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第4章 飄々
第6話 反転
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さて、どうしたもんかね。
いろいろ試してみたが守武を名乗る男の人に俺の方から影響を与えることは出来ない。
ヌクレオさんの意思は確認した。もとのコアの状態に戻りたいだ。そして少女の心に寄り添いたい(俺的な意訳)
まぁ。実際にはいつも通り少女を支えたいということだった。
コアルームには少女にロックをかけられた。
もう守武さんが入ることは不可能だ。
「ノアさん。提案なのですがアレをこの部屋に呼んでもらえませんか?」
「えっ? 私にそんなこと出来ますかね?」
「はい。今は貴方にしか出来ません」
「えっ? ――それはどういう?」
まぁ。ヌクレオさんが言うならダメもとでやってみようか、器用で貧乏が自慢な俺だ。
為せば成るかな?
今の少女はぼぉーっと突っ立っているように見える。
「あの女の子が居ない時の方がいいんじゃないですかね?」
「いえ。いた方が効果的です。是非今直ぐにお願いします」
「は、はぁぁ」
今俺の右手首にツイストバンクルはない。
晴れ晴れする気分だが、たぶん気のせいだ。
ウェン師が言っていた魂にリンクしてる状態ってやつだろう。
ウェン師は何て言っていた?
リンクが強くなるか、手首に戻るかはやってみないと分からない。
今の俺は不穏な方が起こらないことをお祈りしている。
そしてその見覚えのあるヤツは守武さんの左手首についている。
ヌクレオに触るにしてもツイストバンクル側で触った方がいいだろう。
おれの予感がそう告げる。
まぁ。それではリクエストにお応えしていっちょ念じてみましょうか!
そのとき――少女が何か呟いた。
俺はコアルームのダンジョンのヌクレオが守武さんの左手近くに現れろと念ずる。
――現れたるは透明なヌクレオ。
器用な俺は呼び出しに成功し、不器用な俺は逆をついて右側に出してしまった。
実は守武さんへの人体実験で体には影響を及ぼせなかったが、俺には出来る事があった。
それは――ツイストバンクルだ。それだけは無属性で動かせた。
ツイストバンクルに強引に引っ張られて寝がえりを打つように守武さんの左腕はヌクレオに触れる。
どうですかね?
「――ノアさん。……すみません。戻れません」
おっとと! そのパターン。
「えっ? そうですか。――じゃあ。俺は戻ります。それで多分いけるんじゃないかと」
俺はいつでも戻れた気がする。
だがそれをするとヌクレオさんが消えてしまいそうだった。
今がそのタイミングだと勘ではなく、シャンシャン鳴り響くサンタが降りて来そうな鈴の音が教えてくれる。
「ありがとうございます。――ノアさん。戻れそうです」
「そりゃぁなによりですね」
数万年を異世界で過ごした先輩の言葉に安堵する。
何万年も過ごしてそれでも同じ場所にいたいというなら手助けするのが同郷のよしみってもんだろ。
青の世界の俺は意識を失うような、現実社会の俺は目を覚ますような相反する感覚に陥る。
そして――
§
自分の呟きと共に現れたヌクレオを少女は呆然と見つめる。
――すると。
仰向けの男が無理やり左手を引っ張られるように寝返りを打ちヌクレオに触れた。
虚をつかれた少女は動けない。
男の体が青く輝き透明なヌクレオが徐々に透明から空色へそして元の青よりも濃い群青に輝いていく。
男の体の光が弱くなるとその大きさも縮み、身体にノイズが走るように像がぶれた。
そしてだまし絵のように左手だったはずの手が右手に変わり、後頭部だったはずの場所に顔が現れる。
このところ少女の頭を悩ませる原因の少年がそこに浮かび上がった。
少年は立ちあがると壁際まで飛び退り距離を取る。
その少年の頭から逃げ出すように数多の三角羽の蝶が舞い上がった。
そして――舞い上がった瞬間に輪郭から白く色が抜けるようにハラハラと空気に溶ける。
全ての歪な蝶がいなくなると少年が右手の平を上に向けた。
すると、黒いツイストバンクルから飛び出すようにまた黒蝶が一羽出現する。
それと同時にツイストバンクルが美しい白金へと変わった。
少年は黒蝶を潰すように拳を握りしめる。
◇
頭から気狂いが作った真っ黒な切り絵の蝶が出るのは気分が悪いね。
右のツイストバンクルが振動する。
勘に従って手の平を上に向けて待つ。
ツイストバンクルから弾き出された切り絵の黒蝶を握り潰してアイテムボックスに仕舞った。
アイテムボックスを確認する。
分類:ファギティーヴォ拡散媒体因子
形態:セプテム
状態:抗体獲得済み
……あとで分析にかけようか。
と同時にチャロとカロが俺の中から現れる。
そしてモルトも現れた。
チャムとカロは俺のちょっと先の空中でチューチューなやつを発動中。
いつもは陽気なその行動が今日は威嚇行動に見える。
いてまうぞぉ? われぇ! のアテレコが合いそうだ。
ちょっとまてっ! モルト! 今はシリアスパートだ。
お前が混ざるとお遊戯にしか見えなくなる。
精霊のそれを見て顔を引きつらせる少女。
そこに声ではない意思が伝えられる。
(ノアさん。こちらに敵対の意思はありません。精霊を下げて頂いても?)
「――ヌクレオ?」
意味を問いかける少女を置きざりに物語は進む。
チャムとカロ戻って来てくれ。
(ダンナ? 無事ですかい?)
(おっ! ツンツク! 俺は大丈夫だよ。心配かけたかな?)
(いやいや。心配まではしてやせん。少し様子見でダンジョンを見回ってやした)
(手間を取らせて悪かったね)
(なんもなんもっ! 今はちょうど森林の階層にいやすんで適当に飛び回りやす。なんかあったら声かけてくだせい)
その間も少女たちの打ち合わせは進んでいる。
あの空間でヌクレオさんとは打ち合わせ済みだ。
まぁ。悪いようにはならないだろう。俺にも敵対の意思はないしね。
んっ? どうしたモルト。
制帽風のブカブカのキャスケット帽に大きな半月型の鞄。
いつものお手紙配達員の格好だ。
俺が渡されたのはレオさんからの手紙。
あれ? ――どんだけ時間経ったんだ?
もう王都まで連絡が行ってるの?
精々四~五時間の感覚なんだが……。
やべぇかな?
俺は走り書きの無事の文字を書き、手紙とも言えないそれをモルトに渡す。
§
それによりノルトライブのギルドより早く王都のレオカディオがノアの無事を知った。
いろいろ試してみたが守武を名乗る男の人に俺の方から影響を与えることは出来ない。
ヌクレオさんの意思は確認した。もとのコアの状態に戻りたいだ。そして少女の心に寄り添いたい(俺的な意訳)
まぁ。実際にはいつも通り少女を支えたいということだった。
コアルームには少女にロックをかけられた。
もう守武さんが入ることは不可能だ。
「ノアさん。提案なのですがアレをこの部屋に呼んでもらえませんか?」
「えっ? 私にそんなこと出来ますかね?」
「はい。今は貴方にしか出来ません」
「えっ? ――それはどういう?」
まぁ。ヌクレオさんが言うならダメもとでやってみようか、器用で貧乏が自慢な俺だ。
為せば成るかな?
今の少女はぼぉーっと突っ立っているように見える。
「あの女の子が居ない時の方がいいんじゃないですかね?」
「いえ。いた方が効果的です。是非今直ぐにお願いします」
「は、はぁぁ」
今俺の右手首にツイストバンクルはない。
晴れ晴れする気分だが、たぶん気のせいだ。
ウェン師が言っていた魂にリンクしてる状態ってやつだろう。
ウェン師は何て言っていた?
リンクが強くなるか、手首に戻るかはやってみないと分からない。
今の俺は不穏な方が起こらないことをお祈りしている。
そしてその見覚えのあるヤツは守武さんの左手首についている。
ヌクレオに触るにしてもツイストバンクル側で触った方がいいだろう。
おれの予感がそう告げる。
まぁ。それではリクエストにお応えしていっちょ念じてみましょうか!
そのとき――少女が何か呟いた。
俺はコアルームのダンジョンのヌクレオが守武さんの左手近くに現れろと念ずる。
――現れたるは透明なヌクレオ。
器用な俺は呼び出しに成功し、不器用な俺は逆をついて右側に出してしまった。
実は守武さんへの人体実験で体には影響を及ぼせなかったが、俺には出来る事があった。
それは――ツイストバンクルだ。それだけは無属性で動かせた。
ツイストバンクルに強引に引っ張られて寝がえりを打つように守武さんの左腕はヌクレオに触れる。
どうですかね?
「――ノアさん。……すみません。戻れません」
おっとと! そのパターン。
「えっ? そうですか。――じゃあ。俺は戻ります。それで多分いけるんじゃないかと」
俺はいつでも戻れた気がする。
だがそれをするとヌクレオさんが消えてしまいそうだった。
今がそのタイミングだと勘ではなく、シャンシャン鳴り響くサンタが降りて来そうな鈴の音が教えてくれる。
「ありがとうございます。――ノアさん。戻れそうです」
「そりゃぁなによりですね」
数万年を異世界で過ごした先輩の言葉に安堵する。
何万年も過ごしてそれでも同じ場所にいたいというなら手助けするのが同郷のよしみってもんだろ。
青の世界の俺は意識を失うような、現実社会の俺は目を覚ますような相反する感覚に陥る。
そして――
§
自分の呟きと共に現れたヌクレオを少女は呆然と見つめる。
――すると。
仰向けの男が無理やり左手を引っ張られるように寝返りを打ちヌクレオに触れた。
虚をつかれた少女は動けない。
男の体が青く輝き透明なヌクレオが徐々に透明から空色へそして元の青よりも濃い群青に輝いていく。
男の体の光が弱くなるとその大きさも縮み、身体にノイズが走るように像がぶれた。
そしてだまし絵のように左手だったはずの手が右手に変わり、後頭部だったはずの場所に顔が現れる。
このところ少女の頭を悩ませる原因の少年がそこに浮かび上がった。
少年は立ちあがると壁際まで飛び退り距離を取る。
その少年の頭から逃げ出すように数多の三角羽の蝶が舞い上がった。
そして――舞い上がった瞬間に輪郭から白く色が抜けるようにハラハラと空気に溶ける。
全ての歪な蝶がいなくなると少年が右手の平を上に向けた。
すると、黒いツイストバンクルから飛び出すようにまた黒蝶が一羽出現する。
それと同時にツイストバンクルが美しい白金へと変わった。
少年は黒蝶を潰すように拳を握りしめる。
◇
頭から気狂いが作った真っ黒な切り絵の蝶が出るのは気分が悪いね。
右のツイストバンクルが振動する。
勘に従って手の平を上に向けて待つ。
ツイストバンクルから弾き出された切り絵の黒蝶を握り潰してアイテムボックスに仕舞った。
アイテムボックスを確認する。
分類:ファギティーヴォ拡散媒体因子
形態:セプテム
状態:抗体獲得済み
……あとで分析にかけようか。
と同時にチャロとカロが俺の中から現れる。
そしてモルトも現れた。
チャムとカロは俺のちょっと先の空中でチューチューなやつを発動中。
いつもは陽気なその行動が今日は威嚇行動に見える。
いてまうぞぉ? われぇ! のアテレコが合いそうだ。
ちょっとまてっ! モルト! 今はシリアスパートだ。
お前が混ざるとお遊戯にしか見えなくなる。
精霊のそれを見て顔を引きつらせる少女。
そこに声ではない意思が伝えられる。
(ノアさん。こちらに敵対の意思はありません。精霊を下げて頂いても?)
「――ヌクレオ?」
意味を問いかける少女を置きざりに物語は進む。
チャムとカロ戻って来てくれ。
(ダンナ? 無事ですかい?)
(おっ! ツンツク! 俺は大丈夫だよ。心配かけたかな?)
(いやいや。心配まではしてやせん。少し様子見でダンジョンを見回ってやした)
(手間を取らせて悪かったね)
(なんもなんもっ! 今はちょうど森林の階層にいやすんで適当に飛び回りやす。なんかあったら声かけてくだせい)
その間も少女たちの打ち合わせは進んでいる。
あの空間でヌクレオさんとは打ち合わせ済みだ。
まぁ。悪いようにはならないだろう。俺にも敵対の意思はないしね。
んっ? どうしたモルト。
制帽風のブカブカのキャスケット帽に大きな半月型の鞄。
いつものお手紙配達員の格好だ。
俺が渡されたのはレオさんからの手紙。
あれ? ――どんだけ時間経ったんだ?
もう王都まで連絡が行ってるの?
精々四~五時間の感覚なんだが……。
やべぇかな?
俺は走り書きの無事の文字を書き、手紙とも言えないそれをモルトに渡す。
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それによりノルトライブのギルドより早く王都のレオカディオがノアの無事を知った。
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