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61.鼠
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『たえ ありがとう。それとレオンには気をつけろ』
また夢だ。この声は妖精王ロイド?
『妖精王?』
『ロイドでいい』
“ロイド!多恵には俺が話す”
『…』
ゆっくり意識が浮上する。カーテンから日が漏れている。今何時?昨晩は遅かったら朝起きれなかった。とりあえず着替えよう。
朝からベイグリー公国皇太子が来城するから遭遇しないように部屋で巣篭もりします。
“く~”お腹空いた。食事はどうするんだろ⁈
そっと扉を開けて廊下を覗くとアンリさんが居た。
「多恵様おはようございます。ケイティ嬢に知らせて参りますので、お部屋でお待ち下さい。念のため内側から施錠下さい」
アンリさんに言われた通り鍵をかけて少しすると、ケイティさんとアンリさんが来た。
部屋に入ってもらうと朝食を用意してもらいました。時間が分からず聞くと3刻半!遅くてすみません。
食べながら状況を聞くと半刻前にベイグリー公国の皇太子ご一行は入城され、今は陛下と会談中のようです。殿下達はホスト役と警備で皇太子と共にするので、暫くこちらにいらっしゃいません。皇太子が帰るまで私に関する事柄はグラント様が指揮される事になりました。食事が終わったタイミングでグラント様からの手紙を受け取った。
内容は…
“愛しの多恵様
暫くご不自由でしょうが辛抱願います。レオン皇太子は貴女に執着されており、明日朝一に貴女に会いに妖精国に向かう様です。まだ定かではありませんが、城内に鼠が入り込んだ様子。貴女の行動範囲が狭まる可能性もあります。貴女の側でお守り出来ないのが口惜しい…
せめて私の心だけでもお側に”
ゔーん手紙でも甘々は変わらないなぁ…
ケイティさんブラックコーヒー入れて下さい。
でも皆さんの心遣いに感謝して今日は大人しく巣篭。1日どう過ごそう考えていたらケイティさんが裁縫道具と書物庫で借りていた本を持って来てくれました。
『ん?”愛の選択”こんな本借りた覚えはないけど…』
本を凝視していたらランさんが頬を染めながら小声で「私のお勧めです」
なんとランさんの私物でした。貸してくれるらしく、せっかくの好意なのでちゃんと読みますよ!
でも感想は聞かないで下さいね。
狭い部屋で騎士さんとケイティさんが居ては気が休まらないだろうと、お二人は隣の部屋で待機してくれた。緊急の時に呼べるように笛を渡され首から下げます。部屋で一人になり取りあえずマスクを作る。集中して縫っているとあっという間に時間が過ぎ、4刻の鐘の音が聞こえてきました。
窓から外の様子を見ているとお昼休みらしく女中さんが庭で寛いでいます。少し窓を開けているので女中さんの会話が丸聞こえです。何を話しているのか聞き耳をたててみると…
女中さん各自の男前ランキングの発表をしています。面白そうなので縫いのもの手を止めて外の話し声に耳を傾ける。
灰色の女中服の女性の1位はグラント様で、菫色の瞳とクールなイメージがたまらないそうです。
青色の女中服の女性の1位はアーサー殿下で目元の黒子がセクシーだとか。
黒色の女中服の女性は同率一位でキース様とデュークさんで、どちらも素敵で決められないと頬を染めています。
・・・楽しそうだ。でも今ランクインしていた殿方は皆面識がある。確かに鑑賞対象としては最高だがお相手すると結構大変だぞ。
女中のお姉さん達知らないなぁ⁉︎ 男前は遠目で見ているのが一番なんだからね!
楽し気な雑談を聞いていたら黒色の女中服の女性がとんでもない事を言い出した。
「今日ベイグリー公国の皇太子が来場されてたの知っている? どうやら女神の乙女をイリアの箱庭の妖精王の花嫁に迎える為に来たんだって。付き人が休憩室で話しているの聞いたの。
女神の乙女様って凄いね!確かアーサー殿下やグラント様、キース様が求婚しているって聞いたよ。ずるいわ!そんな素敵な殿方を独り占めなんて!!」
え!妖精王の花嫁って何? ロイドには番さんがいるよ!怖い怖い!本当なら大変なことになる。
あとね私が望んでアーサー殿下をはじめとするハイスペックの男性を、侍らせている訳じゃないからね!陛下が勝手に伴侶候補にしたんだからね!
直ぐに雑談中の女中さんの所に行って反論したい。
1人窓際で怒っていると誰か来たようで、入室許可を出すとケイティさんでした。昼食を聞かれたけど未だ要らないと断る。ふと先ほどの女中さんの会話を思い出し、ケイティさんにグラント様に伝えた方がいいか意見を聞く。話しを聞いたケイティさんは驚き直ぐにグラント様に知らせると言い、アンリさんとランさんに警護をお願いし足早に部屋を出て行った。
『てん君フィラにも伝言できる?』
『できる なに?』
嬉しそうに尻尾を振り見上げるてん君。
『本当か分からないけど、皇太子は私を妖精王の花嫁にしたいみたい』
『へん ロイド つがい ある』
首を傾げるてん君に
『そうなんだよね…噂話で本当か分からないけど、一応フィラに伝えて』
『わかった…』
暫くすると戻ったてん君は
『たえ フィラ よる くる』
『ありがとう』
『たえ フィラ もう だいじょうぶ いつも おなじ たえ まもれる』
どうやらてん君に心配かけていたみたい。夜いっぱいもふもふするね!
グラント様の所に行ってからケイティさんが帰ってこない… 帰ってきたらお昼用意してもらおうと思ったのになぁ。
5刻の鐘の音が聞こえて来た。我慢できず扉を開けて廊下を覗く。誰もいないどうしようか考えていたら、濃紺色のお仕事着の女中さんが歩いて来て目が合った。やばいここは立入禁止なのに怪しまれる!
「貴女新人さん?お勤めする所は決まってるの?私は針子なの!私マリンよ。私も3日前からお勤めしているのよろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします。えっと…ユキと言います」
咄嗟に娘の名前を使っちゃった。
廊下の向こうに青い顔をしたランさんがこっち見ている。首を振って関係ないふりをしてもらおう。すぐ部屋に入りたいけどマリンさんの話が長い。どうしようかと悩んでいたら階段側からケイティさんが来た。
「貴女達!こんなところで何をしているの⁈」
「あっ!忘れ物を部屋に取りに来たんだ。すぐ戻らないと!ユキちゃんまたね!」
「あ!はい」
マリンさんは慌てて帰っていた。ケイティさん溜息をついていてその横でランさんが気まずそうに立っていた。そして…
今部屋の中が大変な事になっています。
昨晩は来たばかりの部屋からまたまた移動です。理由はマリンさんに見られたから。初めの寮から少し離れた別の女子寮に移ります。
ケイティさんが荷造りしてくれ、次の部屋はエレナさんが準備してくれてます。
暫くすると部屋に女性騎士の隊長ジャンヌさんがお見えになりました。
「多恵様お目にかかり光栄でございます。この度は隊員の不手際でお部屋をお移りいただく事になり、申し訳ございません。ランは外しローラを付けます」
「ランさんは悪くないのでお咎めない様にお願いします。部屋から出たら私が悪いんです」
そう私がもう少し我慢すればよかったんだ。
「多恵様はお優しい。どんな状況であってもお守りするのが我々の務めです。そこに言い訳は必要ありません」
「分かりました。でも少しランさんと話をさせて下さい」
許可をもらってランさんと話をします。ランさんは隣り部屋で待機していました。
ジャンヌさんに付き添われ隣部屋に行くと窓外を見ているランさんが居ました。
扉の外でジャンヌさんが待ってくれ、ランさんと向き合ってはなします。
「多恵様。申し訳ございません。私の不注意でお部屋を移動いただく事になり…」
あれ?何だろうランさん何がありそう
「ランさん。この寮の2階は改装準備と女中さん達に連絡し近寄れない様にしてませんでした?
なのに何故マリンさんはあそこに入れたの?」
そう言うとランさんは眉尻を下げて
「私も不思議でずっと考えているんです。階段の踊り場から2階の廊下は衝立をし、”立入禁止”の貼紙をしていたし、衝立の内側に私が立っていたので、階段側から私に気付かれず誰か入る事は不可能です。なのにあの女中は多恵様の部屋前にいた。2階の空部屋に潜んでいたとしか考えられない。
今、グラント様に文を出し3日前から勤め出したマリンの身元を調べてもらっています」
「状況はわかりました。でも身を隠している自覚か足りなかった私が悪いの。ごめんなさい」
頭を下げてお詫びをするとランさんは恐縮していた。
「ミリアの言っていたとおりお優しい方ですね。今回の護衛からは外れますが、今後多恵様の護衛に付ける時はこの剣を振るいお守り致します」
「ありがとう。頼りにしていますね」
浅はかな考えや行動が皆んなに迷惑をかけると、反省をした。部屋の準備が出来るまでランさんと楽しくお話しをして過ごしました。
ランさんも読書が趣味らしく気が合いそう!
本仲間ゲットです!
暫くするとジャンヌさんがグラント様からの文を持ってきてくれた。そして驚く事が書いてある。
なんとマリンさんという女中さんは存在しなかった。どうやら鼠さんだった様です。
また夢だ。この声は妖精王ロイド?
『妖精王?』
『ロイドでいい』
“ロイド!多恵には俺が話す”
『…』
ゆっくり意識が浮上する。カーテンから日が漏れている。今何時?昨晩は遅かったら朝起きれなかった。とりあえず着替えよう。
朝からベイグリー公国皇太子が来城するから遭遇しないように部屋で巣篭もりします。
“く~”お腹空いた。食事はどうするんだろ⁈
そっと扉を開けて廊下を覗くとアンリさんが居た。
「多恵様おはようございます。ケイティ嬢に知らせて参りますので、お部屋でお待ち下さい。念のため内側から施錠下さい」
アンリさんに言われた通り鍵をかけて少しすると、ケイティさんとアンリさんが来た。
部屋に入ってもらうと朝食を用意してもらいました。時間が分からず聞くと3刻半!遅くてすみません。
食べながら状況を聞くと半刻前にベイグリー公国の皇太子ご一行は入城され、今は陛下と会談中のようです。殿下達はホスト役と警備で皇太子と共にするので、暫くこちらにいらっしゃいません。皇太子が帰るまで私に関する事柄はグラント様が指揮される事になりました。食事が終わったタイミングでグラント様からの手紙を受け取った。
内容は…
“愛しの多恵様
暫くご不自由でしょうが辛抱願います。レオン皇太子は貴女に執着されており、明日朝一に貴女に会いに妖精国に向かう様です。まだ定かではありませんが、城内に鼠が入り込んだ様子。貴女の行動範囲が狭まる可能性もあります。貴女の側でお守り出来ないのが口惜しい…
せめて私の心だけでもお側に”
ゔーん手紙でも甘々は変わらないなぁ…
ケイティさんブラックコーヒー入れて下さい。
でも皆さんの心遣いに感謝して今日は大人しく巣篭。1日どう過ごそう考えていたらケイティさんが裁縫道具と書物庫で借りていた本を持って来てくれました。
『ん?”愛の選択”こんな本借りた覚えはないけど…』
本を凝視していたらランさんが頬を染めながら小声で「私のお勧めです」
なんとランさんの私物でした。貸してくれるらしく、せっかくの好意なのでちゃんと読みますよ!
でも感想は聞かないで下さいね。
狭い部屋で騎士さんとケイティさんが居ては気が休まらないだろうと、お二人は隣の部屋で待機してくれた。緊急の時に呼べるように笛を渡され首から下げます。部屋で一人になり取りあえずマスクを作る。集中して縫っているとあっという間に時間が過ぎ、4刻の鐘の音が聞こえてきました。
窓から外の様子を見ているとお昼休みらしく女中さんが庭で寛いでいます。少し窓を開けているので女中さんの会話が丸聞こえです。何を話しているのか聞き耳をたててみると…
女中さん各自の男前ランキングの発表をしています。面白そうなので縫いのもの手を止めて外の話し声に耳を傾ける。
灰色の女中服の女性の1位はグラント様で、菫色の瞳とクールなイメージがたまらないそうです。
青色の女中服の女性の1位はアーサー殿下で目元の黒子がセクシーだとか。
黒色の女中服の女性は同率一位でキース様とデュークさんで、どちらも素敵で決められないと頬を染めています。
・・・楽しそうだ。でも今ランクインしていた殿方は皆面識がある。確かに鑑賞対象としては最高だがお相手すると結構大変だぞ。
女中のお姉さん達知らないなぁ⁉︎ 男前は遠目で見ているのが一番なんだからね!
楽し気な雑談を聞いていたら黒色の女中服の女性がとんでもない事を言い出した。
「今日ベイグリー公国の皇太子が来場されてたの知っている? どうやら女神の乙女をイリアの箱庭の妖精王の花嫁に迎える為に来たんだって。付き人が休憩室で話しているの聞いたの。
女神の乙女様って凄いね!確かアーサー殿下やグラント様、キース様が求婚しているって聞いたよ。ずるいわ!そんな素敵な殿方を独り占めなんて!!」
え!妖精王の花嫁って何? ロイドには番さんがいるよ!怖い怖い!本当なら大変なことになる。
あとね私が望んでアーサー殿下をはじめとするハイスペックの男性を、侍らせている訳じゃないからね!陛下が勝手に伴侶候補にしたんだからね!
直ぐに雑談中の女中さんの所に行って反論したい。
1人窓際で怒っていると誰か来たようで、入室許可を出すとケイティさんでした。昼食を聞かれたけど未だ要らないと断る。ふと先ほどの女中さんの会話を思い出し、ケイティさんにグラント様に伝えた方がいいか意見を聞く。話しを聞いたケイティさんは驚き直ぐにグラント様に知らせると言い、アンリさんとランさんに警護をお願いし足早に部屋を出て行った。
『てん君フィラにも伝言できる?』
『できる なに?』
嬉しそうに尻尾を振り見上げるてん君。
『本当か分からないけど、皇太子は私を妖精王の花嫁にしたいみたい』
『へん ロイド つがい ある』
首を傾げるてん君に
『そうなんだよね…噂話で本当か分からないけど、一応フィラに伝えて』
『わかった…』
暫くすると戻ったてん君は
『たえ フィラ よる くる』
『ありがとう』
『たえ フィラ もう だいじょうぶ いつも おなじ たえ まもれる』
どうやらてん君に心配かけていたみたい。夜いっぱいもふもふするね!
グラント様の所に行ってからケイティさんが帰ってこない… 帰ってきたらお昼用意してもらおうと思ったのになぁ。
5刻の鐘の音が聞こえて来た。我慢できず扉を開けて廊下を覗く。誰もいないどうしようか考えていたら、濃紺色のお仕事着の女中さんが歩いて来て目が合った。やばいここは立入禁止なのに怪しまれる!
「貴女新人さん?お勤めする所は決まってるの?私は針子なの!私マリンよ。私も3日前からお勤めしているのよろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします。えっと…ユキと言います」
咄嗟に娘の名前を使っちゃった。
廊下の向こうに青い顔をしたランさんがこっち見ている。首を振って関係ないふりをしてもらおう。すぐ部屋に入りたいけどマリンさんの話が長い。どうしようかと悩んでいたら階段側からケイティさんが来た。
「貴女達!こんなところで何をしているの⁈」
「あっ!忘れ物を部屋に取りに来たんだ。すぐ戻らないと!ユキちゃんまたね!」
「あ!はい」
マリンさんは慌てて帰っていた。ケイティさん溜息をついていてその横でランさんが気まずそうに立っていた。そして…
今部屋の中が大変な事になっています。
昨晩は来たばかりの部屋からまたまた移動です。理由はマリンさんに見られたから。初めの寮から少し離れた別の女子寮に移ります。
ケイティさんが荷造りしてくれ、次の部屋はエレナさんが準備してくれてます。
暫くすると部屋に女性騎士の隊長ジャンヌさんがお見えになりました。
「多恵様お目にかかり光栄でございます。この度は隊員の不手際でお部屋をお移りいただく事になり、申し訳ございません。ランは外しローラを付けます」
「ランさんは悪くないのでお咎めない様にお願いします。部屋から出たら私が悪いんです」
そう私がもう少し我慢すればよかったんだ。
「多恵様はお優しい。どんな状況であってもお守りするのが我々の務めです。そこに言い訳は必要ありません」
「分かりました。でも少しランさんと話をさせて下さい」
許可をもらってランさんと話をします。ランさんは隣り部屋で待機していました。
ジャンヌさんに付き添われ隣部屋に行くと窓外を見ているランさんが居ました。
扉の外でジャンヌさんが待ってくれ、ランさんと向き合ってはなします。
「多恵様。申し訳ございません。私の不注意でお部屋を移動いただく事になり…」
あれ?何だろうランさん何がありそう
「ランさん。この寮の2階は改装準備と女中さん達に連絡し近寄れない様にしてませんでした?
なのに何故マリンさんはあそこに入れたの?」
そう言うとランさんは眉尻を下げて
「私も不思議でずっと考えているんです。階段の踊り場から2階の廊下は衝立をし、”立入禁止”の貼紙をしていたし、衝立の内側に私が立っていたので、階段側から私に気付かれず誰か入る事は不可能です。なのにあの女中は多恵様の部屋前にいた。2階の空部屋に潜んでいたとしか考えられない。
今、グラント様に文を出し3日前から勤め出したマリンの身元を調べてもらっています」
「状況はわかりました。でも身を隠している自覚か足りなかった私が悪いの。ごめんなさい」
頭を下げてお詫びをするとランさんは恐縮していた。
「ミリアの言っていたとおりお優しい方ですね。今回の護衛からは外れますが、今後多恵様の護衛に付ける時はこの剣を振るいお守り致します」
「ありがとう。頼りにしていますね」
浅はかな考えや行動が皆んなに迷惑をかけると、反省をした。部屋の準備が出来るまでランさんと楽しくお話しをして過ごしました。
ランさんも読書が趣味らしく気が合いそう!
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暫くするとジャンヌさんがグラント様からの文を持ってきてくれた。そして驚く事が書いてある。
なんとマリンさんという女中さんは存在しなかった。どうやら鼠さんだった様です。
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