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42.処罰
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“ゴォーン”遠くで鐘の音がしている。
「朝かぁ…ん?」何か忘れてないかぃ?私?
『フィラ ベッド はこんだ』
そういえばフィラにおやすみ言ってないし、バイバイした記憶もない。どうやら寝落ちしたみたい。
「多恵さん。ご起床ですか⁈入室許可を」
いつもの朝に安心する。サリナさんが入れてくれたお茶を飲みながら今日の予定を確認する。
朝一がアーサー殿下か…そろそろ口説きモード弱にして欲しい。
そして今日は1日殿下DAY。また別の意味で疲れる。
朝食後はアーサー殿下が来るまで時間があるから、病院に渡す書類作成とマスクの試作品を作ってみる。
まずは感染疑いのある患者を受け入れる病院関係者に、患者と接する時の注意事項をサリナさんに書類にしてもらう。箱庭の医療事情を知らないから、私の書いた事が常識だったら御免なさい。
サリナさんはテキパキと纏めてくれたので、イザーク様に持っていてもらいます。
まだもう少し時間あるからマスクの材料を確認する
針と糸は普通だ。生地は…
「派手な上にシルク⁈ シルクなんて縫った事ないし、マスクに向いてるのか⁈」
サリナさんが帰ってきたら綿を探してもらおう。
メモしたマスクの作り方をみていたら、アーサー殿下の前触れが来た。お見えになる前に裁縫道具を籠にしまい寝室に持っていく。すると寝室のサイトテーブルに妖精が来ていて、近づくと花束と手紙が置いてあった。花束はフィラからで手紙には…
【よく眠れたか?お前の寝顔を見れるのも嬉しいが、ゆっくり話がしたい。また会いに行く】
花束は見たことない花だけど小さな花でかわいい。
妖精達にお礼を言うと嬉しそうに私の周りを飛び帰って行った。花束を持って居間に戻ると丁度サリナさんが帰って来たところだった。
「多恵さんその花束は?」
「フィラに貰ったの!サリナさんこの花の名前知ってる?」
するとサリナさんはそう言い花を覗き込んで
「きれいですね。…見た事ありません。恐らく妖精の森に咲く花ではないかと⁈ 妖精の森は珍しい植物や動物がいますから」
「そうなんだ。今度フィラに聞いてみよう!サリナさん花瓶ありますか?飾りたいの」
「ご用意しますね」
そうしているうちにアーサー殿下が来てしまった。今日もアーサー殿下はキラキラの王子様だ。眩しい!
「多恵殿!おはよう今日もお綺麗だ!」
「おはようございます。ん?」
殿下の視線が花束に… 表情が急降下してる?
「その花は妖精王からですね!」
「あっ分かります?」
「それは妖精の森にしか咲かない枯れない花ですから… 枯れない事から”永遠”を意味する花です」
「へぇ…そうなんですね」
アーサー殿下物知りだなぁ…
「妖精王は私が貴女に会う事を知っていて、牽制する為に花を送ったのでしょう。王ともあろうお人が狭量な事だ」
殿下が不機嫌になり面会は出だしから微妙な空気に
『フィラのバカ!ご機嫌取るの大変なんだぞ』
横で花瓶を持ったサリナさんが困っています。
ついでに私も困っています。
「多恵様。お花はどちらに飾りますか?」
部屋に置くと殿下の目に付いて、いつまでも機嫌治らないから…
「え…と…寝室に」
「否!ここでよろしいでしょう!多恵殿!」
「あ…はい」
サリナさんは花束を私から取り、殿下の死角に花を飾ってお茶の準備に部屋を下がった。
恐る恐る殿下を見ると表情は戻って胸を撫で下ろす。色々面倒臭い人だなぁ… サクッと面会を終えてやる!
殿下に席を勧めようとしたら手を取られエスコートされてソファーに座らされ、何故か横に殿下が座る。
「殿下?横ですか?」
「何か問題があるか?」
するとお茶を持ち戻って来たサリナさんがすかさず
「失礼ながら申し上げます。殿下は多恵様のまだ伴侶候補者であり、婚約者ではございません。離れての着席願います」
「サリナさん大丈夫。私が移動するから」
私が席を立つとサリナさんが空いている席に誘導してくれた。殿下は不機嫌にサリナさんを見ている。
サリナさんは殿下の視線を無表情で躱し、サリナさんVS殿下が勃発しそうだ
「でっ殿下!今日の面会の用向きは」
「事件に関わった者の処罰の相談に来た」
そんな事私に聞いてどぉする!陛下やイザーク様と決めてよ!
「陛下や私の意見では極刑は免れぬ。そうなると多恵殿が嫌なのでは無いか? 被害にあった其方の意見も考慮したい」
「どこまで考慮していただけるのですか?」
「出来うる限り」
ゔーん…チャイラ人に関しては動機は分からなくもない。でも拉致はよくないし、ちゃんと正攻法で国単位で解決すべきだ。チャイラ人に関しては陛下の判断かなぁ…
サマンサさんは召喚の巻き添え的な所があるからそこは考慮してあげたい。
だって召喚が無ければこんな事になっていない。
本当リリスタイミング悪し。あと2日後なら皆んな丸く収まってた。女神でもポカはあるんだなぁ…
ヒューイ殿下、ナタリー様、サマンサさんはある意味召喚の被害者で情状酌量の余地は有ると思う。
ライカさんは動機が不明で判断が難しい。
事件後色々な人にライカさんの為人を聞いたけど、悪く言う人は居ない。それどころか仕事も出来て淑女としても完璧。お家の事情が無ければ今頃何処の貴族の子息と結婚してもおかしく無いらしい。
その辺に原因が有りそうだ。
これは一度会って話を聞かないと判断つかない。
殿下に私の意見を述べてチャイラ人に関しては陛下にお任せし、サマンサさんは事情を考慮して療養後に、修道院等に入り社会奉仕をしてもらう。愛情深いから孤児院とかいいかも。
ライカさんに関しては面会後に判断したい。動機理由によるけど、仕事出来る人みたいだから流行病の予防(マスク作り)の為働いてほしい。
殿下は終始真剣な面持ちで私の意見を聞いてくれ
「分かった。陛下に進言し多恵殿の意見を取り入れてもらおう」
「ありがとうございます。後お願いがあります」
「多恵殿の願いならなんなりと…」
そうだついでにアレに付いてもお願いしておこう。
「オブルライト領の流行病の為にマスクを大量に作る必要があります。洗い替えも含めて最低1人4枚は必要です。初めは流行病の発病が多い地域に。
そちらの配布が終われば医療機関に配布がしたいと思っています。マスク作成に大量の布とリボンが必要です。材料の確保をお願いします」
殿下は真剣に聞いてくれていますが、視線に想い込めないで!話辛いから!
「やはり其方は素晴らしい。我が国の知識人が何年かかっても解決法を見出せなかったのに、ほんの1ヶ月で解決策を見出すとは… 惚れるなという方がい無理だ。更に好敵手が増えそうで困るなぁ… 次期国王の権限を使ってでも我が妃にしたい」
「そんな事したら嫌いになっちゃいますよ!」
殿下は楽しそうに笑い
「女性に望まれる事はあれど、拒まれる事は初めてだ。新鮮で心震えるなぁ…」
こわいこわい!ちょっとMっけあります⁈
「多恵殿は私が見つめても顔色ひとつ変えないなぁ…その対応も面白い。私は見栄えはいい方がだか多恵殿の好みでは無いか?」
殿下はそう言い身を乗り出した。
「殿下は女性の私から見ても美しく素敵です。ですが好きになるかは話が別ですから。私をお相手として見て頂いているのは光栄です。
ですが殿下は私の事を何も知らないし、私も本当の殿下を知らない。お互い知る時間が必要だと思いませんか⁉︎」
真剣な眼差しを送り話していると、殿下は口元に手をやり頬を赤らめ
「そんな愛らしく見つめらるな!自制が効かなくなる…」
「は?」
何?恋する男子かぁ?
「朝かぁ…ん?」何か忘れてないかぃ?私?
『フィラ ベッド はこんだ』
そういえばフィラにおやすみ言ってないし、バイバイした記憶もない。どうやら寝落ちしたみたい。
「多恵さん。ご起床ですか⁈入室許可を」
いつもの朝に安心する。サリナさんが入れてくれたお茶を飲みながら今日の予定を確認する。
朝一がアーサー殿下か…そろそろ口説きモード弱にして欲しい。
そして今日は1日殿下DAY。また別の意味で疲れる。
朝食後はアーサー殿下が来るまで時間があるから、病院に渡す書類作成とマスクの試作品を作ってみる。
まずは感染疑いのある患者を受け入れる病院関係者に、患者と接する時の注意事項をサリナさんに書類にしてもらう。箱庭の医療事情を知らないから、私の書いた事が常識だったら御免なさい。
サリナさんはテキパキと纏めてくれたので、イザーク様に持っていてもらいます。
まだもう少し時間あるからマスクの材料を確認する
針と糸は普通だ。生地は…
「派手な上にシルク⁈ シルクなんて縫った事ないし、マスクに向いてるのか⁈」
サリナさんが帰ってきたら綿を探してもらおう。
メモしたマスクの作り方をみていたら、アーサー殿下の前触れが来た。お見えになる前に裁縫道具を籠にしまい寝室に持っていく。すると寝室のサイトテーブルに妖精が来ていて、近づくと花束と手紙が置いてあった。花束はフィラからで手紙には…
【よく眠れたか?お前の寝顔を見れるのも嬉しいが、ゆっくり話がしたい。また会いに行く】
花束は見たことない花だけど小さな花でかわいい。
妖精達にお礼を言うと嬉しそうに私の周りを飛び帰って行った。花束を持って居間に戻ると丁度サリナさんが帰って来たところだった。
「多恵さんその花束は?」
「フィラに貰ったの!サリナさんこの花の名前知ってる?」
するとサリナさんはそう言い花を覗き込んで
「きれいですね。…見た事ありません。恐らく妖精の森に咲く花ではないかと⁈ 妖精の森は珍しい植物や動物がいますから」
「そうなんだ。今度フィラに聞いてみよう!サリナさん花瓶ありますか?飾りたいの」
「ご用意しますね」
そうしているうちにアーサー殿下が来てしまった。今日もアーサー殿下はキラキラの王子様だ。眩しい!
「多恵殿!おはよう今日もお綺麗だ!」
「おはようございます。ん?」
殿下の視線が花束に… 表情が急降下してる?
「その花は妖精王からですね!」
「あっ分かります?」
「それは妖精の森にしか咲かない枯れない花ですから… 枯れない事から”永遠”を意味する花です」
「へぇ…そうなんですね」
アーサー殿下物知りだなぁ…
「妖精王は私が貴女に会う事を知っていて、牽制する為に花を送ったのでしょう。王ともあろうお人が狭量な事だ」
殿下が不機嫌になり面会は出だしから微妙な空気に
『フィラのバカ!ご機嫌取るの大変なんだぞ』
横で花瓶を持ったサリナさんが困っています。
ついでに私も困っています。
「多恵様。お花はどちらに飾りますか?」
部屋に置くと殿下の目に付いて、いつまでも機嫌治らないから…
「え…と…寝室に」
「否!ここでよろしいでしょう!多恵殿!」
「あ…はい」
サリナさんは花束を私から取り、殿下の死角に花を飾ってお茶の準備に部屋を下がった。
恐る恐る殿下を見ると表情は戻って胸を撫で下ろす。色々面倒臭い人だなぁ… サクッと面会を終えてやる!
殿下に席を勧めようとしたら手を取られエスコートされてソファーに座らされ、何故か横に殿下が座る。
「殿下?横ですか?」
「何か問題があるか?」
するとお茶を持ち戻って来たサリナさんがすかさず
「失礼ながら申し上げます。殿下は多恵様のまだ伴侶候補者であり、婚約者ではございません。離れての着席願います」
「サリナさん大丈夫。私が移動するから」
私が席を立つとサリナさんが空いている席に誘導してくれた。殿下は不機嫌にサリナさんを見ている。
サリナさんは殿下の視線を無表情で躱し、サリナさんVS殿下が勃発しそうだ
「でっ殿下!今日の面会の用向きは」
「事件に関わった者の処罰の相談に来た」
そんな事私に聞いてどぉする!陛下やイザーク様と決めてよ!
「陛下や私の意見では極刑は免れぬ。そうなると多恵殿が嫌なのでは無いか? 被害にあった其方の意見も考慮したい」
「どこまで考慮していただけるのですか?」
「出来うる限り」
ゔーん…チャイラ人に関しては動機は分からなくもない。でも拉致はよくないし、ちゃんと正攻法で国単位で解決すべきだ。チャイラ人に関しては陛下の判断かなぁ…
サマンサさんは召喚の巻き添え的な所があるからそこは考慮してあげたい。
だって召喚が無ければこんな事になっていない。
本当リリスタイミング悪し。あと2日後なら皆んな丸く収まってた。女神でもポカはあるんだなぁ…
ヒューイ殿下、ナタリー様、サマンサさんはある意味召喚の被害者で情状酌量の余地は有ると思う。
ライカさんは動機が不明で判断が難しい。
事件後色々な人にライカさんの為人を聞いたけど、悪く言う人は居ない。それどころか仕事も出来て淑女としても完璧。お家の事情が無ければ今頃何処の貴族の子息と結婚してもおかしく無いらしい。
その辺に原因が有りそうだ。
これは一度会って話を聞かないと判断つかない。
殿下に私の意見を述べてチャイラ人に関しては陛下にお任せし、サマンサさんは事情を考慮して療養後に、修道院等に入り社会奉仕をしてもらう。愛情深いから孤児院とかいいかも。
ライカさんに関しては面会後に判断したい。動機理由によるけど、仕事出来る人みたいだから流行病の予防(マスク作り)の為働いてほしい。
殿下は終始真剣な面持ちで私の意見を聞いてくれ
「分かった。陛下に進言し多恵殿の意見を取り入れてもらおう」
「ありがとうございます。後お願いがあります」
「多恵殿の願いならなんなりと…」
そうだついでにアレに付いてもお願いしておこう。
「オブルライト領の流行病の為にマスクを大量に作る必要があります。洗い替えも含めて最低1人4枚は必要です。初めは流行病の発病が多い地域に。
そちらの配布が終われば医療機関に配布がしたいと思っています。マスク作成に大量の布とリボンが必要です。材料の確保をお願いします」
殿下は真剣に聞いてくれていますが、視線に想い込めないで!話辛いから!
「やはり其方は素晴らしい。我が国の知識人が何年かかっても解決法を見出せなかったのに、ほんの1ヶ月で解決策を見出すとは… 惚れるなという方がい無理だ。更に好敵手が増えそうで困るなぁ… 次期国王の権限を使ってでも我が妃にしたい」
「そんな事したら嫌いになっちゃいますよ!」
殿下は楽しそうに笑い
「女性に望まれる事はあれど、拒まれる事は初めてだ。新鮮で心震えるなぁ…」
こわいこわい!ちょっとMっけあります⁈
「多恵殿は私が見つめても顔色ひとつ変えないなぁ…その対応も面白い。私は見栄えはいい方がだか多恵殿の好みでは無いか?」
殿下はそう言い身を乗り出した。
「殿下は女性の私から見ても美しく素敵です。ですが好きになるかは話が別ですから。私をお相手として見て頂いているのは光栄です。
ですが殿下は私の事を何も知らないし、私も本当の殿下を知らない。お互い知る時間が必要だと思いませんか⁉︎」
真剣な眼差しを送り話していると、殿下は口元に手をやり頬を赤らめ
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