確認するつもりだったのだろう。もう正体バレているって事⁈一応赤髪のウィックに眼鏡をして変装していたけど下手だった⁈
やはり寮では万全の警備は無理だと判断され、王族の私室に滞在する事になった。
誰の部屋に滞在するか話し合った結果アーサー殿下の妃用の部屋に。ヒューイ殿下もトーイ殿下も婚約者がいらっしゃるから無理もない。
アーサー殿下は疲れている様なのに満面の笑みを浮かべている。
仕方ないから部屋は使わせてもらいますが、妃になるかは話が別ですからね!
この後、フィラからロイドの世継ぎ問題は私の妊活の助言で解決でき、レオン皇太子の要求は拒否できる事に。明日カクリー侯爵家からエリザベス嬢の乳母が来る事になったと報告があった。
気のせいかフィラ以外の殿方が照れている様子。
「…!えっと医学的知識で閨事ではないからね!誤解しないでくださいよ!」
部屋の隅に控えるケイティさんが残念な顔をしています。あーもぅ!顔が熱い…
咳払いをしてトーイ殿下がケニー様に探らせたレオン皇太子の目的について報告されます。
思わず身震いしグラント様を見てしまった。グラント様は微笑み唇が”大丈夫”と伝えてきます。
少し安心してトーイ殿下の話に耳を傾けます。
ロイドの世継ぎの他にベイグリーの属国になりつつあるチャイラ島で大量に発見された黒い軽石の処分に困っているようだ。異世界の知識で有効活用したくて乙女の知識を欲している。
黒い軽石?何だろう?黒曜石は軽くないし…黒くて軽くて石みたいなモノ…
もしかして石炭?ならば活用法が分かれば格段と技術が上がる。でも…前にリリスが
『進み過ぎた文明は毒にしかならない』
て言っていた。石炭を燃料にしたら私の世界みたいに温暖化や空気が悪くなるかもしれない。このキレイな箱庭の自然が壊れる。
それに強欲皇太子×利己主義のチャイラ人は危険。きっとリリスもイリアも望んでいないだろう。これはお口チャックだ!
目下の課題は明後日の晩餐会を無難に乗り切ること。エスコートは妖精王のフィラがしてくれるから大丈夫だけど、接触が有るとするとダンスの時。
「まだ踊れないから無理ですは通りますか?」
部屋の皆んな首を振ります。分かっているけど皆んなで否定しないで…図太い私でも傷付きます。
話がひと段落し各自雑談を始めた。私は夕食を食べてないので軽食をいただきます。具沢山のミネストローネが美味しくほっこりしていたら、その様子にフィラが熱い眼差しを向けてくる。
恥ずかしいから見ないで!思わず膝を反対に向けたら今度はキース様と目が合った。キース様は何だろうあの視線は…何か可愛いモノを愛でる感じだ。
また顔が熱くなる。思わず
「見ないで下さい。食べれません!」
そうすると扉前に控えていたポールさんが何故か謝って来て、一斉に避難を受けていた。
あれ?ポールさんも見ていたの?
食事を再開し付け合わせのハーブのサラダを食べていたら、不意に寝ていた時に香った薬草の様な香りを思い出し、アーサー殿下に
「アーサー殿下。寝室に薬草の香りがしましたが、安眠効果とかあるのですか?」
“ガタ!”
勢いよくヒューイ殿下が立ち上がり控えていたクレイブ様と寝室に向かう。慌ててケイティさんが止めたが、緊急事態だと押し通った。
私は意味が分からずサンドイッチ片手に固まった。
「気丈な方だと思っておりましたが、やはりか弱く愛らしいお方だ」
身を捩り下ろしてとお願いしたら
「いつも申している様に多恵殿は軽すぎる。もう少しふくよかになられても…」
ミリアさんとエレナさんの視線が冷たいのは気付かなかった事にしよう。殿下は下ろしてくれる気配は無く、大人しく運ばれてる事にしました。
あと少しで寮ってところで第2騎士団の騎士さんが3名足早にやって来て殿下に耳打ちしています。
「周囲を警戒しろ」
その言葉にミリアさんも警戒を強める。付近を見渡すけど分からない。殿下が耳元で
「鼠が彷徨いている様です。寮に戻りません」
ふと中庭を見ると光の玉がいた
『妖精さんだ。もしかしたら…』
心で妖精さんと話したいと念じてみた。光の玉は鳥の羽を持った妖精になり私の元にやって来て頬にキスをした。てん君みたいに心で会話できるかなぁ⁈
『私の声聞こえる?』
『わかる よんでくれて うれしい』
『あのね周りに怪しい人いない?』
『あやしい わからない でも かくれる ひといる』
『どこ?』
妖精さんは背の低い茂みの上を旋回して教えてくれた。殿下に指を差して知らせると茂みから人が走り去っていく。
「追え逃すな!」
騎士さんが追跡やっぱり鼠のようです。
妖精さんにお礼を言うと嬉しそうに飛んでいった。
殿下になぜ分かったのか聞かれたけど、妖精の事は言えなかった。だって…契りの説明する羽目になるから言えない!とりあえず適当に答えやり過ごした。
やはり寮には戻らずヒューイ殿下の執務室に連れて行かれた。室内には第2の騎士さんが3人と後から来たカリナさんが待機してくれています。
部屋は広いとはいえ騎士さんは大きいから圧迫感半端ない。この後どうなるのかも分からずソファーに座っているだけ。暇と疲れから巨大な睡魔に襲われ、一撃で睡魔に負けました。
『温かい…心地いい…誰かが撫でている…大きな手だフィラ?グラント様?アーサー殿下?キース様?
何の匂い?漢方の様な…瞼に柔らかい感触がする
これは夢?わか…らなぃ…』
ゆっくり意識か浮上して天井か見えた。あー久しぶりの知らない天井だ。
起き上がり薄暗い部屋を見渡すけどやっぱり見覚えない。とりあえず部屋の外を確認しようと、扉を開けてみたら男前が勢揃いしている。
「多恵様!その様な格好で!」
ケイティさんがショール持って走って来る。その様なって?ケイティさんにショールを巻き付けられ寝室に押し込まれる。ふと姿見を見ると夜着姿の私が映っている。
『あ?何これ!』
いつもの夜着と違い露出度が高い!鎖骨が完全に出てて胸は辛うじて隠れている状態で脚はうっすら見えている。こんな夜着持ってない!
唖然としているとケイティさんに厚手のガウンを着さされた。
「ケイティさん状況が分からない。ここ何処?今何刻なの?」
「今は7刻前で状況説明は後ほど殿下がなさいます。皆さんお待ちです。お着替えする時間がありませんのでこのままで」
先程の部屋に連れて行かれる。
部屋にいるのは
フィラ、アーサー、ヒューイ、トーイ殿下とグラント様、キース様です。相変わらず美男子達だなぁ…
お誕生日席の1人掛けのソファーに座らされます。
すぐにケイティさんがお茶と軽食を用意してくれました。
「多恵殿。今日は済まなかった。レオン殿との接触を避けていたのに会う羽目になり申し訳無い」
フィラ以外の皆さん頭を下げられた。
「不測の事態だったし皆さんには善くしていただいているので謝らないで下さい。それよりここ何処ですか?」
「・・・」
大変な事になっている。あの寝室はアーサー殿下の妃の為の部屋で、今いる場所はアーサー殿下私室の居間。説明するアーサー殿下は嬉しそう。ヒューイ殿下とトーイ殿下は申し訳無さそうで、後の3人は不機嫌だ。
ヒューイ殿下の説明によると、作業場の帰り遭遇した不審者はレオン皇太子の下僕で表向きは城内で迷子になった事になっている。
しかし捕獲した騎士さんによると訓練された騎士の様な身のこなしだった様で恐らく密偵の類。
私の後をつけて部屋を確認するつもりだったのだろう。もう正体バレているって事⁈一応赤髪のウィックに眼鏡をして変装していたけど下手だった⁈
やはり寮では万全の警備は無理だと判断され、王族の私室に滞在する事になった。
誰の部屋に滞在するか話し合った結果アーサー殿下の妃用の部屋に。ヒューイ殿下もトーイ殿下も婚約者がいらっしゃるから無理もない。
アーサー殿下は疲れている様なのに満面の笑みを浮かべている。
仕方ないから部屋は使わせてもらいますが、妃になるかは話が別ですからね!
この後、フィラからロイドの世継ぎ問題は私の妊活の助言で解決でき、レオン皇太子の要求は拒否できる事に。明日カクリー侯爵家からエリザベス嬢の乳母が来る事になったと報告があった。
気のせいかフィラ以外の殿方が照れている様子。
「…!えっと医学的知識で閨事ではないからね!誤解しないでくださいよ!」
部屋の隅に控えるケイティさんが残念な顔をしています。あーもぅ!顔が熱い…
咳払いをしてトーイ殿下がケニー様に探らせたレオン皇太子の目的について報告されます。
思わず身震いしグラント様を見てしまった。グラント様は微笑み唇が”大丈夫”と伝えてきます。
少し安心してトーイ殿下の話に耳を傾けます。
ロイドの世継ぎの他にベイグリーの属国になりつつあるチャイラ島で大量に発見された黒い軽石の処分に困っているようだ。異世界の知識で有効活用したくて乙女の知識を欲している。
黒い軽石?何だろう?黒曜石は軽くないし…黒くて軽くて石みたいなモノ…
もしかして石炭?ならば活用法が分かれば格段と技術が上がる。でも…前にリリスが
『進み過ぎた文明は毒にしかならない』
て言っていた。石炭を燃料にしたら私の世界みたいに温暖化や空気が悪くなるかもしれない。このキレイな箱庭の自然が壊れる。
それに強欲皇太子×利己主義のチャイラ人は危険。きっとリリスもイリアも望んでいないだろう。これはお口チャックだ!
目下の課題は明後日の晩餐会を無難に乗り切ること。エスコートは妖精王のフィラがしてくれるから大丈夫だけど、接触が有るとするとダンスの時。
「まだ踊れないから無理ですは通りますか?」
部屋の皆んな首を振ります。分かっているけど皆んなで否定しないで…図太い私でも傷付きます。
話がひと段落し各自雑談を始めた。私は夕食を食べてないので軽食をいただきます。具沢山のミネストローネが美味しくほっこりしていたら、その様子にフィラが熱い眼差しを向けてくる。
恥ずかしいから見ないで!思わず膝を反対に向けたら今度はキース様と目が合った。キース様は何だろうあの視線は…何か可愛いモノを愛でる感じだ。
また顔が熱くなる。思わず
「見ないで下さい。食べれません!」
そうすると扉前に控えていたポールさんが何故か謝って来て、一斉に避難を受けていた。
あれ?ポールさんも見ていたの?
食事を再開し付け合わせのハーブのサラダを食べていたら、不意に寝ていた時に香った薬草の様な香りを思い出し、アーサー殿下に
「アーサー殿下。寝室に薬草の香りがしましたが、安眠効果とかあるのですか?」
“ガタ!”
勢いよくヒューイ殿下が立ち上がり控えていたクレイブ様と寝室に向かう。慌ててケイティさんが止めたが、緊急事態だと押し通った。
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