18 / 63
第一章 正式サービス開始編
第十八話 5階層のその先へ
しおりを挟む
5階層のボスであるゴブリンファイターを倒した事で閉じられていた扉が開いた。
足元を見下ろすとゴブリンファイターが倒れていた場所に、煌びやかに赤く光り輝く石が落ちていた。僕はその石を拾い上げインベントリーに収容した。この拾った石が装備を強化するために必要な素材、正式名称は魔石という。魔石にはそれぞれドロップした魔物の名前が前につくようになっている。今回はゴブリンファイターからドロップした魔石なので【ゴブリンファイターの魔石】となるわけだ。
それにしても装備を強化するのに、どれぐらい魔石が必要なのだろうか。費用としてリィンも必要だろうし、まぁダンジョンを進んで行けば、魔石もリィンも知らないうちにたまっているはず、別に今はそれほど気にしなくても大丈夫という事にしておこう。
6階層へ続く扉を通り抜けた先は、ついさっきまでいたセーフティエリアと全く一緒だった。ただ一か所違うところがあるとすれば、こっちには街に帰還するためのポータルが用意されている事ぐらい。そのポータルはドーム状の建物にあるポータルと同じで、青色の靄が内部を覆っていた。
僕は街に戻らずにこのまま6階層に向かうべく、階段を上がろうとした時だった。
ピロロロン、ピロロロン、ピロロロン、ピロロロン……と着信音が聞こえた。
そして僕の眼前には『修羅刹』とだけ書かれた文字が表示されている。ゲーム内でコールされるとこんな感じになるのか。これがゴブリンファイターと戦っている時じゃなくて本当に良かった。ブロードソードを振り下ろされてる最中に着信音が鳴ってたら、間違いなくパリィ出来ずにバッサリいかれてたわ。
前に修羅刹が手を使わずにコールに出ていた事があった。だいぶ昔の事になるが、山河がキャラ作りに時間をかけ過ぎて僕と修羅刹のふたりで、先にダンジョンにもぐりに行った時にしていたはず……。確か真っすぐどこかを見つめたまま山河からのコールに出ていたような気がする。そこで僕はピン!ときた。早速は僕はポップアップした文字に視線を合わせてみる事にした。
「あっ……タクト~!いま戦闘中だった?」
「いや、そっちがかけてくる直前に何とか終わったよ」
「あ~、そうだったのね。コールに出るのが遅かったから、てっきり戦闘中だと思ったわ」
「それはだな……コールの出方が分からなかっただけですが何か?」
「あれ?タクトとゲーム内で通話した事ってなかったっけ??」
「ないよ。つうかそれ以前にクローズドベータテストの頃を思い出してみ?僕達三人ずっと一緒にいただろ。真横にいるのにコールする必要ないじゃん」
「あ~~~~、そういやそうか。それでねぇ…………」
やばい……修羅刹の『それでねぇ』は無駄に話が長くなる前兆だ。こうなると話に花が咲いてしまう、それどころか咲き乱れる。そうなってしまうと、僕はただの相づちするだけの人形と化してしまう。まぁ僕が話を切り替えてしまったのがはじまりなのだが、目の前に6階層への階段が見えているのにここで足踏みをするわけにはいかない。
通話しながら戦えなくもないが、鬱陶しい事この上ない。それにパリィが使えるようになったとはいえ、少しでも気が緩めば失敗する可能性がある以上、出来るだけ不安材料は取り除いておかないと……。
「で、わざわざコールしてきたって事は何か用があって、かけてきたんだよな?」
「そうそう、そうなのよ!タクト、ちゃんとダンジョン進めてる?わたしはねぇ……いま4階層に来たところよ」
「ふむ、どんな用件かと思っていたら、そんな事かよ!?まぁいいけど、えっと僕はいま6階層に行くため、階段を上がろうとしているとこ」
「へぇ~、そうなのねぇ…………6階層!?タクトいま6階層って言ったの!!!!」
修羅刹は僕の返答に対し、自分自身に疑問を投げかけたあと今度は驚愕していた。僕自身もまだ夢じゃないかと思う瞬間はあるけど、そこまで驚かなくても良くないですか……修羅刹さん。
「言いましたけど……それが何か?」
「お、おお、おめでとう!タクトォ~~~~~!!今日はタクトの家でパーティね!!はじめてのボス撃破記念の!!あ~、あ~、サンにも教えてあげないと!!」
「やめ~い!!恥ずかしいわ!!!そんなんでパーティなど開かんでいいわ!!!!」
「そぉ……残念ね。本当に残念だわ……。また何かあったらコールするわね、じゃ~ね!」
「おぅ……」
通話が終わると目の前に表示されていた『修羅刹』の文字も消えていった。僕は修羅刹からのコールにより、中断していた6階層に進むという目的を実行するため、階段を一段一段踏みしめ上がっていく。
6階層に到着した僕の一番最初の感想は「あれ、これ一緒じゃね……」という何とも愛想のないものだった。5階層のボスを倒してやっと念願の6階層に上がって来たというのに、ダンジョンの雰囲気が5階層までの洞窟と瓜二つだった。強いて言うならさらに湿度が増してジメっとしている事、洞窟を照らしている照明が前回よりも暗くなっていた事。このたった二点の変化によって、慣れ親しんだ洞窟が少しだけ恐ろしく感じたぐらいで本当に微々たる変化だった。
それから僕はただがむしゃらにダンジョンを進み続けた。
6階層から9階層ではゴブリン以外にもホブゴブリンという、5階層のボスだったゴブリンファイターよりも、さらに図体のデカいゴブリンがいた。ただこのホブゴブリンは身体が大きくなった分、力はあるが動作が遅いため普通のゴブリンよりも戦いやすかった。
10階層のボスはレッドキャップという赤い帽子をかぶったゴブリンだった。レッドキャップは両手に小さめの斧を持っているのだが、これをひらすら投げ続けてくるボスだった。距離を詰めようとすると反対側に全力で逃げるし、いつか途切れるだろうと思って斧をパリィし続けた事もあったが、ボスの特権ってやつだろうか。どこからともなく延々と斧を補充するのですぐにこの作戦はやめた。
結局どうやって倒したかというと、まずエアリアルステップでカバディの要領でレッドキャップを端っこに追い詰める。次にもう逃げられないと悟ったレッドキャップが、両手に持った斧で斬りかかってきたのでパリィでそれを弾き返す。斧を弾かれた衝撃で仰け反り無防備になったレッドキャップめがけて、レイジングスラッシュでオーラを付与した状態のソニックブレイドをゼロ距離で放つ事で倒した。
その後11階層を探索していたところ、夜の6時に設定していたアラームが鳴った。
ピピピピピッ!ピピピピピッ!ピピピピピッ!ピピピピピッ!
せっかくさっきまでの洞窟とは違う雰囲気の場所に来れたというのに、残念だけど一旦ここでゲームを中断しないと、そのためにもまずは11階層の入口まで帰らないといけないか。僕は来た道を戻りポータルを見つけるとすぐに飛び込んだ。
街に戻ると日が落ちあたりはすっかり暗くなっていた。僕は噴水広場前にあるベンチに座ると、すぐにサンと修羅刹両方にメッセージを送った。
〈晩御飯の準備やらするから一旦ログアウトする。〉
メッセージを送ってから数秒後にふたりから息を合わせたように〈今日のご飯はなに?〉というメッセージが届くのだった。
足元を見下ろすとゴブリンファイターが倒れていた場所に、煌びやかに赤く光り輝く石が落ちていた。僕はその石を拾い上げインベントリーに収容した。この拾った石が装備を強化するために必要な素材、正式名称は魔石という。魔石にはそれぞれドロップした魔物の名前が前につくようになっている。今回はゴブリンファイターからドロップした魔石なので【ゴブリンファイターの魔石】となるわけだ。
それにしても装備を強化するのに、どれぐらい魔石が必要なのだろうか。費用としてリィンも必要だろうし、まぁダンジョンを進んで行けば、魔石もリィンも知らないうちにたまっているはず、別に今はそれほど気にしなくても大丈夫という事にしておこう。
6階層へ続く扉を通り抜けた先は、ついさっきまでいたセーフティエリアと全く一緒だった。ただ一か所違うところがあるとすれば、こっちには街に帰還するためのポータルが用意されている事ぐらい。そのポータルはドーム状の建物にあるポータルと同じで、青色の靄が内部を覆っていた。
僕は街に戻らずにこのまま6階層に向かうべく、階段を上がろうとした時だった。
ピロロロン、ピロロロン、ピロロロン、ピロロロン……と着信音が聞こえた。
そして僕の眼前には『修羅刹』とだけ書かれた文字が表示されている。ゲーム内でコールされるとこんな感じになるのか。これがゴブリンファイターと戦っている時じゃなくて本当に良かった。ブロードソードを振り下ろされてる最中に着信音が鳴ってたら、間違いなくパリィ出来ずにバッサリいかれてたわ。
前に修羅刹が手を使わずにコールに出ていた事があった。だいぶ昔の事になるが、山河がキャラ作りに時間をかけ過ぎて僕と修羅刹のふたりで、先にダンジョンにもぐりに行った時にしていたはず……。確か真っすぐどこかを見つめたまま山河からのコールに出ていたような気がする。そこで僕はピン!ときた。早速は僕はポップアップした文字に視線を合わせてみる事にした。
「あっ……タクト~!いま戦闘中だった?」
「いや、そっちがかけてくる直前に何とか終わったよ」
「あ~、そうだったのね。コールに出るのが遅かったから、てっきり戦闘中だと思ったわ」
「それはだな……コールの出方が分からなかっただけですが何か?」
「あれ?タクトとゲーム内で通話した事ってなかったっけ??」
「ないよ。つうかそれ以前にクローズドベータテストの頃を思い出してみ?僕達三人ずっと一緒にいただろ。真横にいるのにコールする必要ないじゃん」
「あ~~~~、そういやそうか。それでねぇ…………」
やばい……修羅刹の『それでねぇ』は無駄に話が長くなる前兆だ。こうなると話に花が咲いてしまう、それどころか咲き乱れる。そうなってしまうと、僕はただの相づちするだけの人形と化してしまう。まぁ僕が話を切り替えてしまったのがはじまりなのだが、目の前に6階層への階段が見えているのにここで足踏みをするわけにはいかない。
通話しながら戦えなくもないが、鬱陶しい事この上ない。それにパリィが使えるようになったとはいえ、少しでも気が緩めば失敗する可能性がある以上、出来るだけ不安材料は取り除いておかないと……。
「で、わざわざコールしてきたって事は何か用があって、かけてきたんだよな?」
「そうそう、そうなのよ!タクト、ちゃんとダンジョン進めてる?わたしはねぇ……いま4階層に来たところよ」
「ふむ、どんな用件かと思っていたら、そんな事かよ!?まぁいいけど、えっと僕はいま6階層に行くため、階段を上がろうとしているとこ」
「へぇ~、そうなのねぇ…………6階層!?タクトいま6階層って言ったの!!!!」
修羅刹は僕の返答に対し、自分自身に疑問を投げかけたあと今度は驚愕していた。僕自身もまだ夢じゃないかと思う瞬間はあるけど、そこまで驚かなくても良くないですか……修羅刹さん。
「言いましたけど……それが何か?」
「お、おお、おめでとう!タクトォ~~~~~!!今日はタクトの家でパーティね!!はじめてのボス撃破記念の!!あ~、あ~、サンにも教えてあげないと!!」
「やめ~い!!恥ずかしいわ!!!そんなんでパーティなど開かんでいいわ!!!!」
「そぉ……残念ね。本当に残念だわ……。また何かあったらコールするわね、じゃ~ね!」
「おぅ……」
通話が終わると目の前に表示されていた『修羅刹』の文字も消えていった。僕は修羅刹からのコールにより、中断していた6階層に進むという目的を実行するため、階段を一段一段踏みしめ上がっていく。
6階層に到着した僕の一番最初の感想は「あれ、これ一緒じゃね……」という何とも愛想のないものだった。5階層のボスを倒してやっと念願の6階層に上がって来たというのに、ダンジョンの雰囲気が5階層までの洞窟と瓜二つだった。強いて言うならさらに湿度が増してジメっとしている事、洞窟を照らしている照明が前回よりも暗くなっていた事。このたった二点の変化によって、慣れ親しんだ洞窟が少しだけ恐ろしく感じたぐらいで本当に微々たる変化だった。
それから僕はただがむしゃらにダンジョンを進み続けた。
6階層から9階層ではゴブリン以外にもホブゴブリンという、5階層のボスだったゴブリンファイターよりも、さらに図体のデカいゴブリンがいた。ただこのホブゴブリンは身体が大きくなった分、力はあるが動作が遅いため普通のゴブリンよりも戦いやすかった。
10階層のボスはレッドキャップという赤い帽子をかぶったゴブリンだった。レッドキャップは両手に小さめの斧を持っているのだが、これをひらすら投げ続けてくるボスだった。距離を詰めようとすると反対側に全力で逃げるし、いつか途切れるだろうと思って斧をパリィし続けた事もあったが、ボスの特権ってやつだろうか。どこからともなく延々と斧を補充するのですぐにこの作戦はやめた。
結局どうやって倒したかというと、まずエアリアルステップでカバディの要領でレッドキャップを端っこに追い詰める。次にもう逃げられないと悟ったレッドキャップが、両手に持った斧で斬りかかってきたのでパリィでそれを弾き返す。斧を弾かれた衝撃で仰け反り無防備になったレッドキャップめがけて、レイジングスラッシュでオーラを付与した状態のソニックブレイドをゼロ距離で放つ事で倒した。
その後11階層を探索していたところ、夜の6時に設定していたアラームが鳴った。
ピピピピピッ!ピピピピピッ!ピピピピピッ!ピピピピピッ!
せっかくさっきまでの洞窟とは違う雰囲気の場所に来れたというのに、残念だけど一旦ここでゲームを中断しないと、そのためにもまずは11階層の入口まで帰らないといけないか。僕は来た道を戻りポータルを見つけるとすぐに飛び込んだ。
街に戻ると日が落ちあたりはすっかり暗くなっていた。僕は噴水広場前にあるベンチに座ると、すぐにサンと修羅刹両方にメッセージを送った。
〈晩御飯の準備やらするから一旦ログアウトする。〉
メッセージを送ってから数秒後にふたりから息を合わせたように〈今日のご飯はなに?〉というメッセージが届くのだった。
33
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!
仁徳
ファンタジー
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!
戦国時代の武士、VRゲームで食堂を開く
オイシイオコメ
SF
奇跡の保存状態で頭部だけが発見された戦国時代の武士、虎一郎は最新の技術でデータで復元され、VRゲームの世界に甦った。
しかし甦った虎一郎は何をして良いのか分からず、ゲーム会社の会長から「畑でも耕してみたら」と、おすすめされ畑を耕すことに。
農業、食堂、バトルのVRMMOコメディ!
※この小説はサラッと読めるように名前にルビを多めに振ってあります。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる